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空中ブランコ

「空中ブランコ」☆☆☆☆
原作:奥田英朗 脚本:橋本裕志 演出:村上正典

記憶で書いています。注意!最後まで書いてるし。

 山下公平(堺雅人)はサーカスで空中ブランコをやっているのだが、
キャッチャーの内田(飯沼誠司)がちゃんと捕まえてくれないので、この頃どうしても落ちてしまうのだった。
 彼は演技部のリーダーだったが、仲間は内田をかばう。恋人のエリ(国分佐智子)も内田をかばうのだった。
 マネージャー(?)が眠れないと言う公平に病院で睡眠薬を貰って来いと言ってくる。
 病院に行くと男が子供とキャッチボールをしていた。ボールが公平に当たる。
 ちゃんと謝らずにボールをとる男。睡眠薬は精神科だった。そこに行くとさっきの男が…。
 男は伊良部一郎(阿部寛)、精神科の医者で、さっそく注射を看護婦のマユミ(釈由美子)にさせる。
 マユミはガーターをしていた。電話がかかってき、伊良部は慰謝料の話しをしていた。公平はその間に去る。

 サーカスに戻ると伊良部がピエロと楽しく舞台に立っていた。
 先ほどの子供健太君(武井証)とその母親原口みどり(浅野麻衣子)さんも一緒だ。
 公平は又空中ブランコを落ちた。伊良部が又注射を打ちに来る。
 マユミが注射を打つのだが、その注射を異常な興味を持って見る伊良部。公平を「公ちゃん」呼ばわり。
 もう友達扱い。空中ブランコも勝手に体験。落ちるが。腕立て伏せは0回しかできなかった。

 伊良部の元に新しい患者が。安川広美(佐藤仁美)、モデルだ。
 「ヒロちゃん」はストーカーにねらわれているそうだ。それで不眠症。
 伊良部はストーカーを幻滅させれば良いと言う。
 診察室を出た彼女は視線を感じ、さっそく鼻に指をつっこみがに股で歩く。

 慰謝料を求めていたのは伊良部の元妻だった。彼女は慰謝料を払わない伊良部にヤクザを差し向けると言う。 さっそくヤクザが来てビビる伊良部だったが、
ヤクザの猪野誠司(遠藤憲一)はサンマの頭も怖い尖端恐怖症だった。
 妻の差し金ではなく、患者だった。治療と称して尖端恐怖症の彼に無理矢理注射をしたが、逆効果だった。
 伊良部は眼鏡をつけて恐怖をやわらげる事を提案する。
 しかし猪野は幹部として血判状を押さなければならなくなった。
 伊良部は腕を折った事にして他の人にやってもらう事を提案。しかしそれでも怖い猪野。
 見ていた伊良部は指を口に入れていた(好きなシュークリームをしゃぶっていただけかもしれない)。
 猪野は指を歯で食いちぎり、無事に血判状を押す。

 公平は空中ブランコではない演目をやる事になった。見事成功させる。
 エリがみんなともう少し仲良くしたらと言って来たので焼肉に誘うが公平が内田の悪口を言い、内田に聞かれ、ますます雰囲気は悪くなる。
 伊良部が内田がわざと落としている証拠を映像におさめれば良いと提案。
 その映像をエリと一緒に公平が見てみたら、悪いのは自分であった事を知る。体が縮こまっているのだ。
 周り中知っていたが、あえて言わないでいたのだ。エリも内田と通じていたわけではなかった。
 公平は子供時代転校が多く、周りに壁を作るようになっていた。
 新しく入ってきた内田は周りとすぐ打ち解ける性格で、そこが苦手だった。
 しかし今さら空中ブランコをやりたいとは言えなかった。

 一方広美にはオーディションをたきつける伊良部。しかしオーディションに落ちる彼女。
 抗議をしていたら、そこに同じような抗議をしている男が。伊良部だった。
 伊良部の様を見て、鏡で自分を見てもオーラが見えなくなる広美。彼女はモデルをやめる事にする。

 妻が慰謝料要求のために寄越したヤクザと会いに行く伊良部達。
 その相手は猪野によるとヤッパの安と呼ばれるいつも短刀を持った危ない男だった。
 吉安(松重豊)達は猪野達の武装を解除させる。猪野も吉安から短刀を取り上げる。
 ボールペンを向けられビビる猪野。しかし安も様子がおかしい。
 伊良部にチックを指摘され、手下を部屋から出す安。安はブランケット症候群。
 短刀が無いと夜も眠れないのだった。この騒動で猪野の尖端恐怖症は治る。
 そして伊良部の恥じらいというものが何も無い言動を見て公平も考えを改める。
 空中ブランコをやりたいとサーカスの皆に頼む公平。空中ブランコに成功する。

 伊良部の空中ブランコ挑戦の日。健太君とみどりさんも招待されている。
 練習では一回も成功していないが見事成功。しかし戻り方は練習していないので後は落ちるしかなかった。
 健太君は重い病気ではなかった。
 伊良部はみどりさんにプロポーズしようとするが、
健太の担当医の羽鳥先生(西川忠志)が先にプロポーズしていてみどりさんは彼と結婚するつもりだった。

感想:面白かったです。伊良部さんは優しいですね。
 本物の精神科のお医者さんはどう対処するのか知りませんが、妄想だと思ってもそうは言わないなんて。
 確かにホントという事もありうるし。
 まあ、彼女にブルマーとかセーラー服とかスクール水着とかを着せたがるらしいですが、暴力ではないし…。
 ひくけど…。ついていきにくい性格だし…。
 あんなに女性好きなのに、なぜあのセクシー看護婦には何もしないのか。弱みを握られてる?
 確かにあのセクシー看護婦と付き合うにはそれ相当の器の大きさが必要なような。
 ヤクザの猪野さんは伊良部の事を最後にはオヤブン(だったよな)とまで崇めまくっていたが、
そこまでの人ではないような。
 しかし患者がアレだけなんて、伊良部はホントに病院のお荷物ですね。しかし私は彼を見習いたいです。
 すぐ人を愛称で呼んで、友達よばわり。やりたい事は何が何でもやって、恥ずかしがらない。
 うん、ぜひ見習いたい。

空中ブランコ
空中ブランコ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5.29
奥田 英朗
文芸春秋 (2004.4)
通常24時間以内に発送します。

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5月27日にフジテレビ系列で放送された、金曜エンターテイメント『空中ブランコ』の録画をようやく観た。 以前にも触れたことがあるが、私は直木賞も受賞した、奥田英朗が書いたこの原作本のファンだ。 直木賞を受賞したのは『空中ブランコ』だが、実はこれは『イン・ザ・プ... [続きを読む]

受信: 2005.06.11 09:43

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