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2005年5月

マルドゥック・スクランブル

「マルドゥック・スクランブル」冲方丁 ☆☆☆☆☆
圧縮「吸気」「混合気」「発動」「導火」 燃焼「活塞」「噴出」「回転」「爆発」 排気「曲軸」「分岐」「合軸」「導き」

最後まで書いています。注意!!

 少女娼婦ルーン=バロットの乗った車は爆発した。
 彼女を買った男、カジノ経営者のシェル=セプティノスのルールを破ったために、
与えられた市民登録証を調べてはいけないというルールを破ったために、殺されるのだ。
 シェルは脳にA10手術を受けていた。
 一定以上のストレスを受けると脳が自動的に幸福感を覚えるというもので、
スラムに施された犯罪防止策の一つだ。
 しかし手術には欠陥があった。シェルはストレスを感じると記憶を失くすのだった。
 彼は記憶の死と一緒に少女を殺す。彼の記憶は抽出され記録化しデータとして残る。
 シェルは女達の遺灰でブルーダイヤを作っていた。彼女もブルーダイヤになるのだ。
 しかし二人をつけていた者達がい、バロットは助けられる。
 シェルはオクトーバー社のマネーロンダリングをやっていて、
オクトーバー社はバロットを助けた者達の宿敵だった。

 マルドゥック・スクランブル-09。マルドゥック市が定めた人命保護を目的とした緊急法令。
 バロットを助けた者達、
ドクター・イースターとウフコック=ペンティーノは戦争が終わって世間から廃棄される所だったが、
スクランブル-09専門の事件担当官として有用性を証明する事になったのだった。
 シェルは今までに6人の少女を殺したのではないかと疑われていた。
 バロットのやけどはひどいものだったが、彼らはそれを癒し、彼女に力を与えた。
 その力、電子攪拌(スナーク)は体感覚を何倍にも鋭く出来、周囲にある全ての物体を立体的に体感でき、
電子機器を遠隔操作出切るというものだった。

 シェルはバロットが生きている事を知り、自分が雇っているディムズデイル=ボイルドに彼女を殺す事を頼む。
 ボイルドは重力を自在に発生する能力を持っていて、どこでも歩けるし、弾丸の機動を逸らす事も出来た。
 ボイルドは体の部分に執着し集めている奴らにバロットの殺しを頼む。
 彼らはバロットを殺そうとするが、バロットはその能力とどんな物体にも変身可能な金色のネズミ、
ウフコックの力で敵を一人一人片付ける。
 彼女はいつしかその絶対的な力に酔い、ウフコックの頼みを無視して、ウフコックの力を濫用する。
 ウフコックはネズミに戻ってしまう。そこにボイルドが来る。ボイルドはもともとウフコックと働いていた。
 「俺の手に帰れ」とボイルド。しかしウフコックはそれを拒絶し、無理矢理銃にターンする。
 バロットは血を流す銃を使ってボイルドと戦う。
 ドクターが空中要塞として開発されたハンプティ=ダンプティで二人を救い出す。

 三人は楽園と呼ばれる宇宙戦略実験施設に行く。そこでウフコックは治療を受ける。
 一方バロットはトゥイードルディに出会う。
 彼は重度の身体不随意症児で、身体機能の回復実験のためにここにいるのだった。彼は呼吸をしなかった。
 環境に依存しない体を目指しているのだ。彼の恋人、イルカのトゥイードルディムにも会う。
 イルカのプールは端末だった。バロットはプールを使ってシェルをさぐる。ボイルドが楽園にやってくる。
 彼は殺し屋集団の生き残りミディアムを侵入させ、自分はそれを理由に正門から入る。
 ミディアムは楽園のセキュリティにやられる。バロットはシェルの記憶のあり場所を見つける。
 バロット達は楽園を去り、ボイルドもそれを知って楽園を立ち去る。

 シェルの記憶は彼のカジノの百万ドルチップの中にあった。
 バロット達はカジノに行き、ブラックジャックで百万ドルチップの中にある記憶を手に入れる。
 カジノの帰り、ボイルドに襲われるが、何とか生き残る。

 バロットはシェルの記憶をさぐる。シェルが最初に殺したのは母親だった。
 母親はシェルに性行為を強制していたのだ。
 シェルは近親相姦の犠牲になった事のある少女を選んで殺していたのだった。
 シェルが危なくなり、オクトーバー社はシェルの抹殺をはかる。
 バロットとウフコックはシェルを守ってボイルドと戦う。
 ボイルドはバロットからウフコックを奪うが、ウフコックはボイルドを撃つのだった。

 感想:非常に良かったです。アクション・シーンは最高ですね。映像化できたら良いなと思います。
 不幸な境遇ゆえに頑なな少女バロットは魅力的です。
 もちろん、金色の渋いお声のネズミ、ウフコック様は超絶的に素敵です。優しいし。ドクターもなごみキャラ。
 ボイルドは完璧なハードボイルドな敵キャラ。最後にはウフコックを気づかってましたし、良いキャラです。
 話題のカジノシーンもよく考えられてると思います。賭け事と物語って相性が良いですね。ドキドキしました。

関連サイト
すみっこにある空間

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チャイルドフッド

「チャイルドフッド Childhood」交響詩篇 エウレカセブン 第6話 ☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:大河内一楼 絵コンテ:難波日登志 演出:松尾慎 作画監督:田中将賀

 レントン(三瓶由布子)は朝起きたとたんに走り出す。
 行った先はモーリス・メーテル(木川絵理子)・リンク(水沢史絵)のいる所。
 彼らに顔にいたずら描きされたのだ。
 殴ってやろうとするが、そこにエウレカ(名塚佳織)が来、レントンは殴るのを止める。

 月光号はバーデスに行く事になった。州軍の基地の目の前を通る事になる。
 が、月光号の中央電算装置にはコンパク・インター・フェアー・レンサー(?)が付いていて、
コンパク・ドライブの作動時に発生するトラパー波の緩衝作用を立体的にスキャンする事で、
敵飛空船等を捜索するレーダーとして使えるのだが、自分の出す固有のトラパー波を相殺すれば、
レーダーにひっかからなくなる。
 月光号が来る事は当の軍にも漏れていた。索的範囲を拡大する軍。

 コペル基地の爆発についてのニュースに急いでテレビを見るホランド(藤原啓治)。
 そこにはデューイが居、ホランドはハッとなる。「王殺し。しかしその王は…」ホランド、「金枝篇」を落とす。

 モーリス・メーテル・リンクの三人はレントンのテントの上に水入りバケツをセットしようとするが、
ロープの長さが足りない。
 リンクがもっと長いロープのある場所を思いつく。そこは中央電算室だった。
 リンクがケーブルにけ躓き、ケーブルを引っこ抜いてしまう。中央電算室の電力が落ちる。
 モーリスらはその事をホランドに打ち明けようとするが、リンクが止める。
 エウレカから引き離されるのを恐れたのだ。それを見ていたレントンは自分の過去を思い出す。
 姉に恋人が出来た事を察して姉の靴を隠した事があるのだ。
 しかし中央電算室の電気が落ちた事は月光号がレーダーに引っかかる事を意味していた。

 レントンはモーリス・メーテル・リンク達をニルヴァーシュにのせて、州軍基地にとび、
ワックスで大きな落書きを描き、レーダーをダメにする。
 しかし哨戒に出ていた州軍が戻って来、ニルヴァーシュは取り囲まれる。そこに606が現れる。
 エウレカが乗っていた。ニルヴァーシュに飛び乗るエウレカ、敵を粉砕する。

 ホランドはレントンを営倉入りにした。モーリス達をかばっている事は分かっていた。営倉にエウレカが来る。
 そして、モーリス・メーテル・リンク達も。彼らも罰を受けに来たのだ。
 モーリスはレントンにエウレカのお宝写真をプレゼントする。そしてエウレカも母親だからと罰を受けるのだった。

感想:子供達の気持ちはわかりますが、脚立を倒すのはやり過ぎです。ヘタしたら死にます。
 私だったら好きな人の前でも怒るかなあ。でも恋するとおかしくなるから、わからない。
 コンパクって魂魄でしょうか?公式ホームページでぜひ世界の解説をお願いしたいです。
 デューイは好みの渋い感じ。悪い人とは思えません。なぜホランドは軍を出て、敵対しているのでしょう。
 今の所どこが悪いのかわかりません。「金枝篇」は読んだ事が無いです(長いし)。
 「王殺し」って災厄は王のせいだからと殺す事かな?わからない。軍の人、死んじゃったんでしょうか。
 気になります。やらなきゃ、やられるか…。
交響詩篇エウレカセブン 1

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空中ブランコ

「空中ブランコ」☆☆☆☆
原作:奥田英朗 脚本:橋本裕志 演出:村上正典

記憶で書いています。注意!最後まで書いてるし。

 山下公平(堺雅人)はサーカスで空中ブランコをやっているのだが、
キャッチャーの内田(飯沼誠司)がちゃんと捕まえてくれないので、この頃どうしても落ちてしまうのだった。
 彼は演技部のリーダーだったが、仲間は内田をかばう。恋人のエリ(国分佐智子)も内田をかばうのだった。
 マネージャー(?)が眠れないと言う公平に病院で睡眠薬を貰って来いと言ってくる。
 病院に行くと男が子供とキャッチボールをしていた。ボールが公平に当たる。
 ちゃんと謝らずにボールをとる男。睡眠薬は精神科だった。そこに行くとさっきの男が…。
 男は伊良部一郎(阿部寛)、精神科の医者で、さっそく注射を看護婦のマユミ(釈由美子)にさせる。
 マユミはガーターをしていた。電話がかかってき、伊良部は慰謝料の話しをしていた。公平はその間に去る。

 サーカスに戻ると伊良部がピエロと楽しく舞台に立っていた。
 先ほどの子供健太君(武井証)とその母親原口みどり(浅野麻衣子)さんも一緒だ。
 公平は又空中ブランコを落ちた。伊良部が又注射を打ちに来る。
 マユミが注射を打つのだが、その注射を異常な興味を持って見る伊良部。公平を「公ちゃん」呼ばわり。
 もう友達扱い。空中ブランコも勝手に体験。落ちるが。腕立て伏せは0回しかできなかった。

 伊良部の元に新しい患者が。安川広美(佐藤仁美)、モデルだ。
 「ヒロちゃん」はストーカーにねらわれているそうだ。それで不眠症。
 伊良部はストーカーを幻滅させれば良いと言う。
 診察室を出た彼女は視線を感じ、さっそく鼻に指をつっこみがに股で歩く。

 慰謝料を求めていたのは伊良部の元妻だった。彼女は慰謝料を払わない伊良部にヤクザを差し向けると言う。 さっそくヤクザが来てビビる伊良部だったが、
ヤクザの猪野誠司(遠藤憲一)はサンマの頭も怖い尖端恐怖症だった。
 妻の差し金ではなく、患者だった。治療と称して尖端恐怖症の彼に無理矢理注射をしたが、逆効果だった。
 伊良部は眼鏡をつけて恐怖をやわらげる事を提案する。
 しかし猪野は幹部として血判状を押さなければならなくなった。
 伊良部は腕を折った事にして他の人にやってもらう事を提案。しかしそれでも怖い猪野。
 見ていた伊良部は指を口に入れていた(好きなシュークリームをしゃぶっていただけかもしれない)。
 猪野は指を歯で食いちぎり、無事に血判状を押す。

 公平は空中ブランコではない演目をやる事になった。見事成功させる。
 エリがみんなともう少し仲良くしたらと言って来たので焼肉に誘うが公平が内田の悪口を言い、内田に聞かれ、ますます雰囲気は悪くなる。
 伊良部が内田がわざと落としている証拠を映像におさめれば良いと提案。
 その映像をエリと一緒に公平が見てみたら、悪いのは自分であった事を知る。体が縮こまっているのだ。
 周り中知っていたが、あえて言わないでいたのだ。エリも内田と通じていたわけではなかった。
 公平は子供時代転校が多く、周りに壁を作るようになっていた。
 新しく入ってきた内田は周りとすぐ打ち解ける性格で、そこが苦手だった。
 しかし今さら空中ブランコをやりたいとは言えなかった。

 一方広美にはオーディションをたきつける伊良部。しかしオーディションに落ちる彼女。
 抗議をしていたら、そこに同じような抗議をしている男が。伊良部だった。
 伊良部の様を見て、鏡で自分を見てもオーラが見えなくなる広美。彼女はモデルをやめる事にする。

 妻が慰謝料要求のために寄越したヤクザと会いに行く伊良部達。
 その相手は猪野によるとヤッパの安と呼ばれるいつも短刀を持った危ない男だった。
 吉安(松重豊)達は猪野達の武装を解除させる。猪野も吉安から短刀を取り上げる。
 ボールペンを向けられビビる猪野。しかし安も様子がおかしい。
 伊良部にチックを指摘され、手下を部屋から出す安。安はブランケット症候群。
 短刀が無いと夜も眠れないのだった。この騒動で猪野の尖端恐怖症は治る。
 そして伊良部の恥じらいというものが何も無い言動を見て公平も考えを改める。
 空中ブランコをやりたいとサーカスの皆に頼む公平。空中ブランコに成功する。

 伊良部の空中ブランコ挑戦の日。健太君とみどりさんも招待されている。
 練習では一回も成功していないが見事成功。しかし戻り方は練習していないので後は落ちるしかなかった。
 健太君は重い病気ではなかった。
 伊良部はみどりさんにプロポーズしようとするが、
健太の担当医の羽鳥先生(西川忠志)が先にプロポーズしていてみどりさんは彼と結婚するつもりだった。

感想:面白かったです。伊良部さんは優しいですね。
 本物の精神科のお医者さんはどう対処するのか知りませんが、妄想だと思ってもそうは言わないなんて。
 確かにホントという事もありうるし。
 まあ、彼女にブルマーとかセーラー服とかスクール水着とかを着せたがるらしいですが、暴力ではないし…。
 ひくけど…。ついていきにくい性格だし…。
 あんなに女性好きなのに、なぜあのセクシー看護婦には何もしないのか。弱みを握られてる?
 確かにあのセクシー看護婦と付き合うにはそれ相当の器の大きさが必要なような。
 ヤクザの猪野さんは伊良部の事を最後にはオヤブン(だったよな)とまで崇めまくっていたが、
そこまでの人ではないような。
 しかし患者がアレだけなんて、伊良部はホントに病院のお荷物ですね。しかし私は彼を見習いたいです。
 すぐ人を愛称で呼んで、友達よばわり。やりたい事は何が何でもやって、恥ずかしがらない。
 うん、ぜひ見習いたい。

空中ブランコ
空中ブランコ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5.29
奥田 英朗
文芸春秋 (2004.4)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
読書blog


 

 

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聖域

「聖域」MONSTER モンスター CHAPTER32 ☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:齋藤友紀 絵コンテ・演出:中村賢太郎 作画監督:あべたくじ

 ロッテ・フランク(氷上恭子)はカール(関智一)にシューバルトの周辺の事件について話さないかとお茶に誘うが、
父のお供で忙しいカールは断って去っていく。
 ロッテは本当はカールをダンスパーティーに誘うとしていたのだが言い出せなかった。

 一人図書館でコンピューターをいじっているロッテ。閉館時間。
 彼女の他はもう一人の髪の長い綺麗な女だけだった。その女は前にもここで見かけていた。
 女の顔はどこかで見たような顔だった。

 ロッテはカールをダンスパーティーに誘うが、
やはり今夜も父のお供のカールは「君だったら、ダンスパーティーでもひく手あまただよ」と言って去っていく。

 図書館でロッテは又あの綺麗な女性に会う。
 その女性、ニナ・フォルトナー(能登麻美子)もマルゴット・ランガーについて調べていた。
 ロッテは喫茶店で彼女と話す。ニナはここ四年間のバイエルン州で起きた未解決の殺人事件を調べていた。
 ロッテはニナを強引にダンスパーティーに誘う。会場でさっそく男が誘ってくる。
 「超自然現象研究会」のコンスタンティン(花輪英司)。不細工系の男だが、彼はロッテを誘ってきた。
 好みじゃないので断るロッテ。一方ニナの方は全ての男性を断っていた。話すうちに打ち解けていく二人。
 そんな時ベロベロに酔っぱらったコンスタティンが又ロッテを誘ってくる。
 もちろん断るロッテだったが、コンスタンティンは自分も好きで誘ってるわけではないと言って来る。
 彼はカールにお金で頼まれたのだった。しつこいコンスタンティンをニナが投げ飛ばす。
 帰り道、カールが好きだったから協力したと告白するロッテ。
 ロッテは「つらいよォ…。つらいよォ…!ふられるのがこんなにつらいなんて思わなかったよォ!!」
とニナに言う。
 ニナ「つらいね。つらいことばっかり。でも大丈夫。きっと大丈夫。悪い事はそんなに続かない。
続けさせちゃいけない。ね!」
 ニナはバスで去っていく。連絡先を教えてとロッテは言うが、ニナには決まった住所が無いと言う。
 ロッテはニナがヨハンに似ている事に気づく。

 狙撃銃を買う天馬賢三(木内秀信)。森でスコープを覗くテンマ。
 そこにはシューバルトとカールと一緒にいるヨハンがいた。
 ヨハンはまるで知っているかのようにテンマの方を向く。後ろから老人(近石真介)に話しかけられるテンマ。
 シューバルト達とテンマが毎週木曜日にこの森に来る事を彼は知っていた。
 男自身はこの森にあやまっているんだそうだ。

 レストラン、ろくに食事に手をつけずに去るテンマ。

 子供達に囲まれているヨハン。ヨハンを撃つイメージトレーニングをするテンマ。うまくいかない。
 部屋で体作りをするテンマ。

 レストラン。テンマにスープだけでも飲めとサービスしてくれる。体の心配をしてくれる。

 森、ヨハンを見つめるテンマ。この場所で撃つしかないと考えるテンマ。こちらを向いているヨハン。
 立ち去ろうとするテンマ、吐いてしまう。そして森にあやまっていると言っていた男が倒れているのを見つける。  男は足をくじいていた。テンマは応急手当をする。鳥の声が聞こえる。「これは驚いた」「どうしたんです」
 「鳥だよ。鳥が集まって来ている。昔、野鳥が肩にのってくる男がいてな。
こう手をのばすと、野鳥がそいつにとまるんだ。そいつは子供の頃、いつもこの森で鳥といっしょに過ごしていた。だがやがてヒトラーの時代が来た。そいつは刑事警察に所属していた。
国家社会主義ドイツ労働者党が、この国に理想をもたらすと本気で信じていた。ある時、そいつは命令を受けた。凶悪犯がこの森の中に逃げ込んだ。この森にくわしいそいつが、追っ手として抜擢されたわけさ。
凶悪犯は見つけ次第射殺せよ!そいつは勝手知ったる森の中、凶悪犯を追った。追った…!追った…。
ところが相手を追いつめてみれば、凶悪犯どころかどこにでもいるようなただの外国人だった。
しかし、その外国人が何者だろうと選択の余地はなかった。そいつは、命令を実行した。
それから鳥はそいつの肩にのることはなかった。以来、六十年間、そいつはあやまり続けている。
ごめんよ…、ごめんよ…。でも、もう鳥は近づいてもこない」
その時テンマの腕に鳥がとまる。
 「なんてことだ。もう大丈夫だよ。もう二度と…もう二度と、この森で血は流れない。そうだろ…?」

感想:カール、ひどい!こんなひどい男とわかって良かったじゃない、ロッテ。
 ロッテが良い男にめぐり合えますように。

 テンマは森で撃つのは止めるのでしょう。大体テンマは人を撃つという事自体をやるのが難しい性格。
 根っからの人助け人間だもんね。ヨハン、自殺をするつもりはないのね。ニナに殺させるのもいやね。

関連サイト
海の地図

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憂鬱で奇妙な夏の始まり

「憂鬱で奇妙な夏の始まり」絶対少年 第1話 ☆☆☆☆☆
監督・絵コンテ:望月智充 シリーズ構成・脚本:伊藤和典 オリジナル・キャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 美術監督:針生勝文 音楽:七瀬光 演出:根岸宏樹 作画監督:川口博史

 片耳がちぎれた三毛猫オカカ婆を見る逢沢歩(あいざわあゆむ 豊永利行)。
 彼は父親の稀代秋之(きしろ 浜田賢二)の住む町田菜(たな)に来ていた。
 父親は獣医で母親淳子(山像かおり)と別れている。歩は横浜にいる母親の元からこちらに来ていた。
 届けられたマウンテンバイクで町をさまよう。
 田菜に一軒しかないコンビニ「たなや」の経営者藤堂麻子(水野理紗)も深山美紀(三橋加奈子)もその妹美玖(みく 斎藤千和))も気軽に話しかけてくる。
 バイクに乗ってる阪倉亮介(斎藤泰央)は幼い頃河童と戦ってるオカカ婆を見てからオカカ婆に執着している。
 美玖は川の上流の方に河童がいると言う。
 コンビニの御子柴さんによると啼沢川(なきざわがわ)の上流に蛍が大発生しているそうだ。
 蛍じゃないなにかも。そしてエメラルドランドの幽霊の話もある。
 自称月読(つくよみ)天文台の鈴木平五郎(宝亀克寿)とその飼い犬ロクに会う歩。
 「月読天文台に何か?ここは夜を知る月読天文台。逢魔が時は境界の時間。被膜が薄くなる。
山に入るなら気をつけなさい」と言われる。

 父親と弁当を食べる歩。「なんかさあ、ここらの人達って変わってるよね」「そうかあ」「はみ出してる感じ」
 「何から」「常識」「それは逆に健全なんじゃないかなあ」「そう?なんで?」「ビミョー、とか言ってみたりする」
 「無理してる」「してない。フレキシブルなだけだ」「似合ってない」「そうかあ」「どこらへんがビミョー?」
 「ウーン。常識ってのはそもそもその時代その土地の最大公約数にすぎないから」「ご馳走様」
 「迎合する必要性が無い人達は全然マイペースでいいわけだ」「いいのかなあ。本当にそれで良いの?」
 「悪い理由があるか。
まあ、非常識には反社会的な行為も含まれるから、そこらへんでビミョー、と父さんはそう思う」
 「でも迎合しないのって大変だよね」「迎合するんだって大変な事もある」「うん?」
 「要は自分が何を選ぶかだ。人の生き方なんてもんは概ねそれで決まるんじゃないかな」

 その夜、光が歩の部屋の前に来る。

 朝、ドアの前で阪倉に会い、オカカ婆について聞かれる歩。
 見て無いと言われ「やっぱエメランの方かな」とバイクで去る阪倉。
 歩が作った朝食をお父さんと二人で食べる歩。「エメラン」「うん?」「エメラルドランドだっけ?どんなとこ?」
 「別荘地」「別荘?こんな町に?」「あそこからは富士山が見えるから」「ふーん」
 「ただな、ペットを置いてく輩がいるんで困ってる。ペットと一緒に別荘に来て、帰る時には動物は置き去り」
 「それで野良猫の健康診断?」「野良猫の平均寿命、どのくらいだと思う?」「うっ、うん。十年くらい?」
 「飼い猫は十数年、今なら20年生きる猫も珍しくない。だけど野良は平均2年だ」
 「平均値でしょう?大人になれない猫が多いって事じゃないの?」
 「それもある。
でも顔ぶれは変わっても猫の数自体は安定してるから、
もっと単純に冬を越せない個体が多いんじゃないかと思う」
 「難しいね」「簡単にまとめるなよ」「うん」「考える事を放棄してはダメだ。いいな」「うん」(ゲッ、耳に痛い)

 歩、父親のための昼食を作っておいて外に出る。屋根の上でオカカ婆が変な物を見つける。歩は美玖に会う。  「歩。河童見に行くのか」「ちげえよ」「ああ、そっか。じゃあ、わっくんに会いに行くんだな」「はあ?誰、それ?」  美玖、悲しげな表情になり、不機嫌な怒りの表情になる。「わっくん泣くぞ!後、夕方雨降るからな」
 バス亭に立っている少女海野潮音(清水愛)が美玖に話しかけるが、無視して去っていく美玖。

 歩は川の上流で遊んでいる少年を見る。わっくん(竹内順子)だった。
 わっくん、歩を見て駆け寄ろうとするがころぶ。わっくんの所まで下りる歩。「大丈夫?」「来たし。待ってたし」
 「いや、わかんない。つか、こんな所で一人で何してたの?」「遊んでた」「何して」「遊んで遊んでた」「ええっ」  「ちょっと来て」「こんな時間に一人で遊んでて家の人心配してない?」「いないし。ヒカくん(?)いるし」
 「あのさあ、僕もう」「あっ。見て見て!!」光が沢山舞う。「これって」
 「ヒカくん。又遊べるよね。ダメ?遊んでください」「うっ、うん」「有難う」「えと、蛍じゃないよね。これ何」「ヒカくん」 「だから」「見てくれよう」「見てるけど」光、変な物体になる。「ねっ、ねっ」「ヒカくん」「一緒に遊ぼう。待ってるし」 わっくん、いなくなる。

感想:空気感が好みだ。NHKらしい地味さが良い。
 美術が「ポポロクロイス」の方だそうで、そんなフワフワ感がある。景色をボンヤリと見ていたい感じ。
 オカカ婆は存在感がある。変な感じの三毛だが(あれじゃシマ)。賢いお父様は私好みだ。
 ちょっとマンガの「もっけ」をもっとファンタジックにした感じ。皆キャラ立ち。わっくんのしゃべり、独特で良い。
絶対少年 1

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バルバラ異界 1~2

「バルバラ異界」1~2萩尾望都 ☆☆☆☆☆
「世界の中心であるわたし」「眠り姫は眠る血とバラの中」「公園で剣舞を舞ってはならない」「彼の名は絶望 彼女の名は希望」「エズラはどこへ消えた?」「六本木で会いましょう」「きみに肩車してあげた」「冷蔵庫の中のわたしを食べて」「火星の海で泳いでいた」「お父さんお帰りなさい」「お誕生日は同じ10月1日」「東池袋カササギのパン屋」

 渡会(わたらい)時夫は夢の探査を仕事としていた。つまり人の夢に入ってその人の心の奥を探り出す仕事だ。 彼は北海道東中原人間科学研究所でパラサイコを研究している人達から仕事を頼まれる。
 9歳から7年間眠り続けている少女十条青羽(じゅうじょうあおば)、彼女の夢の探査である。
 彼女の見ている夢の舞台はバルバラという名前の島だった。
 そこで彼女はタカとパインという少年達と楽しく暮らしていた。
 この夢の島と同じ形の島が瀬戸内海の小豆島付近に現れるようになっていた。
 しかもこの島は渡会の息子北方キリヤが考え出した島で「バルバラ」と名前を付けたのも彼だった。
 キリヤはコンピューター内にこの島を作ったがその事は誰にも話していなかった。
 そしてキリヤが赤い星の夢を見ると部屋中砂だらけになった。
 
 青羽の父親は誰かに心臓を切り取られて死んでいた。
 警察は父親を殺したのは青羽の母親でその後彼女は自殺したと考えた。
 青羽はその事件から眠り続けている。青羽はどうもその時心臓を食べたらしい。
 時夫は青羽の母、茶菜が通っていた目白サイコ・クリニックの目白秀吉を訪ねる。
 青羽は火星の絵を描いていた。そして時夫は目白からバルバラシリーズという言葉を聞く。
 それは青羽の祖母奈々実の元夫エズラ・ストラディの細胞の活性化のための薬の名前だった。
 青羽の夢の映像を見た目白は夢が平和だから彼女はこのままでは目覚めないのではと言う。
 目覚めさせるためには渡会がこの夢の中で悪者になってユートピアを壊せば良いと言う。

 時夫はエズラの事を調べてみる。研究所の百田太郎がエズラの若い頃の写真を持っていた。
 その写真から今の顔を作ってみたら、時夫が知っている人物とそっくりだった。
 それは彼の別れた妻、キリヤの母親の明美の前世の恋人世羅ヨハネだった。
 時夫の先生、大黒は前世療法もやっていて、
病気の明美を治すために催眠術を使って前世を思い出させたのだった。

 目白がベランダで竜巻に飛ばされて亡くなった。時夫は青羽が風を起こした事を思い出す。

 キリヤは夢を見る。夢に出てきた少女青羽は時夫へのメッセージを残していく。
 その夢では同じ姿の少女達と同じ姿の少年達が逆さまになって浮かんでいた。
 キリヤは時夫と連絡を取り、彼が行く予定の目白の葬式に出かける。
 そこで彼は時夫が見た青羽の夢の映像を見る。
 そこに出てきた少女の顔はあの逆さまに浮かんでいた少女の顔と同じだった。
 後日キリヤを慕う少女花園蕾薫(ライカ)から少女と同じ顔のロボット人形をプレゼントされるキリヤ。
 キリヤが欲しがっていたからだ。そこに逆さまに浮かんでいた少年達が現れ人形をさらう。
 しかし人形をよく見た少年達は「これはタベラレナイ」と言う。そこに少女達が現れ少年を食べる。
 キリヤが少女達を追うとそこに青羽が現れる。そして彼女は火星の話をする。

 葬式が終わって時夫が百田と一緒に研究所に戻るとそこは一面の水に覆われていた。
 時夫は青羽の夢に入る。そこで彼は心臓を食べ、体の方が心停止する。時夫は少年タカに導かれ夢から出る。

 キリヤの学校に転校生が来る。
 その転校生パリス・グリーンはキリヤの事をタカと言い、自分の事をパインと言った。
 パリスは子供が欲しい里親の注文を受けて作られた4人の子供の一人だった。その四人の内の一人がタカ。
 里親用児童待機施設グリーン・ホームの子供達。世羅ヨハネが創立者だ。
 パリスはマザ院長にここに転入しろと言われたのだ。

 時夫は又青羽の夢に入る。しかし強制的に追い出されてしまう。

感想:ちょっと難しい。でも面白い。青羽の夢の中の世界は基本的に幸せな世界なのだが、裏に毒がある。
 青羽はひどいアレルギーで、苦しんだ母親の茶菜はアレルギーを治すために心臓を食べさせたのだろうか。
 子供のアレルギーで深刻に苦しんでいる母親は結構いるらしい。何でこんなにアレルギーって増えたのかな。  キリヤはホントはタカなのかな。エズラが全ての鍵のような…。
バルバラ異界 1 (1)
バルバラ異界 2 (2)

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友情は☆エンドレス

「友情は☆エンドレス」学園アリス 第26話 ☆☆☆☆
原作:樋口橘 監督・演出:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 シリーズ構成:横山雅志 音楽:吉森信 脚本:花田十輝 絵コンテ:うえだひでひと 

 期末試験の結果が発表された。一位は今井蛍(釘宮理恵)、二位は委員長の飛田裕(大浦冬華)。
 そして佐倉蜜柑(植田佳奈)は追試だった…。追試に落ちるとちっちゃい子が入るA組に編入になる。
 音無由良(上田純子)は来年から中等部に移るのでこのクラスは卒業になる。
 音無が記念に追試の結果を占ってくれる(ああ、素晴らしいダンス)。
 良い結果も悪い結果も見える、つまり努力しだいだそうだ。
 そして今井さんがいなくなると気になる事を言う音無。
 今井兄に頼まれて蛍の占いをしたら外国人と何かの研究をしている蛍が見えたんだそうだ
(今井兄はそういう事はしないと思うぞ)。
 心読み君(松元恵)も鳴海先生が留学生の事を考えていたと言う。
 野乃子ちゃん(野中藍)によると成績優秀者が留学する事はあるんだそうだ。
 アンナ(神田理江)ちゃんが「蛍ちゃん成績優秀だもんね」と言う。ショックを受けた蜜柑、蛍の部屋に走る。
 蛍の部屋にはフランス語(蜜柑には何語か分からないが)を話す甘夏がいた。
 意思疎通が出来ずあきらめて帰る蜜柑。蛍は部屋でカメ便をいじっていた。

 蜜柑が蛍の事を考えながらいい加減に試験勉強をしていたら蛍が訪ねてきた。
 蛍は本格的な研究のためにお金がいるので蜜柑にお金を返して欲しいと言うのだ。
 蜜柑は蛍が何も話してくれないと怒る。

 卒業式。鳴海先生(石田彰)の素晴らしい演説に拍手を贈る人々。しかし蜜柑は浮かない顔だった。
 気にする日向棗(朴璐美)。皆から離れて一人でいる蜜柑になぜ一人で離れているのか聞く棗。
 蜜柑、棗にもし流架ぴょんが転校する事になったらどうするかきく。
 流架がそうしたいのならきっと俺は何も言わないと棗。流架が選んだ事だからと。

 蜜柑、蛍に手紙を書こうとする。しかし蜜柑には蛍のいない生活は考えられなかった。
 「ずっと側にいて」と考えたら、「ずっと」っていつまでかと考えてしまう(ああ、ナイスな未来予想図)。

 翌日蛍の部屋に行ったら部屋はからっぽになっていた。しかしそこにはカメ便があった。
 蛍の追試問題予想が書いてあった。泣き出す蜜柑。蜜柑を心配する委員長達。蛍を探す事にする。

 追試の問題は蛍の予想とピッタリ同じだった。しかし蛍の事を考えると筆が止まる蜜柑。思い出す過去。
 「アンタの泣き顔は三割り増し不細工。でも笑っているあんたを見ていると嫌な事忘れられるから。
そういうあんたは嫌いじゃない。だから笑って」
 涙がどうしても出てくる。そこに正田スミレ(斎藤千和)が現れ蛍が見つかったと言う。
 「佐倉!トイレは試験前に行っておけと注意しただろう!一時間だけ待ってやる」
と神野先生(松本大)が言ってくれる。
(ああ、でも原作ではまだまだ神野先生は蜜柑派ではないのだった。
原作者がジンジン、嫌いじゃないみたいで、私はまだ希望を捨てていない)
 野乃子ちゃんとアンナちゃんが蛍を引きとめようとするがダメだった。
 委員長が幻覚で川を作るが蛍に見抜かれる。野乃子ちゃんとアンナちゃんはねずみ型ロボットで足止めされる。 棗と乃木流架(安田美和)が現れる。そこにはジャイアントピヨという強力な助っ人がいた。
 しかし蛍は流架の恥ずかしい写真を鳥形ロボットに持たせ、流架はそれを追いかけ、
ジャイアントピヨもついて行く。
(そこで棗がっかり顔。ホントは棗がこんな顔をみせる事は今の所無い。笑えるキャラになってほしいけどさ)
 しかしそこに蛍の名を呼び蜜柑が現れる。
 感動の出会いかと思えば、蜜柑、蛍に両足でとび蹴りを食らわそうとする。
 もちろん蛍にジェットつき巨大ハエタタキではたき返される蜜柑。蜜柑が飛んでいった先はピヨ。
 ピヨの頭にバウンドしてミスターベアの所へ。ベアのほうきではたき返され無事に蛍の側に落下。
 「いったい何の騒ぎ?」「あんたに話しがあるんや」「話し?」
 「手紙渡そうと思ったけどもうええ。アンタの事やから読まへんかもしれん。ここでウチが言うたる。
ウチ決めたんや、蛍の事もう追いかけへんって。蛍がいなくなるんはホンマさびしい。
ウチは成績も悪いし、問題も起こしてばっかりや。
蛍がいなくなったらどうなってしまうんやろうって無茶無茶不安になる。
けどな、けど蛍の側におったら又蛍を頼ってしまう。
蛍がおらな、なんも出来へんウチになってしまうような気するんや」
 「蜜柑」
 「ウチは蛍の事が大好きや!大親友でウチの誇りや!けど蛍に甘えてる自分は嫌いや。
蛍に頼っている自分は嫌いや。せやからウチ、もう蛍の事追いかけへん。蛍に頼らん蜜柑になれるよう頑張る。
せやからせやから蛍ももっと、もっとウチの誇れる最高の蛍になってや。そんで、忘れんといて。
どんなに離れていてもウチと、ウチ…ウチと蛍は親友やって」
 「顔上げて。ただのわがままでこんなに周りの人を巻き込むなんて、バカ、あんたぐらいよね」「蛍」
 「おいで、バカ」蜜柑、蛍に抱きつこうとしてはたかれる。蛍は遠くになんか行かないのだった。
 音無さんが見た外国人は、来月外国人の前で研究発表があるからだった。
 鳴海の留学の話しは中等部の生徒の話だった。
 部屋が空っぽだったのは発表会まで研究室で寝泊りするからだった。
 蛍が請求した借金は返せず、蜜柑は働いて返すしかなく、甘夏の荷物を代わりに運ぶのだった。

感想

 ああ、終わってしまいました~(涙)。原作は続いているのに…。続きは作ってくださるでしょうか。 
 殿内先輩の声をお聞きしたかったです~(涙)。

 DVD,買いたくなってしまいました。
 コウカクともんすたーとアリス学園の三つ巴の戦いですね。
(買ってもそれほど見ないよな。でも蜜柑は元気の元だ)

泣いて笑ったアニメでした。有難う、アニメスタッフ!
学園アリス 5
学園アリス オリジナル・サウンドトラック

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球場地下の管理人室

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学園を取り戻せ☆

「学園を取り戻せ☆」学園アリス 第25話 ☆☆☆☆
原作:樋口橘 監督・脚本・絵コンテ:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 シリーズ構成・脚本:横山雅志 音楽:吉森信 演出:岡崎幸男 

 毛利玲生のサーカスの動物達が学園で暴れだす。
 玲生のフェロモンに洗脳された乃木流架(安田美和)に反応したのだ。
 黒ヒョウに襲われそうになっていた男の子を助ける正田スミレ(斎藤千和)、犬猫化して黒ヒョウを誘い出す。
 鳴海先生(石田彰)は鞭豆で熊やピューマを威嚇し、その間に子供達は逃げ出す。
 一方スミレは多くの動物達を引きつけながら逃げていたが、もう限界だった。
 佐倉蜜柑(植田佳奈)に引っ張られながら、バカン砲を動物達に発射している今井蛍(釘宮理恵)。
 小石に足をとられ蜜柑がころび、蛍の手からバカン砲が投げ出される。
 二人はライオンに襲われそうになるが、蛍の兄(川島得愛)が助けに来る。兄にまかせて逃げる二人。
 蛍は「発明ナンバー025 モグラ一号」(埋蔵金を探査するために開発された穴掘りロボット。
現在はトンネル工事用として実用化されています。
太陽の下で作業する場合は必ずサングラスを装着してください)を呼び出す。
 「蛍、ガンバレー!」と叫ぶ蜜柑。しかしモグラ一号の動きがおかしい。
 5ラビット落ちていたので拾っていたのだった。モグラ一号で落とし穴を掘る蛍。
 スミレと兄がその穴に向かって走り、動物達は二人を追いかけ穴に落ちた
(スミレと兄はモグラ一号の手につかまる)。

 廊下をライオンを連れて歩く流架を止める神野先生(松本大)。校長に会わせろと言う流架。
 流架の怒りに反応する動物達、流架の下に集まる(つたでゾウを縛っている岬先生(櫻井孝宏))。
 流架を心配して蜜柑、蛍、飛田裕(大浦冬華)、スミレ、鳴海、山田瀬里奈先生(山田美穂)もかけつける。
 そこに現れた玲生達。
 集堂(高塚正也)が結界を張って鳴海達を制し、
玲生(鈴村健一)は自分の声フェロモンで流架をコントロールする。
 流架の命令で動物達は神野や蛍達に襲いかかる。蛍をかばって傷つく鳴海。
 「もうやめて、ルカピョン!」と叫ぶ蜜柑。流架が振り返り、ライオンがうなりながら蜜柑に近づく。
 蜜柑とライオンの間に炎が走り、日向棗(朴璐美)が現れ、流架の頬を叩く。「こいつら俺達の仲間じゃないか」  「オレ…オレ…、おまえを助けたくて」「おまえ俺がこんな事を望んでいると思ったのか」
 「玲生に…、彼に全部聞いたんだ。」「玲生?」「学園の裏側の事、棗の仕事の事、全部聞かされた」
 「流架…。確かに学園の仕事は面白い事じゃない。
でも、俺は俺自身のルールに反するような命令には従わないし、無実の人を傷つけた事もない」
 「でも、そのために棗はアリスを…、自分の命を…」
 「勘違いすんな。これは俺のアリスだ。おまえのじゃない。
望んで手に入れたものじゃないが、こいつとうまくつきあってやってくしかないんだ、俺は」
 「棗…。ゴメン…俺…」「よそーぜ、辛気臭い話ししてっと、この辺りがかゆくなんだよ(頬の辺り)、俺」「うん」
 「さっ、早いとこ玲生の奴をとっつかまえに行こうぜ」二人で歩き出すと、玲生の放送が始まる。
 玲生の声フェロモンの力で生徒達が暴れ出す。棗と流架は動物達を連れて、生徒達を眠らせに行く。
 鳴海は放送室に向かう。
 蜜柑はB組で無効化のアリスを発揮、玲生の声フェロモンの影響から同級生を解放する。
 鳴海を心配する蜜柑。
 しかし自分がいなくなると仲間が元に戻るのではないかと心配していると、
そこに安藤翼(成瀬誠)と原田美咲(井上麻里奈)と心読み君(松元恵)が現れる。
 蜜柑達は放送室に行く。つかまっている鳴海を助けようとする蜜柑とスミレ。
 翼が影使いのアリスを使って二人を止める。その様を見て、翼に話しかけてくる玲生。
 「ムダヤ!」と玲生のフェロモンを無効化しようとする蜜柑。玲生は拳銃を取り出し近づいてくる。
 心読み君「所詮は子供だな。考えが浅いよ。アリスで何でも出来ると思ったら大間違い。
それがこの学園の限界だ。そろそろ幕を引かせてもらおうか」
 「ふん!読心術のアリスか。今さらそんな脆弱…」心読み君の声が玲生の声に重なり、玲生黙り込む。
 「今さらそんな脆弱なアリスで何が出来る。僕の声フェロモンはナル先輩と長年鍛え上げたものだ。
あの頃僕らはいつも一緒だった。この人が裏切るまでは」
 「黙れ!」「信頼していたのに誰よりも。なぜ裏切ったんでですか」「その口をとじろ!」
 「僕はあなたとあの人とずっと…。あなたに裏切られて、僕は…」「き、きさまー!!」
 心読み君に向かって発砲しようとする玲生。鳴海先生が玲生に飛び掛って、玲生の手から銃が離れる。
 玲生の手下達の影を手中に収める翼。
 鳴海「動くな!動けば喉をつぶす。いいかい、玲生。落ち着いて聞いて。
あの人はアリスでなくたって、学園に従わなくたって、人はみんな大事な役割を担っていると教えてくれた」
 「だったら、なぜ」
 「それでも僕らはアリスなんだよ。その事実は変えようが無い…。
僕等アリスにとって、この能力は自分の一部だ。否定する事なんて出来ないんだよ。
確かに学園はいろいろな側面がある。でも、それでもアリスとして生まれた人間にとって、必要な場所だ。
だったら学園そのものを変えていく事が出来たら、ここにいるみんなみたいにお互いに助け合い、
仲間を大切にする、そんな事を学べる学園を作る事が出来たなら」
 「そんなのは理想論だ。事実日向棗のような生徒が犠牲になってるじゃないか」
 棗「俺はおまえみたいに、自分のしてる事を誰かのせいにした事は無いぜ。
自分のした事を学園やナルのせいにしてるおまえは、自分じゃ何もきめられずに逃げ回っているだけじゃねえか」 鳴海「わかってくれ玲生、僕は…」「違う。違う。違う」「玲生、声フェロモンを自分に使う。
 「よく思い出せ、こいつのした事を。あれだけ苦しめられたじゃないか。許せるわけが無いだろう!
コワセ、コワセ、コワセ、コワセ、コワセ、コワセ、コワセ、コワセ…!」
 鳴海、玲生を抱きしめる。
 「大丈夫、大丈夫だから。玲生、君は僕でもあの人でもない。
君の素晴らしいアリスは神様が君に与えた贈り物だ。今なら確信を持ってそう言える。
だからそんなに自分をいじめないで」
 翼のアリスから逃れた部下達が玲生を救い出して、気球で逃げ出す。

感想

 アニメ独自の話。原作が元だからこうなるのは仕方が無いね。
 かなめ先輩の話が終わったらそのまま今の事件の話になだれ込むんだもの。
 あの人は蜜柑の母親っぽいけど、彼女は無効化のアリスではない。無効化のアリスは父親で死んじゃってる。 母親も父親もバカっぽくないから蜜柑はじーちゃん似だね、たぶん…。

 しかしうまく話を作ったと思います。終わらせるからある程度盛り上げないといけないし。結構感動的でした。
 蛍兄も良いとこだしてくれたし。実際蛍兄は今蛍の事を本気で心配してるからそれ程悪い人ではないです。
 玲生はどうなるかわからないけど。心読み君、大活躍でした。
学園アリス 5
学園アリス オリジナル・サウンドトラック


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さよならのバトン

「さよならのバトン」あいくるしい 第六話」☆☆☆☆
脚本:野島伸司 主題歌:「ベン」マイケル・ジャクソン 音楽:千住明 演出:吉田健

 お母さんの真柴由美(原田美枝子)が亡くなった。
 葬式が終わり、
真柴幌(神木隆之介)は南雲愁(本郷奏多)と明示(杉浦直樹)と一緒に喫茶店でチョコパフェ(よね?違うか?)を食べていた。
 喫茶店にこの前明示が由美さんと入った時に肩をぶつけてあやまらなかった傍若無人な若者も含めた四人組がいた。
 喫茶店には不似合いなほどうるさい四人組。
 明示はあの時由美が「やっちゃいますか」と言ってちょっといたずらっぽく微笑んだのを思い出し、
四人組に「バカ騒ぎしたかったら居酒屋にでも行け」とどなる。
 「するか、じじい。カンケーねえだろ」と若者が明示に近づく。
 すると愁が立上がり、その手にはビー玉が握られていた。
 他の喫茶店のお客さん方も一人一人黙って立上がる。気勢をそがれる若者。
 
 幌達、朝帰り。屋根の上に父親の徹生(竹中直人)がいた。昨日からずっとここで悲しみに沈んでいたのだ。
 ご近所の人も集まり、大騒ぎになる。
 豪(市原隼人)がはしごで屋根に上り父親を下ろそうとするが、
徹生は逆に豪から逃げようとして屋根から落ちてしまう
(幸い、大した事は無いみたいだ)。

 一人部屋に閉じこもり外を眺める父。幌が部屋に来てトランペットがなかな音が出ないと言う。
 幌は最後に母親が歌った母親が好きな歌をどうしてもお母さんに吹いてあげたいと思ったのだった。

 一方父親の事を嘆く豪やみちる(綾瀬はるか)に明示が言う。
 「お母さんいなくなって、お前達もショックだろう、つらいだろう。
しかし一方で想像しなさい、お父さんの立場になって想像しなさい。
自分以外、人の気持ちになれるかどうか、想像力がなければ人を思いやろうと思っても、その言葉は響かない。想像してごらん、もう長くない事を知りながら、夜毎あの二階の部屋で、お母さんの側に居たお父さん。
朝が来るたびに、目覚めるたびにまだそこに命がある、ホッとして、
しかし確実にいなくなるんだと又夜をむかえただろう。
そんなお父さん、お前達最低の父親だと思うのか。恥ずかしい男だと」

 告別式。幌と徹生が現れる。
 徹生はトランペットで「愛の賛歌」を吹く
(ピアフの歌。確か元の詩には「あなたが死ねば私も死ぬ」とか書いていると聞いたことがあるのだが…。
ピアフのボクサーの恋人が外国でお仕事をしていた時、彼女は彼に早く帰ってきてと電話した。
恋人は彼女に早く会うために予定と違う飛行機に乗り、飛行機事故で死んでしまう。その後に書かれた歌。
彼女、私と同じぐらいの背丈だったと思うが… Bar「鴇羽」にようこそ)。
 徹生は話す、由美がみちるを妊娠したと言ってきた時、おろせと言った事、
うだつのあがらないバンドをやっていて、結婚する気は無かった事、金も無いし、
どんな子になるかもわからないから。
 お前達がここにいるのは全部母さんのおかげだ、一万人に一人の女だ、
俺は分不相応にそんな女の手に入れてしまった、だから苦しい、代わりなんて永遠に見つからないからと。

 豪、墓参り。木崎ほのか(沢尻エリカ)に会う。世話をしていたお爺さんの墓参りだった。
 又付けてきたのかと思ったと豪。
 「ほれちまう気持ちもわかんなくもねえけどさ」と豪が言うと彼女は違うという手ぶり。
 「ビックリする程似てたの、しば犬」と書いてくる。
 頭をなでようとするほのか(確かにあの頭はなでたくなる頭だ)。
 「ちょっくら吠えたい気分だったんだ」と豪、夕日を見ながら吠え始める。その目には涙が光っていた。

 天文台。唄(松本梨菜)と幌を迎えに来るみちる。天体望遠鏡を見ている幌。
 「亡くなった人はね、みんな星になるんだって、お爺ちゃんが」「それはね」「だから、お母さんもなるんだよね」
 「うん、でも、いつなるのかとは…」「きっと、もうすぐだよ」
 「幌、だけど、お姉ちゃん、昨日は感心しちゃったな。お父さんの事連れてきてくれたでしょう。
幌は本当に人の気持ちがわかる子なんだなあって」
 「お姉ちゃん」「うん?」
 「僕ね、やっぱり涙が出なかったんだ。お母さんが死んじゃったのに、やっぱり涙が出なかったの」
 「気にする事ないよ」「でもね、一生泣かない人っていないと思うの」「うん、きっとそうだね」
 「だから僕もいつか涙をこぼすと思う」「うん」「でもさあ、何だろ?」「うん?」
 「お母さんが死んじゃうよりも悲しい事って」「幌」「それを考えるとちょっと怖い気持ちになるんだ」
 「幌、そんな事考えたらダメだよ」「でも、お母さんの星がいつも見えたら安心なのに」
 「幌、もう帰ろう。明日は学校でしょう」「うん」銀河を見る幌。「見えた」と嬉しそうに言う幌。「お母さんだ」「えっ」  望遠鏡から顔を離す幌。レンズから光が差し込む。「バトン」と言って光を手で包むみちる。
 その手には幌の目薬があった。光は消える。

感想
 田中幸太郎さん演じる瀬戸政希が良い人そうで、嬉しいです。
 ただ彼はなぜ矢口と離れてはいけないのでしょう。そこが不安です。婚約者もいたしみちるの恋が不安です。  豪とほのかも幸せになって欲しいです。

 杉浦直樹演じる明示はこのドラマの良心ですね。しかし人を叱るのは難しいです。
 まあ、人がうるさい事はさほど気にしない人間ですが。

 他人の立場に立って想像する事はおバカな発言をへらす効果もあります。優しくなくてもした方が良いですね。
(ちょっと自分だったらどうするかを考えれば言わない事を言って私に後々までのイジメネタを提供してくれた人達がいます。
ふだん人にすぐに失礼無礼を言う人達ですが、
自分が間違った事で人を非難したとわかってもそういう人達ってあやまらないのよね。
自分こそ失礼な人間のくせにといじめる事が出来るようになりました)
 
あいくるしい オリジナル・サウンドトラック
ベン

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ビビット・ビット

「ビビット・ビット Vivid Bit」交響詩篇エウレカセブン第5話 ☆☆☆
原作・アニメーション制作:BONES 監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:野村祐一 演出:横山彰利 絵コンテ:村田和也 作画監督:水畑健二 エンディングテーマ「秘密基地」高田梢枝

 ミーシャ(沢海陽子)の指導によりニルヴァーシュを限界まで機動させるエウレカ(名塚佳織)。
 「姉さん、俺、いきます」一緒に乗っていたレントン(三瓶由布子)はゲロってしまう。
 おとといは倉庫のダンボールを全部ひっくり返して、
昨日はハップさん(山口太郎)のパソコンのデータを全部消しちゃって(おしおきだな)、
そして今日はエウレカの前でゲロ。
 きっとエウレカにみっともない男と思われただろうなと一人嘆いていると、
メーテル(木川絵理子)に「又さぼってる」と言われる。
 メーテルはエウレカにゲロ吐く男と吐かない男とどっちが好きかきく(もちろんゲロ吐かない男だ)。
 「やっぱさゲロンチョ臭いよりは臭くない方が良いよね」とリンク(水沢史絵)。
 「そうよね、臭くない方が良いわよね」と鼻をつまみながらエウレカ。
 カットバックとかのタイミングが僕のタイミングと違うからと言い訳をするレントンに
「ようはママと相性が悪いって事でしょ」とメーテル。
 「そうなの、私とレントンって相性悪いの?」
 「決まってるわよ、ママ。相性良かったらママの横でゲロ吐くわけないじゃない」
 「ふーん、レントン、私達って相性悪いんだって」
 リフのタイミングは人それぞれでそう簡単に他人に合わせられないとレントンが言うと
「それが相性って言うんじゃないの?」とモーリス。
 レントン、一気に灰色になる。エウレカ達去る。
 「初恋が甘ずっぱいなんて誰が言ったんだろ。そんなの嘘さ。ただ苦いだけ」
 「ああ、天使に恋した僕に神が与えた試練でしょうか。追えばフワリと逃げる綿毛が重くこの胸を締め付ける」
 タルホ(根谷美智子)に聞かれてパニくるレントン。
 言わないでくれれば何でも言う事をきくとタルホに言ってしまうレントン。

 買い物リストを検討するホランド達。
 そこにタルホが現れ、「ジョン・ヘンリの復刻シルバー」が欲しいと言うが、ホランド(藤原啓治)に却下される。
 二人の言い合いの間中タルホのマッサージをし、爪とぎをするレントン。
 タルホも買い物に行く事になり、レントンは荷物係として行く事になる。

 24時間営業のDaddy’sの前にマシュー(中村彰男)の機体606をとめるヒルダ(浅野まゆみ)。
 ヒルダは第三水曜日のタイムサービスがあるマーケットへ、タルホはレントンを連れてヒルダとは違う所に行く。 ホランドと一緒にニルヴァーシュのイナーシャポンプ(?)を買いに来たエウレカ。
 店の人が自信を持って差し出した物を
「ダメ。その子はもう死しんじゃってる。よく頑張ったね。お休み」と調べもせず言い、
優しくなでて手を合わせるエウレカ。
 店の人が調べてみたら不良品だった。
 店の人は「役立たず」と書かれた箱に勢い良く投げ入れ、それを見て悲しそうな顔をするエウレカ。
 レントンの方は下着売り場に連れ出され真っ赤になっている。エウレカと歩くホランド、何かを見つけ戻る。
 ヒルダの方は安い品をめぐって他の女性の方々と格闘。
 タルホの方はショーウインドウにジョン・ヘンリのシリアル一桁の復刻シルバーを見つける。
 しかしすでに売り切れていた。Daddy’sで飲んだくれるタルホ、目をうるうるさせレントンに顔を近づける。
 初めはエウレカを思い拒否しようとするが、やはりキスを体験しようと口びるを差し出すレントン、
タルホに両頬をひっぱられただけだった。
 ファミレスの前にとまった三台のLFOが出している音がうるさく、外に出るタルホ。
 有名なタルホを見て写真を撮る男。それに怒るタルホ。
 男が又写真を撮ろうとするが、タルホはそのカメラを壊してしまう。怒ってタルホの腕をつかむ男。
 タルホを助けようとレントンがかけつけるが反対に仲間にゴルフクラブで腹を殴られる。
 体で弁償しろと男が言う(古臭すぎる)。 男の仲間がLFOに乗る。
 レントンも乗り、レストランをぶっ壊す(弁償したのか?)。ヒルダが帰ってくる。ヒルダはホランドに連絡する。
 ホランドが内容を聞く前にエウレカがアクセルを踏む。
 男がタルホの唇を奪おうとすると、鼻の穴に指を突っ込まれてそのまま顔を引き上げられる。ホランドだった。
 レントンにとどめを刺そうとしたLFOをぶっ壊すニルヴァーシュ。歩き出したタルホを踏み潰そうとするLFO。
 ホランドがタルホを救うが、LFOはホランドが買った復刻シルバーを踏み潰した。
 怒ったホランドはLFOに駆け上がり、男を殴る。

 帰ってみるとレントンがエウレカに気がある事はみんな知っていた。
 タルホをばらしたと責めるレントン、タルホの首にひしゃげたシルバーが下がっているのを発見する。
(タルホがばらさなくてもみんな知っていたのさ)

感想

 他の方々のブログを見てやっと気づきました。
 子供達の名前、モーリス・メーテルリンクって「青い鳥」の作者の名前ですね。
 と言うことは「幸せは近くにある」と言うことでしょうか?
 夜の女王に会ったりするのでしょうか?(いくらなんでもそれはない)
 
 ああ、しかし女性にはやはりアクセサリーのプレゼントですよね。
 確か叶姉妹の姉の方だったと思うのですが、
「プレゼント(それとも金?)は殿方からのラブレター」とかいうような内容の事をかいてらっしゃるとか…
(確かじゃないが…)。
 ひしゃげちゃったシルバーでも嬉しいですね。
 
 エウレカはイノセントな感じがします。人の感情はよく分かってない感じ(自閉症の方々みたいに)。
 その分機械の方がわかっているのでしょう。物に魂があるという考え方は仏教の考えでしょうか?
 わかりませんが、私もなるべくなら物は大切に扱いたいです。

交響詩篇エウレカセブン トランスモデル ニルバーシュ
交響詩篇エウレカセブン 1

ぷらすまいなす研究所
快楽ぱんだと二次元
才谷屋DIARY
制限時間の残量観察
吠刀光
師匠の不定期日記

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処刑

「処刑」MONSTER CHAPTER29 ☆☆☆☆☆
脚本・絵コンテ・演出:中村亮介 作画監督:濱田邦彦 原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 

 リヒャルト・ブラウン(有川博)はヨハン・リーベルトの実家に行ってみた。
 実家には赤ん坊の写真が飾ってあった。リヒャルトは写真の赤ん坊とヨハンは別人ではないかと思いつく。
 町役場に行って出生証明書を見る。確かなものだった。
 しかし町役場は四年前に火事で焼け、書類も全部焼けてしまった事を知る。
 書類は個人申請で作り直したものだった。リヒャルトは墓を調べる。
 そこには2歳で死んだヨハン・リーベルトの墓があった。

 Dr.ギーレン(菅生隆之)はペーター・ユルゲンス(小山力也)にヨハンの写真を見せる。
 ユルゲンスはギーレンからボ-ルペンを借りてヨハンの髪を黒く塗りつぶす。「公園で…」「え?」
 「公園で…人を殺した翌日に…。もう止めよう…、もうこれっきりにしよう…そう思いながら公園に行った…。
子供をいっぱい連れていた…」
 ギーレンは録音を忘れていて録音しようとあせる。「おいでよ、君も…。君もおいでよ」「え?」
 「君もおいでよ。君もおいでよ。君もおいでよ。君もおいでよ。君も…」
 ユルゲンスはボールペンで自分の耳を突き刺し、死ぬ。

 リヒャルトの部屋をヨハン(佐々木望)が訪ねてくる。ヨハンは彼をバーに連れ出す。
 ヨハンはウィスキーを注文する。リヒャルトが少年を撃ち殺した事について問いかけるヨハン。
 ヨハンはまだ中身が残ったウィスキーの瓶をもらっていき、リヒャルトと外を歩く。
 リヒャルトが殺したシュテファン・ヨースは17歳。レイプ殺人9件、殺人未遂2件。
 ヨハンによるとシュテファン・ヨースは511キンダーハイム出身だった。ヨハンはリヒャルトを大学の屋上に導く。  「あなたはお酒に酔って少年を撃った、と言いましたね」「その前に私の質問に答えろ!!」
 「あの日、確かにあなたは少年を殺した後、バーで飲んでいる姿を目撃されている。でも、おかしいんですよね。僕の調べたところだと、少年を殺害する前に、あなたが飲んでいる姿を見かけた人が一人もいないんですよ。
あなた、少年を撃った時、飲んでいなかったんじゃないですか?」
 「な…」「しらふだった…、冷静だった。彼を処刑しようと思って、冷静に引き鉄を引いた。違いますか?」
 「違う!!」
 「なぜ忘れようとするんですか?それとも嘘をついているんですか?その嘘は他人に対してですか?
それとも自分に対してですか?あの少年の罪は確定していましたか?
あなたに彼を処刑する権利はありますか?嘘をつけばあなたの罪がなくなると思いますか?
なんて重い罪なんだ。そんな思い罪を犯した人間が立派に立ち直ったような顔をして、娘さんに会うんですか」
 圧倒され、何も言い返せないリヒャルト。「どうです、飲みませんか?」
 ヨハンはウィスキーの瓶をリヒャルトに差し出す。

 ノックの音にドアを開けるライヒワイン(永井一郎)。警察からリヒャルト・ブラウンが死んだことを知らされる。

感想

 うん、怖いよね。怖い…。「レベッカ」でヒロインが召使に自殺をそそのかされるシーンを思い出す。

 ヨハンがリヒャルトにわざわざ会ったのは後ろ暗いところがあるリヒャルトに興味があったからかな。
 なんならロベルトにまかせればいいのだから。
 ユルゲンスもヨハンにとって危なくなると自殺するように催眠術でもほどこしたかしら。
 うーん、それは難しそうな…。

 この前アメリカで兵士達が簡単に人を殺せるようにゲームでなれさせる訓練をしていると言うニュースをしていた(しかも軍はこのゲームを子供達に無料(?)でくばっているって…。あんなに映像での暴力表現にうるさいアメリカが…)。
 その兵士達、日常生活に戻ったら困るようにならないかな。
 まあ、そんな事しなくても、人を殺しているうちになんとも思わなくなるそうで、
だから最初からそのような条件付けをした方が兵士達の生存率が高いそうだが…。
 511キンダーハイム出身の子供達みたいにならないと良いけど…。

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老人Z

「老人Z」☆☆☆☆☆
原作・脚本・メカニックデザイン:大友克洋 キャラクター原案:江口寿史 作画監督:飯田史雄 音楽:板倉文 監督:北久保弘之

最後まで書いています!注意!!

 三橋晴子(横山智佐)は看護学員の学生。
 彼女は寝たきり老人高沢喜十郎(松村彦次郎)の世話をするボランティアをしていた。
 今日ももらした喜十郎老人のペンダント式無線発信器に呼び出された。
 彼女が干した洗濯物を取り込んでたらドアを叩く音が…。
 喜十郎老人は厚生省の新しい(在宅の心臓病等の持病を持った独居老人に関する)事業のモニターに選ばれたのだ。

 晴子は友達から喜十郎老人の看護装置Zのお披露目があると聞きその会場にかけつける。
 その装置は下の世話までしてくれて、娯楽も完璧、そして健康管理も万全だった
(セキュリティーシステムもついている)。
 装置には第六世代のコンピューターが付いていた。自ら成長し発展するコンピューターで原子力で動いている。 しかし機械に囚われた感のある喜十郎老人の姿は快適そうには見えなかった。

 学院に帰った晴子に友達が彼女のパソコンの異状を知らせてくる。「HARUKO」の文字だらけの画面。
 彼女がアクセスしたら、異状は周りのコンピューターにうつり、助けて晴子さんの文字が流れ続けるのだった。
 晴子は友達三人と喜十郎老人を助けに行く。しかし見つかってしまう。
 彼らが去ろうとすると「晴子さん、助けて」と声が聞こえる。装置から喜十郎を引き離そうとする晴子。
 しかしすでに細胞の単位で喜十郎と装置は繋がっていた。厚生省の寺田卓(小川真司)と争う晴子達。
 喜十郎の装置が動き「晴子さん、帰ろう」と言う。装置と晴子達は逃げ出す。
 アパートに帰るが、寺田達が来、装置を作った会社の長谷川良彦(近石真介)が装置のスイッチを切る。

 晴子の勉学の場の病院にはハッカーのお爺ちゃん達(槐柳二、青野武)がいた。
 そのハッカー爺ちゃんに喜十郎の装置のハッキングを頼む。
 ハッカー老人によると第六世代のコンピューターはバイオコンピューター、つまり生体部品、
生きた物質で出来たもので、日本のものではないとの事だ。
 開発に成功したのはペンタゴンだけらしい。ハッカー老人はアクセスする事に成功する。
 しかしコンピューターは反応しない。
 晴子は喜十郎の妻ハル(斎藤昌)の写真をハッカー老人に見せて、この人の声を作ってくれと頼む。
 ハルの声を聞いて反応する喜十郎。苦しくないかときかれ、苦しいよ、助けてくれと喜十郎。
 ハッカー老人は装置を立たせる。歩き出す装置。装置は暴走し始める。
 コンピューターはハルの声を使い始める。Zにどこに行きたいかきかれ、鎌倉に行きたいと喜十郎は言う。
 晴子はZのいる場所に向かう。鎌倉の海へ向かうZ。寺田と長谷川が乗ったヘリに無理矢理乗る晴子。
 Zを追いかけていて、寺田がヘリから落ちてしまうがZに助けられる。寺田はZに海へ行かせると約束する。
 しかし長谷川は軍事用プロトタイプをZにけしかける。Zはプロトタイプを倒し、海に向かう。
 第二の軍事用プロトタイプとトンネル内で対決するZ。Zは喜重郎を晴子に預ける。
 晴子の同級生の前田満(辻谷耕史)が車でかけつけ、それに乗って前進する晴子達。
 しかしZが暴走し、晴子以外は自動車から出られなくなってしまう。
 ハッカー老人が晴子にコアチップをつぶせと連絡してくる。晴子に酸素ボンベを渡す寺田。
 晴子はコアチップをつぶす。

 長谷川は逮捕される。喜十郎は晴子の病院に移される。喜十郎が「もうすぐウチのが迎えに来る」と言う。
 大仏を動かしてZが迎えに来る(喜十郎の猫のしわざだ)。

感想

 はるさんのイメージは東京物語の東山千栄子よね。
 あんなふうにしゃべられるとZに対抗する方が悪人に思えてくる。鎌倉の想い出の映像は良かったです。
 あるブログでハルは「2001年宇宙の旅」のHALにかけていると書いてありまして、
それには気づきませんでした。

 大友克洋の世界に江口寿史さんの目のキャラは違和感がありましたが、
話しが面白いので気にせずに見ました。
 又あるブログで「MEMORIES」の「最臭兵器」のノリと書いていらっしゃる方がおられましたが、ああ、確か私、あの映画の中で一番好きな話しが「最臭兵器」なんですよね。
 自分の趣味を思い知らされた気分。

 厚生省のおじさんとハッカー老人達、好きです。良いですよね、元気な中高年。
 確かにあのZの暴走は「AKIRA」の鉄雄の暴走と一緒ね。こちらは「AKIRA」ほど深刻ではないけど。
老人Z HDマスター版

関連サイト
WEBアニメスタイル アニメの作画を語ろう

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秘密の森 他

「MONSTER」
 原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 音楽:蓜島邦明 監督:小島正幸

「秘密の森」CHAPTER26 ☆☆☆☆☆
脚本:阿部奈美子 絵コンテ・演出:島崎奈々子 作画監督:宮脇千鶴

 リヒャルト・ブラウン(有川博)はDr.ライヒワイン(永井一郎)のカウンセリングを受けていた。
 リヒャルトはライヒワインにある写真を見せる。
 ライヒワインは人の顔を見れば、一発で性格を言い当てる事で評判だった。
 ライヒワインは写真の男を詐欺師をやれる男ではないし、自殺する可能性も無いと言った。
 しかし写真の男エドムント・ファーレンは大富豪ハンス-ゲオルグ・シューバルトの息子を名乗ってだまそうとして、
その後自殺していた。
 リヒャルトはファーレンがなぜシューバルトが信じこむほど息子の存在と経歴を知っていたのか疑問に思っていた。

 リヒャルトはファーレンの部屋を調べる。
 本棚には哲学科関係の本ばかりだったが、一冊だけ哲学と関係ない、ラテン語の「ガリア戦記」があった。
 リヒャルトはその本に一箇所だけアンダーラインが引いてあるのを見つける。
 リヒャルトは隣の部屋の学生(坪井智浩)に訳してもらう。「できない」「これ以上」「欺く事は」と訳してくれた。

 大学の屋上に行くカール・ノイマン(関智一)。そこにはヨハン・リーベルト(佐々木望)もいた。
 ヨハンは貯水槽がある所まで登っていた。ヨハンに言われて、そこまで登るカール。
 カールはヨハンに生い立ちを話す。それを聞いて涙を流すヨハン。

 リヒャルトはアンダーラインの文章がファーレンの遺書の文章である事に気づく。

 ロッテ・フランク(氷上恭子)はシューバルトの事を心配していた。
 ファーレンの自殺以降、食事もろくに取らないのだ。それを聞いたヨハンが提案をする。
 シューバルトは過去三回破産して三回とも一時的に失踪していた。その失踪先をヨハンは聞いていた。
 ロッテとカールはシューバルトのお付の者クンツ(平野正人)を閉じ込めて、
無事にシューバルト(羽佐間道夫)を連れ出す。
 しかし失踪先、オーベンベルクの森は無くなっていた。「池は見えるか?」カール「え…ええ…」
 「森の紅葉は美しいか?」ロッテ「ええ、とても…」「ミソサザイは…?ミソサザイのさえずりが聞こえないぞ」
 カール「申し訳…ありません。ここはもう…工業地…」
 ヨハン「聞こえないですか?よーく耳を澄ましてみて下さい。こんなに美しく鳴いているのに…。
木立の中にリンゴがたくさん落ちているんですね。手を」
 ヨハンはシューバルトの手にリンゴを置く。
 「こっちに来てみてください。なんという光景だ。紅葉が西日を受けて燃え上がるようです。
それが鏡のように静かな水面(みなも)に映し出されて。見えるでしょう?信じられません。
こんな光景があったなんて」
 シューバルトは一口リンゴをかじり「見える。見えるよ」と涙を流しながら言う。

 リヒャルトはファーレンと一緒に偽のマルゴット・ランガー(弥永和子)に会いに来た青年がいたという話を聞く。

感想

 ヨハンの魔法使い振りがよく分かる回。彼は真摯に人に共感し涙を流す。
 そしてその人の望むとおりの世界を見せる。
 これじゃあ誰もが彼に陥落してしまうだろう(付き合ってる内に危ない所が見えてくるだろうが…)。
 しかしこのアニメのヨハンは美しい!DVDを買って彼の表情だけを何度も見たくなる。

「証拠の品」CHPTER27 ☆☆☆☆
脚本:齋藤友紀 絵コンテ・演出:長崎健司 作画監督:高岡淳一

 カール・ノイマンはヨハンに自分がシューバルトの息子であるという事を証明する物を持っている事を話す。
 しかしカールはその証拠品を突きつけてシューバルトに実の息子だと迫る気は無いと宣言。
 その決心が揺るがないようにとヨハンはその証拠品を預かろうと申し出る。

 しかしヨハンはシューバルトにその証拠品を見せ、カールとシューバルトは親子として会う。
 ヨハンはシューバルトの秘書となる。

感想

 ちょっと複雑な思いを持ってしまう回。里親、良い人達なんだけどなあ。
 やっぱりそれほどひどい親でなければ実の親が良いのかなあ。
 義理の母親も、その人が良い人でお世話になっていても、介護はお断りという事になってしまうのかなあ。

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饅頭怖いの回

「饅頭怖いの回」タイガー&ドラゴン 第2話 ☆☆☆☆☆
脚本:宮藤官九郎 音楽:仲西匡 演出:金子文紀 オープニングテーマ「タイガー&ドラゴン」クレイジーケンバンド

 どん太(阿部サダヲ)の高座は全然受けない。女性誌の抱かれたくない男の一位に選ばれる。
 しかも後輩のどん吉(春風亭昇太)は真打の昇進が決まる。

 一方山崎虎児(長瀬智也)がメグミ(伊東美咲)と一緒にラブホテルから出て来た事にショックを受ける谷中竜二(岡田准一)。
 虎二の方は組長(笑福亭鶴瓶)から若頭の日向(宅間孝行)の結婚式でハプニングを起こせと命令を受ける。
 日向は組長の娘静(伊藤修子)を振って別の女と結婚式をあげる事が決まっていた。
 組長はそれが許せないのだった。

 どん太の方は今年中に消えてなくなって欲しい芸人一位に選ばれ落ち込む
(結婚したくない有名人一位。
恋人にしたくない有名人一位、上司にしたくない有名人2位、今年中に消える芸人一位、
消えて欲しい芸人一位)。
 彼は稽古ではうまく出来ても高座でうまくいかない男だった。結構ネガティブな性格だった。
 テレビでは受けてるが、本人はかなりテンパってるのだ。
 親父は名人、弟は天才、妻は演歌歌手としてヒットを出していた。
 妊娠していて半年抱けなかった妻鶴子(猫背椿)を出産したので抱こうとするが、
赤ん坊が起きるかもしれないからと断られる。
 抱かれたくない男だからなと暗くなるどん太。おまけに妻は仕事に復帰したいと言ってきた。

 竜二、虎二児メグミが好きみたいと告白するが、メグミは顔もおぼえていない。虎児は日向に呼び出された。
 組長に何か言われた事を見抜いていたのだ。
 半年かけてあっちの硬い家の親を説得したんだから、何とかしてくれと頼んでくる。

 どん吉の真打昇進祝いの高座。前座のどん太が来ない。「逃げたんじゃねぇの」
 「なめてるんだよ。テレビに出てれば食いぱぐれねぇからな」
 それを聞いて林家亭どん兵衛(西田敏行)、うちの弟子はどんなにヘタでも高座はすっぽかさないと怒る。
 しかしどん太は来ない。鶴子が前座として「泣いて国際通りⅡ」を歌う。
 喜ぶ客。
 (演歌の人ってみんな歌うまいから、演歌歌手じゃないって思ってしまう。
 西田敏行さんの落語は違和感が無くなった)
 とうとうどん太は高座をすっぽかしてしまう。怒るどん兵衛。

 虎児、又日向に呼び出される。
 日向の結婚相手寿子(松本まりか)がどん太のマスコットを付けているのを見て虎児、
ナイスアイデアを思いつく。

 「タイガー、タイガー、じれっタイガー」小虎の高座が始まる。

 組長の息子銀次郎(塚本高史)、組長に日向の結婚相手はどん太が嫌いだと吹き込む。
 組長はどん太を結婚式に呼ぶ事にする。しかし実は日向の結婚相手寿子はどん太のファンだった。
 彼女にはどん太をわざと嫌うふりをしろと言い含めておく。一生懸命嫌うふりをする花嫁。
 しかし寿子が実はどん太を喜んでいる事に気づく組長、寿子につめよる。
 「おい、こら、おめえ、どん太のファンやろ」「えっー、嫌いです、こんな人」
 「嘘つくな!ほんなら他に何が嫌いや。言うてみい!」
 「えーと。後は、庭付き一戸建てと、ドイツ製のシステムキッチンと、プラズマテレビが嫌い」にらみあう二人。
 「わかった。買うたるわ」

感想

 いや、綺麗にきまりましたね。どん太も吹っ切れたみたいで良かったです。
 やっぱりあんなのに選ばれると有名だから選ばれてるのには違いは無いのですが、ちょっぴり悲しいでしょう。

 日向の花嫁、何となく知ってるなあ、誰だっけと思っていたら、「FINAL FANTASY X」のリュックね、うん。
 「六番目の小夜子」見ていたから、顔、知ってたのよね。
 結構うまく演じていて、鶴瓶さんと対決する所は良かったです。 

タイガー&ドラゴン
タイガー&ドラゴン オリジナル・サウンドトラック

関連サイト
rosaのひとり言
Anniversary
これって どうでしょう?
テニスボーイの右脳
どらま・のーと
どらまにあ
ビビットニュース
今日の出来事 part2& STRIKE ZONE
切腹!

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あの日 昭和20年の記憶 4月編

「あの日 昭和20年の記憶」4月編

4月1日 連合国から航海の安全を保障されていた救恤(きゅうじゅつ)品輸送船阿波丸、台湾海峡で米国の潜水艦に撃沈される。

4月2日 登川誠仁さん(琉球民謡歌手 72)アメリカ軍が上陸してきて亀甲墓の前に防空壕があってそこに逃げた。近くに竹槍があって、それでアメリカ人はかき回しながら、日本語と英語が書かれた辞典みたいなオレンジの手帳を見、「出て来い、殺さないから、出て来い」と言った。シナ事変を体験した人達がいて、殺さないよと言って初めに出て行って、皆出て行った。良いアメリカ人だった。

4月3日 ペギー葉山(歌手 71)疎開先の旅館に航空隊の若者達がやってきた。お姉さんの写真が欲しいと言われる。ポケットの中に女の人の写真を入れて出撃したいそうだ。姉の写真をあげた。

4月6日 赤瀬川隼さん(作家 73)林の木を一回引っこ抜いて、根まで掘り起こし、もっこで運ぶ。又、木を植える。偽装のためである。上空から見つからないように飛行場を作る。

4月9日 埼玉県で天然痘流行。この日までに患者15人を確認。

4月10日 中村メイコさん(女優 70)本土だけではなく大陸や南洋の島々の特攻隊の基地への慰問が多かった。明日死ぬとわかっている当時の特攻隊の方々は大学から学徒出陣したインテリの方が多く、彼らに何を慰問して欲しいと聞くと子供に会いたいなと言うんだそうである。母も私も目隠し状態で連れて行かれた。手作りで作ったような飛行場らしき所で、兵隊さんの一人が慣れない口調で司会をする。アコーディオンの人を内地から連れてきていた。軍からは軍歌を歌えと言われていたらしいが、私は軍歌は知らず「夕焼け小焼け」とか「赤とんぼ」を唄った。歌手ではないのでへたくそだったと思うが、特攻隊のお兄さん達は淡々としてむしろ虚無的な表情のないお顔つきが、聞く内に表情が出てきて、すがしい目に一杯涙をためて、歌が終わると私を一人ずつ膝にのっけって、ほお擦りされたり抱きしめてくださるんです。チョコレートをもらった。慰問が終わると特攻隊員達がメイコさんの所に集まってきた。投函して欲しいと沢山の手紙を預かった。母は内地に着くと一等最初に投函をした。

4月11日 藤子不二雄々マルA(漫画家 71)校門の前に竹を縛って何十本も置いてある。それを木刀で百回ぐらい米英撃滅と言いながら殴らないと学校に入れない。ガキ大将にメンコに似顔絵を書いた物をやって御機嫌を取った。山菜を集めなければいけなかったが、自分では布のザック一杯には集められない。ザック一杯にしないと学校に帰れない。ガキ大将がみんなのを少しずつ徴集して集めてくれた。

4月12日 ルーズベルト大統領急死。後任にトルーマン副大統領が昇格。

4月13日 ソビエト軍、ウィーンを占領。

4月14日 千玄室さん(裏千家前家元 十五代 81)徳島、海軍航空隊で白菊特別攻撃隊。飛行機は二人乗りで、パートナーは後に俳優となる西村晃さん。出撃が近い事を予感した千さんは戦友達と茶会を開く事にする。携帯用の茶箱を持ってきて、ようかんを切って6、7人の仲間と茶会を開いた。仲間の一人が茶を飲んだ後、生きて帰ってきたらお前の茶室で本当にお茶飲ましてくれよと言った。その言葉が胸に突き刺さった。そのとたんに妙におふくろに会いたくなって、「おふくろに会いたいなあ」と千さんが言ったら、みんなが「何や」ってしらけた顔で見た。千さんはさっと立って京都の方を見て、「お母さ~ん!」と叫んだ。そしたら、みんな立って、それぞれの故郷を向いて「お母さん!」と涙を流しながら叫んだ。怖い、死にに行くのは怖い。みんな怖かった。怖いけれど「怖い」と言うことは口には出せなかった。

4月15日 元英国大使 、吉田茂ら、和平工作の嫌疑で憲兵隊に検挙される。
児玉清さん(俳優 71)群馬県四万温泉に集団疎開。磨き粉を食べた。昼、じゃがいもならこんな小さなじゃがいも(原種位)2個だけだった。塩はあった。皮を食べ、茶碗に入れ、スプーンで何時間もかけてドロドロにして、塩入れてちょっとずつなめて、もたせた。4月13日の東京空襲で児玉さん達の家がある滝野川は焼け野原になった。先生が悲痛な声で君達の家がほとんど焼けましたと言うと、そのとたんに万歳!お役に立てたと言う事で。一人ずつ先生の所に聞きに行く。「先生、僕の家は燃えましたでしょうか」「ああ、残念ながら君のとこは燃えたよ」そのとたん万歳。燃えない子が二人いたが、聞いたとたん、しょぼんとなり、燃えた連中はまさに狂乱状態で万歳!万歳!

4月16日 ソビエト軍、ベルリンへの進撃を開始。

4月17日 ガンジー、インドの完全独立に向け声明発表

4月18日 清沢洌(ジャーナリスト)の日記
どこに行っても聞く話しは、兵隊さんの食糧が足らず、家庭に行ったり、食い物屋に行って食をねだることだ。銀座にも、毎日のように兵隊が来て、お腹が空いて困るから食わしてくれとねばり、これを断るのに困っている。
食事当番になると、釜から食器に盛る時に、手ですくいとって盗み食いするのが通例である。この兵隊が飢えたら秩序はどうなる?

4月19日 東松照明さん(写真家 75)家族が疎開した名古屋の家で一人暮らしをしていた。毎日軍事教練だった。体も弱く、運動神経がなく、うまく出来ず罰をくらった。とてもやってられないと思い、体温計をこすって、熱を上げ、肺門リンパ腺という事で休めた。毎日仲間と映画を見たり、街をうろついたりしていた。他の学校の生徒に因縁をつけて喧嘩した。目と目が合っただけで、ガンをつけたと路地に引きずり込んで喧嘩した。素手とかゲタとかで。鼻血を出したらやめ。不良はズボンを上げて、ゲートルを巻いて、ズボンを上に下ろした。帽子を斜めにかぶった。不良同士は喧嘩をしたが、真面目な学生には手を出さない。

4月20日 朝日新聞「アルミ貨を航空決戦へ!十銭、五銭、一銭のアルミ貨は一枚残らずお引き替え下さい」
冨田勲さん(作曲家 72)愛知県岡崎 矢作川(やはぎがわ)の堤防の工事で土運びをやらされた。予科練が上空で空中戦の訓練をしていた。よく落ちた。尾翼がとぶのだ。尾翼がとぶと、飛行機のエンジンの音がなくなる。前後に回転しちゃう。時々スッと持ち直す。川原の所に着陸するかと思うと前につんのめって火と煙があがって一巻の終わり。その間約30秒。落下傘は無い。飛行機がその分重くなるというので。尾翼に繋がる細い部分が折れちゃうのだ。

4月21日 安野光雅さん(画家 79)召集される。香川県坂出、陸軍暁部隊入隊。ちゃんとした帽子も無い。服も無くてレインコートの下は裸だった。後、ズボンと普通の靴。それだけだった。

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僕と君の秘密

「僕と君の秘密」エンジン Lap5 ☆☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:西谷弘

 園部徹(有岡大貴)が妹の葵(佐藤未来)と一緒に歩いていると徹の同級生達が絡んでくる。
 「逃げんのかよ、飯田君」と言う同級生の声に立ち止まる徹。妹を先に一人で帰らせる。「余計な事言うな」
 「うっせえよ。全部知ってんだぞ、俺ら」「お願いします。黙っててください」
 「おまえの親父、ホントは生きてんだってな。刑務所にいるんだ…」徹、同級生を殴る。

 「風の丘ホーム」に徹が殴った同級生達の母親が現れる。
 彼女らは徹の父親が刑務所に入っていると聞いていた
 (親が不信感を子供に伝えるから子供が半ば親公認の気持ちでいじめに走るんだよな)。
 説明せよと言う親達にその事はお答えできないと神崎猛(原田芳雄)。
 徹はなぜ殴ったのかと他の子達に聞かれるが何も答えない。いたたまれなくなって一人部屋を出る徹。
 追いかける鳥居元一郎(堺雅人)。徹は元一郎に同級生達が葵の前で事件の事を言おうとしたと話す。
 葵自身は両親は事故で死んだと思っているのだ。
 帰ってきた次郎(木村拓哉)、同級生の母親達の車にはばまれ、自分の車を車庫入れ出来ない。
 親達に車をどけさせる。

 夕食。重苦しい雰囲気。猛が立て続けにかかってくる電話に対処している声が聞こえてくる。
 何とか明るくしようと隠し味について牛久保瑛子(高島礼子)に聞く水越朋美(小雪)や元一郎やちひろ(松下由樹)。
 しかし「わざとらしい」と星野美冴(上野樹里)に言われる。
 それをきっかけにいっせいにスプーンを置く子供達(次郎は食べ続ける)。
 「ホントの事教えてよ。このウチでは秘密なんか無いと思ってた。
 学校じゃ言えないような事も言えると思ってたのに」
 「美冴」と元一郎が言いかけるが、それにかぶさるように美冴は「違うの?!」と声を大きくする。
 そんな重苦しい雰囲気を無視して「ご馳走様でした」と立上がる次郎。
 次郎、瑛子に隠し味を耳打ちし「正解!」と言われる。「よっしゃあ!」とガッツポーズをして部屋に戻る次郎。

 部屋で整備の勉強をしている次郎(首の運動も同時にしている)。そこに葵が来る。「しりとりしよう」
 「するわけねえだろ。仕事してるってんじゃねえかよ」「カメ」「迷惑です。出てって下さい」「イ?!インコ」
 「そう言うつもりで言ってんじゃねえよ。子供はさっさと寝やがれ」「レ?レ~?」
 「はい、出てこない。おまえの負け。はい、おしまい!」「レーサー。…レーサー」と徹が現れ続けてしまう。
 「レーサー。レエサア。アイスクリーム!」
 「ム。無理。もう出来、もう出来ませン!ああオシマイだ。ああ、言っちゃたあ。
 負けちゃったあ」と言いながら子供達を部屋から追い出す。
 しかし徹が戻って来る。「何だよ」と次郎。徹、一旦戻りかけるが、次郎が呼び止める。
 彼の曲がった眼鏡が気になったのだ。眼鏡をヒントに整備のヒントをつかむ。

 親達が大挙して押しかけてくる。朋美は次郎に子供達をバスでどっかに連れて行ってくれと頼む。
 サーキットに連れて行く事になる。

 一方ホームでは「追跡スクープ。南豊越六丁目マンション内殺人事件。夫が妻を殺害。不倫に逆上して。
 飯田仁容疑者、幼き兄妹残して…。キレた!!交際に腹立て、妻とその恋人を刺殺。
 鋭利な刃物でめった刺し」と見出しが躍る週刊誌を猛に突きつけ
 「この飯田容疑者と言うのは園部君のお父さんと言うのは間違いないんでしょう?」と言う保護者。
 お答えできないと猛。保護者達の要求は園部の転校だった。笛吹きケトルの笛が鳴り,牛久保瑛子が止める。  「それくらいにしたらどうですか?」「お手伝いさんは黙ってて」
 「調理師です。あなた達、絶対に自分は間違いを犯さないとでも思ってるんですか。
 もし自分が何か罪を犯したら自分の子供達が同じ目に会うんですよ。お引取り下さい。
 あなた方がここにいては子供達が帰って来れないんです」

 サーキットに着いた子供達。次郎は整備を始める。子供達もレースカーの周りに集まる。
 そこに車の不調を気にした菅原比呂人(青木伸輔)達が現れる。
 自分のマシンに勝手に触っていた次郎に菅原は怒る。ただ黙ってあやまる次郎。
 しかしマシンの不調は直っていた。驚く比呂人。マシンを見た伊吹テツヤ(石垣佑磨)が「先輩」と呟く。
 「帰るぞ」と比呂人。「先輩、どうしてわかったんだろ。メカニックやってきた俺達でもわかんなかったのに」
 「コースで走った奴で無いとわからない。ただそれだけの事だ。行くぞ!」
 一方次郎は無言の子供達に囲まれていた。みんな不信の目。
 レーサーだと言っていた次郎は整備士だったのだ。「嘘つき」と刀根明(広田亮平)君。「嘘つきはおまえだろ」  「次郎だよ!」周りからも同様の声が出る。「俺は吐いてねえよ、別に嘘なんか」
 「レーサーって言ったのに」と二宮ユキエ(夏帆)。
 「いやだからレーサーは今休業中で、今勉強してんの、次のレースに復帰するために」
 「言い訳じゃん」と樋田春海(戸田恵梨香)。「そっかなあ」「そっかなあって…」
 「くだらない見栄張って」と田口奈央(大平奈津美)。「かっこ悪い」と美冴。
 「いや、みんな、そこまで言うのは…」と朋美がかばおうとするが、
「嘘をついたのは事実じゃないですか」と草間周平(中島裕翔)が言う。
 「あきれるよな。帰ろうぜ」と塩谷大輔(石田法嗣)。
 朋美が彼を引きとめ、「で、でも、次郎兄さんにも深い理由があっての…」と言うと、
「無いよ、そんなの、別に」と次郎。
 「はい、そうです。嘘ついたんです、見栄張ったんです!カッコつけたんです!!
 良いじゃねえか、人間なんだから、嘘ぐらいついたってさあ。
 いやあのなあ、じゃあ、大人にはなあ、いろいろこう事情っつうものがあって、あれと一緒だよ、
シチューの隠し味と同じでなあ、知らねえ方がうまい事だってあんだよ。
 いちいちうるせえなあ、ぎゃあぎゃあ、ぎゃあぎゃあ」と次郎、この場を去ろうとする。
 「逃げんのかよ!!」と大輔。
 「うるせーんだよ、まったく!ホントの事言いたくても、言えねえ時ってあるんだよ!
 家族にだって言えねえ時ってのがあるんだよ!ごめん。ごめんなさい」
 次郎、頭を下げる。去る次郎。追いかける葵。朋美が子供達をとりあえずバスに乗せる。
 徹一人外に残っている。「ごめん、黙ってて。僕と葵のお父さんは…」「もういいよ、徹」と大輔。「お父さんは…」 「ホントに、いいよ、何も言わなくて」と春海。「でも…」「徹、ごめんね、無理に聞いて」と美冴。
 「もう聞かない。ごめんなさい」と頭を下げる美冴。子供達も次々にごめんなさいと言う。
 「葵が小さかったから…。何も知らないんだ。僕はどんなに苦しくても良いんだ。
 でも葵だけは守らなきゃいけない。どんな事をしても守っていくんだ」
 一方葵と次郎。「怒られたの?大丈夫?」「うん」「まあ人間いろいろあるよ」「だよなあ」
 「ねえ次郎、私も嘘ついてたんだ。教えてあげよっかあ、私ねえ知ってるんだよ」「何を」
 「ママが事故で死んだんじゃない事も、パパが生きてるって事も。
 みんな、私が小さかったから隠してたけど、テレビのニュースでもやってたし、わかっちゃった」
 「そっか」「でもね、ずっと知らないままにするの、私」「何で」「だってお兄ちゃんに心配かけたくないもん」
 「そっか」「お兄ちゃん、可哀想だから」(妹が知ってるってわかった方が、お兄ちゃん、楽になるんじゃないかな) 「なあ、おまえ良い女になるかもな」「ほんと?」「どうかな?よし、行くぞ、ほら」立上がる次郎。
 葵、次郎の腕にしがみついてくる。「何だよ」「良い女になるって言ったじゃない」「十年早いよ、バカ」
 外には今の会話を盗み聞きして泣いている朋美。葵、自分の髪留めを朋美先生にあげる。
 「これ付けると、恋人出来るよ」「ほんと?」「どうかな」(似合わないから、付けない方が良いと思う)
 次郎がバスに近づいたので、子供達寝たふりをする。
 次郎、子供達一人一人の名をそっと呼び、「約束する。俺、必ずドライバーに復帰してやるな。
もう一回、表彰台に登ってやる」
 朋美と指切りする次郎。それを見てにっこりする子供達。

感想

 大人は子供に嘘をつくのは悪い事ですとただ単純に教えるから、子供は嘘をついたというだけで、
罪人扱いする。
 まだ若いから、自分のダメさ加減を思い知らされる事も無いし…。
 嘘つかない方が良いに決まっているけれど、なかなかねえ…。

 親達ってホントにあんなステレオタイプなのかな。まあ、ひどい親もいるだろうが、人それぞれだと思う。
 これ、ドラマだから、単純になっちゃうね。
 (自分だったらどうかを考えてみたら、保護者の誘いに疑いの言葉は言うと思うけれど、必死になって止めようとはしないだろうし、参加もしないだろうから、あそこに集まるのは人の立場に立って物事を考えられない人ばかりになるという事はあるかなと思いました)

 このドラマ、レースのシーンは無視して、子供たちとやまなみさんのシーンだけしっかり見てたりする。
 レーサーの次郎には興味がないが、子供たちと接している時の次郎は良い。

このサイトを読むと、私がドラマについて書くことはない気がしてくるほど、詳しいです。
でもブログは趣味ですから書くけど…。
どらまにあ


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ベアと王子様☆

「ベアと王子様☆」学園アリス 第22話 ☆☆☆☆☆
原作:樋口橘 シリーズ構成:横山雅志 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 音楽:吉森信 監督:大森貴弘 脚本:島田満 絵コンテ・演出:松本淳 作画監督:三井寿

 サッカーのゴールキーパーをしている佐倉蜜柑(植田佳奈)。
 敵チームの生徒がアリスを使って、ボールがどっかに飛んでいく。ボールを捜しに行く蜜柑。
 いつのまにかミスターベアの住処に近づく。
 そこにボールが飛んできて、ベアに当たってから、蜜柑の手の中へ。ベアに殴られ、蹴られる蜜柑。
 おでこに出来たたんこぶを水飲み場で冷やしていたら、そこにぬいぐるみ達がやって来る。
 バケツで水を運んでいるのだ。ぬいぐるみに頼まれ、バケツを運ぶ蜜柑。
 ベンチには具合悪そうにしている美少年がいた。
 その美少年っぷりに顔を赤らめた蜜柑は水が薬を飲むためだと知り、コップを取りに行く。
 その少年は中等部B組の園生かなめ(小林沙苗)という人だった。
 かなめ先輩は蜜柑と蛍が昔お絵かきで描いた王子様そっくりだった。
 乃木流架(安田美和)の写真を撮っていた今井蛍(釘宮理恵)が蜜柑達に気づき、
原田美咲先輩(井上麻里奈)や幽体離脱君(萩原秀樹)と一緒の安藤翼先輩(成瀬誠)も現れる。
 かなめ先輩は翼先輩の友達だった。かなめ先輩は人形を作るとその人形に魂を宿らせる能力の持ち主だった。 ベアの作り主だ。かなめ達とベアの所に行く蜜柑。かなめに抱きつくベア。すかさず写真を撮る蛍。
 ベアの行状を聞き、ベアにあやまらせるかなめ。ベアは頭をこっくりと下げるが、その目は底深く光っていた。
 「ベアは僕が初めて作った動くぬいぐるみだから、他のぬいぐるみと違って話す機能も無くてね。
 それにこんな感じで自由を愛するニヒルな性格だから誰に貰われても折り合いがつかなくて。
 僕が入院した後、飼い主が見つからなかったんだけど、
なぜかこんな所で勝手に一人暮らしを始めてしまったんだ。
 だから蜜柑ちゃん達のような友達がいてくれたなんて、ホントにホッとしたよ」
 しかし、その話をしている最中、
ベアは熊型のクッキーをつまんだ蜜柑の手を真っ赤になる程はたきやがったのだった。
 友達じゃねえ。(熊型クッキーはかなめの大好物か?)
 そこに高等部のお姉様方登場。かなめにぬいぐるみを作ってもらった人達だ。
 彼女達にくっついて来た二人のお姉様がかなめにぬいぐるみを作って欲しいと言う。
 それを聞いて、表情を変え、「おい、かなめ!」と叫ぶ翼。かなめは指を一本唇に当てて秘密とサインを送る。   翼、水を汲みに行き、何かを感じた蜜柑も外に出る。
 かなめ先輩のアリスの形はアリスに底が無い代わりに、能力を使うたびにその人間の寿命を縮めるタイプ。
 驚く蜜柑がぬいぐるみを作るのを止めなあかんと言うと、
「それが出来るくらいなら俺がとっくに止めさせてるさ!」と叫ぶ翼。
 厳しい表情。お姉様方は知らないのだ。

 蜜柑、納得出来ず、はたきをかけながら、「何でやねん!」と思いっきりはたきを振り下ろすと、
日向棗(朴璐美)の顔にヒット。
 棗、何も言わずに去る。「能力を使うたびに寿命を縮めてしまうアリス」「アリスを使うたびに命の灯は短くなる」  瞬間、翼先輩の言葉を思い出し、棗を心配する蜜柑。
 棗の方ではペルソナ(三木眞一郎)の警告を思い出していた。

 ぬいぐるみ作りに精を出すかなめ。具合が悪そうだ。窓辺には野の花が置かれていた。
 三日連続なんだそうだ。

 蜜柑、やっぱり納得がいかない。
 「命へらしても良い訳って何?なんやの?なんやの?」と蛍をゆさぶっていると、そこにお姉様方が…。
 かなめにぬいぐるみを作ってもらい喜んでいるのだ。蜜柑、かなめの所へ行く。
 その背中に向かって「バカ」と言う蛍。

 かなめは病弱で友達と遊ぶ事が出来なかった。両親は仕事で外国に行っている事が多く、いつも一人だった。 誰かに抱きしめて欲しかった、暖かな手で。そしてベアを作ったら、ベアが抱きついてきた。
 「愛しくてたまらない。そばにいてやりたい。ベアは僕に命を吹き込んでくれたんだ。
 僕はこのアリスを持って本当に良かったと思ってるんだよ。蜜柑ちゃんも見ただろ?
 このアリスが無ければ、あんなに人を笑顔にする事は出来なかった。
 僕は誰かの心を暖める事が出来るのなら、生まれてきて、本当に良かった」

 夜、人魂の話をしているすみれちゃん達。人魂を調べるのはみかんに(無理矢理)まかされる。
 蛍が付いて来てくれるが、蛍の狙いは人魂を売っての金儲けだった。人魂はランプを持ったベアだった。
 毎日、野の花をかなめの部屋の窓辺に運んでいたのはベアだったのだ。
 かなめの体調を気にして、そっとお見舞いをしていたのだ。かなめはわかっていて、ベアを部屋に入れる。
 明日、又入院するのだ。ベアを心配するかなめ。蛍と手を繋いで帰る蜜柑。
 「なあ、蛍。せつないよ。けどあったかい。
 愛しくて、側に付いていてやりたくて、そんな誰かがいてくれれば、人は…」
 薬が散乱しているベットの上で苦しんでいる棗。
 「思うんや。生まれてきて良かったって」蛍にっこり笑って蜜柑を見る。

 病院に戻るかなめを見送る人々。ぬいぐるみの事でお礼を言うお姉様方。それをつらそうに聞く翼。
 蜜柑、ベアの親友宣言をする。

 蜜柑、さっそくかなめ先輩の写真を持ってベアに会いに行く。
 「うちは知っとる。アンタ、ホンマは優しい奴なんや」
 ベアに写真を取られ、殴られる蜜柑(ベアはすっごい照れ屋………ではないと思うぞ)。

感想

 パソコンに…ジュースこぼして…修理して…いつのまにやら…五月半ばだ………(修理代は約2万円)
 野菜ジュースは体には優しいが、パソコンには優しくなかった………
 気をつけよう…ジュース、コーヒー、…故障元………

 で、どうしても書き残しておきたいものだけ書かせてください(明日はえんじんの最新話を書きたいけどさ)。

 かなめ先輩、ラブリー、ラブリー!!
 原作には無い実家でのかなめ先輩が描かれてて、
そこで語られるかなめ先輩の気持ちもとっても涙させるものでした。
 原作の膨らまし方がうまいなあ、アニメスタッフは。

 原作見ると、棗の健康がとっても心配です(死ぬのはいやだな)。
学園アリス 5
学園アリス 5 (5)
学園アリス オリジナル・サウンドトラック


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