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あいくるしい 第一話

「あいくるしい」第一話 ☆☆☆☆
脚本:野島伸司 主題歌「ベンのテーマ」マイケル・ジャクソン 音楽:千住明 演出:吉田健

 真柴幌(神木隆之介)は生まれた時から泣いた事がなかった。
 ある日、母親の由美(原田美枝子)が倒れて入院した。
 それからは家事はお姉ちゃんのみちる(綾瀬はるか)がやり、
お兄ちゃんの豪(市原隼人)は入院費をかせぐとアルバイトにせいを出している。

 ある日、町で見知らぬ少年を見る。
 彼、南雲愁(本郷奏多)の母親夕子(桜井幸子)はスナック夕鶴で働いていた。

 幌がスーパーで食材を買って、店を出たら、逃げる万引き少女(坂巻奈々 志保)に万引き品を渡されてしまう。 幌は万引き犯の仲間と思われてしまい、父親の徹生(竹中直人)から裸足で外にいるという罰を言い渡される。 それで幌が外にいたら、母親が帰ってきた。スナックにいる父親に知らせに行く幌。徹生は由美に怒る。
 妹の唄(松本梨菜)は泣き出す。由美の病はどうやらかなり重いらしい。病院に帰る由美。
 母親の病状を知らなかった豪はショックを受ける。しかし幌は泣けなかった。
 自分が怖いとお爺さんの明示(杉浦直樹)に訴える幌。
 「だって僕だけはどうしても涙がこぼれないんだもの。お爺ちゃん、僕って冷たい人なのかな」「幌」
 「とっても冷たい人間なのかな」「そうじゃあないさあ。幌は優しい子だよ。お爺ちゃんが保障するよ」
 「だったら…」「心にある幹が太いんだ」「幹?」「木だよ。人間は誰もが心に木を持っているんだ」
 「心に木が伸びてるの」
 「そうだよ。その木が幌は普通の人より太くて強いんだ。
 人はねえ、幌、悲しい事があると瞬間その木が折れてしまうんだよ。
 そうする事で木が悲鳴を上げるように涙をこぼす。だけど幌の幹は太くって強いから簡単には折れない。
 風が吹いても雨が叩いても折れない」
 「嵐が来ても?」「そうだね」「でも、どんな意味があんの。僕は…」
 「慰めてあげられる、支えてあげられるじゃないか。
 人はねえ、心の木が折れると自分ではどうしていいかわからない、何も考えられない。
 だけど幌の幹は強いからそんな時でも考えられる、行動する事が出来る、思いやる事も出来る。
 幌が誰よりも強くて優しい証がそこにある。世界が救えるほどさ」

感想

 私が感じる野島伸司らしさ。無垢な者に対する執着(ロリコンかと疑っちゃうほど)。過剰なほどの繊細さ。
 ちょっと危うい人達の存在。それでも結構好きなんだよな、私は、野島伸司ワールド。だってわりと見てるもの。 後もちろん既存の曲をテーマに持ってくる事。音楽のセンスは私好み。それから役者選びのセンスも良いかな。 竹中直人さんはイメージが強すぎて浮いている気がするが。しかし登場人物が多いね、このドラマは。
 田舎が嫌いな美少年系の愁君。同様に田舎が嫌いな南果歩演じる原沢千明。
 母に塗られた口紅を落とす、母の不満を敏感に感じている後藤果萌演じる聖子ちゃん。
 やはり妻の不満を感じている浅野和之演じる篤。医者のくせに安請け合いしすぎの小栗旬演じる矢口淳一。
 田舎の女は捨てる時大変だなどと問題発言をする田中幸太郎演じる瀬戸政希
 (演じている本人自身はダジャレ大好き人間なんだけどね。
 ダジャレ好きに悪い人はいない!断言!…していいのか?)。
 夕子さんは何から逃げているのか。萩原聖人演じる中川竜一と彼女の関係は?
 竜一と奈々との関係もわからない。

 一番気になるのはやっぱり幌君。感じている事が表に出るのに時間がかかる子なのかな。
 悲しすぎると涙は出ないが、彼の場合そう言うものでない。万引きについての言い訳もしてないみたいだし…。  大事な事を言えない子っているみたいだけど…。気弱なわけではない。うん、わかんないや。
 こういう子はいないとは思わないし…。
 ちゃんと正面向き合って、決め付けないで、一回言い分を聞くことが大事だね。
 幌君は愁にきつい事を言われた時もその事にさほど反発しない。私も同じように反発しないかな。
 万引きの言い訳はするけど。そうだね、何でも引き受けてしっかり立ってる感じなのかな。
 お爺ちゃんは言葉がうまいな。
 彼の言う事をその通りだとは思わないけれど、お爺ちゃんの言葉で幌君は救われている。
 お爺ちゃんの言葉は立派に役割を果たしている。
あいくるしい オリジナル・サウンドトラック

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「仔犬のワルツ」化計画
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コメント

ちっちゃんが明示したかったの♪
さあtyantyanは断言しなかったー。
だけど真柴へtyantyanは表を反発しなかったー。

投稿: BlogPetの「ちっちゃん」 | 2005.04.14 12:57

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