« デュラララ!! | トップページ | 菊千代抄 »

ささやかな実験 他

「MONSTER モンスター」原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 音楽:蓜島邦明 監督:小島正幸 エンディングテーマ「for the love of life」歌・作詞・共同作曲:David Sylvian 共同作曲:蓜島邦明

「消された過去」MONSTER 第10話 ☆☆☆
脚本:浦畑達彦 演出:寺本幸代 絵コンテ:平塚住雄 作画監督:嶋津郁雄

 オットー・ヘッケル(安原義人)は前から目を付けていた屋敷に侵入する。
 そこの住人は殺されていて今は誰もいない。彼が金庫を求めてある部屋に入ろうとすると嫌な感じがする。
 気のせいとドアを開けようとすると後ろから手を上げろとの声が…。天馬賢三(木内秀信)だった。
 しかしパトカーのサイレンの音が聞こえ、二人は逃げ出す。
 ヘッケルはテンマが医者である事に注目し、自分と組んで、もぐりの医者として働いてくれれば、
殺人事件の犯人を教えてやると言う。
 彼は犯人の後をつけて住所を突き止めていたのだ。テンマは犯人(安井邦彦)に会う。
 犯人はエーリッヒと名乗る金髪の二十歳ぐらいの青年に会っていた。
 エーリッヒは屋敷の持ち主に一年前から世話になっていた。
 犯人はエーリッヒに頼まれて殺人を犯した。
 「知ってますか?過去は消去できるんです。気に入らなければ、すべて消し去ることができる…。
 人生はリセットできるんですよ」
 「私はそうは思わない。忘れようとすることはできても、過去を消すことはできない!」
 「そうですよね…。なんでそんなふうに思ったんだろう…。
 なんであの時、この引き金を引くと、過去が消せると思ったんだろう…。
 なんで、彼の頼みを聞いてしまったんだろう…」
 彼はあの屋敷の書斎にエーリッヒのテンマへのメッセージがある(エーリッヒはテンマが犯人に会いに来ると知っていた)と伝えて自殺する。
 屋敷のメッセージは「僕を見て!僕を見て!僕の中のモンスターがこんなに大きくなったよ、Dr.テンマ」と書いてあった。

 ヘッケルはテンマに無理矢理仕事を紹介、依頼主(カール・ブラント 西村朋紘)は銃で脅して彼を連れ去った。
 傷ついている男(マックス・シュタインドルフ 鈴木清信)はテロの犯人だった。
 テンマは無差別テロをやるような人間に治す気はないと、銃で脅されても治療を拒否する。
 しかし彼の死にたくないと言う声を聞いて、テンマは言う。
 「怖いか?死ぬのが怖いか!?みんなそうやって死んでいったんだ!!
 おまえに殺された十二人も、みんなそうやって…!!それが人を殺すという事だ!」
 彼を治療する事にする。警察が現れ、男はテンマに自分を置いて行けと言い、テンマは去る。

感想

 テンマはヨハンを治療して今の地獄を見ているんだから、無差別テロ犯を治療するわけにいかないよね。
 殺されるのは本意じゃないけど、テンマにヨハンを殺せるかどうかわかったものではないし…。

 ヘッケル、勘が働くタイプか?あの部屋にはヨハンがいたのよね、きっと…。
 ヨハン、ヘッケルの事も知っていたかな?う~ん、やっぱりテンマが犯人に会うとは限らないと思うが…。
 ヨハンはテンマと自分の運命的な繋がりを信じているとか…。
 しかし勘って信じて行動した方が良いのかどうか、わからないな。

「511キンダーハイム」MONSTER 第11話 ☆☆☆
脚本:浦畑達彦 演出:中村賢太郎 絵コンテ:片渕須直 作画監督:南伸一郎

 テンマはリーベルトを調べていた。
 しかしリーベルトの屋敷の今の持ち主の不動産屋(宮林康)は彼の事をまったく知らず、
彼は不動産屋から聞いた元政府の役人(中博史)の所に行き、
ヨハンの孤児院が511キンダーハイムである事を知る。
 511キンダーハイムは廃墟になっていて、そのまえにいた人から元厚生省のハルトマン(矢島正明)の事を聞く。  テンマはハルトマン氏を訪ね、そのアパートの前でケガをしている少年(ディーター 竹内順子)に会う。
 その少年を治療してやり、ハルトマンに会いに行く。
 ハルトマンから511キンダーハイムは特別孤児院でひどい環境だった事を聞く。
 アンナは別の孤児院にいたが、ヨハンはやはりそこにいた。
 ハルトマンがヨハンの事件を話そうとした時、さっきアパートの前であった少年が入ってくる。
 子供の前では話したくないというので、話しは止め、食事をご馳走してもらう事にする。
 その時ディーターがサッカーボールを欲しいと言う話しをし、テンマは帰りの途中でサッカーボールを見つけ、
それを買ってハルトマンの部屋に引き返す。
 と、ディーターの叫び声が。ディーターは怪我をしてい、テンマが彼の体を調べるとたくさんの傷跡があった。
 テンマはハルトマンの虐待を察知し、ディーターを連れて病院に行く。
 テンマは病院に警察がいたこともあり、
看護婦(河原木志穂)に自分以外の人にディーターを引き渡すなと言っておいて、病院を去る。
 考えた末、アンナがいた孤児院を探し出し、そこに預ける事にする。
 孤児院の院長、エルナ・ティーツェ(幸田直子)はアンナを知っていた。
 二人はチェコの国境線あたりで手を繋いで歩いていたそうだ。
 エルナによると511キンダーハイムは実験場だった。

感想

 今日も子供の虐待死が報道されていた。日本ではまだまだ強権的に保護者から子供を取り上げるのが難しい。
 微妙な判断をしなければいけない例もあると思うけど、虐待死はイヤ。何とか助けたい。

「ささやかな実験」第12話 ☆☆☆
脚本;浦畑達彦 演出:青山弘 絵コンテ:片渕須直 作画監督:併和等

 511キンダーハイムはあわれみをまったく感じない、冷徹な人間をいかに産み出すかの実験をしていた。
 そして教官をふくめて孤児院のメンバー全員があそこで殺しあった。

 ディーターをハルトマンが迎えに来、ディーターは彼に連いて行く。
 テンマは病院でその事を聞き、急いでハルトマンの部屋に行く。
 そこには511キンダーハイムで写された子供達の写真があり、ヨハンと知らない男との写真があった。
 テンマはハルトマンは511キンダーハイムにいるのではないかと思いつく。

 テンマが511キンダーハイムに行くと階段からザッカーボールが落ちてくる。
 階段の上には火が焚かれ、傷ついたディーターが暗い表情で椅子に座っていた。
 テンマがディーターの名を叫ぶとハルトマンが現れる。
 50人が息絶えている様をヨハンはディーターが座っている椅子に座り、階段の上から眺めていた。
 テンマはハルトマン達の実験がヨハンをそういうふうにしたと言うが、
ハルトマンは私達があんな芸術品を作れるわけが無いと否定する。
 そしてヨハンの目標はこの世の終わりに、たった一人生き残る事なんだそうだ。
 ハルトマンはディーターにどうしてヨハンのようになれないんだと銃を突きつける。
 ハルトマンはテンマにヨハンと一緒に写っていた人物、ヴォルフ将軍を探せと言う。
 彼が最初にヨハンの才能を見出したんだそうだ。テンマはディーターに階段を下りるかどうか自分で決めろと言う。  ディーターは階段を下りる。
 ハルトマンは「世界は真っ暗だ。明日は真っ黒なんだぞ!」と叫ぶが、
ディーターは「テンマのおじさんが言ってた。明日はいい日だって!」と言う。

 テンマはディーターにエルナの孤児院に行けと言うが、ディーターはテンマから離れなかった。

感想

 ディーターが黙ってハルトマンに付いて行ったのは諦めの気持ちもあったろう。
 虐待されている人の心理状態は特殊で、そうじゃない人間には不可解な行動をする。
 夫に虐待されて、せっかく警察に訴えても、又夫と会ったりする様に…。
 
 ヒットラーは昼と夜とでは観衆の反応が違う事に気づき、夜、
たいまつで演出して(違かったっけ)人々を熱狂させた。
 何か火って人の心をくすぐる物がある。

 ディーターにとってはテンマは希望の光だから付いて行くだろうなあ。

 何となくエルナの声が私の想像する声と違う。もうちょいおばさん声の方が良かったな。
 実際には印象と違う声というのはあるんだけど。


お世話になってます
D2_STATION アニメ感想・情報データベース

|

« デュラララ!! | トップページ | 菊千代抄 »

モンスター(36) 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/3499702

この記事へのトラックバック一覧です: ささやかな実験 他:

« デュラララ!! | トップページ | 菊千代抄 »