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特攻大作戦

「特攻大作戦 The Dirty Dozen」米 1967年 ☆☆
音楽:フランク・デヴォール(Frank De Vol) 脚本:ナナリー・ジョンソン(Nunnally Johnson)、ルーカス・ヘラー(Lukas Heller) 監督:ロバート・オルドリッチ(Robert Aldrich)原作:E.M.ナサンソン(E.M.Nathanson)

最後まで書いています。注意!

 1944年ロンドン、ジョン・ライズマン少佐(リー・マービン Lee Marvin)はウォーデン将軍(アーネスト・ボーグナイン Ernest Borgnine)に呼ばれた。
 命じられたのは死刑や重刑が決まっている凶悪犯達12人を鍛え上げ、
ドイツのレンヌにある軍幹部の別荘を襲い、幹部達を殺すという任務だった。

 凶悪犯12人と対面するライズマン。
 さっそくビクター・フランコ(シカゴでの強盗殺人で絞首刑 片足義足 ジョン・カサベテス John Cassavetes)が反抗する。
 命令に従えと言うライズマンをフランコは後ろから襲うが見事に投げられる。

 まず彼ら自身に宿舎作りをさせるライズマン。教練も同時にやる。
 ある日フランコが看守はお湯でひげを剃っているのに自分達は水で剃らなければいけない事に反旗をひるがえす。 ライズマンが全員を並べさせ拒否した者は前に出ろと言うと全員前に出る。
 カミソリと石けんと暖かい食事を取り上げるライズマン。
 しかし密かに全員が団結した事を嬉しく思うライズマンだった。

 訓練場所がある学校を受け持っているエヴァレット・デシャー・ブリード大佐(ロバート・ライアン Robert Ryan)がライズマン達の秘密を知りたがる。
 この任務は大佐には秘密だったが、大佐はライズマンより階級が上で、しかも馬が合わなかった。
 将軍がいると嘘を言って煙に巻こうとするライズマン。
 ピンクリー(禁固30年 ドナルド・サザーランド Donald Sutherland)を将軍に仕立てるのだった。
 しかしライズマンを怪しむ大佐は部下二人に秘密を聞き出せと命じる。
 二人は一人トイレにいたジョセフ・ウラディスロー(親父がドイツで鉱夫をしていたおかげでドイツ語をしゃべれる。三日間将校だったが、医療品を全部持って部下を見捨てて逃げた上官を射殺して絞首刑 チャールズ・ブロンソン Charles Bronson)を痛めつけ秘密を聞き出そうとする。
 サムソン・ポウジー(押した奴を一発殴ったら相手が死んで殺人罪 絞首刑 一番でかい 文盲 クリント・ウォーカー Clint Walker)とロバート・ジェファソン(去勢しようとした相手を殺して、絞首刑 ジミー・ブラウン Jim Brown フットボールの選手)が来て助けられるが彼らは二人を少佐の部下と思い込む。

 ライズマンがいない間に大佐が部下達を連れて訓練所にやってくる。
 大佐の部下にウラディスローを痛めつけた二人を見つけるポウジー。全員に伝える。
 ウラディスローが音頭を取って数人で大佐に歯向かうが、その時少佐が大佐達に向けてマシンガンを撃つ。
 大佐と部下達は秘密を暴く事が出来ずに去っていくのだった。

 上層部で今度の作戦を危ぶむ声が出る。師団対抗演習で彼らの力量を見極める事にする。
 彼らは見事に大佐の鼻を明かすのだった。

 そして本番。マゴット(娼婦を殴り殺して絞首刑 狂信的 南部人 テリー・サバラス Telly Savalas)がドイツの女を見て狂った行動を見せるがジェファソンが射殺。
 他にも何人か犠牲者を出してしまうが、任務をやりとげ帰郷するのだった。

 私には思ったほど面白くなかったです。全員キャラ立ちさせるのは難しい。
 ちなみに好きな人はとっても好きな映画です。「めぐり逢えたら」で男の映画として出てくるのがこの映画です。

 テリー・サバラスと言うと刑事コジャックという感じですが、
精神的に問題がある人物を的確に演じていたと思います。
 ジェニファー・アニストン、彼のお孫さんなんですね。驚きました。
 ドナルド・サザーランドも全然威厳の無い若造をちゃんと演じていました。
 どうも後年のイメージが大きくて新鮮でした。まあ、マッシュでちゃらんぽらんな役をやっていたけど。
 「グロリア」等の監督ジョン・カサベテス、一番の反抗者として目立ちまくってました。
 11番と言うことは2番目にチビということね。ドナルド・サザーランドは確か2番だ。

 こういうのを見ていつも思うんだけどドイツは良く悪役になるからきついなって。
 私は日本人だから外国の映画で戦争時の日本人が出てくるとウワー!!と思っちゃうんですが、
ドイツ人は日本人よりこの手の体験が多いだろうと思います。

特攻大作戦

なるほどサイト
映画の中の戦車
ロバート・アルドリッチを忘れぬために
地下室名画座「シネマーDaichan’s」


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