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微妙な四角形

「微妙な四角形」不機嫌なジーン 第9話 ☆☆
脚本:大森美香 演出:白川士 音楽:小西康陽

 蒼井仁子(竹内結子)と南原孝史(内野聖陽)が仲良く歩いてくるのを神宮寺潤(小林聡美)の研究室から勝田隼人(オダギリジョー)が目撃。
 勝田、二人の前に行く。南原と勝田の間に険悪な空気が流れる。
 勝田、自分が環境問題に関わっている事は話すがそれが干拓問題である事は言わない。
 閉じ込められた生物を見ると多少ナーバスになると勝田が言うと仁子は人間と他の生物が共存するための研究だと言う。
 しかしそれを聞いた南原は奇麗事だと言う。動物行動学は人間が他の生物を支配するためのものだと。
 そして自分勝手なのは人間だけではないと。それを聞いていた勝田、衝動的にフラスコを割る。
 研究室から去る勝田。

 次の日、仁子が研究室に行くと彼女の荷物が片付けられていた。山本光事務長(陣内孝則)がそうさせたのだ。
 若狭宗夫(平山広行)から山本事務長にあやまって外来魚の研究を手伝った方が良いと言われる。
 研究出来なかったら何の意味も無いと。外来魚の研究は阿部啓太(岡田義徳)がやる事になっっていた。
 彼から有明の資料を渡される仁子。

 傷心の仁子、南原教授の所に行くが、自分の悩みは言わずに部屋を出る。そして神宮寺の研究室に行く仁子。
 そこには研究室に泊まらせてもらっていた勝田がいた。
 彼から南原が干潟を閉め切っても、漁業や環境に与える影響は許容範囲内というデータを捏造したと聞かされる仁子。
 南原に聞くと後悔していないと言う。仁子、自分で干潟の事とアセスの内容を調べる。
 仁子、南原にロールキャベツを持っていく(餌付けね)。南原、結婚したい気分になる。
 しかし美人秘書、小林光子(尾形沙耶香)の胸の谷間を見てとても嬉しそうな顔をする(まあ、男ならそうよね)。
 仁子、山本事務長に頭を下げて研究させてもらう事にする(外来魚の研究は出来ないと言う)。
 彼が寄こしたのは「森林における生物生産力の測定」だった。
 森にいる野鳥やそのえさになる虫の個体数を調べ、森の豊かさを数値化しようとするもの。
 たった10万円の予算だ。仁子、やらせてもらうことにする。

 女は融通がきかないと言う。でも私もやっぱり研究者は研究結果を捏造してはいけないと思うな。
 最初に結論ありきの研究は間違いだろう。仁子、えらいね。
 捏造研究は出来ないけれど、何でもやると山本事務長に頭を下げて。10万円の研究が彼女の未来を開くのかな。

 動物行動学だってそれなりに金になるんじゃないのかな。農産物の害虫の天敵を売っている会社もあるし。
 すごい金にはならないかもしれないけれど、色々と役に立っている。生物の多様性が結局人間を助けると思うし。

 干拓して田んぼにするのは今の時代あまり意味が無いし、
どっちかと言うと干潟のままだった方が漁業的にも観光的にも金になったろう。
 国から金を借りる公共事業は途中で止めると金を返さなければいけないのが痛いね。
 外来種には天敵がいないからどうしても増える。
 確かに水辺をコンクリートで固めちゃうとか、水の汚れとかも在来種に悪影響を与えているだろうけれど、
バスも影響しているだろう。
 釣りはもともと魚を食べるためにやるものだし。生物に罪は無いけれど、多様性が無くなるのは困る。
 まあ、実際どうなのかはわからないけれど。

フジテレビ系・月9ドラマ「不機嫌なジーン」オリジナル・サウンドトラック

詳しく筋書いています。
ドラマレビュー館
気ままなNotes…
どらま・のーと

「あの日 昭和20年の記憶」3月12日 早乙女勝元(72 作家)東京大空襲の後、墨田公園の桜並木が満艦飾の衣類で覆われていた。そこに逃げた人達の身に着けていた物が突風で吹き上げられ、枝という枝に貼り付いたんだろう。根という根が焼き払われていた。

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