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朝はまた来る!

「朝はまた来る!」救命病棟24時 第3シーズン 第7話 ☆☆☆☆
脚本:福田靖 音楽:佐橋俊彦 演出:水田成英

 地震発生後8日目。小木勝(山田辰夫)、51歳、道路の穴に落ちて東都中央病院に運ばれる。

 小島楓(松嶋奈々子)は加賀裕樹の遺体と一緒に彼の実家に着く。

 河野和也(小栗旬)が集まってきたボランティアに薪を集めてくれるよう言っている。
 廃材拾ってくる時は家主の許可をもらってと指示。そこに寺泉隼人(仲村トオル)が荷物を運んでくる。
 彼はこのセンターの責任者をやっているのだ。
 河野は赤い紙が張ってある建物は危険だから近づかないようにと指示。

 小木は自転車こけて骨折して地震時には入院していた。一千万の借金をして脱サラして蕎麦屋をやっていた。
 電話してくると言って病室を出た奥さん静子(円城寺あや)が倒れる。胃潰瘍だった。
 地震で家も店も全壊している事を主人に言えないでいたのだった。

 加賀の葬式。倒れる小島。過労と言われる。

 小木の奥さんに病院関係者の方から旦那に家も店も全壊した事を言ってくれと頼まれ、相談している医者、
看護士達。
 その時進藤一生(江口洋介)が勝手に奥さんのベットを夫のベットの隣に運ぶ。
 奥さんの口から夫に伝えられる全壊の事実。それから一言もしゃべらない二人。
 医者、看護士達も心配するが、相談にのる、のらないで意見が対立する。

 ボランティアが作業中に大怪我をして運ばれてくる。余震でモルタルが剥がれ落ちてきたのだ。
 青木杜夫(小須田康人)「寺泉先生、表にマスコミが押しかけてます」「そんなのは追い返せ!」
 「帰りませんよ、あいつら」
 「彼らは勝手に危険な所に行って怪我したんだぞ。なのに何で俺が責められなけりゃいけないんだ」「そうですけど」 進藤「堂々とそう言えば良いじゃないですか」和也「えっ」
 「ボランティアは自分達の行動に責任を持つべきです。
 彼らが怪我をすれば、それだけ被災者のためのベットが足りなくなるんです」
 寺泉「そんな事言ったらボランティアは東京に来なくなるぞ」「仕方ないでしょう」
 「仕方なくないよ。彼らの助け無しで、どうやって復旧するって言うんだ。
 この病院だってボランティアでなんとかもってるんじゃないのか」
 和也「でもハンパな気持ちで来られてもホントに怪我するだけだし…」「君は黙ってろ」 
 青木「でもここで取材を拒否したら逆に東京が危険だって事を世の中に宣伝しているようなものですよ」
 「わかった、取材を受ける。責任問題はまあ適当にかわしてやる。
 ここでボランティアを失うわけにはいかないからな」

 次の日、
看護師の佐倉亮太(大泉洋)が小木さん達の前で突然自分が北海道の補欠の甲子園球児だったと言う事を話し出す。
 今度の地震でアパートが燃えて思い出の土やユニフォームを無くしてしまったという事を話す。
 小木夫婦は何もしゃべらず、佐倉は病室から出る。
 それを見ていた日比谷学(小市慢太郎)、小木夫婦に皆には言ってないけど、
マンション全壊しておふくろがふさぎこんでいるという事を話す。
 小木夫婦、何もしゃべらず。進藤が病室に来たら小木が話し出す。
 「何なんだ、ここの連中は。入れ替わり立ち代り来て不幸自慢しやがって。
 俺たちの不幸は大した事無いって言いたいのか。あいつは医者の先生様じゃないか。
 看護師だって資格があんだからどこでも仕事出来るだろ」
 「小木さんだって誰よりもおいしい蕎麦が打てる。そういう腕を持ってるでしょう。失礼します」
 「勝手に言うな、バカヤロー」

 小島は浜辺で婚約指輪を失くしてしまう。必死で探していると、この地の医者(米倉斉加年)が声をかけてくる。
 一緒に探してくれる。

 病院。
 小木静子「私が心配してるのは店の事じゃない。あなたよ。
 私が止めてもうるさい、黙ってついて来いって会社辞めて、あなたは本当にお店を開いた。
 お客さんにおいしいおいしいって言ってもらえる蕎麦屋を作って…。
 店が無くなったとしたら、あの頼もしいあなたがいなくなるんじゃないかってそれが心配で、
胃に胃潰瘍が出来たのよ」
 「おい、あの医者呼んで来い!こいつをここに連れて来たあの医者だよ!」「どうしました、小木さん」
 「簡単じゃないんだぞ。この歳でゼロからやり直すのは簡単じゃないんだぞ」
 「でも人間は倒れたままではいられないんです」

 浜辺。医者が指輪を見つけてくれる。
 「ここは裕樹君が子供の頃からいっつも遊んどった砂浜じゃ。あんたの大事なもん取り上げるもんか。
 その指輪はあんたから離れる事は無い」

 小島、裕樹の実家でテレビを見る。そこにはマスコミに対応する寺泉が。
 「大変申し訳なく思っております。今回の事故は二次災害というしかありません」
 「でも寺泉さんの呼びかけで来たボランティアが怪我をしたんですよね。
 又同様の事故がおきてもご自身に責任は無いとおっしゃるんですか」
 「責任は…。いや、ですからボランティアに来てくださる方達にも最初からそれなりの覚悟を持って…」
 「覚悟って何ですか」「自己責任って事ですか」「寺泉さん」
 「東京はまだ危険なんです。
 それでボランティアに来てくださる方達がいなくなったとしても、それはそれで仕方がありません」
 「ボランティアがいなくて、どうやって復旧するんです」
 「そうなったら我々だけでやるしかないでしょうね。ここは我々が暮らしている町です。
 これからも暮らしていく町です。家族がいて、友人達がいて、仲間達がいる。
 思い出のあるこの東京をいくら危険だからといって我々は出て行くわけにはいかないんです」
 小島、東京に戻る事にする。

 東京。青木と一緒に水分補給をしている寺泉。「青木、俺が一番嫌いなのはどんな政治家か知ってるか」「いいえ」 「奇麗事ばかり並べる市民運動家上がりの連中だ。俺があいつらとおんなじ様な事を言っちゃうとはな~。
 行くぞ、トイレ掃除」
 その時堀内(? 戸沢佑介)先生から電話が。官房長官が寺泉を臨時内閣に迎えたいんだそうだ。

 小木夫婦、退院。そして小島楓が帰ってくる。

 私はあまちゃんなので、皆どっかに良い所があるみたいな話が好きです。
 寺泉、まだまだ偉そうですが、良い方向に行っていると思います。嫌いじゃないですね。
 この話しは基本的に善人の話なので、本音の彼はスパイスみたいで良いです。
 やはり一方の側の代表みたいな日比谷先生も、不器用な質なんですね。
 わたしもあの手のしゃべりは苦手なので、言ってはやっぱりうまくいかないと落ち込むと思います。
 患者がさっぱり来ない時はやっぱり帰っちゃても良いかなどうかなと悩むと思うし(うちが心配なのは人情よね)、
医者も看護師も忙しいんだから、そうそう患者の相手は出来ないし(もちろん、心理状態は患者の容態に多大な影響がありますが)。
 まあ、近くを巡って怪我人がいないか捜すか、病院の状態把握&患者受け入れの用意の方をするかな(と言ってもああいう大災害の後って、普通の心理状態では無いらしいですけど)。
 しかし佐倉看護師、良い役ですね、みんな疲れている時も雰囲気良くしようと気遣って。
 私も雰囲気がピリピリというのはいやだから、へたな雰囲気作りをしそうですが、
疲れている時はどうころぶかはわからない。
「救命病棟24時」オリジナル・サウンドトラックⅢ
非常に詳しく筋を書いてらっしゃいます。
どらま・のーと
どらまにあ

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