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2005年2月

スパイダーマン2

「スパイダーマン2 Spider-Man 2」 2004年 米 ☆☆☆☆☆
監督:サム・ライミ(Sam Raimi) 脚本:アルヴィン・サージェント(Alvin Sargent) 音楽:ダニー・エルフマン(Danny Elfman) 視覚効果:ジョン・ダイクストラ (John Dykstra)

最後まで書いちゃってます。ネタばらしまくり。注意!!

 ピーター・パーカー(トビー・マッガイア Tobey Maguire)は事件があるとそちらの方を優先せざるをえないため、バイトも首になり、家賃が払えず、勉学もままならない。
 新聞社はスパイダーマンの写真を欲しがるが、その写真を与えるとスパイダーマンの悪口を書くのだった。
 そして愛するメリー・ジェーン・ワトソン(キルステン・ダンスト Kirsten Dunst)には事件に巻き込むのが怖くて、思いを打ち明けられない。
 おまけに親友のハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ James Franco)はスパイダーマンを父ノーマン(ウィレム・デーフォー Willem Dafoe)のカタキと思っていて、
ピーターにスパイダーマンの居場所を教えろとしつこくせまっていた。
 ピーターはMJから恋人が出来た事を知らされる。

 ピーターはハリーのおかげでリポートの対象、
オットー・オクタヴィウス(アルフレッド・モリナ Alfred Molina)に会えた。
 彼は核融合を使った新型エネルギーの研究をしていた。

 オクタヴィウスの研究発表会。ハリーとともにピーターも立ち会うことが出来た。
 オクタヴィウスは核融合反応の実験の助手として4本の高度な知能を持ったアームを自分の体につける
(ナノワイヤーで小脳に直結。制御チップで自分の脳を保護)。
 しかし実験は失敗、オクタヴィウスの妻ロザリー(ドナ・マーフィ Donna Murphy)が死に、制御チップが壊れる。 スパイダーマンはハリーを助け、エネルギーを遮断する。

 オクタヴィウスの手術。アームが医者や看護師達を皆殺しにする。

 オクタヴィウスことドック・オクが銀行強盗をする。
 スパイダーマンが現れるが、メイおばさん(ローズマリー・ハリス Rosemary Harris)を人質に取るドック・オク。
 もちろんスパイダーマンはメイおばさんを助けるのだった。

 パーカーは編集長J・ジョナ・ジェイムソン(J・K・シモンズ J.K. Simons)の息子の宇宙飛行士ジョン(ダニエル・ギリーズ Daniel Gillies)のパーティーに写真係として行く。
 ジョンとMJは婚約した。

 ピーターは全然糸が出なくなり、これを機にスパイダーマンの衣装を捨てる。

 ある時火事のアパートの2階に女の子(Venus Lam)が取り残されていると聞いて助けに行く。
 女の子は助けたが、4階で死者が出た。
 そしてメイおばさんの引越しを手伝っているヘンリー・ジャクソン坊や(Jason Fiore-Ortiz)のヒーローがスパイダーマンである事を知る。
 「子供たちにはヒーローが必要よ。勇敢で自己犠牲もいとわないいいお手本よ。みんなヒーローが大好き。
 人びとは応援し喝采を送る。
 そして語り継ぐのよ、みな、雨の中に立って“しっかり”と言う彼をひと目みようと待ってたと。
 誰の中にもヒーローはいる。だから正直に勇気を持って気高く生きられる。そして最後には誇りを持って死ねる。
 ときには毅然として大事な物をあきらめることもある。夢さえも」
 スパイダーマンを再開する事にするピーター。

 ピーターがMJと会っていると、ドック・オクが来る。
 彼にトリチウムを渡す条件としてハリーがスパイダーマンを連れて来いと言ったのだ。
 3時にウエストサイドタワーに来いとスパイダーマンに伝えろとドック・オク。MJをさらっていく。
 スパイダーマンとドック・オクの対決。ドック・オクが電車のブレーキを壊し、必死で止めるスパイダーマン。
 疲れ果てた彼をドック・オクがさらう。

 約束どおりトリチウムをドック・オクに渡すハリー。スパイダーマンの仮面をはいだらピーターだった。
 気が付いたピーターはMJを助けに行く。スパイダーマンとの戦いで本来の彼に戻りかけたドック・オク。
 ピーターは仮面を取り、彼に装置の止め方を教えてもらおうとする。ドック・オクは自分もろとも装置を川に沈める。
 そしてついにスパイダーマンの正体を知るMJ。

 一方ハリーは父の秘密を知る。MJは結婚を取りやめ、ピーターの元に来る。

 1より好きです。なぜか不運が付きまとうピーターは笑わせます。
 「努力しろ。知性は特権でなく授かり物だ。世のために使うのだ」
 良い言葉ですが、ピーターの立場では難しいです。正義の味方は無給のボランティア。
 金も無ければ、勉強する時間も無い。でも目の前に困ってる人がいれば、ねえ~。
 せめて市からお金が頂けないのか。彼のおかげで犯罪がへってるんだから。

 ドック・オク、最高!ビジュアル的に素敵だし、本人は良い人と言うところが泣かせます。
 スパイダーマンとの戦い、わくわくしました。アームってヤマタノオロチみたい。

 メイおばさん、素晴らしい。金貨をねこばばしようとした行員の手を素早く叩く。ドック・オクだって容赦はしません。

 電車のシーンは泣けますね。
 乗客がピーターを手から手に運ぶのは「ナウシカ」、
ドック・オクの前に乗客達が立ちふさがるシーンは「うしおととら」を思い出しちゃいました。

 MJ、きっとピーターには幼馴染でもあるし、性格的にも光り輝いている女性なんでしょうが、私には…。
 目が大きい大家デイコヴィッチの娘(アーシュラ? Mageina Tovah 美人とは言い難いけどさ)に乗り換えたらと思っちゃいました。
スパイダーマン 2...SPIDER-MAN2TM DELUXE COLLECTOR'S EDITION

俳優について詳しく書いています
CINEMA e MUSICA di FLUFFY

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トンボ

「トンボ」ゲド戦記外伝より アーシュラ・K・ル=グウィン ☆☆☆☆
Ⅰ アイリア Ⅱ ゾウゲ Ⅲ アズバー Ⅳ アイリアン

最後まで書いてます。注意!

 アイリア一族は豊かな領地を持ち、土地と人身の把握に努め、収益は土地に還元し、
専制的な君主が手出しをしようものなら、これと闘って押し返していた。
 しかしこの一族も少しずつ変わり、衰えていき、今では相続をめぐって互いに争うようになっていた。
 なかば廃墟と化したナラの木に囲まれた古い館。
 その所有者のアイリアは全領土は自分の物と主張して裁判を起こし、遺産を空しく費やしてしまった。
 今は自分のぶどう園でできた赤ワインを飲みながら過ごしていた。彼にはトンボと呼ばれる娘がいた。
 娘の母親はどこか西の方の島の出で、トンボの出産がもとで亡くなっていた。トンボは家政婦に預けられた。
 トンボが13になるとぶどう園の管理人と家政婦は主人にお嬢さんもそろそろ命名式をお挙げにならないとと進言した。
 彼らが西池のまじない師か村住まいの魔女にやらせましょうかと聞くと、
主人はあんなもの達にやらせるのかと怒り出し、家政婦らは仕方なく仕事場に戻った。
 トンボは自分で村住まいの魔女バラの所に行って名づけてもらう事にした。
 バラによるとトンボは何か大きな力を持っていると言う。トンボはバラから「アイリアン」と言う名まえをもらう。

 西池のアイリア家の当主カバノキは、貴族の間で本物の魔法使いを雇う事が流行になっていたので、
ゾウゲと言う若者の魔法使いを雇った。
 彼は杖もマントも手にしていなかったが、ロークに帰れば正式の魔法使いの称号が与えられると言っていた。
 主人の末娘バラからナラの木に囲まれた館の娘が花盛りの木のように美しい人と聞いて興味を持ったゾウゲは、丘を登って館まで行って連れてきた馬を犬に噛まれてしまった。
 そこでトンボが犬達をおとなしくさせた。 
 ゾウゲはトンボを手にいれたいと思い、トンボは彼からロークの事を聞きたがった。
 トンボは男といつわってロークの学院に入る事にし、ゾウゲはそれを手伝う事にした。

 トンボは学院の扉を叩いた。守りの長はトンボが女と知りながら中に入れた。
 彼女の事は長達の間で議論になったが、とりあえず彼女は様式の長アズバーと一緒に森の中で暮らした。

 学園は彼女をめぐって二つに分かれてしまった。
 彼女を追い出すべきだと主張する呼び出しの長トリオンはかつて死の国の石垣の向こうから戻ってきたのだが、
脈が無く死んだと判断された。
 しかし彼はよみがえり、黄泉の国から戻ってきた自分が大賢人になるべきだと主張した。
 呼び出しの長はとうとう院生達やその他の長達を使って彼女を実力で追い出そうとした。
 彼女は全てがあるがままの姿でいるという丘の上で会おうと主張。
 丘の上でトリオンは乾いた骨になり、彼女は竜になって仲間の元に飛ぶのだった。

 トンボの英語名はdragonfly。最初から最後は暗示されているのだろう。竜が暗示するものは何か?原初の力?  この世界の女達も太古の力と通じている。
 と言ってもル=グウィンは具体的に象徴を考えて書いているわけではなく、物語から汲み取っているのだろう。
 物語が人間と竜は元々一つのものだと教えたのだろう。
 トンボは竜の心に突き動かされてロークに行く。
 死者である呼び出しの長を死者に戻し、学院に竜と人間の関係を示唆する。
 ル=グウィンは女だけど、なぜ学院は男だけという事になったのか。
 もちろん実際の私たちの世界では過去大学は男だけのものだった。
 そして不思議な力と女の結びつきは強い。あっ、駄目。私の頭ではどうもうまく汲み取れないや。
ゲド戦記外伝

私よりよほど優れた書評です
蒼穹の回廊書評

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ターミネーター 3

「ターミネーター3 Terminator 3 :Rise of the Machines」☆☆☆☆
監督:ジョナサン・モストウ(Jonathan Mostow)脚本:ジョン・ブランカート(John Blancato)マイケル・フェリス(Michael Ferris)音楽:マルコ・ベルトラミ(Marco Beltrami)ターミネーター・メイクアップ&アニマトロニクス効果:スタン・ウィンストン

最期まで書いちゃってます。ネタばらしまくり。 

 未来は変えられる。
 ジョン・コナー(ニック・スタール Nick Stahl)は未来を変え、審判の日が起こらないようにした。
 今、彼は電話も住所も持たず、日雇い仕事をしていた。相変わらずロボットが人間を殺しまくる未来の悪夢を見る。 バイクで事故った彼は動物病院に侵入し動物用鎮静剤を使う。
 その頃LAの街中に素っ裸の女(クリスタナ・ローケン Kristanna Loken)が現れた。
 その女は未来から送られた暗殺ロボット「T-X」。T-Xは車を奪い、抹殺リストを閲覧する。
 そしてアリゾナ砂漠の真ん中にも素っ裸の男が現れた。
 ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー  Arnold Schwarzenegger)である。 
 彼はレディースナイトに出演していた男性ストリッパー(Jimmy Snyder)から服を奪う。
 T-Xはドライブスルーのバーガー屋で働いていたホセ・バレラ(Robert Alonzo)を殺し、
エリザベスとビル(Brian Sites)のアンダーソン兄弟を抹殺する。
 一方ケイト・ブリュースター(クレア・デインズ Claire Danes)は急患の呼び出しで動物病院に行く。
 そこにはジョン・コナーがいた。彼女は彼とはウエストヒルズ中学で一緒だった。
 ケイトは彼を動物用の檻に閉じ込める。そこにT-Xが現れる。
 T-Xは急患として猫を連れてきた女性を殺し、その血をなめる。ケイト・ブリュースターとは違う。
 他の所にあった血もなめてみるとそれはジョン・コナーの血だった。そこにターミネーターも現れる。
 ターミネーターはケイトを車に閉じ込め、ジョン・コナーを救う。ジョンはケイトを乗せたまま逃げ出す。
 T-Xはリモートコントロールでパトカー他4台の車に追わせ、自分は大型クレーン車で追う。
 ターミネーターも大型バイクで追う。
 ターミネーターはT-Xが乗っているクレーン車に乗り移り、フックをマンホールに引っ掛けて、
ジョン・コナーの車に乗り移り、何とかT-Xをまく。
 ターミネーターによるとあのT-Xはナノテクトランスジェクターで他のマシンを操り、プラズマ砲を使い、
強力な骨格を持ち、ターミネーターより知能も高かった。
 ターミネーターは水素電池で動き、水素電池は破損すると大爆発を起こす。
 その頃ケイトのフィアンセ、スコット・パタースン(?マーク・ファミグリエッティ Mark Famiglietti)はT-Xに殺される。
 訪れた刑事にフィアンセの姿で応対するT-X。一方ジョン・コナー達はサラ・コナーの墓に出向いていた。
 サラ・コナーは白血病で1997年に死に、その灰は友人達の手によって海に撒かれていた。
 彼女の墓には武器が詰めてあったのだ。そこに警察がかけつけ、ケイトは保護される。
 銃を構えた警察の前に棺桶を抱えて現れたターミネーター。その棺桶にはジョン・コナーが入っていた。
 死傷者ゼロで警察の包囲網を潜り抜け、次にターミネーターはケイトの保護に向かう。
 ケイトの父親ロバート(デイヴィッド・アンドリュース David Andrews)は軍人としてスカイネットに関わっていて、ジョン・コナーはケイトを通じてロバートと接触、そしてケイトとの間には大事な子供が生まれる事になっていた。
 T-Xがケイトを殺そうとするが、ターミネーターが助ける。
 T-Xは彼らの車の天井にくっついて丸のこで車の天井を切ろうとするが、
ターミネーターが大型トラックの下を無理矢理通る事でT-Xを吹っ飛ばす。
 武器を破損したT-Xはプラズマ砲の代わりに火炎放射器を選択する。
 スカイネットが反乱を起こし、核が世界中に落とされるのは後2時間と53分後の6時18分だった。
 T-Xはジョン・コナーの下で戦う戦士達を抹殺していて、抹殺対象にはロバートも入っていた。
 ターミネーターはジョン・コナー達を安全な地に連れて行こうとするがジョン・コナーは拒否し、
ケイトの父ロバートがいる地に向かわせる。
 しかしスカイネットは起動された。
 ロバートはT-Xに撃たれ、基地内ではT-Xに操られたTー1ロボットによって殺戮が始まる。
 ジョン・コナー達はスカイネットを止めるためのアクセスコードを手に入れるが、ロバートは死んでしまう。
 T-Xはターミネーターを首が千切れかかるような状態になるまでやっつけ、ジョン・コナー達を追う。
 ジョン・コナーは電磁場を最高にまでセットし、T-Xは電磁場に囚われ身動きが出来なくなる。
 二人は飛行機でロバートが示唆したクリスタルピークに行こうとするが、そこにターミネーターが現れ、
ジョン・コナー達を襲う。
 T-Xにシステムを壊されたからだが、CPUは破損していなかった。
 ターミネーターは自らを停止させ、二人はクリスタルピークに向かう。
 クリスタルピークでアクセスコードを入れようとしていると、T-Xが現れる。
 しかしその後からターミネーターも現れ、二体の死闘となる。ターミネーターは水素電池を爆発させる。
 ジョン達は何とか基地内に入るが、そこには旧式のコンピューターしかなく、スカイネット関係の物は何も無かった。 クリスタルピークにあったのは要人用の核シェルターだったのだ。核は発射された。
 シェルターには各地から現状を知ろうとする声が届き、ジョン・コナーは指示を与え始めるのだった。

 ジョン・コナー、猿顔(ゴメンナサイ!)のニック・スタールよりエドワード・ファーロングの方が嬉しかった。
 監督は演技力で選んだと言っているが。

 アクションが素晴らしい。文句なしです!T-Xの足や首が後ろにグリッとまわる所、良かった。
 基地のロボットのデザインもグッドデザイン。このシリーズ、全部外れ無しで驚嘆に値します。
ターミネーター 3 プレミアム・エディション

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…夢じゃねえんだな

「…夢じゃねえんだな」H2 第7話 ☆☆☆☆☆
原作:あだち充 脚本:山崎淳也 音楽:佐藤直紀 演出:今井夏木

 順調に勝ち進む千川高校野球部。しかしどうも古賀春華(石原さとみ)の様子が変だ。
 雨宮ひかり(市川由衣)が話しかけてもろくに答えず、どじを踏む。
 国見比呂(山田孝之)によると最近ずっとあんな感じで変なんだそうだ。
 ひかりは春華が一人でいる所に行って話しを聞いてみる。
 そこで春華がひかりの暗証番号が116だった事にこだわっている事を知る。
 実は橘英雄(田中幸太郎)の誕生日は11月6日。116はそこから取ったとひかり。

 夕食。春華が比呂を見て微笑んでいる。「古賀が俺見て笑ってる」
 野田敦(中尾明慶)「何か良いことでもあったんじゃねえの~」「良い事って?」「例えばこんな事」
 座布団の下から雑誌を取り出す野田。そこには英雄と楽しそうに笑っている春華が。

 その同じ雑誌を見る木根竜太郎(石垣佑磨)と小山内美歩(貫地谷しほり)。
 自分達の思惑と違って英雄と春華がくっつきそうな事に危惧の念を抱く木根。
 そんな木根にやる気あるのかと美歩が木根のシャツを取ってグッと顔を睨むと、
その場を千川のマネージャー達に写真に撮られる。
 何でも無いと否定しても、にっこり笑って去っていくマネージャー。
 「不気味だ」と木根が言って、隣の美歩を見ると、そこには懐中電灯で下から照らした美歩の顔が。

 「茶う茶う」の隣にある「ほな飲モカ」を飲もうかと迷う比呂。英雄が来てちょっと付き合えよと言う。
 ティーバッティング(?)の付き合いだった。英雄「そう言えば、おまえちゃんと見たのか」「まあ、一応な」
 「で、感想は?」「ひかり怒ってねえのかよ」「えっ」「わけのわかんねえ週刊誌に古賀と写真取られやがって」
 「写真?!」英雄が言いたかったのは写真の事ではなく、千川の次の相手「伊羽商」の一回目の試合の事だった。 伊羽商のエース月形(林剛史)は球種が多く切れがある変化球を投げた。
 比呂は英雄から春華が比呂とひかりの仲を心配していた事を聞く。

 練習している千川高校野球部。木根の投球を柳守道(森廉)が見事に打ち、女の子達の歓声をあびる。
 古賀富士夫監督(的場浩司)が月形の投球はこんなもんではないと言うと、
小宮慶子(田丸麻紀)が初球の75パーセントはカーブだと言ってくる。
 「初球に的をしぼって叩けば良いの!」

 ひかり、明日の千川と伊羽の試合についての記事を見ながら過去を思い出す。
 8月16日のひかりの誕生日、比呂は試合に勝って、そのボールをひかりに贈ったのだった。

 千川と伊羽の試合は投手戦になった。
 「あいつがその年のベストピッチングをする馬鹿暑い夏の日は決まっておまえの誕生日だ」とテレビを見ながら英雄。
 春華「今日は絶対勝たなきゃいけないんだよね」比呂「当たり前だろ」「ひかりさんの誕生日だから?」
 「そうだ。俺は今までひかりの誕生日の試合で負けたことはねえんだ」
 「そいつは良い事を聞いた。よーし。絶対負けるな!」「ああ」

 柳、初球を叩いてツーベースヒットを打つ。次の打順の比呂、打つ。
 ファーストが拾った球を、月形がファーストの守備に回って、球を受け取る。そして一塁ベースに必死で手を伸ばす。 比呂がその手を踏まないように無理をして、左足をひねってしまう。野田の犠牲フライで一点入る。
 しかし比呂は左足首が痛くていつもの投球が出来ない。それを知っている月形はバンドを監督に進言する。
 左足首の痛みが比呂の暴投を呼び、千川はさよなら負けしてしまう。

 眠れないひかりは朝4時過ぎだというのに起き出して外に出る。そこに比呂がいた。
 比呂「眠ってるんだよ。まだ夢の中なんだ。んで、目が覚めたら伊羽商との試合の日なんだ」
 「そんなに英ちゃんと戦いたかった?」「中学の時戦えなかったからな」
 「当たり前でしょ。同じチームだったんだから」「野球じゃねえよ。初恋だよ」「何よ、それ」
 「英雄の初恋、おまえに決まってるだろ。」「な~に言ってんだか。紹介してくれたのは比呂じゃない」
 「中一の時な。俺の初恋は中2の終わりだよ。
 もし…、もし中一に戻れたとしても俺は又きっと喜んで英雄におまえを紹介するよ。
 で、又中2の終わりに気づくんだ。ひかりって結構良い女じゃねえかって。
 無理したわけでも、勝負を逃げたわけでもねえ。ただ俺の思春期が1年半遅かった。それだけ。
 それでもたまに思っちまうんだ。あいつさえいなけりゃなんてな。
 大好きな親友の事を、英雄の事を一瞬でもそう思っちまう自分がいやでいやで確認したかったんだ、甲子園で。
 せめて大好きな野球で。戦う事であいつの存在を」
 比呂、座っていた塀から飛び降りる。「比呂。何やってんの?!」
 「やっぱ夢じゃねえんだな。そっかぁ~。負けたのか、俺。めちゃめちゃ調子良かったのになぁ~。
 ひかりの誕生日だったのに。英雄待ってたのに。負けたのか、俺」

 行方不明の比呂を探しに出た春華。比呂を抱きしめているひかりを見る。

 月形が新庄みたいに怪しいさわやかさを振りまいていて印象的でした。
 相手の怪我に付け込むのはいやだけど、それをしないのも無理があるような。
 月形の手を踏まないようにした結果の怪我だけど…。

 月形が濃い顔の分、柳のしょうゆ顔が好印象でした。相変わらず木根君、良い味。
 ノダリンに食われそうな野田っち。気にしないわざを会得したみたいね。
 木根君にもキネリンがいるが、あのマネージャーとくっつくのか?

 春華、可愛い。複雑な状況だけど。ひかりとしてはああいう場合、抱きしめちゃうよな~。
 英雄もほんと~に良い奴だけどね。

 比呂役の子、結構山田孝之君に似てたね。
H2~君といた日々 TVサントラ
詳しく筋を書いています
どらまにあ
画像があります
徒然なるままに…(~はるかなる日々~)

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ハイデルベルクの少女 他

MONSTER モンスター 原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 音楽:蓜島邦明 監督:小島正幸

「ハイデルベルクの少女」第5話 ☆☆☆☆ 
脚本:浦畑達彦 絵コンテ:中村亮介 演出:小林智樹 作画監督:南伸一郎

 大学に急ぐ若い女性(能登麻美子)。講義はとっくに始まっていた。
 クローネッカー教授(鈴木泰明)は遅刻してきた彼女に問いに答えるように言う。
 誰も答えられなかった問いに彼女は見事に答える。彼女の名はニナ・フォルトナー。
 合気道に、ピザの宅配のアルバイトにと非常に忙しい大学生だ。
 家に帰ってメールを確かめると名無しの人間からメールが来ていた。
 「君に世界で一番美しい花を贈ろう。君を花で埋めつくすために僕は生まれた」
 彼女は自分に気があるペーター(花輪英司)が送ってきたものと思う。

 彼女はカウンセラーに行く。闇の中から現れるモンスターの夢。彼女は一時、毎晩その夢に悩まされていたのだ。

 ペーターにメールの事を話すニナ。しかしメールはペーターが送ったものではなかった。
 しかしニナは友達にしかID番号を教えていなかった。

 クローネッカー教授の講義。教授は一家四人惨殺事件の話をしている。質問されるニナ。
 ニナの様子がおかしくなる。ペーターに介抱されるニナ。彼女には10歳以前の記憶が無かった。
 家に帰ってベットで寝ているとメールが来る。「もうすぐ迎えに行く」というメールだった。

 その頃天馬賢三(木内秀信)は各地でヨハンの過去を調べていた。
 ある時、ヨハンの事を聞いていたら、二階の住人(納谷悟朗)に声をかけられる。
 二階の住人は天馬の事を知っていた。ヨハンから聞いていたのだ。二階の住人は戦争を体験していた。
 Uボートに乗っていたのだ。その戦争談をヨハンも興味を持って聞いていた。彼が興味を持ったのは究極の恐怖。  彼は恐怖をもてあそんでいた。二階の住人は目も見えず、ヨハンの本当の名まえも知らなかった。
 妹を二十歳になったら迎えにいくと言っていたそうだ。妹はハイデルベルクにいる。

 ニナは謎のメールの事を友達に話す。そうすると彼女らは最近講義に来る見慣れない男の子ではないかと言う。
 彼は二ナの事をじっと見ているそうだ。
 友達が勝手にはからってその男の子(オットー・フーベルマン 大畑伸太郎)と会えるようにした。
 しかし彼女が気にかかったのは、その男の子のずっと後ろの方で彼女を見ながら静かに微笑んでいる青年。
 その青年は彼女に何も話しかけずに去り、彼女は意識を失う。

 ヨハンが美しくて彼の出現シーンは鳥肌もの。原作のマンガより麗しい彼は目の保養。
 はかなげであやしげで、この世の者ではない感じで、一発で崇拝者になるね(崇拝者になっちゃいけないが)。

 原作マンガではもっと過剰に明るくしている感がありありなニナだが、こちらではずっと落ち着いた風情。
 これはマンガ通りにした方が良かったんじゃないかな。

「失踪記事」第6話 ☆☆☆☆
脚本:浦畑達彦 絵コンテ:小島正幸 演出:長崎健司 作画監督:津幡佳明

 ハイデルベルクの新聞社。ここしばらく、ろくに風呂に入っていない記者マウラー(秋元羊介)。
 テンマが訪ねてくる。
 テンマはヨハンは妹と一緒にどこかの子供のいない夫婦の養子になり、
妹を一人置いて出て行ったのではないかと考えた。
 その夫婦はその時ヨハンの捜索願を出したのではないかと。
 だから新聞社にその時の記事が無いかと調べに来たのだ。マウラーはテンマにその頃の資料を渡す。

 その頃ニナは謎の青年の事をカウンセラーのガイテル先生(内田直哉)に話していた。
 彼女はその青年を見て「絶対悪」という言葉が頭に浮かんだのだった。

 翌朝テンマは資料室で倒れていた。いつも朝飯を食べる店にテンマを連れて行くマウラー。
 女房は出て行ったんだそうだ。
 「奥さん、迎えにいく気はないんですか?」
 「あ!?なんでだよ。おん出てったのはむこうだ。なんで俺が迎えに行くんだよ」
 「いえ、仕事にかまけてた事を悔やんでいるみたいだから」
 「ふ、ふざけたこと言ってんじゃねえよ。男は仕事が第一だ。
 この仕事を理解できねえ女房なんか、出てってもらって結構!」
 「すみません、よけいなこと」「そうだよ、よけいなことだよ」
 「あ、あの、それともうひとつ、煙草吸いすぎですよ。医者として忠告します」
 「大きなお世話だって言ってんだろ!!女房と同じこと言ってんじゃねえ!!」
 「奥さんもあなたの体気づかってたんですよ」「大きなお世話だ」

 フォルトナー夫人(野沢由香里)はニナへの誕生日プレゼントを編み上げた。
 ニナに彼女が自分達の娘ではないと本当に言うのかと夫(大木民夫)に聞く夫人。夫は言う必要はないなと言う。  微笑みあう二人。ニナが帰ってくる。
 パソコンを開くと「明日誕生日の夜七時、ハイデルベルク城で会おう」というメールが来ていた。

 テンマと二人で記事を探すマウラー。一服する。
 「なあ、ドクター。もし、もしもだぜ、俺がその女房迎えに行ったら、女房、帰ってくると思うか?」
 「ええ。煙草をやめたらね」「けっ!!」テンマ、記事を見つける。

 ニナはハイデルベルク城に行く。テンマとマウラーはフォルトナー夫妻に会いに行く。
 その車中、マウラーはテンマが言うヨハンがしでかしたと思われる連続殺人の現場での印象について話す。
 その現場には何の感情も感じられなかった。二十歳にもならない小僧がしたものとは思えない。
 あれは悪魔の仕業だと。フォルトナー家に着く。男の子の捜索願の件だと話すとドアを閉められてしまう。
 中ではケーキを用意していた。
 マウラーは今までテンマが言うヨハンの連続殺人の話しを信じていなかったが、
テンマの話しが信憑性を帯び始める。
 あんた方と娘さんの命が危ないいんだとドアに向かって叫ぶマウラー。ドアが開く。
 ニナが出かけていると聞いて、テンマはハイデルベルク城に急ぐことにする。
 「よお、ドクター。気を付けろ!さっき行ったように、相手はとんでもねえ野郎だ!絶対死ぬんじゃねえぞ!!」
 「マウラーさん」「ちゃんと生きて帰ってくるんだ。そしたら…煙草やめてやるよ。ヤブ医者の言いつけ通りにな」
 「奥さんも喜びます」マウラーが警察に電話しようとすると電話線が切られていた。

 約束の時間がとっくに過ぎても誰も来ない。
 ニナが帰ろうとすると剪定ばさみを持った男(中田和宏)に「だめだよ」と言われる。
 「ここで待ってなきゃ、だめだよ。頼まれたんだ。あんたがここで待っているようにね。待てって言ってるんだ。
 わかんないのかぁ」
 逃げるニナを追っかけてくる男。そこにテンマが現れる。テンマに襲いかかる男。
 ニナが男を押さえ込み、男を自分のネクタイで縛るテンマ。二人はニナの家に急ぐ。残された男に近づく影。

 エンドテーマ時の絵、徐々に違くなってるんですね。気、配ってます。ニナがマンガより綺麗な服を着ている。
 キャラの服を違くするの、骨なんですよね。気、配ってます。

 原作読んでるもんだから、マウラーさんとテンマの会話には思わずため息が出てしまいます。
 禁煙したって、意味が無い…。浦沢さんの脇キャラは人間味が溢れていて、魅力的です。
 その分、あんまり感が…。

 剪定ばさみの男、不気味で良かったです。

基本情報が書いてあって助かります。
D2_STATION


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朝はまた来る!

「朝はまた来る!」救命病棟24時 第3シーズン 第7話 ☆☆☆☆
脚本:福田靖 音楽:佐橋俊彦 演出:水田成英

 地震発生後8日目。小木勝(山田辰夫)、51歳、道路の穴に落ちて東都中央病院に運ばれる。

 小島楓(松嶋奈々子)は加賀裕樹の遺体と一緒に彼の実家に着く。

 河野和也(小栗旬)が集まってきたボランティアに薪を集めてくれるよう言っている。
 廃材拾ってくる時は家主の許可をもらってと指示。そこに寺泉隼人(仲村トオル)が荷物を運んでくる。
 彼はこのセンターの責任者をやっているのだ。
 河野は赤い紙が張ってある建物は危険だから近づかないようにと指示。

 小木は自転車こけて骨折して地震時には入院していた。一千万の借金をして脱サラして蕎麦屋をやっていた。
 電話してくると言って病室を出た奥さん静子(円城寺あや)が倒れる。胃潰瘍だった。
 地震で家も店も全壊している事を主人に言えないでいたのだった。

 加賀の葬式。倒れる小島。過労と言われる。

 小木の奥さんに病院関係者の方から旦那に家も店も全壊した事を言ってくれと頼まれ、相談している医者、
看護士達。
 その時進藤一生(江口洋介)が勝手に奥さんのベットを夫のベットの隣に運ぶ。
 奥さんの口から夫に伝えられる全壊の事実。それから一言もしゃべらない二人。
 医者、看護士達も心配するが、相談にのる、のらないで意見が対立する。

 ボランティアが作業中に大怪我をして運ばれてくる。余震でモルタルが剥がれ落ちてきたのだ。
 青木杜夫(小須田康人)「寺泉先生、表にマスコミが押しかけてます」「そんなのは追い返せ!」
 「帰りませんよ、あいつら」
 「彼らは勝手に危険な所に行って怪我したんだぞ。なのに何で俺が責められなけりゃいけないんだ」「そうですけど」 進藤「堂々とそう言えば良いじゃないですか」和也「えっ」
 「ボランティアは自分達の行動に責任を持つべきです。
 彼らが怪我をすれば、それだけ被災者のためのベットが足りなくなるんです」
 寺泉「そんな事言ったらボランティアは東京に来なくなるぞ」「仕方ないでしょう」
 「仕方なくないよ。彼らの助け無しで、どうやって復旧するって言うんだ。
 この病院だってボランティアでなんとかもってるんじゃないのか」
 和也「でもハンパな気持ちで来られてもホントに怪我するだけだし…」「君は黙ってろ」 
 青木「でもここで取材を拒否したら逆に東京が危険だって事を世の中に宣伝しているようなものですよ」
 「わかった、取材を受ける。責任問題はまあ適当にかわしてやる。
 ここでボランティアを失うわけにはいかないからな」

 次の日、
看護師の佐倉亮太(大泉洋)が小木さん達の前で突然自分が北海道の補欠の甲子園球児だったと言う事を話し出す。
 今度の地震でアパートが燃えて思い出の土やユニフォームを無くしてしまったという事を話す。
 小木夫婦は何もしゃべらず、佐倉は病室から出る。
 それを見ていた日比谷学(小市慢太郎)、小木夫婦に皆には言ってないけど、
マンション全壊しておふくろがふさぎこんでいるという事を話す。
 小木夫婦、何もしゃべらず。進藤が病室に来たら小木が話し出す。
 「何なんだ、ここの連中は。入れ替わり立ち代り来て不幸自慢しやがって。
 俺たちの不幸は大した事無いって言いたいのか。あいつは医者の先生様じゃないか。
 看護師だって資格があんだからどこでも仕事出来るだろ」
 「小木さんだって誰よりもおいしい蕎麦が打てる。そういう腕を持ってるでしょう。失礼します」
 「勝手に言うな、バカヤロー」

 小島は浜辺で婚約指輪を失くしてしまう。必死で探していると、この地の医者(米倉斉加年)が声をかけてくる。
 一緒に探してくれる。

 病院。
 小木静子「私が心配してるのは店の事じゃない。あなたよ。
 私が止めてもうるさい、黙ってついて来いって会社辞めて、あなたは本当にお店を開いた。
 お客さんにおいしいおいしいって言ってもらえる蕎麦屋を作って…。
 店が無くなったとしたら、あの頼もしいあなたがいなくなるんじゃないかってそれが心配で、
胃に胃潰瘍が出来たのよ」
 「おい、あの医者呼んで来い!こいつをここに連れて来たあの医者だよ!」「どうしました、小木さん」
 「簡単じゃないんだぞ。この歳でゼロからやり直すのは簡単じゃないんだぞ」
 「でも人間は倒れたままではいられないんです」

 浜辺。医者が指輪を見つけてくれる。
 「ここは裕樹君が子供の頃からいっつも遊んどった砂浜じゃ。あんたの大事なもん取り上げるもんか。
 その指輪はあんたから離れる事は無い」

 小島、裕樹の実家でテレビを見る。そこにはマスコミに対応する寺泉が。
 「大変申し訳なく思っております。今回の事故は二次災害というしかありません」
 「でも寺泉さんの呼びかけで来たボランティアが怪我をしたんですよね。
 又同様の事故がおきてもご自身に責任は無いとおっしゃるんですか」
 「責任は…。いや、ですからボランティアに来てくださる方達にも最初からそれなりの覚悟を持って…」
 「覚悟って何ですか」「自己責任って事ですか」「寺泉さん」
 「東京はまだ危険なんです。
 それでボランティアに来てくださる方達がいなくなったとしても、それはそれで仕方がありません」
 「ボランティアがいなくて、どうやって復旧するんです」
 「そうなったら我々だけでやるしかないでしょうね。ここは我々が暮らしている町です。
 これからも暮らしていく町です。家族がいて、友人達がいて、仲間達がいる。
 思い出のあるこの東京をいくら危険だからといって我々は出て行くわけにはいかないんです」
 小島、東京に戻る事にする。

 東京。青木と一緒に水分補給をしている寺泉。「青木、俺が一番嫌いなのはどんな政治家か知ってるか」「いいえ」 「奇麗事ばかり並べる市民運動家上がりの連中だ。俺があいつらとおんなじ様な事を言っちゃうとはな~。
 行くぞ、トイレ掃除」
 その時堀内(? 戸沢佑介)先生から電話が。官房長官が寺泉を臨時内閣に迎えたいんだそうだ。

 小木夫婦、退院。そして小島楓が帰ってくる。

 私はあまちゃんなので、皆どっかに良い所があるみたいな話が好きです。
 寺泉、まだまだ偉そうですが、良い方向に行っていると思います。嫌いじゃないですね。
 この話しは基本的に善人の話なので、本音の彼はスパイスみたいで良いです。
 やはり一方の側の代表みたいな日比谷先生も、不器用な質なんですね。
 わたしもあの手のしゃべりは苦手なので、言ってはやっぱりうまくいかないと落ち込むと思います。
 患者がさっぱり来ない時はやっぱり帰っちゃても良いかなどうかなと悩むと思うし(うちが心配なのは人情よね)、
医者も看護師も忙しいんだから、そうそう患者の相手は出来ないし(もちろん、心理状態は患者の容態に多大な影響がありますが)。
 まあ、近くを巡って怪我人がいないか捜すか、病院の状態把握&患者受け入れの用意の方をするかな(と言ってもああいう大災害の後って、普通の心理状態では無いらしいですけど)。
 しかし佐倉看護師、良い役ですね、みんな疲れている時も雰囲気良くしようと気遣って。
 私も雰囲気がピリピリというのはいやだから、へたな雰囲気作りをしそうですが、
疲れている時はどうころぶかはわからない。
「救命病棟24時」オリジナル・サウンドトラックⅢ
非常に詳しく筋を書いてらっしゃいます。
どらま・のーと
どらまにあ

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ヴァンパイア 最期の聖戦

「ヴァンパイア 最期の聖戦 Vampires」1998年 米 ☆☆☆
監督・音楽:ジョン・カーペンター(John Carpenter)原作:ジョン・スティークリー(John Steakley)脚本:ドン・ジャコビー(Don Jakoby)

ネタばらしまくり。注意!

 ジャック・クロウ(ジェームズ・ウッズ Jemes Woods)は仲間達と一緒に荒野の中の一軒家を襲うとしていた。
 そこはヴァンパイア達の巣。ジャック達はバチカン公認のヴァンパイア始末人だった。
 一人一人を陽の元に引きずり出す。彼らは日に当たると爆発するかのように燃え盛るのだった。
 全部で9体倒した。しかし魔鬼はいなかった。彼らが去った後、土の中から何かが出て来る。

 その夜ジャック達はサン・ゴッド・モーテルで神父ジョバンニ(グレゴリー・シエラ Gregory Sierra)が手配した娼婦達と楽しもうとしていた。
 そこに魔鬼(トーマス・イアン・グリフィス Thomas Ian Griffith)が現れる。
 まず彼は娼婦のカトリーナ(シェリル・リー Sheryl Lee)を襲い、彼女を咬む。
 そして彼女を置いて、殺戮を始める。彼の圧倒的な力により次々と殺される仲間や女達。
 神父も殺され、結局ジャックはただ一人残った仲間トニー・モントヤ(ダニエル・ボールドウィン Daniel Baldwin)と一緒に後二日で吸血鬼になるであろうカトリナを連れて逃げる。
 ヴァンパイアに咬まれた人間はテレパシーで咬んだヴァンパイアと繋がるのだ。
 ジャックはそれを利用できると考えた。

 魔鬼はジャックの名前を知っていた。そして今までにあったヴァンパイアとは桁違いの力を持っていた。
 その謎を解明するため、ジャックはアルバ枢機卿(マクシミリアン・シェル Maxmilian Schell)に会いに行く。
 そこでわかった事。魔鬼の名はヤン・バレック。
 1311年生まれで、神父だが教会に反抗し、ボヘミアで農民を蜂起させた。
 異端者として火あぶりになったが、その後歩いている姿を目撃されている。最初の吸血鬼らしい。
 枢機卿はジャックにアダム・ギトー神父(ティム・ギニー Tim Guinee)を付ける。
 道中アダム神父はジャックに教わる。吸血鬼は十字架が平気で、にんにくも効かず、コウモリに化けない。
 棺に眠らない。心臓に杭を打ち込んで殺す。陽に当たれば黒こげ。そしてバレックは何かを探している。
 ジャックは黒い十字架があればヴァンパイア達は陽の光の下を歩けると聞いた事があった。

 その頃カトリーナと二人きりでジャックを待っているトニー。カトリーナに食べ物を薦める。
 食べた方が毒のまわりがおそくなる。カトリーナは現状に絶望して自殺しようとする。
 それを止めようとしたトニーは逆に咬まれてしまう。ジャック達が来る。トニーはジャックにその事を隠す。
 カトリーナはバレックが見ている事を見る。神父(John Furlong)に地図に印を付けさせ、その神父を殺していた。 場所はサン・ミゲル。調べたらその神父はモリーナと言う人だった。
 そしてカトリーナは又見る、バレックと7人の魔鬼達が地中から出て来る風景を。
 ジャックは神父が何かを隠していると踏んで彼を痛めつける。
 ジャックの父親はが吸血鬼に咬まれ、その後吸血鬼化した父親が母とジャックを襲い、
ジャックは父親を殺したのだった。
 だからお前を殺すのなぞわけも無いと。 アダム神父はバレックがベルジエの十字架を捜している事を吐く。
 裁判で悪魔がついていると認定された彼に対して南仏のベルジエで悪魔祓いの儀式を教会は行ったのだ。
 しかし逆にバレックは吸血鬼になってしまった。
 ベルジエの十字架はスペイン人の手によりアメリカに渡り、長い間行方不明だったが、
最近そのある場所がわかった。
 その場所を知っていたのが、殺されたモリーナ神父。バレックはベルジエの十字架を手に入れる。
 カトリーナの案内でジャック達はサンティアゴの小さな町に来る。
 そこでジャック達とヴァンパイアとの戦いが始まるのだった。

 半ケツ出ているホットパンツはセクシー過ぎるね。
 基本的に心に負荷がかかる描写満載だが、
何か日本のマンガみたいな鮮烈な残酷描写で(私の)好感度は高い。
 バレックが手でもって人を殺しまくる様が何とも。吸血鬼がなぜ出来たのかの理由付けも皮肉で良い。
 アダム神父も可愛かった。やっぱ制服って燃える(萌える)ねぇ~。
 何と言ってもサザンロック(?)風の音楽が場を盛り上げる。あのたるさ加減が良い。音楽も監督が作曲したのね。 多才ね。
ヴァンパイア 最期の聖戦JOHN CARPENTER'S VAMPIRES

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恋のアリジゴクとフケた王子様

「恋のアリジゴクとフケた王子様」不機嫌なジーン 第6話 ☆☆☆
脚本:大森美香 音楽:小西康陽 演出:平井秀樹

 南原孝史(内野聖陽)が女(リツコ 吉瀬美智子)と自宅に帰ってきたら空き巣が入った跡(後?)だった。
 南原は女を帰す。そして電話した先は蒼井仁子(竹内結子)。仁子の声を聞きながら眠る南原。

 南原は神宮寺潤(小林聡美)に言われて手塚純一郎(遠藤憲一)に会う。
 手塚が弁護士として関わっている干潟の干拓反対裁判、
その干潟の干拓事業計画の初期段階のアセスに南原は参加していた。

 蒼井仁子(竹内結子)は結局白石健一(黄川田将也)と別れる事になった。彼女は傷心を慰めるため又山に登る。 彼女はそこですべって落ちてしまう。
 いつまでたっても帰ってこない仁子を捜して南原教授と阿部啓太(岡田義徳)達は山に探しに行く。
 教授の指示で二手に分かれて捜す。南原が「ジンコ!」と叫ぶと答える声が。仁子がいた。
 教授に背負われて行く仁子。

 ラバーズ・コンチェルト、使い過ぎかと思います。もう少しここぞという所で使えば良いかと。
 まあ、私のセンスが良いとは限りませんが。

 オオクワガタは嬉しいですね。見つけたら足を怪我していなければ踊りたい所です。
 私だったらバクの話も喜んで聞きます。まあ、合わないものは仕方が無いですね。

 教授、つくづく好きです。困った人なんでしょうけど、可愛いです。
 仁子、助けてもらってるんだから、「素敵、カッコイイ、セクシー!」とリップサービスすべきでしょう。
 教授、昔は女性とまともに話せなかったんですね。克服したんですね。教授、えらい!

 アリジゴク、好きです。
 乾いた場所が無いと彼ら巣を作れませんが、ちゃんと場所あるのかな(家の近くなら神社の軒下かな)?

 素敵な真岡早智子(井上訓子)お姉さまから教えてもらってるんだからもっと喜ぶべきですな、
仁子の弟(蒼井信二 加藤康起)は(魅力的な女性とは思っているらしいが)。
「不機嫌なジーン オリジナル・サウンドトラック
詳しく筋を書いています。
Yuuya’s Notelet
画像付です。
DILEMMA

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学園へ帰ろう☆

「学園へ帰ろう☆」学園アリス 第15話 ☆☆☆☆
シリーズ構成・脚本:横山雅志 演出:橋本敏一 絵コンテ:ユキヒロマツシタ 原作:樋口橘 監督:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 音楽:吉森信

 佐倉蜜柑(植田佳奈)は正田スミレ(斎藤千和)を縛っているロープを食い千切ろうとするが、うまくいかない。
 どうやら結界が張ってあるらしく、スミレちゃんもうまく能力が使えない。そんな時、日向棗(朴ろ美)が気が付く。
 彼もかなり弱っていた。蜜柑は棗に指摘されて自分がかぶっているイヤマフラーが通信用であった事を思い出す。 イヤマフラーで今井蛍(釘宮理恵)に連絡を取る蜜柑。蛍は鳴海先生(石田彰)達と一緒にいた。
 蜜柑は大体の状況を知らせ、鳴海は棗にそっとロープを燃やして戒めを解き、そこでじっとしていろと指示する。
 棗がその通りにしたら毛利玲生(鈴村健一)にばれてしまう。玲生は鳴海と話し、ヘッドフォンを壊す。
 玲生は紫堂(高塚正也)に結界を弱めてもらって、自分のアリスを発揮、
スミレからどんなアリスかを聞き出そうとするが、蜜柑がスミレの口をふさぎ、棗がねじを玲生に投げつける。
 今度は棗に相対する玲生だが、蜜柑が玲生から棗を守る。
 蜜柑に玲生のアリスが効かない事により玲生は蜜柑が無効化のアリスの持ち主である事に気付く。
 蜜柑があの人に似ていると言う玲生。

 結界が弱まったので、スミレが周囲を探ると二つ向こうの倉庫に大量の火薬があった。
 棗は蜜柑とスミレに逃げて学園に知らせろと言う。
 蜜柑とスミレはその通りにして、なんとか脱出するが、蜜柑は悪い予感がし、戻る。
 スミレは学園に知らせようとするが、テレポートした男に捕まる。

 「約束するんだ、棗。
 もしおまえが敵に捕らわれた場合、そこから逃れる術(すべ)を全て絶たれたなら、その時は自らの命を絶て!
 もしおまえがその力を敵に引渡し学園の脅威となる事を選んだら、
君の大事な者達がどうなるかはわかっているな。
 わかっているねぇ、棗。君の大事な人達の幸せは君の心しだいなんだよ」(ペルソナ 三木眞一郎)。
 棗を気遣う乃木流架(安田美和)を脳裏に浮かべる棗。

 戻ってみると、棗は爆発物を爆発させ、自分もろとも玲生達を殺そうとしていた。蜜柑、棗を止める。
 「あほー!何、本気で火つけようとしてんねん。あんた死ぬ気か。目覚ませ、ボケ!」
 玲生が棗に力を抜けと言う。棗、動けなくなる。
 「てめぇ、何で戻ってきた」「だって心配やったし」「ボケ」
 「だってしゃあないや。あんた、うちのパートナーなんやから。」
 「おい、このいちゃついているガキども、さっさと縛り…」と言いかけて玲生は味方が倒れている事に気付く。
 玲生の力は味方にまで及んでいたのだ。蜜柑は棗に肩を貸しながら逃げる。
 その頃スミレは安藤翼(成瀬誠)に助けられていた。
 原田美咲(井上麻里奈)もドッペルゲンガーで複数になって敵をやっつける。

 棗と蜜柑が階段から落ちる。そこで蜜柑に一人で逃げろと言う棗。
 「ここまで来たの誰のためや思ってんねん。あんた置いてったら本末転倒もええとこや。
 流架ぴょんも蛍も先生もパーマだってあんたが無事帰ってこれるように頑張ってんのに、
それを無視してうちやあんたがここであきらめるなんて許されるかい!
 あんたの抱えてる問題がどんだけのもんかなんて、うちにはわからんけど、でも」
 敵の声が聞こえる。蜜柑、そこにあった棒を手に取りながら思う。
 「先の事、諦めるなんてうちらにはまだ早すぎる。楽しい未来はきっとあきらめずに歩いたその先にあるもんやから」 そして声に出して言う。
 「うちは学園に戻ってまだまだやりたい事、たくさんあるもん。学園祭かて何もやってない。
 何が何でもあんな奴らに捕まるわけにはいかへんねん。あんたかて、そうやろ。一緒に帰ろう、学園に。
 みんな待ってる」
 蜜柑、棒で敵をやっつけようとするが、うまくいかない。翼先輩達がかけつける。
 しかし蜜柑が投げ飛ばされたのを見た棗が激昂してアリスを使ってしまう。

 気が付いたら蜜柑は病室で寝かされていた。玲生達は逃げたそうだ。棗も無事だった。蜜柑は星一つになった。

 神野先生(松本大)、やっと蜜柑を多少は認めてくれましたね。
 ジンジン、きっといつかは蜜柑を認めてくれると信じていました!
 やっぱりしばらくはイヤな奴でしょうが、徐々に蜜柑を認めてくると信じています。ジンジン、嫌いじゃないです。

 声フェロモンは強敵ですね。蜜柑と鳴海だけかな、対抗出来るのは(蛍も出来そうだな)。
 ペルソナも出来そうな気がするが、まだわからない。彼は謎だ。
 ジンジンは蜜柑の味方にやがてなると思っているが、玲生とペルソナは難しそうだ。
 しかしあんな脅しをかけられれば、自ら孤独にならざる終えないね、棗。
 まあ、蜜柑をいじめた言い訳にはならんが。
 しかし子供を危ない事に使うのがばれれば、国際的(国内的にも)に非難されるだろう。
 子供はコントロールしやすいし、アリスは大人になったら無くなる可能性があるから、子供を使うんだろうけど、
ばれた時にやばいから、やっぱり止めた方が良いと思うな
 (いや、道徳的にも後ろ暗い事に子供を利用するのは駄目です。
 大人でも基本的に嫌がる人に無理矢理させるのはいけません)。

 美咲先輩、大活躍!ドッペルゲンガーってお役立ちなんですね。
 まあ、彼女が体を鍛えてくれてたからでもあるけれど。

 確かに玲生が言うようにちょっといちゃついているみたいでしたが、本人達は真剣です。
 棗はますます蜜柑にほれた事でしょう。星を棗に見せようとしたあたり、脈ありか…。

 蜜柑が棗を助けに戻るのは無謀っぽいけど、今度は棗の命だからね。
 実際、蜜柑が戻らなければ、棗死んでいた。
 色々背負っちゃてるけど、棗にはぜひ大きな声で笑ってもらいたいから、このまま死なせるのはイヤ
(ダジャレ君の力を借りれば一発だが)。
 蜜柑、確かに考え無しかもしれないけど、彼女の無私の行動がみんなを動かすんだ!
 蜜柑やスミレちゃんを売っぱらおうとした玲生にはあの人の思い描いた通りの学園を作る事なんか出来ないね。

 あの人は学園の現状を憂い、反乱を起こしたのでしょうか。でも誰かが傷つく恐れがあって、失敗したのかな。

 蜜柑、イヤマフラーの事、棗に指摘されるまで気付きませんでしたが、私もしそうなので、
蜜柑を馬鹿にする事は出来ません…。

 棗の爆発、なぜ大丈夫だったかは後でわかるのかな。まあ、深くは考えないが…。

学園アリス 1 (初回限定版)

アニメと原作の違いについて書いています。原作ではジンジン、まだ嫌な奴なんですね。少しショックです。
Cosi Cosi
画像があります
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悲しみをこえて

「悲しみをこえて」華岡青洲の妻 第4回 ☆☆☆☆☆
原作:有吉佐和子 脚本:森脇京子 演出:中寺圭木 音楽:牟岐礼 語り:渡辺美佐子 

 加恵(和久井映見)は雲平(谷原章介)の薬を飲む。
 腿の内側をつねってもピクリともせず、三日間目を覚まさなかった。

 今度は於継(田中好子)が飲む番だった。
 しかし彼女に与えられた薬には猛毒のうずは入っていなかったので、翌日には目覚める。
 娘の小弁(村崎真彩)が加恵に一緒に雛流しに行きたいと言う。
 そこに来た雲平と於継の今度の実験について話すのに夢中になり、小弁はほったらかしになる。
 於継は小陸(小田茜)に自分はいつ薬を飲んだか訪ねる。
 小陸が昨日の昼と答えると、雲平も昨日のお昼に薬を飲んだと言ったが、
加恵が幾日も寝ていたと言った事で自分に与えられた薬が危険の無い物であった事に気付く。
 小陸が部屋から外に出るとそこに加恵がいた。とても明るいのに突然暗くなってきたと言う加恵。
 小弁は一人川に行き、そこで母からもらった大切な櫛を川に落としてしまう。追いかける小弁。
 場面が変わり、葬式の行列。小弁は亡くなったのだ。加恵は自分のせいだと嘆く。

 2年後、於継は加恵のために布を織り始めた。
 子を亡くしたことのある彼女には悲しみが癒えない事がわかっていたのだ。
 加恵はピクリともしないで眠っている雲平を見つける。彼は自分の体で実験していたのだ。
 そんな彼に加恵は自分で実験してくれと頼む。
 「おかはんと回数を競うつもりで言うてるんやありませんよし。
 今の私にはおかはんと争う気持ちなんぞ少しも無いのです。以前の私の心持を恥ずかしいと思ってますのや。
 小弁はそのために死んでしもうたんやから」
 「いや、小弁を殺したんはわしや」「えっ」
 「加恵もおかはんも巻き込んでわしは実験に夢中になっとったから、そやから、
小弁は一人で死んでしもうたんや。」
 「そんな…。そんな事ありません!」 
 「たった10歳で死なせてしもうた。わしは、わしに出来る事は麻酔薬を完成させる事だけや。
 完成させなんだらあの世で小弁に合わす顔が無い」
 「麻酔薬が完成したら、大勢の患者さんの命を救う事が出来ますのやなぁ」「そうや」
 「小弁もきっと喜んでくれますやろなぁ。
 旦那さんがそんなふうに思ってなさるのやったら、なおさら私をつこうていただかして。
 もし薬が完成する前に旦那さんの体に万一の事があったら、
何の手助けもせなんだ私はそれこそあの世で小弁に合わす顔がありません」
 「もしもう一回実験でけたら、わしの目でききめを確かめる事が出けたらそれで完成やと思うとる」
 「ほんまですかのし。そんなら何も迷う事はありません」

 加恵で実験する事にする。於継はそれを聞き、布を焼く。実験は成功するが、加恵の目が見えなくなる。

 業よね、業。於継怖い。加恵が苦しんでるのに終始冷たい目。
 自分は一日ですっきり起きたのに、あなたはと言う時の優越感丸出しの表情。
 加恵を心配し大事にする雲平の様子を嫉妬丸出しで見る目。
 ようやく布を織るまでに嫁を見る目が柔らかくなったかと思ったら焼いてしまうし。
 加恵も最初は危険な薬を飲んでいない於継をいかにも馬鹿にした感じだったけど、
最後には於継に自ら手を差し出すほど、憎しみを超えてしまった。
 娘が死んでしまったからだけど。於継は雲平可愛さに、どうしても超えられないのね。
 二人の争いを見ていた小陸は結婚をいやになったかな。憔悴した感じの谷原章介さん良かった。
 もちろん核になる嫁姑の演技は文句の付けようも無いほどしっかりしている。
華岡青洲の妻新潮文庫
フーテンの翻訳人ー風に吹かれてーにおいて紹介されていた華岡青洲についてのサイト
貴重書室
もうひとつの学芸員室
なるほどと思ったサイト
<徳島早苗の間>
わくわく観劇、子役のブログ

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怪物の深淵

「怪物の深淵」MONSTER モンスター 第19話 ☆☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:吉野智美 絵コンテ・演出:青山弘 作画監督:垪和等

 ルーディ・ギーレン(菅生隆之)は犯罪心理学者だ。
 今も12件の殺人を犯したペーター・ユルゲンス(小山力也)に取材している。
 そんな時天馬賢三(木内秀信)が訪ねてくる。
 テンマとルーディは大学の同期で、ルーディはテンマに負い目を感じていた。
 何事もトップでないと気がすまないのに、編入生のテンマにトップを奪われ、ルーディはカンニングをしたのだ。
 しかもその現場をテンマに見られてしまっていた。テンマはヨハンが残したメッセージの解読をお願いしてきた。
 しかしルーディはテンマが言うヨハンという者の存在を疑っていた。彼はこっそりテンマの言う事を録音する。
 そしてペーター・ユルゲンスにテンマのテープを聞かせてみる。ペーターは彼の言う怪物の事が良くわかると言う。 ルーディは君の中にも、彼の中にも、そして、私の中にも怪物はいると抽象論に持っていくが、
ユルゲンスはそれを机上の論理と言う。
 怪物はこの世に存在すると。
 ユルゲンスの見下すような目を見て、ルーディは私は軽蔑されるのが嫌いだと激昂すると、
ユルゲンスが突然ルーディの首を捕らえる。
 ユルゲンスが示唆した事は…。

 ルーディは警察に今度テンマが連絡してきたら知らせると言う。その代わり彼を研究させてくれと。
 テンマが連絡してき、さっそく警察にいつどこで会うかを知らせる。
 そしてルーディはユルゲンスに言われた通りに12件目の殺人現場、ケンプ夫人の屋敷の物置に行ってみる。
 12件目の殺人だけがユルゲンスの殺人のパターンとは違うものだった。彼は友達から頼まれたと言っていた。
 物置にはケンプ夫人が写っている沢山の写真があった。そして大きな人形も。
 初めは気付かなかったが、
この物置がユルゲンスが子供の時毎日母親に折檻された時の場所にそっくりである事に気付く。
 そしてケンプ夫人と写っているのが子供の頃のユルゲンスである事にも。
 良く見たらケンプ夫人と一緒に写っている子供の顔を切り抜いてユルゲンスの子供の頃の写真をそこに貼り付けたものだった。
 ケンプ夫人には子供はいなかった。
 その友達が手紙魔だと言うユルゲンスの言葉に、
もしかしたらケンプ夫人にも手紙を送ったかもしれないと調べたら、
そこにあった手紙はテンマに見せられた手紙と同じだった。

 テンマと会うルーディ。周りは警察が張っている。ルーディはテンマの無実を信じ、テンマを逃がす。
 君は私を軽蔑していたねと言うルーディにテンマは私もあの時カンニングをしてたんだよとにっこり笑いながら言う。

 「トモダチ」って言うと「20世紀少年」を思い出します。途中で止めちゃったけど、どういう展開をしているのかな。
 面白いマンガには違いなかったんだけどね。

 やっぱり浦沢さんのキャラは奥が深くて好き。
 テンマは良い人過ぎるけど…(いや、現実にいないとは申しません。いると思います)。
 Dr.ギーレンも影を背負った人物で嫌いではありません。
 最後にテンマは私もあの時カンニングをしていたと言いますが、ホントかどうかわかりませんね。

 やっぱりユルゲンスとあの物置はぞっとします。大きな人形ってそれだけで結構怖い。

お世話になってます
D2_STATION アニメ感想・情報データベース

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いざ甲子園!?入れ替わりWデート

「いざ甲子園!?入れ替わりWデート」H2 第6話 ☆☆☆☆☆
原作:あだち充 脚本:山崎淳也 音楽:佐藤直紀 演出:丸毛典子

 大竹文雄(弓削智久)と接触して国見比呂(山田孝之)の左目は腫れ上がってしまった。
 ボクシングをやっていた大竹にはあの目が9回裏には投げられる状態ではなくなる事がわかった。
 島オサム(中村友也)に打順が回ってきた。その時、島の父(酒井敏也)が叫んだ。
 「打て、オサム!オサム!オサム、借金の肩代わりなら断った!もうかっちゃんには遠慮はいらんぞ!
 俺の尻拭いなんか考えるな!俺は、俺は息子の負けを願うような親父にはなりたくない!ガンバレ、オサム!
 ガンバレ、ガンバレー!」
 しかし島はアウトになる。大竹は比呂の目に荒療治を施す。
 広田勝利(青木崇高)が打つが、島が見事に球をキャッチする。甲子園出場が決まる。

 比呂の両親とひかりの両親は比呂の甲子園出場決定を祝って、比呂の家でカラオケ大会を催す。
 おかげで比呂は眠れず、ひかりの家で寝させてもらう事にする。
 ひかりの母さくら(七瀬なつみ)が提供したベットは今は合宿中のひかりのものだった。
 雨宮ひかり(市川由衣)が部屋に着替えを取りに行くと比呂はぐっすり寝ていた。
 静かに服を取り出していると、比呂がベットから落ちてくる。
 ひかりは何とか寝ている比呂をベットに戻そうとするが、そう簡単にはいかず、
比呂の体がひかりに覆いかぶさる事態になる。
 少しそのままの姿勢でいるひかりだった。合宿所に帰ると橘英雄(田中幸太朗)が素振りをしていた。
 英雄は比呂がひかりの部屋で寝ていた事を知っていた。
 ひかりがその事を話してくれなかった事に不安になる英雄。英雄も甲子園出場を決めた。

 英雄の提案で比呂、ひかり、古賀春華(石原さとみ)、野田敦(中尾明慶)でどっかに行こうという事になった。
 甲子園前で待ち合わせ。しかしなかなか英雄と春華が来ない。じっとしていられない比呂は迎えに行く事にする。  しかし英雄と春華は神社にお参りに行っていて、すれ違う。
 旅館には小山内美歩(貫地谷しほり)と木根竜太郎(石垣佑磨)がいたが、英雄は大阪城公園、
春華は新大阪に知り合いを迎えに行ったとそれぞれ嘘をつく。
 又戻ってきた英雄と春華には三人はたこ焼きを食べに行ったと嘘をつく。
 比呂とひかりと野田は三人で大阪城公園に、英雄と春華は二人でたこ焼きを食べに行く。

 比呂の父親、太郎(柳沢慎吾)は嘘の休暇届けで比呂を応援しに行こうとするが、
社長秘書のれいこがそこに現れる。
 彼女は嘘の休暇届けを不問に付す代わり、社長のお嬢さん春華に荷物を届けてほしいと言うのだ。
 その荷物のバックはひかりのと同じものだった。春華が自分の荷物を開くとその中身はひかりのものだった。
 バックが同じなので間違えるのは仕方が無いが、
引っかかるのは自分の暗証番号で鍵が開いてしまった事だった。
 その番号は116。1月16日、比呂の誕生日だった。
 もしかしてと思い、ひかりの誕生日を聞いたら、ひかりの誕生日は8月16日だった。
 沈んだ感じの春華に木根が声をかける。春華は木根から比呂とひかりは影で出来ているという話を聞いてしまう。 不安で一杯の春華だった。

 あっ、何か良い、比呂の表情も、春華の表情も、ひかりの表情も、英雄の表情も…。
 みんなまとめて抱きしめたいくらい。

 比呂にとってひかりは優しい大切な幼馴染で、ひかりは比呂の事を何でもわかっていて…。
 英雄がひかりに付き合ってくれと言った時点で、比呂、ひかりの事をあきらめたんでしょうね。英雄、良い奴だから。

 三人でのお出かけなのに、終始野田君は比呂とひかりのカップルからはじき出されている状態だった。お気の毒。
H2~君といた日々 TVサントラ
画像があります
徒然なるままに…(~はるかなる日々~)
ザ・テレビジョンに載っていたH2の記事について書いてらっしゃいます。
ta.blog
詳しく筋を書いてらっしゃいます。
ドラマレビュー館

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大通りの店

「大通りの店 Obchod Na Korze」1965年 チェコ・スロバキア ☆☆☆☆☆
監督・脚本:ヤーン・カダール(Jan Kadar)、エルマル・クロス エルマール・クロス(Elmar Grosman) 脚本:ラジスラフ・グロスマン ラディスラフ・グロスマン(Ladislav Grosman) 撮影:ブラジミール・ノボトニー(Vladimir Novotny) 音楽:ズデニェク・リシュカ(Zdenek Liska)

 ナチス・ドイツの占領下にあるチェコ・スロバキア。
 大工のトーノ・ブルトコ(ヨゼフ(ヨーゼフ)クロネル Jozef Kroner)は仕事も無くぶらぶらしていた。
 そんな時彼の妻エベリーナ(ハナ・スリフコバー(スリフコワ) Hana Slivkova)の姉とその夫のファシスト党に入っているコルコツキー(フランティシェク・ズバリーク)が訪ねてくる。
 彼に接収した大通りにあるユダヤ人の店をやると言うのだ。
 トーノが翌日行ってみるとそこには字もろくに読めず、耳も遠い、
良く状況がわかっていないお婆さんのラウトマン(イダ・カミンスカ Ida Kaminska)がいた。
 その店の主人のユダヤ人だ。トーノが説明しても彼女はわかってくれない。
 そんな時近所のイムロ・クハールが来る。
 イムロによるとこの店の収入はろくに無く、婆さんはユダヤ人達に面倒をみてもらっていたのだ。
 収入の良い店はすでにファシスト党のお偉いさん達が自分たちのものにしていた。
 イムロのはからいで彼はばあ様にとっては雇い人、外向きには管理者としてやっていく事にする。
 給料はユダヤ人たちからもらうのだ。彼はばあ様とうまくやっていくのだが、町にナチスの親衛隊がやってきて…。

 心暖まるお話として終始するのかと思っていたので、最後のあたりの展開はショックでした。
 でも確かに拷問はいやですし、ばあ様は状況をわかってくれませんから、これは困った状況です。
 善人が困るような状況はいやですね。

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不機嫌なジーン 第5話

「不機嫌なジーン 第5話」☆☆☆
脚本:大森美香 音楽:YUI 小西康陽 演出:澤田鎌作

 その場の勢いで南原孝史(内野聖陽)のキスを許してしまったが、
もちろん蒼井仁子(竹内結子)にはもとさやに戻る気は無い。
 彼女は平常心を取り戻そうと正月早々山に登る。
 オオクワガタの成虫やカブトムシの幼虫を見ている内に落ち着いてきて、
ついでに初日の出まで拝んじゃうのだった。
 彼女は子供の頃も落ち込んだり迷ったりした時はいっつも虫をじっと見ていたのだった。

 南原教授は風邪で入院してしまう。
 仁子が研究仲間と一緒に見舞いに行くと南原は仁子の友達真岡早智子(井上訓子)とその可愛くて若いアシスタント達の歯石取りのサービスを嬉しそうに受けていた。
 仁子はお茶を取りに行く。するとそこに教授が来る。教授と微妙な会話を交わす仁子。
 そこにお茶運びましょうかと佐々木京太(小林俊)君(わりと良い男だと思うが)。
 で、あれ誰ですかと彼が見る先にじっと教授を見る女(ナナエ 櫻井淳子)が。
 突然結婚してくださいと言ってくるんだそうだ。

 仁子が白石健一(黄川田将也)との待ち合わせ場所に急いでいたら、研究室が停電になったとの知らせが。
 彼女は待っていた健一にエボシカメレオンやテントウムシが心配だから戻らなければならないと告げる。
 しかし健一君はあまり納得していない様子。仁子が呼び止めると、健一君の不満が爆発する。
 結局仁子は研究室に戻る。

 教授、ビルで受付をしているあのストーカー女に会う。病院とは違ってすっかり綺麗になった彼女を誘う教授。

 エボシカメレオンの担当の三井茂人助教授(大鷹明良)が来たので、仁子は健一君に連絡を取る。
 そしたら健一君が女性(岡本めぐみ 片瀬那奈)と一緒にいるのを見てしまう。仁子は研究室に戻る。

 仁子は動物行動学をやっているんだから、カメレオンやテントウムシが大事なのは当たり前。
 健一君はほっといても死なないが、カメレオンやテントウムシは死ぬ可能性がある。
 やっぱり研究室に戻るのが正解よね。まるで男と女の立場を逆転させたような健一君と仁子のカップル。
 健一君は生き物好きではないから、仁子の気持ちは理解しがたいんだろう。
 教授ならその点ぴったし話が合うんだが、あの女好きは傷つくよな~。
 ある程度あきらめないと教授とは付き合えない。でないと心がずたずたになる。
 次の回で健一君との関係は終わりなのかな。
 オダギリ・ジョーが関わっている裁判の事が全面的に出てくるのだろう。
「不機嫌なジーン」オリジナル・サウンドトラック
下記のサイト、黄色いバラの花言葉を教えてくれました。「薄らぐ愛情、嫉妬」なのね。
逢いたい日記 


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カワウソ

「カワウソ」ゲド戦記外伝より アーシュラ・K.ル=グウィン ☆☆☆☆
Ⅰ.暗黒時代 Ⅱ.カワウソ Ⅲ.アジサシ Ⅳ.メドラ

ネタばれ注意!

 暗黒時代、魔法使いたちはおたがいに魔術を戦わせては、
自分たちの技をもっとも多額の金を積む者たちに売りつけるようになった。
 疫病がはやり、飢饉が続いた。
 こうなったのはすべて、魔法使いや魔女たちが魔法を使うからだと、人びとは考えるようになった。
 そこで魔法を使うのは危険だということになり、
魔法使いたちにとって唯一安全な場所は強い軍閥の首領の保護下となったが、
より強い魔法使いがあらわれると滅ぼされる事さえあった。
 一般のひとびとになかに入ると、人びとにやられかねなかった。
 村々で行われていたまじない、わけても女たちの手になるまじないかけが嫌われ、いやしめられるようになった。
 ひとびとは災いを魔女やまじない師のせいにし、彼らを殺した。
 人びとは、子供が魔法の才を持って生まれても、それを隠すようになった。

 カワウソはハブナー港の造船所で働く船大工の息子だった。
 息子に生まれつき魔法をあやつる力があるとわかってからは、父親はなにかというと息子をなぐって、
その力を息子のからだから追い出そうとした。
 魔法使いには魔法使いが見分けられる。
 カワウソは魔法をあやつる力を持った者たちから魔法をならうようになった。

 船大工たちは土地の支配者ローゼンのために船を作った。 
 その船は奴隷が漕いで、戦争に行き、新しい奴隷たちを積んでもどってくることになっていた。
 カワウソはそれが我慢ならなかった。彼は船に魔法をかけ、目的地に着けないようにした。

 ローゼンに雇われている者のなかに自分のことをイヌと呼ぶ男がいた。
 イヌは船に魔法がかけられていることを嗅ぎ取った。そしてカワウソを捕まえた。
 カワウソは鉱脈を探すよう鉱山に送られた。
 カワウソが入れられた部屋には魔法がかけられていて、自由にものが考えられなかった。
 やがてゲラックという魔法使いが現れる。彼とローゼンはもう何年もいっしょに仕事をしてきていた。
 ゲラックはカワウソを水銀の坑道に連れて行った。
 そこには髪の毛が一本もなく、
骨と皮ばかりにやせた手足に関節だけがこぶのようにふくらんでいる女奴隷がいた。
 彼女の名はアニエブ。力を持っていた。カワウソはアニエブに助けられ、ゲラックを地中深くにうずめてしまう。
 しかしアニエブは一緒に逃げる途中で死んでしまう。

 カワウソは、魔法の力を持ちお互いに助け合っている“手の女”たちの助けを借りながら、放浪した。
 そして公明正大な政が行われ、“手の女”たちが昔からの技を守り続け、
皆に教えていると言うモレドの島を捜した。
 そしてとうとうモレドの島にたどり着く。彼はそこを拠点として、まず「名まえの書」を見つける。
 そして魔法の才を持っている者を島に連れて来た。
 しかしローゼンに使える魔法使いアーリーがカワウソの事を知って…。

 私にとっての本の理想の読み方は、まず情景を思い浮かべながら、本に寄り添うように読む事です。
 しかし集中力と想像力が足りず、なかなかそうは行きません。
 特にル=グウィンはその物語の奥にもっと深い何かがあるような気がして、なるべく寄り添いながら、
じっくりと読みたいのですが、どうも私では力が足りないと感じます。 
 こんな私でもこの物語は心の奥底に何かを残しているのでしょうか。

 森、門番、水銀によって醜くなった少女、女、男、割れて又閉じる大地。なぜアニエブとカワウソは繋がったのか? 死の世界の石垣の所にいる彼女。

 今もひどい状態の国はあります。良い事をしようとして、他の誰かを巻き込んで犠牲にしてしまう事はあります。
 この話のような残酷な事も今現在無いとは言えません。人は善なのか、悪なのか?どちらとも言えません。

 この話は派手派手しく圧制を倒すと言う話ではなく、地道に輪を広げていくだけです。
 英雄なんて簡単に現れるものではありませんものね。
ゲド戦記外伝


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シックス・デイ

「シックス・デイ The Sixth Day」米 2000年 ☆☆
監督:ロジャー・スポティスウッド(Roger Spottiswoode)脚本:コーマック・ウィバリー(Cormac Wibberley)マリアンヌ・ウィバリー(Marianne Wibberley)音楽:トレヴァー・ラビン(Trevor Rabin)

 アダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー Arnold Schwarzenegger)はヘリのパイロットをしていた。
 妻のナタリー(ウェンディ・クルーソン Wendy Crewson)が犬のオリバーが死んだので、
娘のクララ(Taylor Anne Reid)が悲しまないようにオリバーのクローンを作ってきてと言ってくる。
 あまり気がすすまなかったが、
同僚のハンク(マイケル・ラパポート Michael Rapaport)がアダムの仕事を代わりにやってやるから行って来いと言ってきてくれる。
 アダムはドラッカー会長(トニー・ゴールドウィン Tony Goldwyn)の御指名を受けていた。
 しかし会長はアダムの顔は知らない。アダムはハンクに頼む事にする。

 アダムが家に帰ると自分と同じ顔の男が家族や皆とパーティーをしていた。
 そこにやってくるヴィンセント(テリー・クルーズ Terry Crews)とタリア(サラ・フィンター Sarah Wynter)。
 彼は二人に拉致される。しかし抵抗して逃げる。
 他にもマーシャル(マイケル・ルーカー Michael Rooker)や赤毛のワイリー(ロドニー・ローランド Rodney Rowland)も追いかけてくる。
 結局川に落ちるが何とか助かる。

 アダムは警察に行くが警察にも彼を追いかける者達の手がまわっていた。
 何とか逃れるがそこで殺したはずの男に出会う。その男をもう一度殺し、彼はハンクの家にころがりこむ。
 ハンクと一緒に家を見に行くが、そこにも追っ手が来て、結局ハンクの部屋に戻る。
 すると突然男が入ってきてハンクを殺す。その男から聞いた話を頼りにアダムはドラッカー会長の会社に侵入する。 そしてドラッカー会長のもとで働いているウィアー博士(ロバート・デュヴァル Robert Duvall)に会うのだが…。

 それなりに楽しんで見れました。殺してはよみがえる悪役達が結構好き。
 クローン人間は単なる人間ですので、人権を認めるべきですね。
 今の自分の年齢と同じ肉体を都合良く作れるとは思えません。赤ん坊のうちから育てるというのが妥当でしょう。
シックス・デイ デラックス版THE SIXTH DAY
 

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棗を取り戻せ☆

「棗を取り戻せ☆」学園アリス第14話 ☆☆☆
原作:樋口橘 シリーズ構成・脚本:横山雅志 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 音楽:吉森信 監督:大森貴弘 絵コンテ・演出:谷田部勝義 

 日向棗(朴ろ美)を誘拐した毛利玲生(鈴村健一)を追いかける佐倉蜜柑(植田佳奈)と正田スミレ(斎藤千和)。
 途中にあった自転車に乗って追いかける(蜜柑がこぐ)。
 二人で言い争いをしていたら、前にあったガードレールに衝突。
 そこで追いかけてきた先生に捕まりそうになるが(生徒手帳には発信機が仕掛けられていた)、
乃木流架(安田美和)がカラスで追っ払ってくれた。
 流架は今井蛍(釘宮理恵)から事情を聞いたのだ。スミレと蜜柑は近くにあったトラックに乗り込む。
 しばらくしてトラックから降りたが玲生の車は見失う。スミレ、公衆の面前で見せられないアリスを棗のために発揮。 ひげが伸び、猫(犬)耳がはえる。犬だか猫だかわからないような格好で臭いをかぎ追いかけるスミレ。
 蜜柑、スミレを追いかけるが見失う。ここで蛍の発明品を使い、筋肉活性湿布と香るブタッ鼻で追いかける。
 スミレのアリスは犬や猫が持ってる動物的直観力や超嗅覚のアリスだそうだ。

 蛍、先生達に棗が玲生を誘拐したと訴える。
 鳴海先生(石田彰)は玲生は反アリス学園の組織に入っているのではないかと推測する。
 鳴海先生も玲生も学生の時学園のために働いていた。
 反アリス学園の組織が学園に利用されたと感じている生徒に声をかけ仲間に引き入れるのは常套手段。

 蜜柑誰かにお金を借りてタクシーで追いかけようとスミレに言うが、駄目と言われる。
 「あんたいい加減アリスとしての自覚を持ったらどうなの。
 玲生達が充分怪しいって事はあんたもわかってんでしょう。
 相手がどんなアリスを持ってどんな危険かもわからないのに、一般人を巻き込むなんて許されないわ。
 言ったでしょう、私達はアリスよ。普通の人間より選ばれた立場にいる分、負った責任も違うのよ。」
 しかし結局蜜柑とスミレも捕まってしまう。

 蜜柑が気が付いたら目の前に棗がいた。蜜柑も棗もスミレも縛られていた。
 玲生の声が聞こえ、気が付いていない振りをする蜜柑とスミレ。
 「こいつがあの黒猫ねぇ。」「あの、何ですか、その黒猫って」
 「黒猫ってのはこいつの裏社会での通称。こいつはアリス学園の影の産物、闇の特殊部隊さ。
 ペルソナが育て上げた最高傑作ってわけだ。こいつが何で組織のブラックリストに載ってるか知ってるか。
 二年前わずか8歳の時こいつは自分の住んでいた町全域を一夜にして火の海にしたんだ。
 学園はそれがアリスの力によるものである事に気付いた。
 学園が国に働きかけ、世間的にはただの放火として事件はもみ消された。
 学園は更生と称してこいつを着々と裏の仕事を片付ける闇の特殊部隊に仕立て上げた。
 こいつに痛い目にあわされた組織やグループはたぶん両手じゃ足りない。うちの組織もな。
 仕事をする時、一度も能力制御面をはずさない事から畏怖をこめて黒猫と呼ばれたらしいけど。
 学園が表向き危険能力系なんて銘打っているあのクラス、
実体は目を付けたガキを特殊部隊の兵士に育てる養成セクションだよ。」

 蛍、安藤翼(成瀬誠)と原田美咲(井上麻里奈)に蜜柑の事を話す。
 蜜柑、スミレと何とか脱出方法を考える事にする。

 ナンバー2のプリンシパル「いまい」ってもしかして蛍の親戚かなんかかな?兄とか?

 スミレちゃんは一般人を巻き込んではいけないと言っているけど、アリスは全能では無いし、
必要なら助けを借りても良いと思うな。
 あの時のスミレちゃんはちょっとカッコよかったけど。アリスを持ってりゃ太刀打ち出来るというものでは無いし。
 蜜柑は必要とあれば金を借りるのに躊躇はしないのね。
 委員長の飛田裕(大浦冬華)から借りて蛍につぎ込んだ金が必要かどうか疑問だが…。
 自転車は返せたとは言えないね。まあ、棗を助けるためには仕方がないか。

 何で翼先輩は危険能力系では無いのかなと思っていたけれど、そういうことね。
 心読み君や棗の能力は表沙汰には出来ない仕事に有効だが、翼先輩のはそういうわけでは無いという事か。
 蜜柑の手にはあまる黒い現実だな。
学園アリス 2 (初回限定版)

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初勝利…キスしていいですか?

「初勝利…キスしていいですか?」H2~君といた日々 第5回 ☆☆☆☆
原作:あだち充 脚本:関えり香 音楽:佐藤直紀 演出:鬼頭理三

 島オサム(中村友也)の父親(酒井敏也)はラーメン屋をやっていたのだが、つぶれて借金を抱えてしまっていた。 広田勝利(青木崇高)の父親が借金を代わりに返してくれるかもしれないと島の父親は息子に電話で伝えて来る。

 千川野球部の初戦。なんとノーヒットノーランの勝利だった。
 古賀春華(石原さとみ)が勝利のお祝いにほっぺにキスして良いかと国見比呂(山田孝之)に言ってくる。
 春華がほっぺにキスしようとした瞬間、比呂はあっちから来る雨宮ひかり(市川由衣)を見つけ、
キスを断ろうとして顔を春華の方に向けて、唇と唇が合わさってしまう(ああ、ベタ。マンガだな)。

 島オサムと大竹文雄(弓削智久)は広田勝利におまえらびびってるんじゃねぇのかと念を押される。
 春華は広田と一緒にいる島と大竹を見る。

 グラウンドに手をついて休んでいる比呂を見て島が後ろから近づく。
 しかし佐川周二(北条隆博)がボールを拾ってくれと叫んできて、島は比呂から離れる。
 佐川には広田に恨みがあった。
 中学の時広田の言う事を聞かなかったら、佐川のバックに物を入れて佐川が盗みをやったように見せかけたのだ。 ひかりが島と大竹に広田君と知り合いかと聞いたが、彼らは否定する。

 栄京との決勝戦。春華は比呂に島と大竹が広田君と会っていたと伝える。試合は投手戦となる。
 柳守道(森廉)のホームランが出る。しかし相手も一点入れてくる。

 島が監督の古賀富士夫(的場浩司)に体を温めろと言われて、温めていたら島を呼ぶ声。父親が来ていたのだ。
 島は代走だったが、彼はアウトになった。しかし監督はナイスランと言い、皆ほめる。大竹が代打になる。
 彼は三振する。しかし監督はナイススィングと言う。

 栄京の攻撃。フライ気味のボールは大竹の方に向かう。
 大竹が取るのをためらっている感じなので、比呂がボールに向かって走って行くが結局大竹が取る。
 しかし比呂は大竹と接触し、倒れる。

 もちろん正義は勝つんだ!島も大竹も千川野球部の本当の一員になるのよね。
 中々に力強い顔の広田君は負けるのよね。でないと比呂と橘英雄(田中幸太郎)の対決にならない。

 春華は比呂一筋の単純で良いが、ひかりは複雑。もう一度マネージャーに戻ったのは思う所があったのだろう。
H2 1 (1)少年サンデーコミックスワイド版
 

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阿散井恋次、見参!

「阿散井恋次、見参!」 BLEACH ブリーチ 第16話 ☆☆☆☆
監督:阿部記之 シリーズ構成:十川誠志 キャラクターデザイン:工藤昌史 音楽:鷺巣詩郎 原作:久保帯人 脚本:横手美智子 絵コンテ・作画監督:高橋資祐 演出:小柴純弥

 黒崎一護(森田成一)の家から出た朽木ルキア(折笠富美子)。
 彼女の前に護廷13隊の6番隊長の朽木白哉(びゃくや 置鮎龍太郎)と副隊長の阿散井恋次(あばらいれんじ 伊藤健太郎)が現れる。
 人間への死神の力の譲渡は重罪。彼らの目的は彼女を捕らえ、彼女の力を奪った人間を殺す事だった。
 襲われている彼女を助けた力。石田雨竜(杉山紀彰)だった。

 一方トイレに入った一護はトイレに縛り付けられていたコン(真殿光昭)を見つける。ルキアに縛り付けられたのだ。 コンによりルキアが家を出た事を知る一護。
 とりあえず死神になるためコンから義魂丸を取り出そうとあくせくしていたら、
そこに浦原喜助(三木眞一郎)が現れる。

 結局雨龍は阿散井恋次に太刀打ち出来なかった。しかしそこに一護が現れ、巨大な斬魄刀を突きつける。
 しかし阿散井恋次の斬魄刀が一護を襲う。

 新たなハンサムさん登場。その名は朽木白哉。声も良いです。でもどうみても敵ですね。
 味方にはなってくれませんね。
 と言う事で(どう言う事だ?)、やはり今の所ブリーチ界一番良い男は浦原喜助に決定!
 と言って雨竜もやっぱり好き。あれで本人かっこをつけているつもりなんですね。
 偶然じゃなく、わざわざ出てきたんでしょうが、あんなの持たなくても良いかと…。
 天然って可愛い(可愛くない天然もあるか…)。敵ですが、阿散井恋次も憎めない感じが…。
 これから死神さん達との戦いになるんでしょうか。でも死神さん、必要ですよね。困ったな。
BLEACH-Wikipedia
BLEACH 死神代行編 1...

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学園祭がやってくる☆

「学園祭がやってくる☆」学園アリス 第12話 ☆☆☆
原作:樋口橘 シリーズ構成:横山雅志 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 音楽:吉森信 監督:大森貴弘 脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:榎本守 作画監督:土橋昭人/水川弘理

 夜、道路を走る高級車。三人の黒服、サングラスの男達がその車の前に銃を構えて立つ。
 車のフロントに降り立つ黒猫の仮面をかぶった日向棗(朴ろ美)。火を放って三人の銃を手から落とす。
 車は通り過ぎ、去る棗を銃で撃つ男。足に当たる。車は無事帰り、棗も戻って来る。
 「任務終了だ。次の指示があるまで戻っていろ」とペルソナ(三木眞一郎)。
 「黒猫?学園に。間違いないのか?わかった」と言ってニヤリと笑う男(たぶん毛利玲生、鈴村健一)。

 学園祭。はしゃぐ佐倉蜜柑(植田佳奈)。
 アリス学園の学園祭は前夜祭から始まって後夜祭のダンスパーティーまで全部で2週間。
 その2週間で体質系、技術系、潜在能力系、特力系で出し物を出して競い合う。
 学園祭の準備で大忙しの周りを見て「楽しみやなぁ」と蜜柑。
 「何のんびりしているのよ。学園祭を作るのは私達なの。
 この学園祭は資金調達からやることになってるし、決して楽じゃないわよ。」と今井蛍(釘宮理恵)が言うと、
「それでかぁ」と後ろから乃木流架(安田美和)。
 「動物達集めてこれを売りつけたのはおまえだな」
 (おそらく)蜜柑のスカートをはいて大鷲の横に立つ流架の写真。123という番号が付いている。
 番号はカードナンバーで全種類集めると、
スカートをひらひらさせながら指笛で大鷲を呼ぶ可愛過ぎる流架の写真が買えるのだ(私もぜひ欲しい!)。
 逃げる蛍を追う流架。蜜柑も早速特力系の教室に行く。

 今年の特力系は出し物を出す気は無かった。アリスに共通点が無く、これといった出し物を出せないのだ。
 蜜柑も思いつかない。一人自分の教室に戻ると棗が一人でいる。
 危険能力系は学園の秘密なので参加出来ないのだ。
 そこに現れたのは正田スミレ(斎藤千和)とわかめ頭(武内健)。わかめ頭はスミレの兄だった。
 わかめ頭は技術系で蛍を指導する事になったのだ。
 合同授業の時蛍は自分を見ている、自分に憧れているのだと主張するわかめ頭。
 しかし蛍にあっさり轢かれ、蛍をサイに乗って追いかける流架にも踏まれる。棗がわかめ頭を追い払う。
 棗が見ていたRPGの本を見て、これをすれば良いと思いつく蜜柑。特力系の皆も賛成する。
 再エントリーしに職員室の神野先生(宮野真守)に会いに行く蜜柑と安藤翼(成瀬誠)。
 しかし神野は再エントリーを断る。
 お偉いさんが来るのであまりにみすぼらしい出し物は見せるわけにはいかないと言うのだ。
 がっかりする特力系の皆。
 蜜柑は絶対認めてもらうと言うが、これで失敗したら今度こそエントリーを取り消されると皆消極的。
 「いやや。いやや。うちは皆と一緒にやりたいんや。
 寄せ集めや変人と言われているうちらでも、出来るって事見せたいんや。
 うちが、うちがこのクラスに来た時、先輩達やりたい事やって、言いたい事言って良いって教えてくれた。
 自分らしければそれで良いって教えてくれた。学園祭辞退する事がやりたい事なんか?
 ちゃかすのが自分らしいんか?みんなバカや。翼先輩もクラスのみんなもバカや。
 そんな簡単にあきらめるなんて大バカもんや。」と泣いて走り去る蜜柑。
 「ガキだねぇ」と原田美咲(井上麻里奈)。「まあな」と翼先輩。

 走り出した先で後悔する蜜柑。
 「カッとなってひどい事言ってしもうた。翼先輩達だってくやしいに決まってるのに」
 木の下で本を読んでる棗を見つける。教室にもいられなくなったのだ。棗の反対側にいさせてもらう蜜柑。

 神野先生の前に来る翼先輩達。再エントリーに来たのだ。
 30秒間神野先生を笑わせることが出来なければエントリーはあきらめると言うのだ。 
 一度は断るのだが、鳴海先生(石田彰)に言われて、挑戦を受けて立つ神野先生。
 まず美咲のドッペルゲンガー漫才。次は幽体離脱君(萩原秀樹)の幽体離脱わざ。
 次のダジャレ君(小伏伸之)のアリスはダジャレを言うと必ず笑わせるというものだった。
 神野先生素早く耳をふさぐが、翼先輩が影使いの能力を使って、見事神野先生の耳から手をどけさせる。
 「プリンがたっプリン」爆笑する神野。

 アリ型ロボットで地面から出て来る蛍。目の前に棗と蜜柑。
 もぐらさんに運んでもらって蛍を追いかけていた流架も気付く。
 「なあ棗。うち棗の事謎ばかりの嫌な奴やと思ってた。自分の事は全部隠して、わざと友達作らんようにして。
 でもなぁ、この前セントラルタウンで棗見た時思ったんや。したくてそうしているんやないんやって。
 本当はさみしいんやないかと思って。」
 「わかったような事言うな」
 「なぁ、学園祭二人で何かやらへんか。ちょうどええやん。二人とも暇やし、パートナーやろ。」「バカ言うな」
 「ええ考えやと思うんやけどな。」「それよりもう一回特力系の連中の所に行ってみろよ。」「えっ」
 「どうせおまえの事だ。特力系の連中と何かやりたいって意地張って喧嘩になったんだろ。」
 「棗。すごい。どうしてうちの事わかるんや。アリスか。」
 「うなわけあるか。おまえがバカだからだよ。バカで単純で(ちょっと涙声)わかりやすいんだよ、おまえは」
 「わるぅございました。」「わかったらとっとと消えろ」「なんか礼ばっかり言ってくやしいけど、ありがとうな」
 蜜柑去る。「良かったわね、何も無くて」と蛍。「べ、別に」と流架。棗倒れる。

 特力系のクラスに行ってみると、みんな学園祭の準備をしていた。棗に報告しようとすると棗がいない。

 「学園内の付属病院に運び込まれた。そうか」と玲生

 棗が特待生なのは当たり前ですね。スペシャルのこづかい以上のものをもらって良いでしょう。
 アリスの使い過ぎで体壊すんじゃないかと心配です。

 神野先生、相変わらずの敵っぷり。いつか、神野を味方に引き入れてくれ、蜜柑。期待してるぞ。

 蛍、鋭すぎる人間観察。やっぱり最強のキャラね。あれじゃ、どうしたって棗、蜜柑にほれるね。
 蜜柑と棗がくっつく展開になるんでしょうが、流架、とっても可愛いから少し気の毒。
 蜜柑のようなおせっかいキャラは今時とっても貴重。蜜柑のためにどうしても行動しちゃうね。
 私はダジャレでも笑うタイプなのでアリスが無くてもあれで笑っちゃうな。
学園アリス 1 (初回限定版)

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エレファント

「エレファント Elephant」2003年 1h21 米 ☆☆☆☆☆
監督・脚本・編集:ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)撮影:ハリス・サヴィデス(Harris Savides)

 オレゴン州ポートランド。どう見ても危なっかしい運転の車。
 とうとうジョン・マクファーランド(ジョン・ロビンスン ジョン・ロビンソン John Robinson)が降りて、
アル中の父親(ティモシー・ボトムズ Timothy Bottoms)に代わり運転する。

 イーライ(イライアス・マッコネル Elias McConnell)はポートフォリアのための写真を撮っている。

 兄のポールにアル中の父を迎えに来てくれと連絡していると、
遅刻の事でルース校長(マット・マロイ Matt Malloy)に呼ばれる。

 ワット高校。美しい校庭。スポーツに興じる高校生達。
 ネイサン(ネーサン・タイスン ネイサン・タイソン Nathan Tyson)が校舎に入ると、
恋人のキャリー(キャリー・フィンクリー Carrie Finklea)がいて一緒に歩く。
 二人で事務局に外出届を出す。ジョンも車の鍵を預けに来る。誰もいない部屋でこっそり泣くジョン。
 そこにガールフレンドのアケイディア(アリシア・マイルズ Alicia Miles)が来る。
 彼女はジョンに軽くキスして「同性・異性愛会」に行く。

 廊下でイーライに会うジョン。イーライはジョンの写真を撮る。外に出るジョン。
 重たそうなバックを持って軍隊みたいな格好のエリック(エリック・デューレン Eric Deulen)とアレックス(アレックス・フロスト Alex Frost)に会う。
 「何するんだ?」「中に入るなよ。地獄になるぞ」「何が?」驚いた表情のジョン。

 物理の授業中、濡れたティッシュ玉(公式サイトより DVDではバナナと言っている)をぶつけられるアレックス。
 カフェテリアで何かメモをとっている。生徒達のざわめきが彼を押し包む。

 短パンを履いてくるよう叱られているミシェル(クリスティン・ヒックス Kristen Hicks)。
 更衣室で着替えていると「ダサイ子」と言う声が聞こえる。

 ブリタニー(Brittany Mountain)、ジョーダン(ジョーダン・テイラー Jordan Taylar)、
ニコル(Nicole George)の仲良し三人組。
 せっかく食べても、トイレで吐き戻している。

 アレックス、ネットで銃を注文する。エリックとナチスの時代のドキュメンタリーを見ていたら銃が届く。
 さっそく試射する。シャワーを浴びながら、キスしたことないからと二人でキスをする。
 着替えて、作戦を確かめて、学校に向かう。そして殺戮を始める。
 「こんな嫌なめでたい日もない」(シェイクスピアの「マクベス」のセリフだそうです)

 ベニー(Bennie Dixon)、何がなにやらわからず、学校の中をさまよう。

 結構綺麗な学校ですが、廃校になったばかりの校舎を使ったそうです。
 生徒達は現役高校生からオーディションで選びました。
 「エリーゼのために」はアレックス役の子が実際にアドリブで弾いた曲。
 「エレファント」と言う題名にどうしてしたのかと言うと、この作品を製作会社に提案した時、
「高校での乱射事件」がテーマだと話したら、重役に「エレファント」みたいな作品ならかまわないと言われ、
「エレファント」という作品はアイルランドの民族対立がテーマの作品で、
アプローチに共通点があると感じて同じ題名にしたそうです。
 ドキュメンタリーの「エレファント」は部屋に象がいても見ないふりとかいう話から取ったらしいですが、
こちらの「エレファント」は目が不自由な方々が象を触ってどんな動物か言うあの説話の意味もあわせているらしいです。
 イーライは実際にフォトグラファーを目指していて、ジョンには家族にアルコール依存症の人がいて、
ネイサンはスポーツマンで彼女がいるそうです。
 銃撃事件を起こす少年達は初めは殺人や殺人未遂の体験がある子の中から捜そうと思ったんですが、
ピンと来る子がいず、
そう言えば二人とも犯行前なのだからと犯人の少年達と似たような悩みを抱えた少年を選んだそうです。
 登場人物達が交わす会話はほとんどアドリブ。

 誰が殺されたのかとかはこの映画ははっきり示しません。
 警察が介入する場面も撮ったそうですが、しっくりこないので使わないことにしたそうです。
 実際それは大事な事では無いのでしょう。日常の積み重ねの上にある非日常。
 問題を抱えている子は大勢いるのに、どういう道筋をたどってかはわからないけれど、殺戮を実行した子。
 もちろん殺された人達が一番可哀想ですが、犯人達もどこか気の毒。殺しを実行した子達としなかった子達の差。 さほど無いような(やっぱりあるのか)。学校は結構閉じているから、他にも価値基準がある事がわからない。
 周りに何と言われたって自分が自信を持っていれば良いんだけど。いじめは気持ちを萎えさせるけどね。
 いじめする子も問題がある子だと思うけど。

 校庭も校舎も結構広々としていて綺麗。ジョン・ロビンスンの綺麗なサラサラヘアはブリーチ。美少年ですね。
 美少年がもてるとは限らないけれど。
 私はイーライが好みですが、ネイサンみたいなスポーツマンが一番もてるでしょう。
 ミシェル、初め男の子と思っちゃいました。

 アレックス役の子が弾いたおかげでベートーヴェンが使われているわけですが、とってもピッタリで、
アレックス役の子に感謝です。
エレファント デラックス版ELEPHANT

なるほどと思ったサイト
映画で英会話/Tango Tango!!
映画≠日誌
Augustrait

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遊びの時間は終わらない

「遊びの時間は終わらない」日本 1991年 アルゴプロジェクト ☆☆☆
監督:萩庭貞明(はぎにわさだあき)原作:都井邦彦(といくにひこ)脚本:斉藤ひろし 音楽:高木完

 平田道夫(本木雅弘)巡査は過去の銀行強盗の事件を勉強していた。
 そして中野(今井雅之)が運転する車で信用金庫の前に行く。
 かつらをかぶって緑のコートを着た姿で信用金庫に入る。
 彼が銀行員桑名ゆり子(伊藤真美)に示した通帳にはカバンにお金を詰めろと書いてあった。
 ゆり子は警報装置を押す。中野は捕まる。
 そして銀行に入ってきた深川祐介(西川忠志)警部補がスーツの裏に銃を所持しているのを見た平田は、
彼に銃を突きつけ「バーン!」と言う。
 そう、これは訓練で、平田は犯人役だった。祐介は死体と書かれた札を付けられ横たわる。
 平田は融通のきかない性格だった。

 困ったのは鳥飼圭介(石橋蓮司)署長ら警察上層部。筋書きが無く、臨機応変にという結果がこれだ。
 メンツがあるのでちゃんと捕まえたい。死体役の祐介の父親で本部次長の巌(原田大二郎)も来る。
 本部次長の出す案は冷静(なんだかわからないが)な佐原(斎藤晴彦)にことごとく否定される。

 そうこうしている内にマスコミが集まってくる。
 番組を盛り上げるためなら何でもやると悪評が高い柏崎(萩原流行)もやってくる。
 野次馬達もたくさん集まり、どんどん収拾がつかなくなってくるのだが…。

 この頃病気を治すには笑いが有効だという話がありますが、結構笑ったので、
この映画も治療用に推薦出来ると思います。
 すんごく笑えるかどうかはわからないけれど。人によって笑いのツボが違うし。

 もっくんはやっぱり目の保養です。クソ真面目で可愛い役だし。
遊びの時間は終わらない

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オペラ座の怪人

「オペラ座の怪人 The Phantom of the Opera」2004年 2h23 米 ☆☆☆
製作・共同脚本・音楽:アンドルー・ロイド・ウェバー(アンドリュー・ロイド=ウェバーAndrew Lloyd Webber)監督・共同脚本:ジョエル・シューマカー(ジョエル・シュマッカー Joel Schumacher)原作:ガストン・ルルー(Gaston Leroux)撮影:ジョン・マシスン(ジョン・マシソン John Mathieson)衣装:アレグザンドラ・バーン(アレキサンドラ・バーン Alexandra Byrne) 美術:アンソニー・プラット(Anthony Pratt)

 1919年。白黒の映像。蜘蛛の巣がかかった今は廃墟のパリオペラ座。劇場関係のオークション。
 猿がシンバルを叩く人形。
 それをせるマダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン ミランダ・リチャードスン Miranda Richardson)とラウル・シャニュイ子爵(パトリック・ウィルスン パトリック・ウィルソン Patrick Wilson)。
 ラウルが獲得する。そして壊れたシャンデリアが披露される。
 壊れたシャンデリアがどんどん元の豪華絢爛な姿に戻り、鮮やかな色がよみがえり、
往時のパリオペラ座がよみがえる。
 リハーサル風景。歌っているカルロッタ(ミニー・ドライヴァー Minnie Driver)。
 そして新支配人としてフィルマン(シアラン・ハインズ Ciaran Hinds)、
アンドレ(サイモン・カロウ Simon Callow)。
 そしてやはり新しいパトロンとしてラウル登場。
 ラウルは今は大勢いる踊り子の一人に過ぎないクリスティーヌ・ダーエ(?エミー・ロッサム Emmy Rossum)の幼馴染。
 幼い頃だが結婚の約束までした(確か…。)。ラウルはクリスティーヌには気付かなかった。
 わがままなプリマドンナには不満が一杯。不可思議な事故が多いこの劇場。
 カルロッタの頭上に幕が落下してきて(怪人の仕業だ)、彼女は役を降りる。
 そこでバレエ教師のマダム・ジリーがクリスティーヌを主役に推す。
 クリスティーヌは秘密の教師に歌を習っていて、今度の主役の歌も完璧に歌えた。
 クリスティーヌは早くに両親を亡くし、このオペラ座の寄宿学校に入っていた。
 ここで彼女は秘密の教師に出会い、その彼を父が贈ってくれた音楽の天使と信じて疑わなかった。
 そんな彼女をマダム・ジリーの娘で友達のメグ(ジェニファー・エリソン Jennifer Elison)が心配する。
 クリスティーヌの舞台は見事成功。
 ラウルもクリスティーヌに気付き、彼女をディナーに誘うが、
ファントム(ジェラード・バトラー ジェラルド・バトラー Gerard Butler)が現れ、
彼女を地下の彼の部屋に案内するが…。

 ネタばれ、注意!

 まず白黒の映像は雰囲気があって美しいと思いました。老人達、本人達に老人メイクを施したものだそうですね。  私、マダム・ジリーでは無く、その娘かと思ってました。ミランダ・リチャードソン、存在感があります。
 パリオペラ座がよみがえるシーンは素晴らしいです。引き込まれました。ミニー・ドライヴァー、良かったですね。
 コメディエンヌとして華を添えていたと思います。
 最後のカタストロフィーの場面では太った愛人の死をちゃんと嘆いていて、好感も持っちゃいました。
 新支配人達の二人が歌うシーンは違和感無く楽しめました。
 私はてっきりエミー・ロッサムの歌は吹き替えと思ってました。当時16歳の彼女自身の声なんですね。
 素晴らしいです。ファントムがクリスティーヌを案内するシーンは今一つ工夫が足りないかな。
 コクトーの「美女と野獣」みたいに動く腕の燭台とか、水の中からせり上がる燭台とかを使いたかったのなら、
彼女が夢うつつの中にいるのかのような工夫が必要。
 でなかったらリアリティに徹して、たいまつだけの光で暗闇を強調し、その分怪人の居場所を美術的に凝るとか。
 怪人自身は歌っていずに、
彼女の幻の中で怪人が甘い声で耳元で歌っているかのような映像を二重写しにするとか。
 舞台の光あふれる豪華絢爛と地下の闇の魅力との対比をもっと強調した方が良かったかな。
 クリスティーヌとラウルの絆を子供の頃の映像を挿入して強調するとかいう工夫も欲しかったかな。
 そして怪人も最初の方で小出しにその剣呑な存在をアピールするとかした方が。
 怪人とクリスティーヌの絆ももう少し描いて欲しかったような。長くなっちゃうかな。
 歌よりも怪人の危なさ、カリスマ性、そして哀しみの方をもっとちゃんと描いてほしかったような。
 後、私の好みとしては怪人の声はテノールよりバス系の方が嬉しかったけど、
これは元のミュージカルもテノールなんでしょうから、仕方が無いか。
 甘い声には聞こえなかった。ヘタでは無いが。
 怪人さん、最初から殺人を犯しているから、表にはどうしても出てこられませんね。
 せっかくの才能がもったいないけど…。クリスティーヌが怪人さんでは無くラウルを選ぶのは当然ですね。
 怪人さんと一緒では表に出られなくなる。マスカレードのシーンは好きです。
 真っ赤な衣装で降りてくる怪人さんは「赤死病の仮面」を思い出し、迫力がありました。
 「ポイント・オブ・ノー・リターン」のシーンは官能的で良かったです。あれは地獄の炎でしょうか。
 やがてはドン・ファンを焼き尽くす。そしてドン・ファンに扮する怪人。
 怪人の素晴らしい歌声に魅了されるクリスティーヌ。実際、才能あふれる怪人さんは魅力的でしょう。
 小さい時から見守ってくれましたし。1億5千万のシャンデリアはさすがの存在感。
 そんなにかける必要があるのかという疑問はおいといて。怪人さん、人殺しですが、可哀想でした。
 クリスティーヌが彼にキスして良かったです。パンツ姿のメグはオスカル様みたいでかっこよかったです。
「オペラ座の怪人」 オリジナル・サウンドトラック

セリフの訳について書いています。
空のつぶやき
prisoner’s BLOG

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献身

「献身」華岡青洲の妻 第三回 ☆☆☆☆
原作:有吉佐和子 脚本:森脇京子 音楽:牟岐礼 語り:渡辺美佐子

 娘小弁を無事出産し、加恵(和久井映見)は華岡家へ戻って来る。
 姑於継(田中好子)の冷たい態度は相変わらずで加恵の洗濯物をそっと落としたりしている。

 ある日小弁(藤川博歌)が叔母於勝(中島ひろ子)の風呂を覗いて、於勝の乳房の異常を母達に知らせる。
 於勝は乳癌を患っていた。当時乳癌は治療が不可能と思われていた。だから黙っていたのだ。
 雲平(谷原章介)は手術で乳癌を治す話を聞いた事があったが、於勝の患部は大きく、
手術をしても痛みや出血で死ぬものと思われた。
 於勝は子供を産んだ加恵をうらやましがりながら亡くなる。

 1798年初春、猫での麻酔薬の実験が成功した。後は人体実験だけだ。姑の於継が実験台にと申し込む。
 それを聞いて加恵も願い出る。二人に責められて雲平は二人とも実験台に使う事を承諾する。
 薬を飲まされ意識を失くす於継。苦しそうだったがちゃんと目が覚める。
 雲平はなんとも無い薬を母に飲ませたのだ。しかし雲平の麻酔薬の人体実験の成功の話がすっかり広まる。
 加恵は今度こそ人体実験を自分でやってくれと雲平に頼む。

 加恵が一人で麻酔薬を飲んだと思い込んでいる於継の事を笑っていたりとお互いへの反感は加熱。
 二人とも表にははっきり表さずに、丁寧な言葉でうまくいやみを言っているから周りにはわかりにくい。
 でも、於勝や小陸(小田茜)はわかっているよね。雲平はホントにわかってないのかな。
 わかってない振りをしているとか。何だかんだいって、小姑のいじめが無いのは救いよね。
 小姑も結構うるさいから。ああ、それからもちろん雲平さんが良い男で優しくしっかりした旦那さんなのも救い。
 二人の争いに焦点を絞った方がドラマチックだからかな。

 確かに母親が美しい分、於勝も小陸も地味に見えてしまう。母親に養分吸い取られているような。
 加恵は娘二人よりも強そうで、そこが良いと思う。

 皆役にしっくりあっていて違和感はありません。
華岡青洲の妻新潮文庫


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二度目の春…胸騒ぎの初デート

「二度目の春…胸騒ぎの初デート」H2 第4話
原作:あだち充 脚本:山崎淳也 音楽:佐藤直紀 演出:鬼頭理三

 木根竜太郎(石垣佑麿)の暴投が国見比呂(山田孝之)に当たる。
 古賀春華(石原さとみ)の手厚い手当てはあまりにも不器用なもので、
はっきり言って無い方が良い様な物であった。
 音をあげた比呂は自分に治療させてくれれば古賀の言う事を何でもきくと約束する。春華の要求はデートだった。

 春華と遊園地に行き、高所恐怖症気味なのに彼女が乗りたそうだからと観覧車にも乗る比呂。
 ふとした拍子に外を見るとそこに橘英雄(田中幸太郎)と雨宮ひかり(市川由衣)のカップルが。
 ダブルデートとなる。突然倒れる春華。熱があるのにデートだからと無理に来たのだ。
 割り勘で良ければいつでも付き合うと春華に約束する比呂。

 千川野球部に入ってきた新入部員ジャンボマックス大竹文雄(弓削智久)とすばっしこい島オサム(中村友也)。わざと国見比呂(山田孝之)に向かって暴投を投げてくる。何か不穏な事を考えている気配。

 比呂が家に帰ったらひかりの両親がいる。
 自分達の風呂の改装工事をするので風呂を借りて、ついでにビールも頂いているのだ。
 比呂、風呂に入ろうとしたらそこにはバスタオル姿のひかりがいた。
 次の日グラウンドをひたすらに走る性春真っ盛りの比呂がいた(少年漫画らしいベタすぎる展開。まあ良いか)。

 比呂のユニフォームのボタンが取れそうになっていて、春華が縫ってくれると言う。
 それを横目で見る野田敦(中尾明慶)。彼のボタンも取れかかっているのだ。
 しかし春華は野田の方には一顧だにしない。
 おもわず野田がユニフォームのボタンを全部引きちぎると、
春華ちゃんじゃない女の子(可愛い系ではない)が縫ってくれると言う。
 春華には裁縫能力ははっきり言って無かった。

 英雄が新しいマネージャーの美歩(貫地谷しほり)からひかりが比呂に裸を見られたという話を聞く。
 美歩は比呂とひかりがその事について話しているのを聞いたのだ。
 初めは信じていなかった英雄だが、比呂がドスケベである事実に思い当たる。
 比呂と春華が一緒に歩いていると突然そこに英雄登場。比呂にひかりの裸を見たのかと問い詰める。
 春華、比呂達から離れていく。英雄はひかりに本当に愛されている自信が無かった。
 ひかりにマネジャーを断られたからだ。比呂はひかりは英雄を信頼しているから、英雄をほっといているんだと言う。 比呂は小さい頃の優しいひかりを思い出す。

 ホテルの結婚式場。広田重工の息子勝利(青木崇高)に丁寧に挨拶する大竹と島。
 彼らはかっちゃんに頼まれて千川野球部に入ったのだ。
 千川と広田の高校が対戦する事になれば、野球部員を殴って出場停止にするつもりだ。
 かっちゃんは自分の高校の甲子園出場が決まれば彼らの事を、
特に島の親の事を自分の親に良く言っておくと約束していた。

 私は原作読んでいないんだけど、比呂はホントはひかりが好きなのよね。ひかりも比呂が結構好き。
 まあ、今はどっっちもそれぞれの相手を大事に思っているんだろうけれど。

 木根君役の石垣佑麿君、味がある。中尾明慶君、相変わらず可愛い。石原さとみちゃんも可愛いね。

 大竹と島がこれから起こすだろう事件、
私としては「スラムダンク」の三井の事件みたいに丸く収まる事を希望するが、本当はどうなるんだろう。
H2 1 (1)少年サンデーコミックスワイド版

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美しいオスと新しい恋

「美しいオスと新しい恋」不機嫌なジーン 第二話 ☆☆☆
脚本:大森美香 音楽:小西康陽 演出:澤田鎌作

 蒼井仁子(竹内結子)は白石健一(喜川田将也)を避けていた。

 友達の真岡早智子(井上訓子)はすぐ男と仲良くなるが、仁子は男は苦手だった。
 小さい時から虫が好き。解剖は平気。

 図書館で寝ている白石健一を発見。寝顔をじっくり見る。可愛い。健一の目が覚める。
 それをきっかけに付き合い始める二人。健一が気にかけていた女性は結婚が決まったのだ。

 南原孝史(内野聖陽)と福岡のシンポジウムに出る。南原の講演は大好評。
 南原の次の講演者ロベット・ロラン(アユートン・デマルキ・アウベス)教授が舞台に現れる。
 南原はロラン教授を迎えようとするが、ロランは彼を無視して仁子を抱きしめる。実はモランも女好きだった。
 舞台で仁子の事で言い争いをする二人。仁子達は南原教授を無理矢理舞台から引きずっていく。

 堤防が作られ、今は生物がいない干潟。南原は重機で上に上げてもらって、そこから眺める。

 南原のジーンズ姿は周りから不評だった。南原はジーンズを履くのを止める。

 南原、ベストジーニストに選ばれ、昔から好きだったと言い放つ。

 カナブン(シロテンハナムグリ?)、気持ち悪くないです。
 どうして仁子が虫に触れる事を普通じゃないと思うのか理解できません。専門なんだから、当たり前だし。
 ナウシカみたいに堂々としていろよ。(と一時は思ったんですが、恋をすると変に気を使うのは当たり前ね)

 南原教授は相変わらず飛ばしていて素敵です。しかし彼氏となると、あの浮気性は問題がありすぎです。

 

 

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ただいまアリス☆特訓中

「ただいまアリス☆特訓中」学園アリス 第11話 ☆☆☆☆☆
原作:樋口橘 監督:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 シリーズ構成・脚本:横山雅志 絵コンテ:ユキヒロマツシタ 演出:タムラコータロー 作画監督:吉本拓二 

 抱き枕に「蛍」と言いながらチューしている佐倉蜜柑(植田佳奈)。騒ぎに起きると火事だった。
 (アニメ夜話で言っていたのだが、
「カードキャプターさくら」の知世ちゃんの桜ラブラブのシーンがアメリカではカットされているんだそうだ。
 と言うことは蜜柑の蛍ラブラブもカットか)

 野田先生(宮野真守)、恐竜(トリケラトプス?)の上で迷っている。

 足を伸ばして生徒を助ける子。ベットを飛ばして生徒を助ける持上君(伊藤亜矢子)。
 木に逆さづりになって雨を降らせる天候君(重松朋)。

 日向棗(朴ろ美)は火事を見て冷や汗を流している。
 彼の脳裏に浮かぶ、「助けて」と泣いている子と、人殺しと言う声と、
「さあ、次の仕事だ」と言うペルソナ(三木眞一郎)。

 お母さんのビデオを部屋に置き忘れ泣いている幼い子。毎日そのビデオを見ないと眠れないと言う。
 蜜柑はその子のビデオを取りに行く。煙で倒れる蜜柑。今井蛍(釘宮理恵)が助けに来る。

 朝、教室で蛍に話しかける蜜柑。しかし無視される。それでも話しかけると蛍の机からパンチが飛んで来る。
 「私はあなたのように無責任で自分勝手な行動を取る人間とはお付き合いしたくありません。
 ノーサンキューです。」と電光掲示板。
 飛田裕(大浦冬華)が「蛍ちゃんはね、蜜柑ちゃんの事、すごく心配して、皆の止めるのも聞かず、
救出に行ったんだよ」と話す。
 蜜柑、蛍にあやまる。
 「あんたの気持ちはわかるけど、謝れば済むって問題じゃないでしょ。もう少しで死ぬ所だったのよ。
 なんであんな無謀な事したの。」
 二度としないと約束する蜜柑。

 神野先生(松本大)「授業を始める前に初等部総監督として一言言っておく。
 昨夜の火事の最中、年少組みの忘れ物を取りに、勇敢にも火の中に飛び込んだ者がいた。立ちなさい」
 立つ蜜柑。顔をしかめる神野。「おまえはあんな事で、点数稼ぎをして、星階級が上がるとでも思ったのか。」
 「うち、そんなつもりじゃ」「嘘をつけ。星無しの立場が苦しいから手柄を立てようと思ったんだろ。」
 「先生、違います。蜜柑ちゃんは泣いている子供を見るに見かねて。」と委員長。
 「だとしても、何かあったらどうするつもりだ。学園の名誉に傷が付く。」「すみません」
 「飛田、今井、こんな星無しの劣等生と付き合っているとろくな事が無いぞ」蛍、怒り顔になる。
 「いてこますぞ、おんどれぁ」と針千本さん。

 野田先生、相変わらず時をさまよっている。雪が降っている。赤子を抱いた女性がいる。

 岬先生の愛がつまった温室(変な植物一杯)に進入する不審者鳴海(石田彰)。鞭豆が目的だ。
 警報が鳴り、急いで逃げる鳴海。温室の前に突如現れる野田先生。
 鳴海の歳を聞き(ちなみに27だ)、元に戻ったとほっと一安心の野田先生。
 しかしそこに岬先生(櫻井孝宏)が現れ鳴海に竹刀で攻撃。鳴海、華麗にその攻撃をかわして去っていく。
 (身体能力は岬先生より鳴海先生の方が上か)

 能力の形。アリスには四つのタイプがあって、まず一つは子供の時だけしかアリスが発生しないタイプ。
 二つ目はアリスを小出しにしか使えない代わり細く長くアリスを持続するタイプ。
 三つ目、一挙に強いアリスを使う事が出来るけど、その分アリスの寿命を縮めてしまうタイプ。
 四つ目、これはめったにいないけど、アリスに底が無い代わりに、
アリスを使う度その人間の寿命に影響があるタイプ。 
 アリスを使いすぎて死んでしまう事もある。それを聞いて棗を思い出す蜜柑。

 野田先生のタイムトリップを止めるのが蜜柑の能力特訓だった。見事成功。
 野田先生によると自分のアリスを好きになる事が上達の秘訣だそうだ。
 野田先生、結局又恐竜時代へトリップしていく。

 アリスの特訓のため対戦者を募集する蜜柑。
 正田スミレ(斎藤千和)が連れてきてくれた対戦者は鳴海のようなナルタイプ。
 彼(おなら君 野島裕史)の能力はものすごい臭いを発して相手を気絶させるアリスだった。無効化失敗。
 安藤翼(成瀬誠)が連れて来てくれたヘッドホンをした子(ヘッドホン君 福圓美里。)ひどいオンチだった。
 無効化失敗。棗が持上君に相手をさせてくれる。ものすごい高い所に飛ばされる蜜柑。棗に勝負せいと言う蜜柑。 熱い思いをする。

 鳴海先生の前に突如現れる雪にまみれた野田先生。
 10年前のあの人が自分は長い旅に出なくてはならないからと身内の方に赤ん坊を預けていたそうだ。
 休暇を取る事を決める鳴海先生。

 蜜柑の特訓に付き合うのを止めて帰る蛍を止める蜜柑。
 腕を掴んで止める蜜柑にばかん砲(? なんて名前だっけ?)を発射する蛍。
 その玉があやうく神野先生に当たりそうになる。
 「なにやってるんだ。どんな理由があるか知らんが、昨夜騒ぎを起こしたばかりじゃないか。
 反省して、謹慎していると思えば」
 「うち、自分のアリスを磨きたくて」「星無しの分際で、おまえはどこまで人騒がせなんだ。」
 「星無しだから訓練しているんじゃない」と蛍。
 「お前達みたいな優等生までこんなバカと一緒になって、何を考えているんだ。」
 「先生、蛍や委員長はうちが無理矢理」「先生、なんでこの子だけ文通が禁じられているか教えてください。」
 「こんな出来の悪い生徒は家族の事など考える暇は無いと言う事だ。
 この学園に拾われた事を感謝して、勉強に集中しろ。」
 「うちはただ」「おまえはアリスとは呼べない出来損ないなんだ。その事を自覚しろ。」「冷血漢」と蛍。
 「なんだと。いい気になるな」
 「無闇にアリスを使うなって言うくせに、いつも生徒を罰するのにアリスを使って脅かしてるじゃない。」
 「口答えするな。」アリスを使って蛍を痛めつける神野先生。「暴力教師」「まだ懲りないようだな。」
 もっと強大なアリスで蛍を痛めつけようとするが、蜜柑が神野先生のアリスを無効化する。
 「きっと蜜柑ちゃんのアリスは自分の大切な誰かを守る時に一番効力を発揮するんじゃないかな」と委員長。
 蛍、蜜柑に感謝する。

 鳴海先生、蜜柑の手紙を持って旅に出る。

 野田先生、やっぱり大変そうです。ホントはつらいと思うんですが…。外見はのほほんとしていますが。

 神野先生、初めは勇敢にも火の中に飛び込んだ子をほめるつもりだったんでしょうが、
その子が蜜柑だったので止めたんでしょう。
 (私だったらやっぱり蛍同様怒るな。死んだらどうするんだ)
 神野先生は蜜柑が嫌いなわけではなく、無効化の能力の持ち主が起こした事件が引っかかるんでしょう。
 先生としては失格ですね。でも良くある事ね。

 棗、自分の能力のせいで人が死んだ事があるんでしょうか。棗の能力を大人が良いように使っているんでしょうか。 確かに棗、心配です。棗は寿命を縮める系なのかな。

 10年前のあの人って無効化の能力の持ち主で、まさか蜜柑の母親?(父親は誰?)決め付けるのは早いが。

 蛍は蜜柑が大切だから怒ったんです。 蜜柑にも神野先生にも。
 本来蛍は手堅く優等生として生きていて、先生にへたに目を付けられる不利は良くわかっているはずですが、
蜜柑に対する不当な扱いはどうしても我慢できなかったのね。
 確かに我慢しづらいわね。

 棗、持上君を連れてきたのは棗なりの心遣いね。わかりづらいが…。

 蜜柑、けなげにも神野先生もいつか認めてくれると頑張っています。
 私もいつか認めてくれると信じてますよ、神野先生!

学園アリス 1 (初回限定版)

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漢王朝

「漢王朝」ナショナル・ジオグラフィック 2004年 2月号より ☆☆☆
文:マイク・エドワーズ

 鍬を作る鍛冶職人がどの農村にもいる光景は、鉄技術が進んだ漢代の特徴だった。
 漢王朝は400年以上続いた中国史上でも長く続いた王朝だった。
 漢の技術は様々な分野でローマ帝国をしのいでいた。
 物資の運搬には手押し車や滑車を活用し、穀物や鉱石の粉砕には水力で動くハンマーを使った。
 炉に空気を送り込むふいごも使われた。そして紀元105年、蔡倫が和帝に紙の製法を伝えた。
 年長者を敬うという中国の伝統も厳しく実践されていた。
 竹簡を研究しているカナダ・モントリオールのマギル大学の研究者ロビン・イェーツによると、
祖父や祖母を叩いた嫁は、市場に放り出されると書いてあるんだそうだ。
 つまり殺されて切り刻まれるという意味だとか。

 劉邦は儒学者達を嫌っていた。
 あるとき高名な儒学者の謁見を受けた劉邦は儒学者がかぶっていた帽子を取り上げ、小便をかけたそうだ。
 項羽が劉邦の父親を捕らえ、「降伏しろ。さもなくば父親を生きたまま煮殺す。」と最後通告を突きつけたら、
劉邦は「煮殺すつもりなら、その煮汁を分けて欲しい。」と切り替えしたそうだ(父親は殺されずにすむ)。

 武帝の時代には「どの家も暮らしに困ることはなかった」と司馬遷は記している。
 その武帝が苦戦したのが北西部の匈奴。
 漢の歴代の皇帝は兵だけではなく大量の農民を辺境の地に送り込んだ。
 今、中国政府は数万人の漢人を新疆ウイグル自治区に移住させている。

 かさむ戦費に国の財政は苦しくなり、貧者を食い物にして蓄財に明け暮れる者が横行するようになった。
 狭い土地に縛られて農民はひたすらに搾取され、コネに恵まれた地主はますます土地を増やしていく。
 武帝の最初の正妻に世継ぎが生まれず、皇后の座を追われようとしたとき、娘が呪術でそれを阻止しようとした。  呪術を使う事は重大犯罪なので、関係者数百人が処刑された。
 そして紀元9年外戚(皇后の親族)の王莽が「新」王朝を打ち立てる。 
 王莽は劉家の土地を解体し、農民に分け与えようとしたが、改革はうまくいかず、
新王朝は農民達によって倒される。
 黄河の氾濫によって土地をなくした農民達が飢えた暴徒となって略奪を働き、やがて反乱は全土へと発展する。
 反乱の徒は目印に赤く眉を染め「赤眉(せきび)の乱」と呼ばれた。紀元23年、彼らは王莽の首をはねる。
 そして高祖劉邦の子孫である劉秀が即位を宣言。洛陽を都に定める。
 洛陽は50万人の人口がひしめく世界有数の大都市に発展。
 宮廷生活は華やかだったが、農民達の生活は悪化していった。
 借金がかさんで奴隷になる者もいたが、多くの場合は小作農になった。
 仕事にあぶれた人間が地方に増えていった。
 洛陽の罪人墓地跡で発見された墓石に刻まれているカオ・フーもそんな一人。
 カオはフ・フェイという人物の身代わりで、5年の刑期のうちに死亡した。
 裕福な者が有罪になると、別の人間が雇われて牢屋に入る事があったのだ。
 洛陽から数キロの場所に「白馬寺」がある。
 紀元67年ごろ、二人の高僧がシルクロードを通って、洛陽に入り、この地に仏教をもたらしたのだ。
 二人は白馬に乗り、仏像と仏典を持ってきた。

 132年、張衡が地動儀を発明する。
 それは幅が2メートルもあり、青銅製の壺のような形をしていて、上部には竜の頭が8個付いていて、
それぞれの下に青銅のカエルが構えている。
 この壺は地震のわずかな揺れも感知し、竜からこぼれた玉をカエルの口が受け止める。
 いわば地震計の先駆けだ。さらにこの壺の仕掛けで、玉を落とした竜がどれかを見れば、振動の方角も分かる。
 この頃にはあらゆる面が混乱していた。
 洛陽では、儒教の学問所で学ぶ大勢の人間が、政治の腐敗に対して抗議を始める。
 これは中国史上初の学生デモである。農民の反乱は各地で起こり、184年には都にまで危機が迫った。
 6年後有力者の董卓が幼い劉協を即位させる。軍人同士の争いは激しくなり、220年、劉協は退位する。

 他の人から聞いた項羽と劉邦の話のおかげで私の劉邦のイメージはすこぶる良かった。 
 寛容精神でどんどん味方を増やしたというイメージだったのだ。
 しかしまず劉邦の死んだ後だが、正妻のすさまじい悪行を知り、びっくり。
 そして毎日新聞で連載していた宮城谷昌光さんの「香乱記〈上巻〉」でまたまたイメージ悪化。
 そしてこれである。もちろんすごい所もあるからトップについたんだと思うけれど、敬意に値しない人物のような。
 人間、多面的なのは当たり前だが。
人物 中国五千年(3)漢王朝の光彩

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