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タイガー&ドラゴン

「タイガー&ドラゴン」☆☆☆☆☆
脚本:宮藤官九郎 プロデュース:磯山晶 演出:金子文紀 音楽:中西匡

 山崎虎児(長瀬智也)は横須賀出身のやくざ。面白い話でさえ、面白くしゃべれない口下手な男だ。
 自分でも自分が面白くない男だとよくわかっている。

 組長(笑福亭鶴瓶)の息子の銀次郎(塚本高史)と一緒に、
組長に借金している林屋亭どん兵衛(西田敏行)にプレッシャーをかけに行く。
 どん兵衛、トイレに行くと言いながら、裏からこっそり抜け出す。虎児が後をつけてゆくと、そこは寄席。
 すっかりどん兵衛の落語に魅せられた虎児は弟子入りを申し込む。
 土下座攻撃をし続けるがなかなかうんと言ってくれない。
 しかし彼の哀しい半生を語ったら、感動したどん兵衛は心が動く。虎児は授業料を払うという事で交渉成立。

 しかし虎児は全然うまくならない。大体才能が無い。みんな弱り果てる。
 そんな時に出た名前がどん兵衛の次男竜二(岡田准一)。
 どん兵衛の十八番「三枚起請」を勝手に覚えた才能ありありのくせに、
デザイナーとして成功する事を夢見ている男。
 しかしかなりダサいデザインの服。虎児は竜二に教わりに行く。

 「三枚起請」の話の内容を理解するため(確か…)、メグミ(伊藤美咲)というキャバクラ嬢を追う事になる。
 メグミにすっかり魅了されている男達を追ううちに、虎児は田辺ヤスオ(北村一輝)を見かける。
 田辺は以前、虎児が組の縄張りから出て行けと言い渡した男だった。
 田辺も虎児に気付き、虎児は田辺にやられて、山の木に縛り付けられる。
 メグミからメールが来ず、電波を求めて田辺は去る。代わりに竜二が来て助けてくれる。
 そして二人でテレビを見ていたら、そこにメグミが…。メグミは青森にいた。
 メグミにぞっこんの男達と一緒に虎児と竜二は青森に行くが…。

 いや~、面白かったです。さすがは、宮藤官九郎!
 出て来る役者の方々もそれぞれピタッと役にはまってますし…。

 ただ…落語が…。演技は実に素晴らしいんだが、良く笑えたし。
 しかしあの名優西田敏行でさえ、落語は面白くない。
 間が悪いんだか、緩急がまずいんだか、話の調子が面白くないんだか、わからないが、
やっぱり落語は芸なんだな~。
 演技で出来るものではない。お笑いは難しい。どうしても落語の部分で、ドラマの世界から現実に引き戻される。
 演技だな~って。仕方が無いけどね。

 メグミ、とっても論理的(?)で良いキャラです。役者が粒ぞろいって素晴らしい。

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