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豆腐小僧双六道中ふりだし

「豆腐小僧双六道中ふりだし」京極夏彦 ☆☆☆☆
一.豆腐小僧、情事を目撃する 二.豆腐小僧、鳴屋と遭遇する 三.豆腐小僧、臨終に立ち会う 
四.豆腐小僧、夜明けを迎える 五.豆腐小僧、禅問答する 六.豆腐小僧、勧誘される 
七.豆腐小僧、江戸を出る 八.豆腐小僧、小僧に会う 九.豆腐小僧、狸に同情する 
十.豆腐小僧、義憤に駆られる 十一.豆腐小僧、人間を懲らしめる
豆腐小僧双六道中ふりだし

 ある今は人が住んでいないあばら屋に湧き出ましたる妖怪豆腐小僧。
 そのあばら屋、元は豆腐屋でございまして、
小屋に女引っ張り込みました若旦那がつい豆腐小僧がいるかもなどと考えましたものですから、
湧き出でてきたんですな。
 豆腐小僧、今湧き出でましたばかりですから、右も左もわかりません。おまけにバカのトリアタマでして。
 一体これは何事ならんと若旦那と女の交合をしげしげと見つめます。
 豆腐小僧、妖怪ですから、人には見えませんが…。そんな時に屋鳴りがしまして、妖怪鳴屋が現れます。
 豆腐小僧、妖怪とは話す事が出来ます。
 普通、妖怪は自分を感得した人間がいなくなれば消えるものですが、小僧、若旦那がいなくなっても消えません。 小僧やることも無く、小屋をなんとか抜けまして、これから数々の妖怪達、人間達と会うのでございます。

 手前、京極夏彦のファンでございまして、京極夏彦っていうと、バカの一つ覚えみたいに買っちまうんですな。
 で、これも買ったわけですが…。
 以前はやりました読み本に「声に出して読みたい日本語」てぇものがございましたが、
この読み本も声に出して読んでみますてぇと、大変に気持ちが良いんですな。
 トントンッと読まさるんです。
 手前、ダメな人間がダメでなくなる話が大好きなんですが、この本もその範疇にしっかり入りますです。
 この場合、ダメな人間ではなく、ダメな妖怪ですが。いや、妖怪ですから、ダメというわけではないんでしょうが…。

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