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2004年12月

アイ’ム ホーム 19~20

「アイ’ム ホーム 」19~20☆☆☆☆
原作:石坂啓 脚本:浅野妙子 音楽:吉俣良 「主題歌:大好きだよ。」大塚愛

 かかり付けの精神科医(寺田農)に砂曼荼羅の事を教わる家路久(時任三郎)。
 砂曼荼羅とは、長い時間かけて、色付きの砂で曼荼羅を作って、一瞬で壊すものだ。
 ネパールとかのお坊さんがやるもの。

 久が家に帰ったら、家が燃えていた。中にはヨシオ(鶴八雲)とヨシコ(戸田菜穂)がいる。
 家に飛び込み、二人を救おうとするが、煙で倒れてしまう。

 気が付いたら病院だった。そのままフラフラと外に出る久。
 着いた家は清原スバル(星井七瀬)とカオル(紺野美沙子)の家。外から幸せそうな家族を見て、そのまま戻る久。 海岸で砂に絵を描くと、絵は波で消えていった。
 火事でボロボロになった家に入ってみると、ヨシオとヨシコの記憶を思い出す。

 ハッピーエンドで良かったです。やっぱり家族の存在は嬉しいですね。一人は…さ…み…し…い………。
 人間って群れる動物よね。でも人間関係は難しい。愛する家族がいるって奇跡。
 ホントに火事やなんかで家族一気に失う人いるし。家族持てない人もいるし。
 あっ、でも、家族にメチャクチャ迷惑かけられる人もいるな。人間、迷惑かけなきゃ生きていけないけど。
 仏教って奥が深い。耳が痛いけど、やれる事を淡々とやってくしかないのよね。

 

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GHOST IN THE SHELL

「GHOST IN THE SHELL -攻殻機動隊ー」1995 86分 ☆☆☆☆
原作:士郎正宗 監督・絵コンテ:押井守 脚本家:伊藤和典 音楽:川井憲次 キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

 企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても、国家や民族が消えてなくなるほど情報化されてない近未来。

 認定プログラマーの国外への引き抜きは武器禁輸措置に抵触する。
 本来なら六課のヤマだが、いざとなったら外交特権を振り回しそうなので九課も関わる。
 案の定外交官は、プログラマーは亡命を希望していると主張し、草薙素子(田中敦子)は外交官を撃ち殺す。

 外務大臣の通訳が人形使い(家弓家正)にハッキングされた。人形使いとは正体不明のハッカー。
 国籍推定アメリカ。年齢、性別、経歴全て不明。去年の冬頃から主にEC圏に出没。
 株価操作、情報収集、政治工作、テロ、電脳倫理侵害エトセトラ。国際手配中の犯罪者。
 不特定多数の人間をゴーストハックして操る事から、ついたコードネームが人形使い。

 政府関係者にゴーストハックを仕掛けていた人間達が捕まった。二人共、疑似体験を掴まされていた。
 人形使いにゴーストハックされたのだ。疑似体験を消す事は難しい。

 ニューポートシティにあるメガテクボディ社のラインが勝手に義体を作った。
 逃走した義体は車にはねられ、公安九課に運ばれる。
 メガテクボディ社は政府御用達のメーカーで、そこで作られる義体は全て機密だ。
 実は九課のほぼ全員がメガテクボディ社のお世話になっていた。

 外務省条約審議部、別名公安六課の中村部長(玄田哲章)とドクター・ウィリス(生木政壽)がやって来る。
 義体に入っているのはあの人形使い。
 公安六課は対人形使い用の特殊攻性防壁を使ってどこかの機密ボディに入るようしむけたのだ。
 人形使いは亡命を希望するが、2902光学迷彩を使った公安六課に奪取される。
 プロジェクト2501という言葉を残して…。

 ドクター・ウィリスはニュートロン社の戦略研究部長で、外務省のプロジェクトの主任をしていた。
 そのプロジェクトが2501。
 素子が外交官を殺した事件の亡命しようとしたプログラマー・台田瑞穂(宮本充)がそのプロジェクトのメインプログラマー。
 このプロジェクトは人形使いが現れる1年前からのものだった。
 人形使いを作ったのが、アメリカと外務省だとしたら…。

 素子達は公安六課を追う。

 初見はよくわからなかった。今は原作のマンガを読んでいる、S.A.Cも見た。前よりはわかるだろうと再挑戦。

 前よりはわかった。しかし自分の頭の構造は思わしくなく、セリフが聞き取りにくかった。ウ~ン。

 風景は相変わらず綺麗で印象的。S.A.Cより素子がボーイッシュに見えた。

 最初の方から「マトリックス」はまねしてたのね。まあ、好意と受け取ろう。

 義体がとっても人形っぽく見えた。自分が自分で無いなんて不安、ディックっぽい。

 バセットハウンドのガブ(ガブリエルが本名?)ちゃんはやっぱりあっちこっちに登場。可愛いからな。

 ゴーストって言葉はアーサー・ケストラーの「機械の中の幽霊」から来てるのよね。読んだ事無いけど…

 

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アラベスク

「アラベスク Arabesqu」アメリカ 1966 ☆☆
監督・製作:スタンリー・ドーネン(Stanley Donen) 原作:ゴードン・コットラー(Gordon Cotler)「暗号」 音楽:ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini) ソフィア・ローレンの衣装:クリスチャン・ディオール

 眼科のサイード先生の部屋。
 ラギーブ教授(ジョージ・クールリス George Coulouris)が入ってくる。
 そこにはサイード先生はおらず、スローン(ジョン・メリベール John Merivale)という男がいた。
 ラギーブ教授はスローンに殺され、スローンは教授の眼鏡から暗号が書いてある紙を見つける。

 オックスフォード大学。
 アメリカ人のポロック(グレゴリー・ペック Gregory Peck)はスローンから海運王のネジム・ベシュラビ(アラン・バデル Alan・Badel)に会って欲しいと頼まれるが、
断る。
 しかしアラブ某国の首相ハッサン・イエナ(カール・ドゥーリング Carl Duering)にベシュラビを探って欲しいと頼まれ、
引き受けることにする。
 ポロックはベシュラビからヒッタイトの文字で書いてある暗号を解いて欲しいと頼まれる。
 ベシュラビの屋敷の一室で暗号解読をしていると、
美しい女性ヤスミン・アジーア(ソフィア・ローレン Sophia・Loren)が現れる。
 この屋敷は彼女のものだった。何かを伝えようとする彼女だったが、ベシュラビが現れ、何も伝えずに終わる。
 夕食の席でこっそり彼女から紙を渡される。
 それにはオックスフォードの教授ラギーブがビルから転落して死んだという記事とヤスミンの部屋の場所が書いてあった。
 ヤスミンの部屋に行ったら、彼女はラギーブを殺したのはベシュラビ達で、
ポロックも解読が終われば殺されるから手を引けと言う。
 そんな時、ポロックが部屋にいない事がばれ、ポロックはヤスミンを人質にみせかけ、
二人で館を逃げ出すのだが…。

 迫力のある美人にはケモノ柄が似合う。ソフィア・ローレンなら毛皮のコートを着ても許しちゃうな。
 きっと似合うから。敵か味方かわからない美女というのは良いね。私もさっぱりわからなかった。

 古代の言語の学者があんな危ない事に首をつっこむとは思えないが、いいか。良くがんばった。

 農家の機械は危険な感じのものが一杯。こわい。

 アラブ人はホントに馬術が得意なのかな。確かにサラブレッドのご先祖はアラブ馬だ。
 馬の障害レースは結構危ないが、殺されそうなんだから仕方が無い。ハラハラしました。

 

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アイ’ム ホーム 17~18

「アイ’ム ホーム 17~18」 ☆☆☆☆
脚本:浅野妙子 原作:石坂啓 音楽:吉俣良 主題歌:「大好きだよ。」大塚愛

 癌で入院していた清原カオル(紺野美沙子)が黒い血を吐き、緊急手術をする事になった。
 知らせを受けたスバル(星井七瀬)と家路久(時任三郎)は急いで病院に行く。
 これから手術というカオルに過去の仕打ちをわびる久。
 そんな久を見た健児(石田靖)は、カオルが昔の久を理想として考えている事を感じて、ひけめを感じ、
浮気に走ってしまったと告白する。
 カオルを愛しているのにと。
 久はそう思っていることをカオルに行った方が良いと言ってやり、聞いていたスバルも健児を許す気になる。
 無事、手術を終えたカオルが久を許してくれた。そして近くにいる人を大切にしてあげてと言う。

 久は病院からの帰り、公園のごみ箱に自宅の鍵以外を捨てる。
 しかし自宅にはヨシコ(戸田菜穂)もヨシオ(鶴八雲)もいず、テーブルには離婚届があった。

 ヨシオとヨシコに会いに行く久。
 久は初めから自分の事を愛していなかった、借金があり、妻子に迷惑はかけたくなかったから、
父親が金を出してくれそうな自分と結婚したのだとヨシコは言う。
 やり直そうと思って、来たと言う久。
 でも、あなたは私を愛していない、しばらく離婚届を預かっていてくれと言うヨシコ。

 一人自宅ですごす久。会社がネパールへ行けと言ってくる。

 ヨシコが言うとおり久はヨシコを愛しているわけではない。
 久は時々ヨシコやヨシオが仮面をかぶっているように見えるが、
ヨシコも仮面をかぶっている男と暮らしているみたいだったと言った。
 似たような事を感じていたんだね。 ネパールへ行けという事は、久に止めてもらいたいのかな、会社は。

 清原家の方は丸く収まりそうだ。雨降って、地固まるだな。

 私にとって戸田菜穂と言えば、「ショムニ」だ。
 コメディ演技がとっても板についていて、「ショムニ」に彼女はかかせないと思った。コメディ演技は難しいと思う。
 デ・ニーロだってコメディでは冴えない。今度の役はコメディではないが、的確に演じていると思う。

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アイ’ム ホーム 15~16

「アイ’ム ホーム 15~16」 ☆☆☆☆
脚本:浅野妙子 原作:石坂啓 音楽:吉俣良 主題歌:「大好きだよ。」大塚愛

 息子のヨシオ(鶴八雲)をデパートに連れて行く家路久(時任三郎)。
 しかしそこで娘の清原スバル(星井七瀬)が男の子サトル(藤井琢也)に声をかけられているのを見て、
気もそぞろ。
 ヨシオにここを動くなと言って、スバルを探しに行く。
 結局スバルに声をかける事は出来なかったが、引き返すとヨシオがいなくなっていた。
 必死で探すが、ヨシオは近所の人が連れて帰っていてくれた。
 自分がヨシオや妻のヨシコ(戸田菜穂)の事を思い出せずにいる事を妻に打ち明ける久。
 妻は泣きながら、私にとってあなたはたった一人の大切な人だと言う。

 久はスバルに男の子の事を聞く。
 男の子は単なる知り合いだったが、スバルは久に家に遊びに来ないかと誘う。
 スバルの家に遊びに行く久。しかし今日は帰ってこないはずの健児(石田靖)が帰ってきた。
 健児に叱られるスバル。久はひたすらあやまる。

 時任さん、身長188センチなんですね。あっちこっちにぶつかりそうで、見ていてハラハラしました。
 家はおろか、会社でもおでこをぶつけそうです。小さい私にはわからない苦労が絶対ありますね。
 猫背にどうしてもなっちゃうと思います。背が高いって、ある意味とってもうらやましいんですが…。

 現在の家族に愛着がわかず、とっくの昔にわかれた家族に親愛を持つというのは厳しいですね。
 久もヨシコもスバルも可哀想です。園児のヨシオも敏感に家の雰囲気がおかしい事を察っしていると思います。
 
 園児にじっとしていろと言うのは無理があります。大きなスバルよりヨシオの事を気にかけるべきでした。

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ジンジャーとフレッド

「ジンジャーとフレッド Ginger et Fred」1985年 伊 仏 西独 ☆☆☆
監督・原案・脚本:フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)原案・脚本:トニーノ・グエッラ(Tonino Guerra)脚本:トゥリオ・ピネリ(Tullio Pinelli) 音楽:ニコラ・ピオヴァーニ(Nicola Piovani)
ジンジャーとフレッドGINGER ET FRED

 かつて「ジンジャーとフレッド」と言うコンビ名で踊っていたアメリア・ボネッティ(ジュリエッタ・マシーナ Giulietta Masina)はテレビの番組に出演する事になった。
 久しぶりに会うことになる相方ピッポ(マルチェロ・マストロヤンニ Marcello Mastroianni)と練習しようと待っていたが、
なかなか来ない。
 ホテルのフロントに、着いたら電話してと言う伝言を残し部屋に入る。
 寝ようとしたら隣の部屋の人間のいびきがうるさく、文句を言いに言ったら、それはピッポだった。そして…。

 マストロヤンニ、尾羽うち枯らした感じで登場。カッコぶらずにえらいな。

 イタリアの路上の広告、過剰にセクシーすぎる。本当にこうだと聞いたことがある。文句は出ないのか?

 しっかしフェリーニ世界は過剰な感じの人が一杯。異界的で祝祭的。小人が出てくるのが、いかにもらしい。

 もう少し年を取らないと、この映画の良さはわからない気がする。甘くなくて良いと思う。

 

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豆腐小僧双六道中ふりだし

「豆腐小僧双六道中ふりだし」京極夏彦 ☆☆☆☆
一.豆腐小僧、情事を目撃する 二.豆腐小僧、鳴屋と遭遇する 三.豆腐小僧、臨終に立ち会う 
四.豆腐小僧、夜明けを迎える 五.豆腐小僧、禅問答する 六.豆腐小僧、勧誘される 
七.豆腐小僧、江戸を出る 八.豆腐小僧、小僧に会う 九.豆腐小僧、狸に同情する 
十.豆腐小僧、義憤に駆られる 十一.豆腐小僧、人間を懲らしめる
豆腐小僧双六道中ふりだし

 ある今は人が住んでいないあばら屋に湧き出ましたる妖怪豆腐小僧。
 そのあばら屋、元は豆腐屋でございまして、
小屋に女引っ張り込みました若旦那がつい豆腐小僧がいるかもなどと考えましたものですから、
湧き出でてきたんですな。
 豆腐小僧、今湧き出でましたばかりですから、右も左もわかりません。おまけにバカのトリアタマでして。
 一体これは何事ならんと若旦那と女の交合をしげしげと見つめます。
 豆腐小僧、妖怪ですから、人には見えませんが…。そんな時に屋鳴りがしまして、妖怪鳴屋が現れます。
 豆腐小僧、妖怪とは話す事が出来ます。
 普通、妖怪は自分を感得した人間がいなくなれば消えるものですが、小僧、若旦那がいなくなっても消えません。 小僧やることも無く、小屋をなんとか抜けまして、これから数々の妖怪達、人間達と会うのでございます。

 手前、京極夏彦のファンでございまして、京極夏彦っていうと、バカの一つ覚えみたいに買っちまうんですな。
 で、これも買ったわけですが…。
 以前はやりました読み本に「声に出して読みたい日本語」てぇものがございましたが、
この読み本も声に出して読んでみますてぇと、大変に気持ちが良いんですな。
 トントンッと読まさるんです。
 手前、ダメな人間がダメでなくなる話が大好きなんですが、この本もその範疇にしっかり入りますです。
 この場合、ダメな人間ではなく、ダメな妖怪ですが。いや、妖怪ですから、ダメというわけではないんでしょうが…。

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藍色夏恋

「藍色夏恋 藍色大門」2002年 台湾・フランス ☆☆☆☆☆
監督・脚本:イー・ツーイェン 撮影:チェン・シャン 音楽:クリス・ホウ
藍色夏恋藍色大門

 モン・クーロウ(グイ・ルンメイ)はある夜、友達のリン・ユエチェン(リャン・シューホイ)に呼び出される。
 リン・ユエチェンには好きな人がいて、その好きな人は毎夜、学校のプールでこっそり泳いでいたのだ。
 彼、チャン・シーハオ(チェン・ボーリン)が泳いでいるところを二人で覗こうと言うのだ。
 彼が泳いでいる姿は見えず、音が聞こえるだけ。
 リン・ユエチェンはモン・クーロウに、チャン・シーハオに付き合う気があるかどうか聞いてきてと頼まれる。
 仕方なくモン・クーロウはチャン・シーハオに聞きに行くが、肝心のリン・ユエチェンがいなくなっていた。
 チャン・シーハオはすっかりモン・クーロウが自分の事を好きなんだと誤解する。そして…。

 「さそり座O型。水泳部とギタークラブに所属。」「イケてるだろ。」「俺は顔も悪くないぜ。どこがだめだ?」
 いや、自分で言っているほどイケているとは思いませんが、あの年代だから仕方ないけど、
お子様にしか見えないし…。
 しかし見ている内にすっかり、いとおしくなりました。か、可愛い………。
 彼女、美人とも可愛いとも言い切れませんが、見ている内に好感を持ちました。演技の力でしょうか。
 映画の力でしょうか。こんなにさわやかな映画、中国にも韓国にも無いような。
 アメリカにもヨーロッパにも無いか…。あえて言えば、日本の映画に一番近いかな。
 自転車って、その存在だけでもさわやかを演出しています。一生懸命こいで、風を切るのは気持ちが良いし。
 DVD買っちゃおうか、どうか悩むくらい気に入っちゃいました。
 BGMみたいに、ただ流すのに最適の映画のような気がします。音楽も良い。
 台湾、南の方だからか、緑が結構一杯あって目にも優しい。

 さそり座O型は私も一緒です。しかしチェン・ボーリンは1983年8月27日生まれ。
 監督が1959年11月21日生まれのさそり座O型なんですね。イケてません。残念!
 そう言えば、木村拓哉もさそり座O型。イケてます!
 だからリン・ユエチェンはチャン・シーハオの名前の変わりに木村拓哉の名前を書くのか。
 で、私はイケてるかと言うと………ヒ・ミ・ツ…です……。

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うちはみそかっす系☆

「うちはみそっかす系☆」学園アリス第6話 ☆☆☆☆
脚本:島田満 絵コンテ:青木雄三 演出:みくりや恭輔 作画監督:桜井木の実 原作:樋口橘 監督:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 シリーズ構成:横山雅志 音楽:吉森信
学園アリス 1 (初回限定版)

 学園アリスでは週に一度、初等部と中等部と一緒に能力別に別れて、合同授業をやるのだった。
透視とか瞬間移動とか予知とかの能力は潜在能力系。幻のアリスの飛田裕(大浦冬華)は潜在能力系だ。
普通で真面目な感じの教室。
 薬品の調合、ぬいぐるみを作ると魂が宿ってしまうアリス、人を癒す音楽を奏でるアリス、
 料理をすると必ず不思議なものが出来てしまうアリス等々は技術系。
 発明のアリスの今井蛍(釘宮理恵)は技術系だ。マイペースで、おたくっぽい教室。
 鳴海先生(石田彰)や乃木流架(安田美和)のアリスみたいなのは体質系。超高速で走れる能力とかも。
 佐倉蜜柑(植田佳奈)みたいな割り切れない能力は特別能力系だった。蜜柑はうちはみそっかす系かと落ち込む。
 蜜柑が自分のクラスに向かいながら、日向棗(朴ろ美)は何系かなと考えていたら、
心読み君(松本恵)が「棗は危険能力系だよ」と教えてくれた。
 心読み君も危険能力系。(間違いでした。潜在能力系)危険能力系は謎の多いクラスなんだそうだ。

  蜜柑、何かから逃げている棗に出会う。
 ペルソナ(三木眞一郎)が捜しに来るが、棗は蜜柑の口をふさぎ、うまくやり過ごす。
 しかし中等部の上級生達に見つかってしまう。どうやらその上級生は棗を快く思っていない様子。
 「言っとくが俺たちはおまえみたいな危険能力者を幹部生だなんて認めてないからな。
 天才とか言われて調子乗って、でかいつらしてんじゃねえぞ!
 大体おまえが幹部生でいられるのはただペルソナのお気に入りってだけの事なんだからな」とほざく。
 棗、そいつの腕に火を点け、立ち去ろうとする。
 火を何とか消したその上級生は蜜柑を人質に取り、
「待て、このヤロー。おまえのパトナーがどうなってもいいのか。見捨てるのか。おまえの彼女だろ。」と言うが、
棗、蜜柑を見捨てて立ち去る。
 蜜柑、上級生に反撃、その騒動で木の上で寝ていた安藤翼(成瀬誠)が目を覚ます。
 安藤は影使いの能力を持っていて、上級生達をあっさりやっつけ、蜜柑を助ける。
 安藤は蜜柑と同じ特別能力系だった。安藤と一緒に教室に行く蜜柑。
 特殊能力系の人たちは野田先生(宮野真守)を含め、皆暖かそうな人達で、蜜柑を歓迎してくれた。

 蜜柑、当たりの教室を引き当てたみたいで、良かったです。
 金粉らしきものを降らせる能力とか、ドッペルゲンガーとか、何に役立つのかわからない感じですが、
その分暖かそうな人達。
 「変人と呼ばれるのと引き替えに、やりたい事をやる、言いたい事を言う。誰にも縛られない、自由がモットーだ。
 落ちこぼれや、星なしなんて言う奴はくそくらえさ。」
 「そう、ここの生活を楽しめば良いの。自分らしければそれで良いんだ。」
 すっかり蜜柑の気持ちにシンクロさせてる私は涙が出そうになりました(ホントか?)。
 でも作る食べ物が皆変とか、ぬいぐるみに魂が宿るとかも役立つものではないような…。
 ここはアリスで入る学園だけど、人間それだけじゃないものね。しかし安藤さんのは危険能力じゃないのか。
 自分でコントロールできるから良いのか…。安藤さん、私の好みの男性です!万歳!!
 野田先生のタイムトリップの能力は本人にとって大分大変なんじゃないでしょうか。
 いやなアリスにもめげず、人の良さそうな先生です。
 読んだものを全部覚えているというのも、本人にとっては苦痛らしい(実際いるんだもんな)。
 棗のアリスも本人にとっては呪いなんだろう。まさか政府は棗のアリスを軍事利用するつもりとか…。
 正田スミレちゃん(斎藤千和)達は自分達の事を選ばれたものと思っているらしいけれど、
 一般人を守るために隔離しているのかもしれない。

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密林

「密林」マクロス・ゼロ 第4話 ☆☆☆☆☆
原作・監督・メカデザイン:河森正治 脚本:大野木寛 キャラクターデザイン:齋藤卓也 音楽:蓜島邦明 メカニックデザイン:石垣純哉 宮武一貴
マクロス ゼロ 4

 工藤シン(鈴村健一)とサラ・ノーム(小林沙苗)は反統合同盟に捕まった。
ノーラ・ポリャンスキー(高山みなみ)は工藤シンにプロトカルチャーの遺物はどこにあるのかと訊く。
アリエス・ターナー(進藤尚美)も捕まる。そして連れて行かれた先には、ハスフォード博士(野沢那智)がいた。
「マヤンの島に人を作った鳥の人に、天の神クロカチャは滅びの歌を歌えと命じた。
鳥の人はその時自分の首をはね、歌を食い止めた。
しかし人と人、人と大地の絆が一つ切れる度にその首と体は近づき、いつか滅びの歌を歌うと言われている。」
博士はサラの過去をあばき、サラは狂乱状態になって、叫ぶ。
記号を描かれた岩が浮かび、鳥の人を象ったものが飛んでくる。シンはそれに乗り、サラを連れて行く。
ロイ・フォッカー(神谷明)もやって来て、アリエスも逃れる。
マオ・ノーム(南里侑香)を直すためのキヌハの儀式が島人の手により行われ、マオが目覚める。
目覚めたマオは「来るよ、カドゥンが、恐ろしい炎を連れて!」と言う。
デイジーカッター(燃料気化爆弾)が落とされる。

 自然描写が美しかったです。博士は不気味で怖かったです。

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機動警察パトレイバー2

機動警察パトレイバー2 the Movie」1993 ☆☆☆☆☆
監督:押井守 脚本:伊藤和明 原作:ヘッドギア 音楽:川井憲次 キャラクターデザイン:高田明美 ゆうきまさみ メカニックデザイン:出渕裕 河森正治 カトキハジメ

 1999年、東南アジア某国(カンボジアっぽい)。UNと書いてあるレイバー。
目標が多数接近しているので、交戦許可を出してくれと通信で言ってくるが、交戦許可は出せなかった。
小隊は全滅する。呆然と佇む柘植行人(根津甚八)。

 3年後、横浜ベイブリッジが戦闘機らしきものからの爆撃によって爆破される。

 陸幕調査部別室の荒川茂樹(竹中直人)という者が後藤喜一(大森隆之介)と南雲しのぶ(榊原良子)を訪ねてくる。
彼が後藤と南雲に見せたビデオにはベイブリッジを爆撃した戦闘機が映っていた。
その戦闘機は日本のものではなく、米国のものだった。
米国には平和ボケの日本の状況を快く思わない人間がいたのだ。
しかしホンモノのミサイルを撃ち込むつもりはなかった。裏に別の思惑の人物がいるのだ。それが柘植行人。
柘植行人探しを手伝って欲しいと頼まれる。

 三沢基地が篭城する。政府はとうとう自衛隊を街中に出動させる。
街中に戦車や軍服を着た軍人達がいる非日常の風景。雪が降ってくる。

 柘植の攻撃が始まる。特車二課第二小隊の反撃も始まる。

 イラクに自衛隊がいる現状。守ってくれるオランダ軍はいなくなる(もういなくなったかしら)。
自衛隊は軍隊ではない(軍隊だけどさ)。交戦は難しいのよね。
イラクにいる外国の軍隊を全部引き上げるとやっぱりまずいかな。
つくづくアメリカの初期のやり方がまずかったんだろうな~。
フセインとアルカイダは初めから関係ないのはわかっていたし、結局核も見つかってない。
大体南アフリカの核査察でさえ、数年かかったらしいし、フセインは確かにひどい独裁だけど、
独裁国家は他にもあるし、やっぱり動機が怪しい感じ。
ブッシュの場合は父親の敵討ちかもしれないけど、他は何かな。石油は大きいよね。戦争にはお金がかかるから。
イスラエルの暗躍も考えたけど、本当はどうなんだろう?私もこんなにひどい状態になるとは考えなかった。
テロは増えると思ったけれど…。異文化の占領は難しいね。それにしても、捕虜の虐待は私も驚きました。
捕虜には無実の人も大分含まれてるというし…。アメリカ軍があんな事やるなんて思ってなかった。
認識があまかった。(戦場では臨機応変が大事。出せよ、交戦許可!小隊の方も勝手に戦えよ~!!) 

 軍服を着てピシッと立っている人を、一度だけ街中で見た事がある。カッコイイよね、やっぱり。
軍人という仕事は危ない仕事だから、制服をカッコよくして、
人を募集しなければいけないという事を聞いたことがある。
そうなのか?赤穂浪士の討ち入りも、226も、浅間山荘事件も雪があった。神様、もしかして意図的に演出してる?しかし、この前「機動警察パトレイバー」のアニメ夜話なんか見ちゃったから、
魚や鳥を見ると余計な事が頭に浮かぶ。
(鳥は非日常を表してるとか…。魚は言葉?あっ、忘れた)
戦車や犬を見ると「監督も好きだな。」とか又、余計な事を考えちゃうし…。
しかしひたすら機能だけを追求した兵器はカッコイイ。人殺しの道具なんだけどね~。
破壊するってストレス解消になるよね。楽しかろう。
しかし破壊は一瞬で済むけど、作り出すのは膨大な時間が要る。片付けるのも時間がかかる。
風景が夢みたいに美しい映画だ。

指輪世界
日本映画データベース
お世話になりました。
 

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座頭市

座頭市 」2003年 日本  ☆☆☆☆☆
監督・脚本・編集:北野武 撮影:柳島克己 音楽:鈴木慶一 

 居合いの達人として有名な盲目の按摩、座頭市(ビートたけし)。
彼が泊めてもらった家の女主人おうめ(大楠道代)の困った甥、新吉(ガダルカナル・タカ)が良く行く賭場に行く。
座頭市はさいころの音で丁か半かがわかり、新吉もおかげでもうけさせてもらう。
その金でやとった流れの芸者おきぬ(大家由祐子)とおせい(橘大五郎)。
実は二人は三味線に刀を仕込んでいたが、それが座頭市にばれる。
二人は大店の子供だったが、強盗に一家を惨殺されていた。
二人はその時、密かに飼っていたネズミを見に、縁側の下に入り込んでいたのだ。
二人はその時聞いた「くちなわの頭」という言葉を頼りに、仇を追って流れていた。

 賭けに勝ち続ける座頭市に賭場はいかさまを仕掛ける。
しかし座頭市はそれを見抜き、あっと言う間にその場にいた人間を次々と斬ってしまう。
その賭場を仕切っていたのは銀蔵(岸部一徳)を頭とする地元のやくざで、
銀蔵は服部源之助(浅野忠信)と言う凄腕の用心棒をやとっていた。
一方おきぬとおせいも、実は銀蔵とも通じている扇屋(石倉三郎)と問題を起こす。
扇屋は腕にヘビの入れ墨をしていた。

 最初の斬り合いから、センスが良いと思いました。
確かに残酷には違いないけれど、スピーディーで面白いアングル(かな?)。うまく言えないや。研究していると思う。タランティーノの「キル・ビル Vol.1」より良いアクションなんじゃないかな。
ハッとしました。
大友克洋さんの「童夢」の見開き一面の団地の間を主役二人が飛ぶシーンを見た時の興奮と一緒という感じ。
ああ、だめ、私には感性が無い。うまく表現できない。

 しつこい位に挿入される仲間切っちゃうとかのドジ場面。でも、実際ありそうだよね。
笑いを入れる感覚も悪くないと思う。過剰にリズム感を強調するのも結構好き。
日本の映画ってどっか暗くて真面目という印象があるから、明るいと嬉しい。
最後のタップシーンは狙いはとても好きだけど、本場にはどうしても負けちゃう感じ
(少林サッカーのド素人達の踊りのシーンは好き)。
でも明るく祝祭的にするのは大賛成!

 いろいろと決り切っていないし、欠点はあるけれど、とっても楽しめました。大満足です!

 

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ホワイト・オランダー

ホワイト・オランダーWHITE OLEANDER」☆☆☆☆
監督:ピーター・コズミンスキー(Peter Kosminsky) 音楽:トーマス・ニューマン(Thomas Newman) 脚本:メリー・アグネス・ドナヒュー(Mary Agnes Donoghue) 原作:ジャネット・フィッチ(Janet Fitch)

 アストリッド・マグヌセン(アリソン・ローマン Alison Lohman)の母イングリッド(ミシェール・ファイファー Michelle Pfeiffer)は誰が見ても綺麗な人だった。
彼女は芸術家で、知性的だった。アストリッドは父親が誰かは知らない。
母と母の恋人との関係が悪化し、ある日イングリッドは恋人を殺した容疑で逮捕される。
アストリッドはスター(ロビン・ライト・ペン Robin Wright Penn)という里親に引き取られる。
スターにはレイ(コール・ハウザー Cole Hauser)というボーイフレンドがいた。
アストリッドの存在がスターとレイとの間を悪くし、アストリッドはスターに撃たれてしまう。
幸い命は取り留めたが、アストリッドは孤児院に入れられる。
アストリッドは孤児院の仲間の女に彼氏に色目を使ったと言われ喧嘩になり、髪を短く切ってしまう。
そんな時出会った同じ孤児院仲間のポール(パトリック・フュジット Patrick Fugit)。
彼はアストリッドと同じく絵を描く人だった。アストリッドは彼と親しくなる。
アストリッドは又里親(レニー・ゼルウェガー Renee Zellweger)に引き取られる。
今度の里親クレア・リチャーズは女優で、優しい人だったが、
夫(ノア・ワイリー Noah Wyle)との仲がギクシャクしていた。
クレアがアストリッドに無断で獄中の母と連絡を取り、アストリッドはクレアと一緒に母親に会いに行く。
しかし母親はクレアをバカにする。クレアはとうとう夫に去られ、自殺してしまう。アストリッドは又孤児院に戻る。
良い里親夫婦を紹介されるが、
アストリッドは自らド派手であまり感じが良くない女レナ・グラシェンカ(スヴェトラーナ・エフレモーヴァ Svetlana Efremova)を里親に選ぶのだった。
そして…。

 ミシェール・ファイファーは誰が見ても綺麗な母親という役にピッタリ!頭も良く、とても怖い。
アリソン・ローマンは綺麗ではかなげで、いかにも里親先の男にひどい目に会わされそうな雰囲気があるが、
幸いこれはそういう話ではない。
ゴスメイクをしたら、ふけて見えた。髪が長いと弱弱しく見えるので、髪を短く切るのは正解だと思う。
パトリック・フュジットは最初見たとき女と思った。
あまりハンサムでは無いが、絵を描くという同じアーティスティックな所があるので、
恋人同士になるのは理解できる。
この映画のレニー・ゼルウェガーは不細工に見える。
レニー・ファンには「草の上の月」や「ベティ・サイズモアNURSE BETTY」「ブリジット・ジョーンズの日記BRIDGET JONES'S DIARY」の方を薦めます。

 あっ、見た目の事ばっかり書いているぞ、私。
イングリッド、あんなに里親に嫉妬しまくるくらいなら、人殺しなどしなきゃ良いのに。
あっちから去ってくれたのなら、喜ばなきゃ。しかし、あんなに綺麗で、知的なら、影響力は巨大だね。
アストリッドが自分の服を高く売った時、感心しました。強くなったな~って。
スターの賢く、けなげな息子、元気でやってるかな。

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星階級はシビアやなぁ☆

「星階級はシビアやなぁ☆」学園アリス ☆☆☆☆
原作:樋口橘 シリーズ構成:横山雅志 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 音楽:吉森信 監督:大森貴弘 脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:榎本守 作画監督:武内啓

 アリス学園への入学が決まり佐倉蜜柑(植田佳奈)はお爺さんが待っている家へ帰ろうとするが、
それは決まりで出来ない事だった。

 神野先生(松本大)の授業中、突然蜜柑の頭上で目覚まし時計が鳴り響く。一生懸命止めようとする蜜柑。
先生が罰としてゴミ箱を蜜柑に投げつけようとするが、蜜柑のアリスが発動して、ゴミ箱は先生の頭へ…。
先生は蜜柑の星階級を星なしと決める。

 神野先生へ抗議する岬先生(櫻井孝宏)。
しかし先生は蜜柑のアリスを脅威と感じ、最初から星なしにしようと決めていたのだ。

 星階級の待遇の違いは歴然としていた。
蜜柑に命じられたのは安全ロープ付きで校舎の外側にある時計を拭く仕事、
非常にクサイごみバケツを綺麗にする仕事…人がいやがる仕事ばかりだ。
与えられた部屋はきたない屋根裏部屋、食事も粗末で、洗濯は洗濯板でしなければならない、エトセトラエトセトラ。蜜柑もへこんでしまうが、自分より小さな男の子が親に会えずに寂しがっている様子を見て、奮い立つ。

 鳴海先生は日向棗(朴ろ美)を気にかけ守っているのだが、棗は鳴海先生の好意に気付いていない
(やり方がひねくれてるから)。
棗は自分のアリスのせいでいやな目に会い、人間不信に陥っているらしいが、
ファンがいるし(彼の救いには全然ならないのね)、乃木流架(安田美和)という親友もいるし、
鳴海先生は気にかけているし…。
結構恵まれてるのにね。まあ、蜜柑が彼を救うんだろうけれど、今のところは蜜柑も私も蛍にメロメロだ。
さりげない気遣い、そして心に響く言葉を言ってくれる蛍は素敵過ぎて、他の子なんて全然目に入らない!!
「星階級なんて所詮人のつけた価値、そんなもんに惑わされてどうするのよ。確かにここじゃ星階級は大切。
でもトリプルであろうと星なしであろうと、あんたはあんた、私は私。そのことに変わりは無いはず。でしょ。」
蛍、愛してる~!!それに蜜柑は自分の事で手一杯だ。けなげな蜜柑は鳴海先生の好意もゲット!!
蜜柑に似ている人って誰?
(しかし鳴海先生、担任としての格好は恥ずかしかった。お願いだから、普通のセンスでいってくれ)

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蒼き死闘

「蒼き死闘」マクロス・ゼロ 第3章 ☆☆☆
原作・メカニックデザイン・監督・シリーズ構成・絵コンテ:河森正治 原作:スタジオぬえ 脚本:大野木寛 キャラクターデザイン:斎藤卓也 メカニックデザイン:石垣純哉 鳥人デザイン:宮武一貴 美術監督:太田大 音楽:蓜島邦明
マクロス ゼロ 3

 海の底にあると言うマオ・ノーム(南里侑香)の宝物。マオに連れられ工藤シン(鈴村健一)は見に行く。
それはエイフォスの頭部。しかしその異星の遺物は反統合同盟も狙っているものだった。
母艦アスカが襲われ、シンは緊急事態を知り、エドガー・ラサール(小森創介)が迎えに来る。
反統合同盟がやって来て、島は戦場になる。魚雷に襲われそうになったマオを間一髪でシンは助けるが、
マオはショックで退行状態になる。
マオをサラ・ノーム(小林沙苗)達に預け、戦いに赴くシン。
ノーラ・ポリャンスキー(高山みなみ)にやられてしまうが、ノーラの機体も傷を負う。
マオをヌトゥク(大木民夫)に預け一人森に向かうサラ。
巫女達の血はエイフォスが流す液体と組成が同じで、マオはエイフォスの液体を輸血される。
破壊された機体から脱出したシンはサラに襲われる。その場にノーラが現れる。

 CGの戦闘場面はやっぱりピンとこない。でもスピーディーな戦闘場面演出にはこれしかないかな。

 アリエス・ターナーの先生はハスフォード(?)。人類プロトカルチャー説。
エイフォス=ASSU(?)ブラッドタイプ:アルファ・ボンベイ。以前は浮かばなかった石。
エイフォスの体が近くにあるからか?

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エデンより彼方に

エデンより彼方にFar From Heaven」2002年 1h47 米 ☆☆☆☆☆
監督・脚本:トッド・ヘーンズ(TTodd Haynes) 製作総指揮:スティーヴン・ソダーバーグ、ジョージ・クルーニー 撮影:エドワード・ラックマン(Edward Lachman) 音楽:エルマー・バーンスタイン(Elmer Bernstein)衣装:サンディ・パウエル(Sandy Powell)

 1957年。
キャシー・ウィテカー(ジュリアン・ムーア Julianne Moore)は会社重役のフランク(デニス・クェード Dennis Quaid)という夫と2人の子供に恵まれ何不自由なく暮らしていた。
しかしある日会社で残業の夫に夜食を届けに行った時に、夫が男と接吻しているのを目撃する。
夫は精神科の治療を受けることにする。しかし夫は次第に精神的に追い詰められ、キャシーをどなってしまう。
庭で涙していたら、庭師のレイモンド(デニス・ヘーズバート Dennis Haysbert)に見られる。
レイモンドは知的で穏やかな黒人だ。
農家へ植木を取りに行く彼の誘いに乗って、気晴らしにキャシーは彼の車で出かける。
しかしその姿を知り合いに見られ、良くない噂が立つ。キャシーはレイモンドを解雇する事にするが…。

 色彩設計がうるさすぎる気がしたが、
監督は往年のメロドラマの監督ダグラス・サークのオマージュと考えているらしいから、わざとだろう。
でも全員緑系の色の服とかあまりにも現実感が無いような…。音楽の効果音的使い方も昔風。これもわざとだ。
昔の車はキュートだった。
ジュリアンがあの印象的な赤い髪では無く金髪というのは、
確かに典型的アメリカの理想の夫婦という感じで正解だと思う。

 しかし同性愛や黒人と白人との恋愛の難しさは今もあり、考えさせられた。フランクも苦しんでいる。
キャシーはもちろんショックだし、他人に相談するのは難しい。
しかしレイモンドがキャシーをドライブに誘うのは考えなしと言わざるおえないだろう。
レイモンドが白人でも悪い噂になると思う。ましてや一緒に踊るのは…。でもレイモンドは素敵だ。
私的には知的で穏やかな彼は好みの男、直球ど真ん中だ。
私も好きになると思うが、周りの反応が怖いし、自分だけではなく子供にも影響が及ぶから、
やっぱり表には絶対表さないだろう。
ああいう終わり方しかないと思う。レイモンドの家に向かって毎日黒人が石を投げるというのはありうると思う。
今だって白人も黒人もああいう関係を物分かり良く見守ってくれるとは思えない。
黒人の給仕が目の前にいるのに、ここに黒人はいないと堂々と言うのは、無神経で悲しい。

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のだめカンタービレ 4~6

「のだめカンタービレ 4~6」二ノ宮知子 ☆☆☆☆☆
のだめカンタービレ (4)講談社コミックスキス (411巻)
のだめカンタービレ (5)講談社コミックスキス (423巻)
のだめカンタービレ (6)講談社コミックスキス (438巻)

 長野での夏の音楽祭。千秋真一はフランツ・フォン・シュトレーゼマンの代わりにオケ練習の指揮を取る事になる。やはり楽しかった。学園祭。
峰龍太郎達のSオケのコンサートは紋付袴&その他仮装でやったのだが、とてもウケた。
そしてトリは千秋とシュトレーゼマンのラフマニノフのピアノ協奏曲2番。
皆一瞬にして引き込まれ、野田恵も強く魅了される。
千秋はクラッシックの雑誌に写真付きで大きく取り上げられ、注目される。
のだめは千明のように弾きたいと何日も飲まず食わずでラフマニノフを弾きまくる。
そしてボロボロの状態で隣の千秋の部屋に来る。
千秋はのだめとラフマニノフのコンチェルトを弾くことにし、2人の演奏を聴いた江藤耕造はのだめに注目する。
奥山真澄は新都フィルに入る。峰はAオケに受かる。
千明は音楽祭のメンバーと一緒にオケをやろうとし、のだめは江藤のレッスンを受けることになる。

 本編はのだめと千秋が留学しちゃっているらしいが…。傑作よね、このマンガ。
クラッシックは詳しくないが、聴きたくなる。変人が一杯出てくるが、皆愛すべき人。のだめには親近感が…。
私も意味不明な言葉をしゃべる事があるし(何となく衝動的に言いたいのよ)、部屋も美しくないし、それに………
これ以上書くと墓穴を掘ることに…。
自主規制。マングースは確かに問題だから、のだめは正しいワ!(どこが…)

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少年時代

「少年時代」1990 日本 ☆☆☆☆
監督:篠田正浩 原作:「長い道」柏原兵三 「少年時代」藤子不二雄A 脚本:山田太一 音楽:池辺晋一郎 主題歌:井上陽水

 第2次世界大戦中。風間進二(藤田哲也)は田舎の叔父さん風間辰男(河原崎長一郎)の家に疎開させられた。級長の大原武(堀岡裕二)がさっそく家に遊びに来てくれる。
彼は貧乏な家の出だが、よく働き、成績も良く、大人に信頼されていた。
しかしある日、同じ都会出身の女の子が遊びに来てから、クラスの雰囲気が変わった。
実は大原は番長みたいな存在で暴力で皆を支配していた。クラスの皆は大原の命令通りに動いたのだ。
風間は彼のためにお話を聞かせ、彼が歌え!と言えば歌うようになる。
しかし大原は風間が隣の町の子にやられそうになると助けに来るのだった。

 今まで入院していた副級長だった須藤健介(小日向範威)が戻ってきた。
須藤は大原の支配をくつがえそうと、根回しを始めたが…。

 大原君を見ていてある映画を思い出しました。韓国の映画「我らの歪んだ英雄」です。
この映画に出て来る級長ソクテは大原君と同じように絶対支配をしているのですが、
憎みきれないところが似ている。
「我らの歪んだ英雄」の方が苦い作りになっているけど…。どこにでもいるのかな、こんな人。私は知らないが。
今の日本にはいない感じがするけど、私が知らないだけかな。
大原君、人一倍努力家だけど、あれはいけないよな~。それにしても、これでは小さな戦争ですね。
8月のメモワールTHE WAR」という子供の争いと戦争をだぶらせる映画があったけど…。
「わんぱく戦争」と言う核戦争を皮肉った感じの映画もあったな。
ああ、これだから戦争なくならないのかなどと思ってしまった。
もちろん、この映画はそういう事を言ってるわけではないんでしょうが…。

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地上の星

「地上の星」マクロス・ゼロ 第二章 ☆☆☆☆
原作・メカニックデザイン・監督:河森正治 原作:スタジオぬえ 脚本:大野木寛 キャラクターデザイン:斎藤卓也 メカニックデザイン:石垣純哉 鳥人デザイン:宮武一貴 音楽:蓜島邦明
マクロス ゼロ 2

 ローイカヌは船で旅に出た。その頃はまだ陸地が無かった。のどの渇いたローイカヌはさめざめと泣いた。
「俺はなんと不幸な男だろう。のどが渇いたというのに、それを潤おす泉を持たない。」
すると鳥の人が海亀を落としてくれた。
海亀は岩にあたって砕け、その甲羅がマヤンの島々になり、飛び散った破片が他の島々になった。
島に上がったローイカヌはさめざめと泣いた。
「アーイ。なんと俺は不幸な男だろう。こんなところに一人で暮らさなければならない。
喜びと悲しみを分かち合う妻を持たない。」
すると鳥の人が降りてきて自分の首をはねた。首から流れ出る血が人となり、女ローイワカとなった。
ローイカヌとローイワカは結ばれ、多くの子供を生んだ。
そして子供をなしたローイワカは海の彼方、星の向こうに帰っていった。
「アーイ。妻よ、戻っておくれ。」
すると鳥の人は答えた。
「アーイ。夫よ、ローイカヌ。私がもう一度戻ってくるときは、天の定めが崩れる日。滅びの歌が世界にとどろく日。」

 工藤シン(鈴村健一)はロイ・フォッカー(神谷明)の「スカル小隊」の一員になる。
エドガー・ラサール(小森創介)も生きていた。
訓練に明け暮れる毎日、ある日アリエス・ターナー(進藤尚美)の護衛を命令され、マヤンの島に来る。
マヤンの島人を護るためと、健康調査のためだそうだが…。

 何かで目覚めた工藤シンはサラ・ノーム(小林沙苗)が素っ裸で泉で歌っているのを見る。
彼女が歌うとしぼんだ草花が咲き、模様が描かれた石が飛び舞う。
アリエス・ターナーが見ていた島人(マオ?南里侑香)の血液の中の細胞が活性化し、
エイフォスが血のようなものを流す。

 白衣、眼鏡の知的美女アリエス・ターナー、強気サディスティック美女ノーラ・ポリャンスキー(高山みなみ)、
清楚な美少女サラ、活発スポーティーなマヤ………、この世界、男だったら目移りして困るな。
ケイティ(朴ろ美)と言うナイスバディな強い姐御もいるし。

 ケイティと言えば、シン、得物を持って女性と戦おうなんて感心しません。
まぁ、ケイティにコテンパンにやっつけられるけど。

 

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ギャザリング

「ギャザリング THE Gathering」1H40 2002年 英 ☆☆☆☆
監督:ブライアン・ギルバート(Brian Gilbert) 脚本:アンソニー・ホロヴィッツ(Anthony Holowiez)
ギャザリング デラックス版THE GATHERING

 グラストンベリー。夜、丘を登るカップル。彼女が彼の先を行き振り返ると、彼がいない。捜すと、穴に落ちる。
石像に囲まれた空間には彼氏の死体があった。

 一週間後彼らは見つかるが、彼女も救出後間もなく死んでしまう。
その空間は1世紀に建てられた教会ではないかと思われ、発掘調査が始まる。
サイモン・カークマン(スティーヴン・ディレーン Stephen Dillane)はルーク司祭(サイモン・ラッセル・ビール Simon Russel Beale)に調査と修復を頼まれる。

 サイモンの妻マリオン(ケリー・フォックス Kerry Fox)が車を運転中、
後ろに座っているマイケル(ハリー・フォレスター Harry Forrester)がマリオンが座っている席を足で盛んに蹴るのが気になり後ろを振り返って注意する。
そして前を振り返ると車の前に人が…。轢いてしまう。急いで救急車を呼ぶ。
幸い彼女キャシー・グラント(クリスティナ・リッチー Christina Ricci)は軽症。
ただ記憶障害があるので、マリオンは家に引き取る事にする。
キャシーのベッドの傍らに来たマイケルに「マイケル」と名前で呼びかけるキャシー。

 マイケルやエマ(ジェシカ・マン Jessica Mann)と仲良くなるキャシー。
しかしマリオンの家に引き取られてからキャシーは変な幻覚を見るようになる。
町に出るとなぜか彼女やマイケルを黙って見ている人々がいる。
彼女は町で知り合った別荘管理の仕事をしているダン・ブレイクリー(ヨアン・グリフィズ Ioan Gruffudd)と一緒に謎を探る。

 完璧ネタばれ!!注意。

 ヨアン目当てで見たので、全然期待していなかったのですが、割と面白かったです。こういう因果話、好きだから。キリスト教って罰の宗教という感じだからありうるかな。でもあんな事する人なんてそこいら中にいるけれど。
悪い事にたまたま立ち会っちゃってお気の毒。でも永遠ではなく救いはあるのね。ところで、警官殺したのは誰?
犯人?見物人?(どうも見物人の方のような…)良いのか、神様。記憶障害は許そう。その方が話が面白いし。
タイムツアーでこういうの、確かにありそう。

 脚本家のアンソニー・ホロヴィッツは「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズを書いている人。
ドラマ「名探偵ポワロ」や「バーナビー警部」の脚本も手がけたとか。

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ピアニスト

ピアニストLa Pianisute」2001年 仏=オーストリア 2h12 ☆☆☆☆
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ(Michael Haneke) 原作:エルフリーデ・イェリネク(Elfride Jelinek)

 エリカ(イザベル・ユベール Isabelle Huppert)はウィーン国立音楽院のピアノ科の教授。
いつも硬い表情で生徒達に教えている。
母親(アニー・ジラルド Annie Girardot)は彼女が早く帰ってこないとうるさく電話をかけてきて、
娘には似合わないとスーツを勝手に切り裂いて捨ててしまう女だ。
エリカはその母親と二人暮し。

 ある室内コンサートで彼女はそのコンサートを主催した家の親戚のハンサムな青年ワルター(ブノワ・マジメル Benoit Magimel)に出会う。
彼は工学を学んでいる学生だが、ピアノもうまく、エリカに教わりたいと試験を受け合格する。
エリカはワルターに惹かれるが…。

 エリカと母親は相互依存の関係で別れられない。端から見てると離れて暮らした方が良いと思うのに。
この映画にはもう一組エリカと母親の関係と同じようになりそうな親子が出ている。
緊張で下痢症になったアンナ(アンナ・ジーガレヴィッチ Anna Sigalevitch)とその母親(スザンネ・ローター Susanne Lothar)。
アンナの母親は娘を不細工でピアノしか才能が無いと言っていた。そんなに不細工じゃないよ。
ほめれば女の子は綺麗になるのに。アンナの将来が案じられる。

 ワルターってハンサムでアイスホッケーをやっていて金持ちの家みたいだし、
いくらでも女の子にモテモテだと思うのだが、エリカに惹かれるのは彼も変態だからじゃないのか。
厳格な女教師にいじめられたい系かと思ったが、違うみたいだ。
エリカの変態フェロモンをかぎ分けたんだと思うんだけど。
大体ガラス事件でエリカの気持ちに気付いて、エリカを追いかけるという所が変。
私ならガラス事件はゾッとするばかりだ。
(アンナもお気の毒。一体誰が悪意を持っているかわからず、ずっと不安だろう。)
エリカの手紙を読んで嫌悪感で一杯だとか言いながら、結局彼女のアパートに押しかける事までしてしまう。
あやしい。お互いそれで幸せならそれでかまわないが、そういう話ではないのか。
ワルターが愛のために無理しているというのは信じがたい。う~ん、正しく読解している自信は無い。

私よりずっと深いことを書いてらっしゃいます
Happy?おちゃのま*しねま
 

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ナショ・ジオ 04.1

「ナショナル・ジオグラフィック 日本版 2004年1月号」☆☆☆

「昆虫の不思議」フンを遠くへ飛ばすイモムシ

 セセリチョウの仲間の幼虫のある体長4センチ程のイモムシはフンを1.5メートルほど先に飛ばす。

 フンがたまっていると、近くに虫がいるなと判断する私にとっては困った虫だ。知能犯。

「南米の最南端 風の吹きぬけるパタゴニア」文=サイモン・ウォロール

 パタゴニアでは「エスタンシア」と呼ばれる羊の大牧場が崩壊してしまった。
今ではパタゴニアの6分の1を350人の外国人が所有している。その多くは米国人だ。
エスタンシアにとって決定的打撃になったのはハドソン山の噴火である。
火山灰は羊の歯をすりへらし、池を埋め、飲み水を奪った。観光で食いつないでるエスタンシアもある。
雨が少ない土地柄だ。

 ラ・コロネル。イタリアのアパレル会社ベネトンが所有する最大のエスタンシアだ。
エスタンシアは元々町や地域を結ぶ社交場だった。
しかしラ・コロネルには鋼鉄のゲートが設置され、暗号を入力しないと鍵が開かない。
パタゴニア産のウールは、ほかのウールを違って微妙な色合いを出せるので、アパレル会社に珍重されている。
その生産量を安定させることが目的なのだ。過剰在庫を防ぎ、環境破壊を食い止め、羊毛の価格は上がった。

 19世紀末、ヨーロッパ人入植者は先住民族を虐殺し、キツネやピューマをヒ素を塗った肉で毒殺した。
そして過剰牧羊のために、土地が回復不能な状態に陥った。
衣料品メーカー、パタゴニアの元CEOのクリス・トンプキンスはモンテ・レオンというエスタンシアを買った。
彼女はパタゴニア・ランド・トラストを設立し、パタゴニアの自然を守ろうとしている。
そしてモンテ・レオンを国に寄贈した。

 何百もの手形が並んでいる「手の洞窟」を作った先住民テウエルチェの最後の一人は1960年に亡くなっている。彼らは牧羊の邪魔と射殺されたり毒殺されたりしたのだ。全滅させるなんて怖い。

 下手をすると数百キロおきにしかないガソリンスタンド。町と言っても、酒場一軒、ガソリンスタンド一軒、電話一台。ひろすぎる。何にもなさすぎる。外もビョウビョウと風が吹いてるだろうが、心の中にも風が吹きそうだ。

 

 

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式神の城Ⅱ 陰の巻

「式神の城Ⅱ 陰の巻」海法紀光 ☆☆☆☆☆
式神の城〈2〉陰の巻ファミ通文庫

 なんの関連も無い一般人が、白昼堂々と強行におよぶ事件。そんな事件が頻発するようになった。
そんな頃探偵日向玄乃丈は一人の少女に会った。
その少女ニーギ・ゴージャスブルーは想い人を追って世界を渡っていた。

 玖珂光太郎。彼は神を殺して自分が神になってしまった(本人はそんな事とは知らないが)。
そして今、光太郎が導いていこうとする世界と、彼の兄晋太郎が代表する世界の摩擦が始まり、
あちこちに影響し始めている。
もちろん裏に仕掛けをした奴がいるのだが。光太郎を愛する者達は光太郎を守るために活動を始める。

 もちろんゲーム「式神の城Ⅱ」のノベライズ本。
ゲームはやってはいませんが、読んじゃうと、皆キャラが立ってるし、やりたくなります。
ガンパレ世界に関連があるし。
ガンパレの新井木(あらいぎ)は本来「にいいぎ」と読むところ、間違って「あらいぎ」になっちゃったと聞きますから、やっぱりあの新井木がこのニーギ・ゴージャスブルーになっちゃったんですね。
あの天真爛漫が、すっかり影をまとって…。追いかけてる男って言うのは「来栖」だろう。
ガンパレではお似合いとはとても思えない二人ですが、今のニーギは絢爛舞踏賞の受賞者ですものね。
豪華絢爛にしか生きられない女。カッコイイです。

 最後に出て来るカード使いの敵は楽しかったです。
ふみこたんのコスプレをしている男の描写には笑ってしまいました。みんな大好きです。

メモ:あしきゆめ:人類の敵の総称。
人間の負の思念である絶望や嫉妬、憎しみや悲しみなどが生んだ実体を持たない感情。伝染する精神病の一種。悪魔や妖怪のようなものと考えてよい。なお、人々の夢や喜びであるところの「よきゆめ」も存在する。
波長の合う人間(魔術師)にはこれらが見える。精神寄生体、鬼、負の存在などもすべてあしきゆめの一種である。
アラダ:「偉大なる魔術」の異称。別の意味では絢爛舞踏ともいう。
7体系あり、青・赤・白などの色で属性が区分けされ、それぞれ能力も異なる。
アララ・クラン:自らの精神体コピーを作り、自在に操れる魔女。
赤にして薄紅を名乗るオーマ使いでふみこの古い知人。精神支配(介入)を得意とする。
ガンプ・オーマ:青を名乗るオーマ。最強とも言われている。
剣舞オーマや突き立てた剣のオーマという異称があり、過去と栄光を体現する。
ふみこがこれに属し、光太郎もそのような片鱗を見せる。
小夜の操る「光鴉ヤタ」も青に属し、白(リン)を守る神の鳥ということになる。
純潔の鎖:ビアナ・オーマの絶技の一つ。
本来はリン・オーマ直系の絶技で、リンの場合は本当に己の力を縛るためや結婚のために使う。
ビアナでは攻防一体の武器として使用する。
精霊手:青(ガンプ・オーマ)の絶技の一つ。
情報子(リューン/精霊)に直接介入し、書き換えることで世界を改ざんする技。
直撃されると情報分解を起こしてその世界に存在できなくなる。
人類の決戦存在:人の世を護るため、神々と戦う存在。人類に危機が訪れない限り必要の無い存在。
また、危機が去れば消滅する存在。人類の盾。
「対神用決戦兵器」や「最後の決戦を荷う存在」など、呼ばれ方は様々。
精神寄生体:生物の肉体に憑依する存在。伝染する精神病の一種。よきゆめやあしきゆめの総称である。
つまりよきゆめも伝染することがある。
絶技:それぞれのオーマの秘密兵器。超必殺技。これを使えてこそ超一流である。
萩ふみこ:魔女。青にして空色を名乗るオーマ使い。ふみこ・オゼット・ヴァンシュタインなどの異称も持つ。
ビアナ・オーマ:赤を名乗るオーマ。艶舞オーマや、踊る女2人のオーマという異称があり、美しさと幻を体現する。
アララがこれに属する。
リューン:精霊のこと。オーマの力の源。世界を構成する情報子を指し、万物を構成する根幹の存在。

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アイ’ム ホーム 4~8

「アイ’ム ホーム 4~8」☆☆☆☆☆
脚本:浅野妙子 制作統括:一井久司 演出:真鍋斎 音楽:吉俣良 原作:石坂啓「I’m home」主題歌「大好きだよ。」大塚愛

 家路久(時任三郎)はメモ帳を見て娘、清原スバル(星井七瀬)の誕生日を知り、プレゼントを買う。
スバルはプレゼントの水色のマフラーを見ると、「今になってこんな優しい事せんといて。
お母さん(紺野美沙子)にあんなにひどい事したくせに、あんなひどい別れ方したくせに。
お父さんのバカ!」と言ってマフラーを捨ててそのまま立ち去る。

 妻、ヨシコ(戸田菜穂)から青森のレンタルビデオ屋からビデオを返してと言ってきたと言われ、
ダンボールを調べるとあった。
そのビデオ「緊縛美女 誘惑の園」の監督、
山野辺俊(陣内孝則)は学生時代の親友だったので懐かしくさっそく出かける。
家路は山野辺に「緊縛美女 誘惑の園」の事を、おまえらしくて良い出来だとほめる。
山野辺は未だに貧乏で、付き合ってた女がいたけど、俺より稼ぎの良い男に乗り換えられたと言う。
そこにあったアルバムを見て、落ちた写真には山野辺と今の妻とが仲良さそうに写っていた。
山野辺にヨシコが金目当てのおまえと結婚するような女とは思わなかったと言われる。
そして「緊縛美女 誘惑の園」の事も半年前に「おまえ、こんなもん撮ったらだめになる」と言ってきたとも。

 メモ帳に妻の父親の7回忌と書いてあり、さっそく出かける。
しかしそれは別れた妻の父親の7回忌で、やってきた清原カオルの妹、祥子(千堂あきほ)を見て思い出す。
妹にカオルと会わないでくれと頼まれる。
祥子になぜ自分はカオルと別れたのか聞くと、ヨシコは資産家の娘で、金目当てでカオルと別れ、
ヨシコと結婚したのだと聞かされる。

 岡田杏子(佐藤仁美)と一緒に過去を探るため青森に行ってみる家路。
昔住んでた部屋の人、小山田(逢坂じゅん)に話を聞いてもらう。
小山田は小さな町工場を経営していたが、金策につまって、離婚して家族と別れて暮らしていた。
酒で寝込んでしまう家路。
メモ帳から落ちた名刺を見て小山田は思い出す。
家路は小山田が土下座をして頼んでもけんもほろろに追い返した副支店長だった。
その事を家路は別れ際に言われる。
駅で岡田杏子と一緒に列車を待っていたら、過去の数々の悪行を思い出す家路。

 いくら忘れているとはいえ、やったのは自分。
私も過去の思い出したくも無い事を思い出すと叫びたくなりますが、これはいくら叫んでも叫び足りないほどひどい。自分がいやになる。ホラーですね、一種の。償いをすると言っても、どうすりゃ良いのか思いつかないし。
バリバリの営業マンと言っても、もう下り坂だったんでしょうね。
記憶を失くす前の家路はバリバリじゃないと負けとでも思っていたんじゃないでしょうか。
今は憑き物が落ちた状態なんでしょう。

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これがウチのアリス☆

「これがウチのアリス☆」学園アリス 第4話 ☆☆☆☆
脚本:島田満 絵コンテ・演出:ワタナベシンイチ 作画監督:服部憲知 監督:大森貴弘 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤良明 シリーズ構成:横山雅志 音楽:吉森信
学園アリス 1 (1)花とゆめCOMICS

 可愛いテディベアは凶暴な奴だった。
ミスターベアというそのくまは、昔作った人形に必ず魂が宿るアリスの持ち主が、初めて作ったテディベアで、
一説によると目玉のボタンを間違えて付けたので、あんなに凶暴になったとか。
佐倉蜜柑(植田佳奈)はベアに徹底的にボコられたが、今井蛍(釘宮理恵)は耐寒耐熱防音、
衝撃にも強い寝袋シェルター「いもむし一号」の中にすばやく入り身を守る。
そしてリモコンでベアに水をかける。
ベアは水に弱かった。(しかし、あれじゃ顔のぼこぼこはしばらく治らないはず…。漫画でリアルぼこぼこはダメね)

 「自分の身一つ守れないのにこんな危険なゲーム受けて。
少しは巻き込まれたこっちの迷惑も考えて欲しいものね。
あんたの足りない考えでやっていけるほどこの学園は甘い所じゃないのよ。
このゲームこれ以上続ける気なら、こっちに火の粉が飛ぶ前に、その甘えた根性何とかしてちょうだい。」
蛍の鋭い指摘に蜜柑へこむ。(私もへこむ)

 食事を取ってたら、巨大ヒヨコ出現。中等部で飼っている突然変異のヒヨコ、ジャイアント・ピヨ。
お腹がすいているもので、泣きながら追いかけてくる。
後ろからつつかれ、頭がたんこぶだらけになる蜜柑。(普通血が出ます)
この状態を打開するために蛍は飛田裕(大浦冬華)の幻の力を使い乃木流架(安田美和)を呼ぶ。
流架は動物フェロモンの持ち主だった。
幻につられてやってきた流架は蜜柑に不細工と言い、蜜柑、大魔神のように腕を顔の前で上げると怒り顔になる。
流架が何とかしてくれないと、蛍が吹き矢をヒヨコに打ち込むと脅す。(「私、鶏肉好きだし…」by蛍)
見るなと命じて流架が発揮した能力は効果覿面。中等部の生徒に無事連れて行かれる。

 流架がだまされて北の森に連れて行かれたみたいだと聞いた日向棗(朴ろ美)は北の森に行く。
委員長と蛍を火で囲み、蜜柑にアリスを見せろとせまる。棗に襲いかかる蜜柑。強力なアリスを発揮しようとする棗。アリスは発揮されなかった。
山田瀬里菜先生(山田美穂)のアリスで蜜柑達の様子を見ていた鳴海先生(石田彰)が来る。
そして棗の額にキスして、棗ノックダウン。
蜜柑のアリスは自分に向けて放たれた攻撃アリスを無効化するものだった。

 流架とジャイアント・ピヨとのラブシーンは爆笑物。確かにあんな身も世もない姿は周りには見せられません。
流架は動物と一緒にいると無茶苦茶幸せなんだろう。
でも流架は、棗が自分の強すぎる攻撃的なアリスで苦しんで笑えなくなっているので、
なるべく笑わないようにしているのだ。良い奴だ。
蜜柑、棗が欲しくも無いアリスに苦しんでいると聞いて、棗の悪口を言った事を泣いてあやまる。
蜜柑のここが良い所。素直な感激屋さんだ。

 いつも的確に動く蛍。惚れ直しました。流架の恥ずかしい姿を写真に取る事も忘れない。

 鳴海先生は流架とは違ってフェロモンを発揮してもさほど恥ずかしい姿をさらけ出さないですむのね。
流架は動物を心底愛しているが、鳴海先生は愛していなくてもアリスを発揮できるから
(鳴海先生は基本的に人間を愛しているのかな)。
でも棗の額にキスする姿もちょっぴり恥ずかしい。

棗が北の森に現れたときはピアノの音だけが流れ、蛍が煙玉を爆発させてからはテンポの良い音楽に。
うまいと思いました。

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アイ’ム ホーム 1~3

「アイ’ム ホーム 遥かなる家路 仮面家族」1~3 ☆☆☆☆
原作:石坂啓 脚本:浅野妙子 音楽:吉俣良 制作統括:一井久司 演出:真鍋斎

 家路久(時任三郎)は単身赴任先の青森での火事で5年分の記憶を失くしてしまった。
それだけではなく記憶力が悪くなってしまった。
事故前はバリバリの営業マンだったのに、今は総務部に異動になっている。
一生懸命メモをつけるが、なかなか憶えられない。

 家に帰って、雨が降ってきたのに洗濯物が干してあるから、取り込んでアイロンをかけていると娘、
清原スバル(星井七瀬)が帰ってくる。
そして娘に言われてしまう、お父さんはこっちに帰って来ちゃいけないと。
そう、久は娘の母親、清原カオル(紺野美沙子)と離婚していて、
カオルは年下の清原健児(石田靖)と結婚していた。
久は別の女性、ヨシコ(戸田菜穂)と結婚してい、息子、ヨシオ(鶴八雲)も生まれていた。
久は急いで家に帰るが、迎えてくれた妻と息子は仮面をかぶった他人にしか見えなかった。

 飲み会に出席して、偶然、以前営業の時に知っていたらしい取引先の社長竹田(ぼんちおさむ)に会い、
なじみだったらしいクラブに連れて行かれる。
トイレに立った時、そこのママ(神谷かおり)にお金を返してと言われる。
ほうほうの体で逃げ出し、帰った先は良く見たら自分の家ではなかった。
急いで出ようとしたら部屋の住人が帰ってきた。
それは同僚の女、岡田杏子(佐藤仁美)で、彼は以前彼女と不倫の関係にあり、
単身赴任の時に別れたのだと教えられた。

 一人会社に居残って仕事をしていたら、岡田杏子に話しかけられる。
彼女がコーヒーカップをひっくり返し、床を拭いていた時、
ふと彼女の手を握ってしまったら過去の場面がよみがえった。
歩道橋でキスしている場面だった。

 家にあった青森の単身赴任先から送られたらしい荷物を見つけ、開いてみたらそこには離婚届があった。

 実際このような状態の人はいるのだが、さぞかし不安なんだろうなと、このドラマを見て思いました。
この前、記憶についての番組をやっていましたが、その番組に記憶が全然出来ない青年が出てきました。
そんな状態なので彼には読書も連続ドラマも楽しめないんだそうです。
そういえば、これらのものは憶えていないと楽しめないものなんですね。
思った以上に不便です。こんな状態では仕事は難しいかと思いますが、仕事が出来なければ収入が途絶えます。
何か道はあるんでしょうか。

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海と風と

「海と風と」マクロス ゼロ 第一章 ☆☆☆☆
脚本:大野木寛 キャラクターデザイン:齋藤卓也 監督・絵コンテ・原作・メカデザイン:河森正治 メカ作画監督・演出・特技監督:板野一郎 音楽:蓜島邦明
マクロス ゼロ 1

 1999年7月に落下した異星人の戦艦がもたらしたオーバーテクノロジーをめぐって地球統合戦争が勃発。
その時子供だった工藤シン(鈴村健一)は、18歳の今は統合勢力のF-14のパイロットとして戦っていた。
彼が空で戦っていた時、突如反統合勢力側の新型可変戦闘機SV-51が現れ、
シンの戦闘機は落とされてしまう。

 「昔々、この世の始まりだった頃海と風があった。その頃人は魚だった。
ある時海の上を星々の間を渡る鳥の人が通りかかった。
鳥の人の大いなる翼に驚き恐れながらも魚の人は鳥の人にこう言った。
あんたは飛べるだろうけど、海の深さは知らないだろう。何と悲しい、なんと哀れな者よと笑った。
怒った鳥の人は魚の人の尾びれを切った。
その切り口から足が生え、こうして最初の人ローイカヌ(?)が生まれた。」

 目覚めたら妙なお面やなんかが沢山飾られている小屋に寝かされていた。そこはマヤン島。
鳥の人の伝説がある島。そこで彼はサラ・ノーム(小林沙苗)に出会う。風の精霊の声を聞くことが出来る少女。
島に流れ着いたのはシンだけで、彼の相棒エドガー・ラサール(小森創介)は流れ着いていなかった。

 海の底に眠る異星人の遺物。
それは1999年に落ちてきた異星人の戦艦ASSー1(マクロス)と似たようなPCS反応をしていた。
その物質、コードネーム“エイフォス”は数万年前にそこに落ちたものと思われた。

 マヤン島の上に統合側の新型可変戦闘機VF-0が出現し、戦闘が始まった。

 つかみはOKかな。
「マクロス」と言えば、歌で戦うノーテンキなアニメという印象が私にはあるが、これはシリアスっぽい。
ロイ・フォッカーは美木本晴彦デザインと書いていたし、元祖マクロスのキャラね。好きなキャラだったと思う。

 今回私は白衣&眼鏡フェチである事が判明。いえ単にアリエス・ターナー(進藤尚美)にグッときただけで…。
これで下着がゴージャス系だったら………
レキオス」のサマンサちゃんを思い出し、
ひくかもしれない(サマンサちゃんは神棚に祀りたいほど好きですが、お近づきになりたいかどうかは微妙)。
赤い敵の新型可変戦闘機に乗っていた美人のネーチャン、ノーラ・ポリャンスキー(高山みなみ)にも期待です。

メモ: サイクロプス=時空変動レーダー。人類プロトカルチャー干渉化説。
鳥の人が落っことした海がめの甲羅が砕けてこの島になった。アリエスは文化人類学専攻。今は特務部隊。
機密事項Bー1(少佐クラスには秘密)
 ピピ島  タイ山岳部族 ラオス に取材。
 

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