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殺人の追憶

殺人の追憶」2003年 韓国 2h10 ☆☆☆☆☆
監督&共同脚本:ポン・ジュノ 共同脚本:シム・ソンボ 撮影:キム・ヒョング 照明:イ・ガンサン 音楽:岩代太郎

 1986年10月23日。一面の稲。溝を覗く刑事パク(ソン・ガンホ)。後ろ手に縛られた女性の死体がある。
そして別の日、同じような死体が発見された。

 パクは恋人のソリョンから焼肉屋の頭の弱い息子クァンホが殺された女性を追いかけていったという話を聞き、
クァンホを尋問する。

 そんな時ソウルからソ・テユン刑事(キム・サンギョン)が来る。
彼はクァンホの手がくっついていて紐を三度も結ぶのは難しい事から、無実だと考える。
結局証拠不十分で検事に棄却され、課長は解任される。

 新しい課長(ソン・ジェホ)が来る。
ソ刑事が被害者の共通点は赤い服と雨の日に殺されている事だと言い、
もう一人それに該当する失踪女性がいると話す。
捜してみると、その女性の死体が見つかる。

 警察は囮捜査をするが犯人は捕まらない。雨の日、赤い服を着ていなかったのに女性が襲われ殺される。

 パク刑事が現場に毛が一本も落ちてないから無毛症の男ではないかと主張した時、
女性警官のギオクが事件が起こった日には必ずラジオのリクエスト番組でユ・ジェハの「憂鬱な手紙」がかかっていて、
それをリクエストした男は「テ・リョン村の寂しい男」と名乗っていると話す。
パクは銭湯で無毛症の男を捜し、ソ刑事はリクエスト葉書を見つけようとするが、すでに廃棄されていた。

 パクはついに霊媒師にすがり、事件現場で霊媒師の言うとおりにしていたら、
ソ刑事が来て急いで相棒のチョ・ヨング(キム・レハ)と隠れる。
そしたら又しても一人の男が来、ソ刑事も隠れる。
その男はブラジャーとパンティを取り出し、それを見ながらマスターベーションを始めた。
男は赤いパンツをはいていた。追いかける三人。
男は石切り現場に逃げ込んだが、パクは赤いパンツをはいた男を見つけ捕まえる。
 
 ソは男が以前女子中学生が言っていた怪談じみた話と同じ事を言っているのを聞いて、
学校に行ってみる。
そこで一人泣く女の話を聞き丘の上に住んでいる女性に会いに行く。
女性は猟奇連続殺人事件の犯人の被害者で、顔を見なかったために殺されなかったみたいだった。
女性の証言で犯人の手が柔らかかった事を知り、マスかき男の手を調べたら柔らかい手では無かった。

 そんな時リクエストをした男がわかる。

 私は監督のデビュー作「ほえる犬は噛まない」に感激した口ですが、やはり今回も素晴らしいです!
次回作も期待します!!

 コミカルな描写が随所にありますが、現実はこんなものだと思います
(「突撃せよ!浅間山荘事件」という映画のコメンタリーであの映画で描かれたおかしな事はほとんど真実と知った時は衝撃だった)。
さすが監督わかっています。
民主化になろうかという頃ですから暴力もありえますし
(「父の祈りを」を見ればイギリスでもひどい話があるとわかる)、
アメリカではヒスパニックの車のトランクに勝手に麻薬を入れて罪を作ると言う話を聞いたことがあります
(ホントカ!?)。

 役者はみんな素晴らしいです。この役のために10キロ太ったソン・ガンホ。味わい深い役作りです。
JSA」は好きな映画です。
上川隆也と伊原剛志をかけて2で割ったようなキム・サンギョン、この役のため15キロ減量したそうですが、
段々とおかしくなっていくソ刑事は迫力がありました。
監督が彼を念頭に置いて書いたと言う容疑者パク・ヒョンギュの役を演じたパク・ヘイル。
佐野史郎さんに小面の面をかけ、静けさと不思議感を足した感じで、とても存在感がありました。
1977年1月26日生まれの舞台俳優。

 事件は1986年から1991年の間に起こった。華城(ファソン)連続殺人事件というんだそうです。


 

 

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::: 殺人の追憶 ::: ポン・ジュノ/監督 ::: サスペンス・ドラマ ::: 2003-韓国 ::: ★★★☆☆ 1986~1991年の6年間に、10人 [続きを読む]

受信: 2005.08.19 01:33

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