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夕なぎ

「夕なぎ Cesar et Rosalie」フランス 1972年 ☆☆☆☆
監督・共同脚本:クロード・ソーテ(Claude Sautet)製作:アンリ・ジャッキヤール(Henri Jaquillard)共同脚本:ジャン・ルー・ダバディ(Jean Loup Dabadie)撮影:ジャン・ボフティ(Jean Boffety)音楽:フィリップ・サルド(Philippe Sarde)衣装(デザイン):イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)
 
 漫画家のダビッド(サミー・フレー Sami Frey)はフランスに帰ってきた。
彼は画家のアントワーヌ(ウンベルト・オルシーニ Umberto Orsini)を訪ねる。
アントワーヌはダビッドがかつて愛した女ロザリー(ロミー・シュナイダー Romy Schneider)と結婚していた。
しかし今は離婚して彼女はセザール(イヴ・モンタン Yves Montand)と言う解体業(?)を営む男と付き合っていると聞く。
ダビッドはロザリーの母親(エヴァ・マリア・メインケ Eva Maria Meineke)の結婚式に母親自身から招待を受ける。

 結婚式の日ダビッドはセザールにロザリーが好きだと言い放つ。

 ある夜セザールがポーカーに夢中になっていた時、ふと気づくとロザリーがいなくなっていた。
セザールはロザリーの妹の別れた夫(だったっけっか…)の死をおざなりに扱っていた。
ポーカーを止めすぐに捜しに行くセザール。ダビッドの所に行ってみたが、彼女は来ていないと言う。
しかし彼女はダビッドのアトリエに来ていた。ダビッドは知らなかったのだ。
彼女はダビッドに娘がいる家まで送ってもらう。
車中、彼女はダビッドに言う、あなたはどこかにいなくなってしまったが、セザールはすぐに捜してくれる。
セザールを選ぶと。そしてキスしてと言う。

 しかしセザールは不安でダビッドにロザリーが妊娠していると嘘をつく。
ダビッドにその事を聞かされたロザリーはダビッドの元へ行ってしまう。
セザールは怒りに任せてダビッドのアトリエをメチャクチャにするが、どうしてもあきらめきれない。
二人がいる所を訪ね、ロザリーの思い出の家を買ったと話す。ダビッドの方が離れていく。

 セザールがダビッドを訪ねてくる。心ここにあらずのロザリーを何とかしたいと言うのだ。
一度は断るが、アトリエの前のカフェー(?)で頑張るセザールを見て一緒に行く事にする。
しかしロザリーにはその事は嬉しい事ではなかった…。

 イヴ・モンタン最高!!
ギャルソン!」で見せ付けられた軽やかな身のこなしがここでも「ギャルソン」程ではないけれど見られます。
表情も豊かで、ボディ・ランゲージも豊か。高田純次かと思ってしまうほどの軽みのある役だが、とっても魅力的。
車を追い抜かれた時の表情とか笑っちゃう。怒りで一杯の表情は似合わなかったな。
 
 こういう複雑な大人の恋物語っていかにもフランス。幸い悲劇に終わる話ではなく、結構気に入りました。
井上篤夫の眼 ロミー・シュナイダー


 

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