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2004年10月

エル・ドラド

「エル・ドラド EL DORADO」1966年 米 ☆☆
製作・監督:ハワード・ホークス(Howard Hawks) 原作:ハリー・ブラウン(Harry Brown) 脚本:リー・ブラケット(Leigh Brackett) 撮影:ハロルド・ロッスン(Harold Rosson) 音楽:ネルソン・リドル(Nelson Riddle)

 コール(ジョン・ウェイン John Wayne)はエル・ドラドの町のジェイスン(エドワード・アズナー Edward Asner)という男から助太刀を頼まれたいた。
しかし友達の保安官ハラー(ロバート・ミッチャム Robert Mitchum)から真実を知らされ助太刀を止める。
ジェイスンは水源をマクドナルドという家族から無理矢理取り上げようとしていたのだ。
マクドナルド(R.G.アームストロング R.G.Armstrong)に会いに行ったら、
見張りをしていた一家の息子に発砲され撃ち返す。
コールの弾は息子の腹に当たり、親から腹を撃たれたら死んでしまうと聞いていたその息子は自殺する。
コールは息子の遺体を家族に届ける。
父親はコールの言う事を信じるが、娘(ミシェル・ケーリー Michele Carey)は信じず、待ち伏せしてコールを撃つ。弾は背骨に当たり、場所が難しく腕の良い医者でなければ取れる所ではなかった。コールは町を離れる。

 ある酒場にいたコールは一人の青年(ジェームズ・カーン James Caan)に出会う。
その青年ミシシッピーは友の敵討ちをするためにその酒場に来たのだ。
敵討ちは出来たが、死んだ男と一緒にテーブルについていた男二人が逆に敵討ちをしようとする。コールが助ける。そのテーブルについていた4人目の男マクロード(クリストファー・ジョージ Christopher George)がコールを仕事に誘う。
その仕事とはジェイスンの助太刀で、保安官のハラーはいまや酒びたりで、簡単に倒せると言う。
コールは断り、ミシシッピーと一緒にエル・ドラドに行く。

 ジェームズ・カーン若い!気づきませんでした。保安官ハラーの下着、メチャ汚い。
風呂桶小さく、あれではただの体洗い桶。日本の常識を他国に押し付けるのが間違っているが…。
副保安官のアーサー・ハニカット(Arthur Hunnicutt)、良い味出してます。
割とカッコイイ悪役クリストファー・ジョージ。泣ける映画(ベタだが)「ラスト・クリスマス」のお父様でした。


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盲目の錬金術師

「盲目の錬金術師 BLIND ALCHEMIST」鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック より ☆☆☆
鋼の錬金術師 少年ガンガンパーフェクトガイドブック

 エドとアルはあるお屋敷を訪ねる。そこに住む盲目の錬金術師が人体練成に成功したと聞いたからだ。
その錬金術師は確かに練成に成功していた。しかし主の意向によりその方法は教えられないと言う。
エドはその主から意外な話を聞く。

 出て来る人物皆優しい人ばかり。エドの言うとおり「みんな救われねぇ」のかな?
みんな良い人というだけでも救いの気がする。
あんな姿の娘もどきを見るよりは死んでる方が良いのかな
ペット・セマタリーよりましだと思う)。
死人が次々よみがえったら、困る。でもよみがえらせたいのは人情だよね。                 


 

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鋼の錬金術師 4~6

「鋼の錬金術師」4~6巻 荒川弘 ☆☆☆☆☆

 秘密を話そうとした鎧の男を殺したホムンクルスはなぜかエドは殺そうとはしなかった。
研究所は爆破され傷ついたエドは病院に入院する。エドのオートメイルが壊れ、ウィンリィを呼び、直してもらう。
二人は師匠に会いに行く事にする。師匠のいる土地に行く途中にオートメイルの聖地がありウィンリィもついてくる。

 彼らが旅に出た後、ヒューズはある事に気づく。
しかしその事をマスタングに伝える前にホムンクルスのエンヴィーに殺される。

 オートメイルの聖地。エドは国家錬金術師の証である時計をスリに盗られる。スリを追いかけるエド。
彼女の両足は素晴らしいオートメイルだった。
ウィンリィは彼女を捕まえ、彼女のオートメイルを作った人の所に連れてってもらう。
そしてこの街で修行する事にする。

 エドとアルは師匠に会う。

 エドとアルが師匠に初めて出会ったのは彼らがこんな体になる前で、母親はすでに死んでいた。
たまたまエド達の村に来た師匠は川が氾濫しそうだったのを錬金術でくいとめたのだ。
彼らは師匠に弟子入りを志願する。
師匠は島で二人っきりで1ヶ月過ごして「一は全、全は一」とはどういう意味かを考えろと言う。
島で寝ていたら仮面の男に襲われる。しかしその男は二人を殺せるのに殺す事はなかった。
1ヶ月経ち二人は師匠の言葉の意味を知る。テストは合格。仮面の男は師匠の店の従業員だった。

 エドとアルは師匠から錬金術を習い、村に帰ってきてやったことは、死んだ母親をよみがえらせる事だった。
禁じられた人体錬成。アルは体ごと無くし、エドは片足、片腕をとられ、錬成されたものは人間ではなかった。
村に来たマスタングに国家錬金術師にならないかと誘われ、エドは国家錬金術師になる。

 師匠に今までの事情を話し、あらためて師匠に教えを請う二人。

 アニメはあのような展開をしたけれど、マンガの方はどうなるのだろう。真摯に生きている彼らに幸あれかしと願う。

 マンガは読み返すのが簡単で理解しやすくて良い。結構難しいもんな、このマンガ。

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ミスティック・リバー

「ミスティック・リバー Mystic River」2003年 2h18 米 ワーナー ☆☆☆☆原作:デニス・ルヘイン(Dannis Lehane)監督:クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)脚本:ブライアン・ヘルゲランド(Brian Helgeland)
ミスティック・リバー
ミスティック・リバーハヤカワ・ミステリ文庫

 路上でホッケーをしている三人の少年。
ボールが下水に落ちる。生渇きのセメントに自分達の名前を刻んでいたら大人の男性二人が乗った車が来る。
一人が降り少年達の行為を咎める。その大人は腰の所に手錠を付けていたので少年達は彼を警察と思い込む。
大人は少年達の家はどこかと訊く。デイヴの家だけが少し離れたところにあった。
大人はデイヴの家に彼を連れて行って、親にこの事を話すと言ってデイヴを車に乗せ、連れて行く。
デイヴは監禁され、4日後に自力で逃げ出した。

 25年後。少年の内の一人ジミー・マーカム(ショーン・ペン Sean Penn)は店をやっていた。
彼が刑務所に入っている時に亡くなった前妻との間に出来た娘ケイティ(エミー・ロッサム Emmy Rossum)がやって来る。
ジミーはこの19歳の娘ケイティを可愛がっていた。
ケイティは口がきけない弟レイ・ハリス・ジュニア(スペンサー・トリート・クラーク)がいるブレンダン(トム・ゲーリー Thomas Guiry)と親に内緒でつきあっていた。
その夜バーでデイヴ・ボイル(ティム・ロビンズ Tim Robbins)は仲間と楽しく踊るケイティを見る。
デイヴが家に帰って来る。彼は血を流していた。
傷は強盗に付けられたもので、そいつを殴った、
殺してしまったかもしれないと彼は妻セレステ(マーシア・ゲイ・ハーデン Marcia Gay Harden)に言う。
しかし新聞を見てみても男の撲殺死体の事は書いてなく、夫の言う事はあいまいで矛盾があった。

 警察に血だらけの車があると言う少年の声の匿名の電話が来る。
三人の少年の内の一人ショーン・ディバイン(ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon)は刑事になっていて
、その現場に出向く。
車はケイティの物で、車から離れた所でケイティの死体が見つかる。
ジミーは昔の悪仲間だったサヴェッジ兄弟を使って、警察より早く犯人を見つけようとする。

 デイヴの妻はケイティが殺された事を知り、デイヴのおかしな様子もあいまって、
夫がケイティを殺したのではないかと疑う。

 ショーンの同僚ホワイティー・パワーズ(ローレンス・フィッシュバーン Laurence Fishburne)はデイヴの手の傷を見て、
デイヴを疑い、デイヴの車を盗難車という事にして勝手に調べ、前のシートにB型、
トランクにO型の血が付いている事を見つけ、デイヴを連行する。
しかしデイヴに見事にはぐらかされる。

 デイヴが警察に連行された事をサヴェッジ兄弟がジミーに知らせる。
そしてデイヴの妻セレステはジミーにデイヴがケイティを殺したかもしれないと打ち明ける。

 一方ショーン達の方は事件に使われた銃の線を追っているうちにある事に気づく。

 この映画の原作はハヤカワから出ていて、「パトリック&アンジー・シリーズ」は角川から出ている。
角川はこの作者の名前を「レヘイン」と表記しているが、ハヤカワは「ルヘイン」。
「ルヘイン」の方が発音が近いみたい。ルヘインはこの話の舞台ボストンで育ったらしい。
最後のアイルランド人の守護聖人聖パトリックの日のパレードで車の上で手を振っているのが本人らしい。

 イーストウッドはワンテイク主義であまり撮り直しはしないそう。
ジミーが激してコーヒーをこぼすシーン、デイヴがマッチでやけどしそうになるシーンは偶然。
ケイティの死体が見つかるシーンで鳩を飛ばす予定が飛ばず、大事な事ではないとあきらめたそうだ。

 私はわからなかったんだけど、少年ジミーとショーンは住所をきかれた時に嘘をついたんだそうだ。
近くじゃないとわかったら車に乗せられると思って…。デイヴだけが正直に言っちゃった。
真実を言ってバカをみたデイヴはそれ以来嘘ばかりついている。

 私にとって印象的だったのはブレンダンがふるう暴力。殴りたくなる事だが、環境や血の呪いのように見えた。
ブレンダンの母親のように子供に平気でひどい事を言う母親がティム・ロビンズの近所にいたそうだ。
彼はロアーマンハッタン出身。
その地のカトリック系の学校に通っていた子供達は街を出て行くか刑務所に入るかするのが多かったそう。
ちなみにケヴィン・ベーコンの父親はタイム誌の表紙にもなった大物だそうだ。

 ジミーの妻アナベス(ローラ・リニー Laura Linney)は何もかもわかった上でジミーの事を丸め込む。
家族を守るためだが、ある意味怖い。
ローラ・リニーは「ラブ・アクチュアリーLove Actually」で黄金のマスクと体を持つロドリゴ・サントロと恋仲になりそうになるOL役の人。
180度違う役だ。マーシア・ゲイ・ハーデンは素晴らしい女優だと思う。とても痛々しかった。
ケイティ役のエミー・ロッサムは結構魅力的な娘。
雑誌には「オペラ座の怪人」のヒロイン役になりそうと書いているけれど、どうだったのかな。
ブライアン・ヘルゲランドは「L.A.コンフィデンシャル」の脚本家。

「ゴールデングローブ賞」作品賞ノミネート ショーン・ペン主演男優賞受賞 ティム・ロビンズ助演男優賞受賞 監督賞ノミネート
「アカデミー賞」作品賞ノミネート ショーン・ペン主演男優賞受賞 ティム・ロビンズ助演男賞受賞 マーシア・ゲイ・ハーデン助演女優賞ノミネート 監督賞ノミネート 脚色賞ノミネート

 メモ:ブレンダンの暴力とジミーの暴力が交互に映るシーン=インターカット
 


 

 

 

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トール・テイル

「トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡 TALL TALE:THE UNBELIEVABLE ADVENTURES OF PECOS BILL」1995年アメリカ 97分 ☆☆☆
監督;ジェレマイア・チェチック(Jeremiah S.Chechik)製作:ロジャー・バーンバウム (Roger Birnbaum)ジョー・ロス(Joe Roth)トム・シュルマン(Tom Schulman)脚本:スティーヴン・L・ブルーム(Steven L. Bloom)ロバート・シェンカン(Robert Schenkkan)撮影:撮影: ヤヌス・カミンスキー(Janusz Kaminski)音楽:ランディ・エデルマン(Randy Edelman)

 パラダイス・ヴァレー。少年ダニエル(ニック・スタール Nick Stahl)は馬を使って畑を耕していた。
馬無しで走る馬車を見て畑をほっといて追いかけるダニエル。
父(スティーヴン・ラング Stephen Lang)に怒られる。パラダイス・ヴァレーは荒地といっていい土地だった。
農業はイヤだと言うダニエル。ダニエルを釣りに誘う父。釣りをしながらいつものほら話をする父。
うんざりするダニエル。

 パラダイス・ヴァレーにスタイルズ(スコット・グレン Scott Glenn)という男がやって来る。
この地の土地を買い、鉱山を掘るためだ。
父は集会に行き自分の土地は絶対に売らないと土地の証書を見せながら言い放つ。
集会が終わり不穏な空気に土地の証書をダニエルに渡す父。父はスタイルズに撃たれる。
ショックで川につないでいるボートで泣きながら眠るダニエル。
ボートを繋いでいたロープがほどけ、ボートは川を流れていく。

 目が覚めたらボートは砂漠に乗り上げていた。二人組みの強盗に襲われ撃たれそうになる。
銃声が響き強盗の指が撃ち飛ばされる
。ダニエルを助けたのは父親のほら話の登場人物、
竜巻を乗りこなす男ペコス・ビル(パトリック・スウェイジ Patrick Swayze)だった。
ペコスとペコスの馬ウィドーメーカーと一緒に伝説の巨人ポール・バニヤン(オリバー・プラット Oliver Platt)を捜すことになるダニエル。

 しかし電信でダニエル少年はスタイルズに指名手配されていた。
捕まりそうになるが何とか逃れ、バニヤンが居ると言う巨大セコイアの森に行く。
バニヤンに出会う(巨人では無いが…)。一行にバニヤンと青い雪が降った時に生まれた青い牛ベイブが加わる。

 森を出るとくい打ちコンテストをやっていた。
そのコンテストに出場すると言う伝説のジョン・ヘンリー(ロジャー・アーロン・ブラウン Roger・Aaron・Brown)。
ジョンの手伝いをする事になるダニエルだが、ダニエルがばて、ジョンは負けてしまう。ジョンとらばも一行に加わる。

 リバティー・シティのバーでテキサスの悪口を言われ喧嘩を始めるペコス。
その喧嘩を見事な銃さばきで鎮める伝説の女カラミティー・ジェーン(キャサリン・オハラ Catherine O’Hara)。
三人の伝説の男達は檻に入れられる。夜になりベイブを使って刑務所を壊そうとするダニエル。
そこにスタイルズ一味が来る。川に逃れる。

 砂漠を彷徨う4人。朝目覚めたらスタイルズ一味に取り囲まれていた。

 監督は「妹の恋人」「悪魔のような女」「アベンジャーズ」の監督。ニック・スタールは「ターミネーター3」の彼です。「顔のない天使」の少年も彼でした。

 私はこの手のファミリー映画は好きです。アメリカって確かにほら話の国ですね。
少年の父はほら話を真実の話だと強調します。「ビッグ・フィッシュ」の息子同様うんざり気味のダニエル。
父や伝説の男達には、車や電信や電球の話をしてもほらと言われちゃいますが…。
現実とファンタジーの世界が交差し、少年を成長させる。正統的です。スタイルズの列車のデザインはナイスです。
河にいかだは「ハックルベリ・フィンの冒険」を思わせ、正統アメリカを感じさせます。

  

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フェアリーチェス

「フェアリー・チェス Fairy chess」ラスト・エグザイル LAST EXILE 第15話 ☆☆☆☆
脚本:富岡淳広 絵コンテ:大橋誉志光 演出:磨積良亜澄 作画監督:戸倉紀元 監督&シリーズ構成:千明孝一 キャラクターデザイン原案:村田蓮爾 アニメーションキャラクターデザイン:堀内修、ムラオミノル、田中雄一 音楽:Dolce Triade 美術監督:小倉宏昌 オープニングテーマ「Cloud Age Symphony」OKINO,SHUNTARO エンディングテーマ:「Over The Sky」Hitomi シリーズ構成・企画・制作:GONZO
ラストエグザイル No.08

 ディーオ・エラクレア(野田順子)とアリスティア・アグリュー(桑谷夏子)に救助されたクラウス・ヴァルカ(浅野まゆみ)がもたらしたラヴィ・ヘッド(斎藤千和)達の故郷ノルキア陥落の知らせ。
しかしラヴィにとってよりショックだったのはタチアナ・ヴィスラ(喜多村英梨)がクラウスの服を着ていたことだった。
その事を訊きたくても、訊けないラヴィ。

 ディーオがクラウスにアレックス・ロウ(森川智之)の部屋にあった写真を見せる。
その写真に写っているヴァンシップは君のじゃないかと訊いてくる。
その事には答えず、写真を持ってアレックスの部屋に行くクラウス。
クラウスのヴァンシップは父達の物ではなくアレックスの物だった。
父達と一緒にグランドストリームに挑んだ兵はアレックスだった。そして父の死を知らせに来たのも…。

 アレックスの脳裏には自分達のヴァンシップの苦境を見ながら哂っているマエストロ・デルフィーネの姿があった。
エグザイルは世界を変える鍵。

 ソフィア・フォレスター(山崎和佳奈)に宰相から手紙が来る。
皇帝がギルドとの戦争を決めた事、ついてはソフィア皇女に皇位に付いて欲しいと書いてあった。

 メモ:クラウスの父は貴族だった。牛のぬいぐるみをくれたのはアレックス。水には種類があって、結構高価。
グランドストリーム=上空の巨大な嵐。
ギルド=グランドストリームの中にある空中都市、高度な科学と軍事力を持つ。

 グランドストリームを見るとやっぱり天空の城ラピュタを思い出します。
ラピュタにも「ガリバー旅行記」という元があるけれど。

 ブログに書くために調べるといろんな事がわかって理解が深まります。
ブログを始めたきっかけは「復刊ドットコム」の「あの本のタイトルが知りたい」で尋ねている本の内容を私も覚えがあり、
検索かけたら、探している情報が出なかった事です。
私の情報でも誰かの役に立つかなと考え、ニフティ会員で、
ブログが便利とか雑誌に書いてあったからココログを始めました。
今では自分の楽しみのためですね。頭の体操と思ってます。

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アイソレーテッド・ポーン

「アイソレーテッド・ポーン Isolated Pawn」ラスト・エグザイル LAST EXILE 第13話 ☆☆☆☆
脚本&監督&シリーズ構成:千明孝一 絵コンテ:小倉陳利 演出:遠藤広隆 作画監督:安彦英二 キャラクターデザイン:堀内修 ムラオミノル 田中雄一 音楽:Dolce Triade シリーズ構成・企画・制作:GONZO

 被弾するタチアナ機。シルヴァーナはウルバヌスから逃れる。

 タチアナ機、砂漠に不時着。
クラウス・ヴァルカ(浅野まゆみ)は必死で直すが、タチアナ・ヴィスラ(喜多村英梨)は放心状態だった。

 夜、クラウスが気づくとタチアナはフラフラとヴァンシップから離れていく所だった。
シルヴァーナを探そうと言うクラウス。タチアナはシルヴァーナが落ち、皆死んだと思い込んでいた。
必死で生きる努力をするクラウスと話す内に協力するようになるタチアナ。

 ヴァンシップを何とか飛ばす事ができた。タチアナはシルヴァーナが避難しそうな所に向かう。
デュシス兵に捕まる。そこで一人の女の子に出会う。

 メモ:クラウスの父ハミカル・ヴァルカ。ラヴィ・ヘッドの父ジョルジュ・ヘッド。とても有名。グランドストリーム関係。
デュシス兵はタチアナ達アナトレーの敵。ヴィスラ家は下級の貴族。アリスティアはタチアナの親友。
タチアナは士官学校主席。オープニングテーマ「Cloud Age Symphony」OKINO,SHUNTARO。
エンディングテーマ「Over The Sky」Hitomi。千明孝一は「フルメタル・パニック」の監督。

 音楽が好きで、絵柄が好きで、飛ぶシーンが好き。世界観を良く把握せずに見ているけど…。

 生きる事に意欲的って素晴らしい。
手塚治虫のマンガにはすさまじいまでに生きようとする人が出てくるけれど、潔く死ぬ人とどっちがカッコイイのかな。従容と死んでいく平家の人々と、醜くあがく平宗盛(安徳天皇は死ぬ必要は無かったと思うけど…)。
どっちも好きだったりする矛盾した私。

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アイ、ロボット

「アイ、ロボット I,Robot」☆☆☆☆☆
監督:アレックス・プロヤス(Alex Proyas)脚本:アキヴァ・ゴールズマン(Akiva Goldsman)原案&脚本:ジェフ・ヴィンター(Jeff Vinter)撮影:サイモン・デューガン(Simon Duggan)視覚効果:ジョン・ネルスン( John Nelson)美術:パトッリク・タトポロス(Patrick Tatopoulos)

 ウロ覚えの、ネタばれ。注意!

 朝、7:30(だったかな?)、目覚まし時計で目覚めるデル・スプーナー刑事(ウィル・スミス Will Smith)。外に出るとカバンを持って走っているロボットがいた。ひったくりと思い、必死に追いかけるスプーナー。
何とか捕まえたらそのロボットは主人に喘息用の吸引機(?)を届けるために走っていただけだった。
警察に行くと同僚にからかわれる。ロボットによる犯罪は一件も起きていないのだ。

 ロボット三原則。1.ロボットは、人間に危害を加えてはならない。
2.ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなけらばならない。
3.ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのない限り、自己を守らなければならない。

 ロボット開発の大手企業U.S.R.の科学者アルフレッド・ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル James Cromwell)が自殺し、
スプーナーに連絡が入った。
博士は自分が死んだらスプーナーに連絡が行くようにしていた。
博士は会社のビルの自分の部屋から投身自殺したと思われた。
スプーナーは会社の会長ローレンス・ロバートソン(ブルース・グリーンウッド Bruce Greenwood)と会う。
彼は会社の案内人としてスーザン・カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン Bridget Moynahan)を紹介する。
社ビルにはビルを管理するコンピューター“V.I.K.I.”(ヴィキ)があった。
ヴィキに博士が自殺する前の博士の部屋の様子を映すよう命令するが、その映像は残っていなかった。
スプーナーはカルヴィン博士と共にラニング博士の部屋に入る。
彼の部屋の壁のガラスは強化ガラスで博士の力で割れる物とは思われなかった。
しかし部屋には鍵がかかっていて博士以外はいなかった。
スプーナーが部屋のあちこちを調べると突然ロボット(アラン・テュディック Alan Tudyk)が飛び出してくる。
そのロボットは銃を向けたスプーナーに銃を向け、逃走する。スプーナーはロボットを撃ち、ロボットは傷つく。

 傷ついたロボットは修理に行く。スプーナーとカルヴィン博士は工場に行く。
一日千体(?)作る工場なのだが、今あるロボットの数は1001体。
スプーナーが1001体の内の一体を銃で撃ち、
又別の1体に銃を向けるとその後ろのほうに並んでいたのが動いた。
追いかけるスプーナー。ロボットは外に飛び出し、警察に捕まる。

 ロボットは自分の事をサニーと名乗った。博士は殺していないと言う。サニーはU.S.R.に引き取られていく。

 ラニング博士の家に行くスプーナー。博士の家解体は明朝8時(?)と示されていた。
スプーナーが博士の部屋の上の方を見ると会社に繋がっているカメラ(?)があった。明朝8時が今夕8時に変わる。解体用ロボットが動き出し、家を解体し始める。からくも無事脱出するスプーナー。

 運転手無しでも自動で走る車でトンネルを走っているスプーナー。
ネットでヴィキにラニング博士の記録(?)をアクセスさせるよう命令する。
その事をヴィキから聞き「しつこいな」と言う会長。
U.S.R.のロボット運搬トラックが2台スプーナーの車に近づいてきて、車を挟み込む。
トラックからサニーと同じ型の最新型ロボットNS-5が大量に出てきてスプーナーを襲う。
何とか逃れて車から降りる(転がり落ちる?)スプーナー。そこに一体のロボットが襲い掛かる。
片腕でふせぐスプーナー。その腕は義手だった。
パトカーのサイレンの音を聞き、自ら炎に身を投げるロボット。(逃げただけか?)

 ロボットに襲われたと言っても誰も信じてくれず、
上司のジョン・バーギン警部補(チー・マクブライド Chi McBride)に休職を言い渡される。
U.S.R.に行くスプーナー。夢を見たと言うサニーがその夢の絵を描き、スプーナーに渡す。
その絵に描かれたロボット達を導く人はスプーナーだと言う。
カルヴィン博士が調べたらサニーは特殊なもので、ロボット三原則も自分の意思で破れると言う。
サニーの廃棄処分が決まる。スプーナーはその絵に描かれた場所がどこだか思いつき、そこに行く。

 結構興奮して見てました。サニーがスプーナーをまねてウィンクする所なんか微妙な感じで良いですね。
死んでいくロボットというのもなかなか見せる。最後あたりのサニーのアクションが独特でカッコイイ。
見た目あんまり可愛くないけど、見ているうちに好きになりました。でもNS-5はちょっぴり怖いな。
日本だったらもう少し親しみが持てるデザインにすると思うけど。
この映画ロボットが怖くて、ロボットを愛する者としてはショック!
解体ロボットは巨大ロボット暴れると言った感じで興奮しました。

 ビルの吹き抜けの手すり、低すぎ。あれは怖い。コンピューターの所のも手すりは作ると思う。
会長室、あんなに高い所から下を見れば、人がアリンコのように見えるだろう。
あんまり高いのは精神衛生上良くないと思う。

 コンピューターの論理はいくらなんでも極端。ああはいかないと思う。
グレッグ・ベアの「ブラッド・ミュージック」のナノマシン達なら納得できるけど。
マトリックス」みたいに体のお世話をして夢を見させるというのはアリかな。

 ちょっと私が持っている「わたしはロボット」を開いてみたら、
アルフレッド・ラニングもスーザン・カルヴィンもいました。
他の方々はどうなのかな。

アシモフのロボット本
われはロボット ロボットの時代鋼鉄都市はだかの太陽夜明けのロボット ロボットと帝国

 
 

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公安9課、再び

「公安9課、再び STAND ALONE COMPLEX」攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第26話  ☆☆☆☆☆
原作:士郎正宗  脚本:佐藤大 シリーズ構成&監督:神山健治 絵コンテ&演出:河野利幸 キャラクターデザイン:下村一 メカニカルデザイン:寺岡賢司 常木志伸 作画監督:村田俊治 音楽:菅野よう子 
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 13

 素子(田中敦子)の思考がウェブを飛ぶ。その思考に寄り添う思考は笑い男(山寺宏一)=アオイ。

 15日後に警察の取調べから解放されたトグサ(山寺宏一)。トグサは自宅待機という事になった。
 自分が世間から離れていた間の事を調べてみるトグサ。公安9課は武装蜂起を企んでいた事にされていた。
 素子は死亡、後のメンバーは拘留されていた、課長(阪脩)以外は。選挙が終わり、検察が薬島の捜査を始める。
 公安9課が始めて、情報を集めた捜査なのに、
 ヤクシマ幹事長逮捕に向けてコツコツと捜査してきたと言う検察に腹が立つトグサ。
 ヤクシマは議員辞職すらしないかもしれないし…。トグサは薬島を暗殺しようと党本部に行く。
 バトー(大塚明夫)に止められる。

 バトーに連れて行かれた場に素子、課長を抜かした公安9課全員がいた。
 今度の事は荒巻の考えで行われた事だった。
 選挙を控え、薬島を切れない総理に、荒巻が公安9課を犠牲にして,その代わり検察を動かし、
 薬島を切る事を提案したのだ。素子ももちろん生きていた。
 素子は完全リモート状態の義体から思考を飛ばしたのだ。古い義体で左腕に傷跡がある。

  国立図書博物館。円形の図書館倉庫?素子が現れる。青い手すりには「FUCK YOU」と彫ってある。
 一般的に使われてはいないんだろう。ロボットが盛んに仕事をしている。そこには笑い男ことアオイがいた。
 「いらっしゃい。思っていたより遅かったですね」「よく言うわよ。招待状もよこさないくせに」
 「あなたがじっとしていれば、人はあなたに会いに来るだろう」「ドアノの言葉だったかしら」「イエス」

 「それにしても、な~にここ。まるで情報の墓場じゃない。こんな所から世界を変えようなんて本気で考えてたの?」 「まあ、初めは幾分」「で、今の気分はどう?」
 「特別な感慨は湧いてきませんでした。
 実は僕の中では、あなたと記憶を共有した時点で、全てが終わってしまったのかもしれません。
 後はあなたがうまくやってくれるだろうって」
 「まったく。たいした嘘つきよね。何が邪魔しないでくれよ」
 「すいません。
 でも全ての情報は共有し並列化した時点で、単一性を喪失し、動機無き他者の無意識に、
あるいは動機ある他者の意思に内包される」
 「それは経験から導き出されたあなたの言葉?」
 「イエス。事実、最後はあなたまで笑い男を演じていましたからね」
 「確かにあれは面白い現象だった。それにしてもこれだけの事件を引き起こした最初の動機は何だったの?」
 「あなたは世界中で起こる何もかもがインチキに見えてるんでしょうね」「J・D・サリンジャー」
 「イエス。
 でもまあ、僕自身電脳化の権化みたいな人間だから、
少なからず電脳硬化症に対する恐怖みたいなものがあったのかもしれないけど。
 あれは僕がたまたまネット上で見つけた一片のメールがきっかけだったんです。
 おそらくセラノゲノミクスにあてて送られたであろうその脅迫メールは、
セラノ製マイクロマシンの無効性と村井ワクチンの効能とを比較検討した論文で武装されていた」
 「それを書いた者が笑い男のオリジナル?」
 「しいて言えばですが…。私は、私が見える世界を皆に見せるための機械だ」
 「ジガ・ヴェルトフ。映画監督だったかしら」
 「イエス。僕は僕だけがたまたま知りえた情報の確認と伝播を、自身の使命と錯覚し奔走した」
 「で、見事に玉砕。無垢な媒介者は社会システムの醜悪さに落胆し、口をつぐんだ」
 「イエス。そして僕は消滅する媒介者となった。
 あたかも新作を発表しない事でその存在を誇張されてしまう作家のように。
 つまりそれは消滅する事によって社会システムの動態を規定する媒体であり、
最終的にはシステムの内側にも外側にもその存在の痕跡をとどめない」
 「フレデリック・ジェイムスン」
 「イエス。でもノー。後者は大澤真幸。言葉では知っていても実際に目の当たりにするまでは信じられなかった。
 オリジナルの不在がオリジナル無きコピーを作り出してしまうなんてね。
 あなただったらあの現象をなんて名づけますか」
 「STAND ALONE COMPLEX」
 「イエス。STAND ALONE COMPLEX。
 元来、今の社会システムには、そういった現象を引き起こす装置が初めから内包されてるんだ。
 僕にはそれが絶望の始まりに感じられてならないけど、あなたはどう?」
 「さあ、なんとも言えないわね。
 だけど私は情報の並列化の果てに個を取り戻すための一つの可能性を見つけたわ」
 「ちなみにその答えは?」
 素子はタチコマから取り出したマイクロプロセッサ(?コンピューターには詳しくない)をポケットから出す。
 「好奇心、たぶんね」「なるほど。それには僕も気づかなかったな。僕の脳みそはすでに硬化し始めてる」
 荒巻が現れ、アオイを公安9課に誘う。その申し出を断るアオイ。

 深見「曲がらねば世は渡れず、正しき者に安らかな眠りを」初公判の前、瀬良野殺される(たぶん…)。

 公安9課の新しい日々が始まる。

 ああ、欲しいDVD…。買ってもそんなに見ないけど、でも…。このDVD高すぎるもんな~!
 日本のDVDのお値段は高すぎると思うぞ私は。BOXでグット安くというわけにはいかないのか。
 ヴィトンのバッグを買ったと思えば安いか(買った事ないが)。ウ~ン。

 アオイが公安9課に入ってくれたらとっても嬉しかったのに。残念。あの迷路みたいな図書館ステキ。
 私にとっては夢のような空間(映画「薔薇の名前」の図書館の次にね)。
 外部記憶装置って「永遠の森 博物館惑星」のムネーモシュネーみたいなのかな。

 苦しむトグサ可哀想でした。でも妻子がいるんだから、ヤクシマ暗殺は止めて欲しかったな。
 まあ、男の人にはいろいろあるし、外の活動を大事にするとやっぱり家庭は犠牲になる。
 どうしても家庭だけじゃなく、人の世話って女の役割になっちゃうんだな。
 女ってつくづくこの世界を下支えしていると思う
 (でも奥さんが外でバリバリ働いていて、家庭はどちらかというと旦那の持ち場っていう人たちもいるんでしょうね。
 そういえばゲイのカップルもいるし、単純ではないね)。
 本を投げるのは止めようね、トグサ。

 Batou=187cm Saito(大川透)=172cm Borma(山口太郎)=200cm Paz(小野塚貴志)=177cm
Ishikawa(仲野裕)=180cm kusanagi Motoko=168cm

 フレデリック・ジェイムスン「消滅する媒介者」大澤真幸「性愛と資本主義」
性愛と資本主義
ドアノは写真家だそう。ドアノーの写真集持っているくせに気づきませんでした。
(キスの写真で有名。子供の写真最高。)
 ジガ・ヴェルトフはソ連のドキュメンタリーの映画監督で、ゴダールが多大な影響を受けているんだそうです。
マイケル・ナイマン カメラを持った男

参考サイト
非公式攻殻機動隊S.A.C用語集
攻殻機動隊PKI-B-Wiki-
野良犬の塒

 

 

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硝煙弾雨

「硝煙弾雨 BARRAGE」攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第25話  ☆☆☆☆
原作:士郎正宗 シリーズ構成&監督:神山健治 キャラクターデザイン:下村一 メカニカルデザイン:寺岡賢司 常木志伸 音楽:菅野よう子 制作:Production I.G 脚本:櫻井圭記 作画監督:後藤隆幸 絵コンテ&演出:布施木一喜
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 13

 サイトー(大川透)が捕まる。イシカワ(仲野裕)は自分のパチンコ屋で作業していた。海坊主が来る。
海坊主突入時にパチンコ屋爆発。イシカワ捕まる。

 老人ホームで働いていたタチコマ(玉川紗己子)。老人から榴弾を入手しバトー(大塚明夫)を助けに行く。
公安9課の本部跡、天然オイルを見つけるタチコマ。
建設現場で働いていたタチコマ、ラボ行きで唯一生き残っていたタチコマが来る。

 素子(田中敦子)のセーフハウス。バトーが侵入する。海坊主が現れる。
一人の強化外骨格の海坊主の目を盗み倒す。しかしもう一人の強化外骨格に殺されそうになるバトー。
3体のタチコマが現れ、バトーを救う。
ラボ行きが倒され、建設現場のタチコマが強化外骨格を制し(壊されちゃうが)、
老人ホームタチコマが神風攻撃をして倒す。
少年体の素子に導かれその場を離れるバトー。

 素子がバトーと一緒に飛行機に乗ろうとしたら狙撃される。少佐は委員会から殺すよう命令されていた。

 海坊主の方々、悪の手先というわけではないですから、殺されて可哀想でした。
公安9課の方々にしてみれば戦争だったでしょうけれど…。ところで委員会って何?

 神風攻撃は嫌いです。特に棺おけみたいな回天で死んだ人の事を考えると怒りが湧いてきます。
でもやっぱりタチコマのけなげさには涙です。
進化したんだね、タチコマは
(実は進化という言葉も嫌いだったりする。環境に合わせての変化と思っているから。
過去の生き物が下等というわけではないよね)。
AI戦隊タチコマンズ、ステキです。ジェイムスンン型の社長も良いが…。
(ニール・R・ジョーンズのジェイムスン教授シリーズから来てるんですよね。社長、SFオタク。)

 自分のセーフハウスにしっかり仕掛けをほどこしている素子。こわい女。

 

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この世で一番嫌いな人

「この世で一番嫌いな人」一番大切な人は誰ですか? 第2話 ☆☆☆☆
脚本:大森寿美男 

 松ヶ谷要(岸谷五郎)は元妻中町東子(宮沢りえ)の元同僚の坂下公也(内藤剛志)から東子が借金を抱えている事を知らされる。
娘小南(小林涼子)のためにと貯めていたお金を東子に渡そうとする。
そこにいた商店会長の久内圭索(高田純次)。
要が新妻路留(牧瀬里穂)と仲良く歩いていた様子をペラペラしゃべる。追い返される要。

 娘の小南は要の今の妻路留と偶然知り合う。
路留は小南が読んでいた小説「鬼平犯科帳」は夫が好きな小説だが、
貧乏で売ってしまったんだってという話をする。

 東子にすけべ心ありありの商店会長の久内。妻の加奈子(三浦理恵子)は当然二人の仲をあやしんでいた。
ある日酒に酔った彼女は見ず知らずの他人の男の股間を握るという事をしてしまう。
妻の危機にやっぱり妻が大事と東子の前で言う久内。久内を好きなわけではないけれど荒れる東子。
自分の仕事に夢中で家庭の事はおざなりだった。要に家庭の事を押し付けてしまった。
要の本を大事にとっている東子。

 話はうろ覚えです。しっかり見てなかったし…。

 まだ未見のドラマがあるけれど、今クールでは一番良い感じのドラマ。何となくホンワカーとした空気。
痛みもあるしね。
要はもちろん今の妻を愛しているけれど、別れた女房の事も気になり、なにかと彼女の店を訪ねてしまう。
娘はこの事になんとかクールに対処しようとしている。路留は可愛いし、東子の意地と切なさも良い。
めちゃくちゃ悪人という感じの人はいない。基本的に暖かくて良いな。

 

 

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ハチミツとクローバー 1~3

「ハチミツとクロ-バー」1~3巻 羽海野チカ ☆☆☆☆
ハチミツとクローバー .

 美大。竹本裕太は2年生。4年の真山巧、6年の森田忍等がいる古いアパートに住んでいる。
基本的に皆貧乏だ(美大は教材とか課題の材料とかを買わないといけないから、常にお金が無いんだそうだ)。
花本先生の部屋に行ったらそこに小さな女の子が。その女の子花本はぐみ、花本先生の従兄弟の娘だ。
竹本は彼女に魅せられる。そこに森田登場。
森田ははぐみを見ると急いで裏の畑からサトイモの葉っぱを取ってきて、無理苦理彼女に持たせ、
コロボックルと言いながら彼女の写真を撮るのだった。
なんとこれも恋の始まりだった。

 真山を好きな山田あゆみ。美脚&美乳の持ち主だ。性格も良い。しかし真山は彼女に見向きもしない。
バイト先の女性が好きなのだ。
彼女は花本先生の友達の奥さんで、夫は彼女が運転していた車の事故で死んでいた。
もちろん彼女理花は真山の気持ちに気づいているが、さらりとかわし続けていた。

 真山は卒業して就職、山田は研究生として残り、森田は留年し続ける。卒業しても例のアパートに居続ける真山。森田がアメリカに行ってしまう。

 3巻までにキスシーンは一つもありません。大体これが恋となかなか気づかない竹本、森田、はぐみ。かわいい。

 真山、どうして山田じゃいけないんだ。大体真山のどこがいいんだ、山田。理解できん。

 わが道を行きすぎる森田。なぜこんなメチャクチャな奴がもてるんだ?金が入る才能&運は素晴らしいが…。
やはり金と縁がありそうなお兄様ステキ☆ハムの先輩も、竹本の母親の恋人も良いな。はぐは可愛過ぎる~!!
いたいけなはぐを守る事が出来るのか、あの森田に。

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模倣犯

「模倣犯」宮部みゆき ☆☆☆☆☆
模倣犯〈上〉

 この物語にネタがあるとすれば、メチャクチャネタばれしてると思います。注意!!

 犬の散歩をしていた塚田真一君。女の子が公園のゴミ箱に向かってしきりに吠え猛る自分の犬に往生していた。ゴミ箱にあった袋には人間の右腕が入っていた。

 有馬義男の孫娘は行方不明になっていた。
ゴミ箱で見つかった腕が孫のものかどうか確認するため娘と共に警察に行く。
娘真知子の夫は他に女をつくり別居していた。
腕は孫の鞠子のものでは無かったが、袋に一緒に入っていた品が鞠子の物だった。
真知子はおかしくなり、道路に出て車にぶつかってしまう。幸い頭に傷は無かったが、意識が元に戻らなかった。

 真知子の家の電話が鳴り有馬義男が出る。
それは犯人からのもので、あるホテルに来れば鞠子の情報を教えると言う。
有馬義男が犯人の言うとおりにしたら、鞠子の時計がポストに届けられていた。

 犯人の連絡により鞠子の死体が見つかる。

 警察から容疑を受けた人間がテレビの生番組に出て無実を主張する。その時犯人から番組に電話があった。
しかし犯人の話の途中でコマーシャルが入り、怒った犯人は電話を切る。
しかし後からちゃんと電話をかけてきて、冷静に対応するのだった。有馬義男の所に犯人から電話が来る。
有馬義男は生番組での最初の電話と後の電話は人間が違う、犯人はあんただけではなく、
あんたは誰かに使われてるだけではないかと指摘すると犯人はたじろいだ。

 車のトランクに男の死体を乗せた車が事故る。
車に乗っていた二人の男は死亡、
その二人の内の栗橋浩美のマンションから右手の部分だけが無い骨が出て来る。
事件は終わったかに見えたが…。

 栗橋浩美には赤ん坊の時に死んだ姉が居た。
浩美は何かというと親に女の子が良かったとか、姉の方が生きていたらと言われて、
死んだ姉が私の体を返してと言って襲ってくる夢を見るようになる。

 彼がガールフレンドとお化けビルと呼ばれている廃墟に着いた時は暗くなっていた。そこに一人の少女が現れる。少女嘉浦舞衣は彼らの車に乗せてもらおうと思ったのだ。しかし浩美が少女に重ねてみたのは姉だった。
少女を殺してしまう浩美。ガールフレンドは暗い中穴に落ち、背骨を折った。
我に返った浩美は友達のピースに相談する。ピースは事をうまく処理してくれた。二人は一緒に人殺しを始める。

 浩美が有馬義男に電話した所を幼馴染の高井和明に見られてしまっていた。
その事を知った浩美はピースと話し合って、高井和明を犯人に仕立て上げる事にする。
二人のアジトに呼び出されバットで殴られ気を失う高井和明。物置に入れられる。
物置から出された彼は浩美を説得する。なかなかにするどい事を言う和明の言葉に動揺する浩美とピース。
ピースは和明に麻酔を打ち話を止めさせる。
ピースの考えどおり、あらかじめ用意していた男の死体を和明の車のトランクに入れ、和明を後ろの座席に置いて、浩美が一人で車を運転して、山を下っていく。しかし浩美の心はまだ揺れ動いていた。
途中和明が気が付き、ガソリンスタンドで給油中に外に出て助手席の方に座る。
和明が意外な事を浩美に言い、浩美の心は決定的におかしくなっていく。運転をあやまり、車は崖を転落していく。

 いきなり凶悪殺人事件の犯人高井和明の妹という事になってしまった由美子。
兄の無実を主張しても誰も聞いてくれない。そんな時兄の友達だと言う網川浩一が現れた。
彼は高井和明は無実で真犯人は別にいるという本を出版する。

 どこに出しても恥ずかしくない名作だと思います。でも読むのはつらかったです。
加害者の娘樋口めぐみから必死で逃げる塚田真一君。どうしても止めさせる事が出来ない。理不尽です。
樋口めぐみも不幸だとは思いますが…。孫娘が無残に殺され、娘がおかしくなってしまった有馬義男さん。
娘さんの心が不安定になっていくのがわかっていてもどうする事も出来ない。
孫娘鞠子の事でも有馬義男は自分を責めちゃうんですよね。悪いのは犯人ですが…。
黄金の魂を持っている高井和明ですが、妹の由美子はその事が全然わかっていない。妹なんてこんなものか。
基本的に人をバカにしているくせに、自分がバカ丸出しの言動をしている事にはちっとも気づかない網川浩一。
自分の言いたい事、やりたい事ばっかり考えていて、
他人が言っている事を注意深く聞いていないからトンチンカンな事を言っちゃったり、やっちゃったりするんですね。

 いろいろ鋭い描写があって、つくづく宮部みゆきさんはすごい作家だなと思います。
ああ、あれもありうる、これもありうると感心しっぱなしです。どうしてこんなに細かく思いつくのか。
細部に渡って素晴らしいです。

 加害者が正直に話してくれるかどうかはわかりません。
生き残った加害者によって被害者が不当に傷つけられるのは嫌な事です。
最近被害者の遺族を救済しようという機運がありますが、うまくいくのでしょうか。一生背負っていくのでしょうね。
やっぱり加害者の家族も気の毒です。時々自殺の話を聞きます。
私自身は被害者の遺族や加害者の家族の力になる自信はありません。うすっぺらい自分を痛感します。
何年たっても有馬義男さんみたいにはなれないと思います。有馬義男さん、気の毒すぎます。

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色彩都市の少女

「色彩都市の少女 TATTOOED HEART」王ドロボウJING 第7巻 熊倉裕一 ☆☆☆
王ドロボウJING 7 新装版 (7)講談社コミックスデラックス

 今度の街は色にあふれた街ポンピエ。消防車のような塗装車がある。

 ジンはオークション会場にキールを送り込む。オークションにかけられたのは極楽鳥と一人の少女。
ポンピエ特産の赤絵の具の製造元キング・クリムゾン社のドランブイが落札するが、
ジン達は何とか極楽鳥と少女を手に入れる。
少女フィノ・クォートの父親ヴァン・クォートは有名な画家で、父親は娘の体に絵を描いたのだ。
少女の父親は理想の絵の具を求めて妻と娘を捨て、少女の母親は苦労の末亡くなっていた。
ジンが狙うのはその画家のまぼろしの絵「知られざる傑作」。
地図を読み解き、少女とその鳥と一緒に少女の生家へ行く。
ジン達を追いかけるドランブイとカメレオンのようなドクトル・シュペートレーゼ。

 氷に閉ざされた生家。隠された扉を開くとそこには氷付けになっている画家がいた。
彼は理想の絵の具のために人工的に冬眠したのだ。そして「知られざる傑作」が壁一杯に描かれていた。
そこに現れるドランブイとシュペトレーゼ。キールは壁に刺し留められ、ジンもシュペトレーゼに捕まる。
ドランブイは目覚めた画家にあなたの理想の絵の具として自分達が開発した死者のエキスで作った赤い絵の具を差し出す。
しかし画家はその赤を笑い飛ばし、自分の理想の赤はこの赤だと絵に火を付ける。
狂乱の中、ジンはなんとかシュペトレーゼを倒し、画家は娘の名を呼びながら死んでいく。

 ジンはいつも珍しい物を盗もうとするが、
これで生計成り立っているのかなんて野暮な事は言ってはいけないだろう。
ジン、カッコイイし…。センスが独特だよね、このマンガ。

 芸術に全てを捧げ、家族を省みない。
似たバージョンとしては芥川龍之介の「地獄変」があるが、
バルザックにそのものズバリの「知られざる傑作」というのがあるそうだ。
少女の体に描くのはまずいだろう
(お肌は残念ながらいつまでもみずみずしいわけじゃないものね。
亡くなった矢野徹さんの「折紙宇宙船の伝説」という作品に全身くまなく刺青される少女の話があるが…)。
妥協できないから、芸術家なのかな。
ザ・龍之介―芥川龍之介全一冊
知られざる傑作―他五篇岩波文庫
折紙宇宙船の伝説角川文庫 緑

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薩長同盟締結!

「薩長同盟締結!」新選組! 第37回 ☆☆☆☆
脚本:三谷幸喜 音楽:服部隆之 制作統括:吉川幸司 演出:清水一彦

 松原(甲本雅裕)は自分が殺した浪士の妻・お初(清水美那)に呼ばれていく。そしてお初に刺されてしまう。
私は今「模倣犯」を読んでいるものだから、どちらかと言うとお初の気持ちの方を想像してしまいました。
なんせ「模倣犯」では家族を殺された塚田真一君が加害者の娘樋口めぐみに追いかけられて大変な思いをしているんだから(「父よ」って映画を見た時は息子の助命嘆願書にサインしてもらうために被害者の家を回っている父親に感情移入して見てました。自分、イイカゲ~ン)。
いくら奥さんの生活を助けるためでもいけなかったのね。
その後もしかしてと思ってやって来た斉藤一(オダギリジョー)が奥さんを刀でバッサリ!
全然関係ないのに、つい「眠狂四郎女妖剣 」の「女を切れますか?」と女に言われ「切れる」と言って女をバッサリ切った市川雷蔵様を思い出しました。
まあ雷蔵様の方がカリスマセクシーですが、オダギリジョーも色っぽいです。あの域目指して頑張ってください。
 今回薩長同盟がなるわけですが、「竜馬がゆく」を読むと薩摩と長州は相当に仲が悪かったらしく、龍馬(江口洋介)という人がいなければ難しかったと思います。
江口洋介さんは龍馬にピッタリだと思います。
 捨助ををやっている中村獅童さん。役者ですね。
私が獅童さんを知ったのは「木更津キャッツアイ 」が初めてだと思います。
その時彼はこわもての野球の助っ人でした。
ピンポン」でもこわもてでしたね。
でも今度の役はこわもてのかけらもない情けない役です。おそらく「新選組!」きっての嫌われ者かと思います。
おんなじ人とは思えません。

下記のサイトでは、「新選組!」について各資料を駆使して詳しく書いています。
ねこづらどき
 

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扉の向こうへ

「扉の向こうへ」鋼の錬金術師 第49話 ☆☆☆☆☆
脚本&ストーリーエディター:會川昇 絵コンテ&演出:中津環 作画監督:斉藤英子 矢崎優子 原作:荒川弘 監督:水島精二 キャラクターデザイン:伊藤嘉之 メインアニメーター:杉浦幸次 音楽:大島ミチル

 エルリック兄弟の偽者トリンガム兄弟の父親が残したメモ。
それには第5研究所の先にある本当の研究所の所在が書いてあった。
メモの場である教会には確かに隠された道があった。そこを一人進むエド(朴璐美)。
階段を下るとそこには無人の街があった。建物の様式は400年の前のもの。
賢者の石を作るために殺された400年前の街の人々。その事を隠すために消された街。街の中央にある劇場。
そこに入るエド。ドレスを着たロゼ(桑島法子)がいた。
少し虚ろな感じのロゼ。ロゼがエドを踊りに誘うが、幾等なんでも様子がおかしくロゼを突き放し踊りを止めるエド。
ライラ(かかずゆみ)が現れる。ライラをダンテと看破するエド。ライラの体は腐敗が始まっていた。
ライラとエドの父ホーエンハイム(江原正士)は賢者の石を使って新しい体に乗り移って生きながらえていたのだ。
ライラが赤ん坊の体を掲げると赤ん坊の体に描かれていた錬成陣が光る。門が現れ、吸い込まれていくエド。
目を開けると自分の体は違う人間の体だった。ホーエンハイムが現れる。

 間違って消しちゃったと思ったらありましたビデオ。大事な話なので良かったです。

 自分が生き延びるために街丸ごと消しちゃう…。
ライラ(?)はもちろんあの感じの良いホーエンハイムも大罪を犯しているんですね。
ライラ、今の腐敗具合だと次のロゼだって長くは持たない。一体いつまで続けるつもりだ。
破綻する事は目に見えている。どうしてライラはあの門を自由自在に使いこなせるのだろう。
もしかして以前説明されてる?このアニメ展開がすごくて、いい加減に見ていると大事な事を聞き逃すような…。

 地下にある無人の街というのは魅力的。
ベルセルク 」にもそんなのがあったような…。
どっちのマンガもきつい所は似てますね。少年誌であんなに暴力描写がきつい「ハガレン」の方がある意味すごい。もちろん「ベルセルク」を少年誌に載せるわけにはいかないが…。

 

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孤城落日

「孤城落日 ANNIHILATION」攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第24話 ☆☆☆☆☆
原作:士郎正宗 シリーズ構成&監督:神山健治 キャラクターデザイン:下村一 メカニカルデザイン:寺岡賢司 常木志伸 音楽:菅野よう子 制作:Production I.G 脚本:櫻井圭記 作画監督:浅野恭司
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 12

 素子(田中敦子)扮する笑い男と瀬良野氏との会見の場が撮られていてそれがリークされた。
公安9課が笑い男事件を引き起こしたのではないかと疑われる。公安9課について追及される総理。

 そこに荒巻(阪脩)が来る。荒巻は総理にヤクシマ幹事長の金の流れについての資料を渡す。
総理はヤクシマは切り捨てるが、9課も犠牲にならなければならないと言う。特殊部隊規制法案が施行される。
9課を制圧するためである。

 トグサ(山寺宏一)が荒巻をのせた車を運転している。2台の車が後をつけて来る。逃げるトグサ。しかし捕まる。「この短時間で全ての手はずを整えるとは総理の手腕、さすがですな。」と言う荒巻。警察の取調べを受けるトグサ。
 
 荒巻からの通信で危険を知った素子。海坊主が襲撃してくる。
根室奪還作戦に参加した存在しない事になっている部隊。彼らの強化外骨格には銃弾が利かない。
バラバラに逃げる公安9課。ボーマ(山口太郎)の後ろを追う海坊主。銃声が響く。
パズ(小野塚貴志)は行き付けのバーで捕まる。
バーテンダーが彼が残した煙草の巻紙を開くとそこにチップがあった。
それは素子が種を根付かせろといったその種だ。バーテンダーはやってやる事にする。

 「まあ自分の命だし、何に使うのも自由ってことだ」と武装して外に出るバトー(大塚明夫)。

 荒巻達を拘束したのは総理で、海坊主も総理?(かもな)。
と言っても総理がヤクシマと結託しているというわけでは無いだろうけれど。
確かに今度の事では総理もまずい立場だし、ヤクシマ切れば総理も傷を負う事は間違いない。
でも総理は9課もヤクシマもと思っているんでしょう。
9課の人間が笑い男に扮して瀬良野氏に会った事は本当の事だし、言い訳は難しい。
銃声があったけど、ボーマ死んだの?
一旦ネットに情報が流通しちゃうと、いくら力のある政治家でも収拾は難しいだろうから、
素子の作戦は成功するかな。

 タチコマ(玉川紗己子)が老人ホームで元気に働いていました。嬉しいです。タチコマがいない9課はサビシイヨ~。カムバッーク、タチコマー!!


 

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ドラムライン

ドラムラインDrumline」☆☆☆☆
監督:チャールズ・ストーン・三世(Charles Stone Ⅲ)音楽:ジョン・パウエル(John Powell)

 高校の卒業式。自己流にアレンジしたドラムを披露するデヴォン(ニック・キャノン Nick Cannon)。
今は別れて暮らしていて鉄道に勤めている父親に「あんたと違って俺音楽をやっている。
奨学金でアトランタA&Tに行く」と言いに行くデヴォン。

 大学。良い女発見!さっそくアプローチするデヴォン。彼女はレイラ(ゾーイ・サルダナ Zoe Saldana)。
哲学専攻でダンスをやっている上級生だ。

 バンドの新人達は4時半に起こされる。ルームメイトを起こさず、一人で表に出るデヴォン。
監督のリー(オーランドー・ジョーンズ Orlando Jones)にその事で注意されるがなぜ注意されるかわからないデヴォン。

 ドラムが入っている倉庫。良いドラムを早速手に取り「このドラム、俺の」と宣言するデヴォン。
しかしスネア・リーダーのショーン(レナード・ロバーツ Leonard Roberts)に「それはP1のドラムで新人のはこっちだ。」と言われる。
素直にドラムを下ろさないデヴォン。ショーンは人払いをしてデヴォンを注意する
(叱る技術ですね。人前で怒ると恨みを残しやすいから、二人きりで叱る)。

 人前での初の演奏。やっぱり一言二言多いデヴォンにショーンは「じゃあ、ソロをやってみろ」と言ってしまう。
デヴォンはソロを成功させるが、監督は勝手なまねをしたデヴォンとショーンを叱り、ショーンにドラム磨きを命じる。

 ショーンが自分で作曲した曲を監督に披露しようとした時、デヴォンにその楽譜を演奏してくれと言う。
デヴォンは実は楽譜が読めなかった。その事を隠していたのだ。
監督にP4に降ろされ、楽譜の読み方を勉強しろと言われる。真面目に勉強しないデヴォン。

 チーム対抗の演奏。相手のチームの挑発に怒り、勝手に一人前に出るデヴォン。
隣の人間(ショーン?)も仕方なく彼に合わせ前に出、他のメンバーも出て行く。喧嘩が始まる。
この事でチームの皆から無視されてしまうデヴォン
(気持ちはわかるけど、無視はなるべく止めた方が良い。効果は無いし、過度に傷つける)。

 ショーンがデヴォン無しの演奏の作戦をリーに話す。「いつからその事を考えていた?」と訊くリー。
「おまえはいつのまにかドラムラインを愛する事を忘れた。」

 デヴォンはライバルの大学のチームに入れてもらおうとする。
しかし相手の監督(J・アンソニー・ブラウン)は手土産としてリーの作戦を教えろと言う。
デヴォンは「お前はにせものだ。」と言って去る。

 ショーンが作曲している所にデヴォンが入ってくる。にらみあってドラムを叩く二人。
そして素晴らしいソロを叩きながら「俺の勝ちだ。」と叫ぶデヴォン。
「お前の勝ちだ。じゃ一人で叩いていろ。」と言うショーン。黙るデヴォン。
「君は最高だ。でも観客が聞くのは一つのバンドの音だ。」
印刷機が楽譜を出す(今のテクノロジーは素晴らしい!!コンピューターが楽譜を自動的に作ってくれるのか)。
「君のだ。すごいコンビネーションだな。」と言うショーン。「楽譜の読み方を教えてやるよ。」
本当はデヴォンが教えを請わなきゃいけない所ですが、彼素直じゃないからショーンから手を差し伸べたんですね。ショーン、男を上げました。
真面目に楽譜の読み方を勉強し、ショーンの事をほめるようになり、
ついにはドラムを一生懸命練習しているジェイソン(GQ)に教えるデヴォン。
あの自己中が…。成長しました。そしてライバル校との対決の日…。

腕立て伏せ、空気いす、楽器を抱えての階段上り下りエトセトラ。
新人達の訓練は音楽をするのに必要とは思えないほど過酷です。
しかしマーチングバンドのパフォーマンスはその訓練が無いととても出来ないものでした。
シンバルを使ってのパフォーマンス、最高です。楽器持ってあんなに動かないといけないんですね。迫力満点です。

 自負心が強い故に自分の事しか考えられない主人公。日本だったら(たぶんアメリカでも)裏でしめられそうです。ほうっておくとこれで良いと思いかねないから最初に叱らないといけませんが、気の弱い私には難しそうです。
でもああいう人をうまく活用するとチームが二倍にも三倍にも発展するので切り捨てるのはもったいない。
最高の天才と言うのはやっぱり人をうまく使える人の事を言うんでしょうね。
人を生かし、人を掌握するということが一番難しそうです。

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X-MEN2

「X-MEN2 」☆☆☆☆☆
監督&原案:ブライアン・シンガー(Bryan Singer) 脚本:マイケル・ドアティ(Michael Dougherty)ダン・ハリス(Dan Harris)脚本&原案デイヴィッド・ヘイター( David Hayter) 原案:ザック・ペン(Zak Penn)撮影:ニュートン・トーマス・シーゲル 音楽:ジョン・オットマン
X-MEN2X2: X-Men United

 ホワイトハウス。悪魔のような尻尾を持つミュータントが襲撃してくる。
彼は「ミュータントに自由を」という紙を残して去る。

 軍のミュータント担当の科学者ウイリアム・ストライカー大佐(ブライアン・コックス)がミュータントの訓練施設として示したのはプロフェッサーX=チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュアート)のエグゼビア優性児学院。

 プロフェッサーの力で大統領を襲ったミュータントの居場所(ボストン)を突き止め、
ストーム(ハル・ベリー)とジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)がそこに急行する。
ミュータントを捕まえてみたら、彼はおとなしい人間だった。
ミュータントの名はナイトクローラー=カート・ワグナー(アラン・カミング Alan Cumming)
。彼の首の後ろには何かの跡があった。

 マグニートー=エリック・レーンシャー(イアン・マッケラン)に会いに行くプロフェッサー。
しかしそこで罠にかかり捕らわれてしまう。

 学院が襲撃される。
ウルヴァリン=ローガン(ヒュー・ジャックマン Hugh Jackman)とローグ(アナ・パキン)、
アイスマン=ボビー・ドレイク(ショーン・アシュモア)、
パイロ=ジョン(アーロン・スタンフォード Aaron Stanford)はジーン達がい、
ボビーの故郷でもあるボストンに逃げる。

 ボビーは家族に自分がミュータントである事を秘密にしていた。動揺する家族。
ボビーの弟ロニーが警察に通報し、ジョンが火で対抗する。
ストームとジーン、カートが乗ったジェット機が来て、ローガン達を乗せていく。
しかし軍用機にミサイルを撃たれ、落ちていくジェット機。
彼らを助けたのは奇策を用いて監獄から脱出したマグニートーだった。

 マグニートーの部下ミスティーク(レベッカ・ローミン・スターモズ)が掴んだ情報。
それはストライカーがプロフェッサーの能力を使って全てのミュータントを抹殺しようとしているというものだった。
ジーンはカートの頭に入り込み、ストライカーの基地が湖の近くにあることを知る。
思い当たる場所に向かうローガン達。

 私は前作より面白かったです。人によって意見は違いますが…。

 テレポート能力を持つナイトクローラー。
尻尾も可愛く、逆さに枝に捕まってるのも可愛く、良い奴なんです(ミスティークに尻尾クルクル)。今回大活躍。

 ストライカーの苦悩は確かに深いでしょうね。
息子ジェイソン(Michael Reid MacKay)は怪物で、その息子のせいで妻はひどい自殺(?)を…。
プロフェッサー、ジェイソンを引き取れなかったのでしょうか。

 パイロが火を使うシーンは好きです。パイロ、結構魅力的。飲み物をアイスマンに冷やしてもらうウルヴァリン。
アートの先生ですか。叫び声が超音波な女の子。壁、人体を通り抜けながら逃げていく女の子。
体を自由に強化する男の子。蛇のような二枚舌を持つ男の子はどんな能力があるのかな。

 イアン・マッケラン、カッコイイです。ナイスな脱走。神の降臨のような。
最後も善の方には行かず、わが道を行く所がなんとも…。ミスティークは相変わらず決まっています。
特にウルヴァリンに化けて、華麗に戦って警備室(?)に入る所なんか拍手喝采。
二人は目と目で会話が出来る仲です。

 ジーンとの痴話喧嘩でダムを壊してしまうサイクロップス=スコット(ジェームズ・マースデン)。
今回良い所がありません。ウルヴァリン達が彼の車で学校から脱出した位か。
彼の車と携帯はそれなりに役立ちます。

 デスストライク=ユリコ(ケリー・フー Kelly・Hu)がウルヴァリンに殺されてしまって残念です。
カッコ良かったのに…。彼女もストライカーにあやつられていただけっだたのにね。
薬が切れて不安そうな顔をするユリコが哀れです。

 キャラ立ちが良い!!脚本家、頑張りました。ストームの能力発揮シーンも見ものです。 

アーロン・スタンフォードの情報
こちらのサイトで基本情報は完璧
SF MOVIE DataBank
シネマ停留所ーCINEMA STOP


 

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「死」鋼の錬金術師 第50話 ☆☆☆☆☆
原作:荒川弘 監督:水島精二 キャラクターデザイン&作画監督:伊藤嘉之 メインアニメーター:杉浦幸次 音楽:大島ミチル 脚本:會川昇

 沢山の飛行船が飛んでいる。ビッグベンが見える。飛行船がミサイルを落としていく。
エド(朴璐美)に似ている少年。エドはこの少年の体に魂と精神が移ったのだ。
近くにはエドの父ホーエンハイム(江原正士)がいる。門の向こうの世界は錬金術ではなく科学が発達した世界。
錬金術はこの世界の住人の死のエネルギーを使っているのだ。
ホーエンハイムは体ごとこの世界に来てしまったが、エドの体は門の内側にある。
ホーエンハイムはわざわざエドに似た少年の側に居たのだ。
(エドが来るって予測していた?万が一のため?何となく?)
軍人に促され車に乗るホーエンハイム。チャーチルに呼ばれたのだ。車の後ろに飛行船が落ちる。
それに巻き込まれるエド。

 アル(釘宮理恵)達が居る場。
ラース(水樹奈々)が現れ「僕のママを生き返らせて!」と叫ぶが、
ラースが錬金術を使う事を恐れたライラ=ダンテ(かかずゆみ)が門を開く。
両手を門に持っていかれるラース。役目を終えても門は開いたまま、エドを吐き出す。
あちらの世界のエドが死にこちらの世界に帰ってきたのだ。エドと戦うエンヴィー(山口眞弓)。
エドが知っている顔に次々に変えていく。エドが本当の顔を見せろというと、ホーエンハイム似の顔に変わった。
エンヴィーはホーエンハイムとダンテの間に出来た子が死んだときに、
ホーエンハイムがした人体練成で出来たホムンクルスだった。
動揺するエド。その隙にエドを刺し貫くエンヴィー。エドの瞳孔が広がっていく。

 別に錬金術をしなくても、こちらの世界の人間は死んでいくわけですよね。
だから気にする必要はないと思いますが他にまずい事があるんでしょうか(まあ確かに嫌な感じですが)。
死んでいくエネルギーを錬金術として使わないと、そのエネルギーはどうなるのでしょう。
こちらの死のエネルギーが無くなれば、向こうの錬金術は使えないのでしょうか。

  このアニメ、お子様向きとは思えないほど死が真正面から取り上げられています(暴力描写も容赦が無い)。
そして原作の先を行っているのですが、それにしては思い切った展開です。原作者はどう思っているのでしょうか。
原作者と相談して展開をきめたのでしょうか。自由にやっているのでしょうか。勇気がいると思います。

 あちらこちらのブログを見ていたら、チャーチルを知らない人が居ました。
チャーチルは第2次世界大戦時の英国の首相です。年を感じました。
でも私もジャンルが違えば知らない事が一杯です。人それぞれ常識が違うのね。
 

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「NANA ナナ」10巻

「NANA ナナ」10巻 矢沢あい ☆☆☆☆☆
Nana (10)りぼんマスコットコミックス...

 ナナはハチと連絡を取ろうとするが、ハチのマンションのセキュリティーにはばまれて取り損なう。

 ナナとレンのツーショット写真が撮られ、スキャンダルになる。
ナナがブラストを売り出すためにレンを利用したみたいに書かれ、記者を殴ったヤスも悪口を書かれる。

 ブラストのデビューが決定!ナナ達は合宿する。

 ナナが心配です。前巻では精神状態がかなりやばかったナナですが、大丈夫でしょうか。
ハチはいつでもナナの味方(信者)なんだから、ハチと連絡取り合って楽しくやっていけないのかな。
ハチをナナから奪ったタクミがどうしても耐えられないかな。

 「NANA」には数々の切ないというか、キュンとする場面があってたまりません。ハチの幸福家族は良いですね。
お姉ちゃんの「じゃあ道を踏み外さないように神様が音楽の才能を与えてくれたのかもね」というセリフは私も嬉しかったです。
タクミは良い奴とはお世辞にも言えませんが、割と正直に「一番は仕事。
それがおれの脳みその9割以上を占めてて他は全部おざなりだ。」と言う所なんか好きです。
顔も良いし…。レイラに向かって「キミが世界で一番最高~とは思っているけど?」と言うセリフについては微妙です。私もレイラだったら「私なんか歌えなきゃ何の価値も無い」と思ってしまいそうで…。

 本当は皆に幸福になってもらいたいですが、そういうわけにはいかないのでしょうか。

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夕日の国

「夕日の国」 安房直子コレクション1 なくしてしまった魔法の時間 ☆☆☆☆☆
なくしてしまった魔法の時間安房直子コレクション

 スポーツ用品店の息子である少年。少年は父親から裏道に面しているショーウィンドウの飾りつけを任される。

 少年はオレンジのバックに運動靴と縄跳びの縄を飾る。オレンジ色の国に縄跳びしながら行こうというイメージだ。しかし誰もその良さをわかってくれない。

 ある日一人の少女が少年のショーウィンドウの前にじっと立っていた。少女はショーウィンドウの飾り付けをほめた。そして縄跳びの縄をくれれば、夕日の国を見せてあげると言う。
魔法の水を縄跳びの縄にかけて縄跳びすれば夕日の国に行けるのだ。

 ちょっと哀しいお話。「夕日の国」という言葉自身に哀愁がある。それに最後に少年が知る少女の嘘が哀しい。
でも少年は確かに夕日の国を見たんだし、少女は夕日の国の子でしょう。

  嘘=悪い事と言い切ることは私には出来ない。
「17 セブンティーン」は脚本家、「ボーイズ・ライフ」は作家の自伝的小説の映画化作品だが、
どちらの少年も自分を飾り付けるために嘘をついている。
嘘はなるべくつかない方が良いけれど、嘘をついたというだけで断罪はしたくない。嘘は誠実では無いけどね。
善意の嘘もあるし。

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きつねの窓

「きつねの窓」安房直子コレクション1なくしてしまった魔法の時間より ☆☆☆☆☆
なくしてしまった魔法の時間安房直子コレクション

銃を持った青年。狐を追いかける。そこに現れた染物屋の少年。盛んに青年の何かを染めたがる。
そして指を染めませんかと言う。少年が青く染めた自分の指でひし形に窓を作ると、そこには一匹の狐が見えた。
銃で撃たれた母親だと言う。青年は指を染めてもらう。窓をつくるとそこには懐かしい人や風景が見える。

 超有名なお話です。安房さんのお話はそこはかと寂しく、美しいお話ばかりです。
こんなに素晴らしいのに安房さんの作品が入手困難状況にあったなんて間違っていると思います。
偕成社さんに感謝です。

 皆さんそうでしょうが、私もこの話を読んだ後、指で窓を作って覗きました。
もちろん何かが見えるわけではありませんが…。

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暴かれた策略

「暴かれた策略 The White Knight Stratagem」コナン・ドイルの事件簿 MURDER ROOMS 第5話 ☆☆☆☆☆
制作:アリソン・ジャクソン(Alison Jackson)演出:ポール・マーカス(Paul Marcus)脚本:ダニエル・ボイル(Daniel Boyle)音楽:ジョン・ラン(John Lunn)撮影:ピーター・シンクレア

  工場らしい場所。階段の上から下にいる男に向かって叫ぶ女。女は手すりに乗り出し、そのまま落下する。

 ベル教授(イアン・リチャードソン Ian Richardson 声:勝部演之)に呼ばれてケンブリッジにやって来たドイル(チャールズ・エドワーズ Charles Edwards 声:森田順平)。
ある貴族の息子が殺されたのだが、犯人がなかなか捕まらず、ベル教授が借り出されたのだ。
しかし捜査陣にはベル教授が以前手厳しく非難したダニエル・ブレイニー警部補(リック・メイオール Rik Mayall 声:磯部勉)が居、
ベル教授は二人の間の緩衝材になって欲しくてドイルを呼んだのだ。

 貴族の息子を殺したのは物取りと思われていた。
しかし現場に落ちていた高価な手袋には煙草の臭いが染み付いていたが、被害者は煙草を吸わず、
手袋は犯人の物だとベルは推測する。
つまり犯人はそれなりにお金を持っている人物で、物取りでは無い。
ドイルが両方の手袋に焼け焦げがあることから、手袋の持ち主は両手が利き、
外でしか煙草が吸えない人間と推理する。

 被害者に恨みを持つ者。
被害者は高利貸しで、アリシア・クレインという女性が被害者から借金をして返す事が出来ず、
工場も家屋敷も取り上げられて、自殺していた。
アリシアの家政婦に被害者に恨みを持ちそうな人物のことを訊くと、アリシアには恋人がいたらしいと言う。

 しかしベル教授は被害者の共同経営者が両手利きで、家で煙草を吸う事を奥さんに禁止されていた事を知り、
共同経営者が怪しいとにらむ。
しかし共同経営者には動機が無い。

 ブレイニーはアリシアの関係者による犯行を主張し、共同経営者に護衛を付けるべきだと主張する。
ベル教授はその必要は無いと言う。副長官はベル教授の意見を受け入れ、護衛は付けない事にする。

 ベル教授は被害者の部屋を調べて、ホテルからの手紙を発見する。被害者は共同経営者の妻と浮気をしていた。

 共同経営者の家に行くベル、ドイル、ブレイニー。共同経営者が殺される。

 これはホームズの鹿撃ち帽のルーツ話かな。
ベル教授がドイルの弟イネス(Ben Macleod)にプレゼントしてます。

 師弟の感情の行き違い&絆の深さが興味深く、ドイルの推理力向上が嬉しい話。
かつてはチェスの名手だったが、今は廃人同然のブレイニーの妻。
その妻に話しかけながら食事をさせるブレイニーが哀しいです。あのベル教授が一杯食わされるところでした。
いくらなんでもひどすぎると思います、やり方が。ベル教授、何も悪い事してないんだから。

 手袋、盗まれたのかもと思いましたが、どう見ても物取りの犯行に見せかけてるのに、
それは無いかと思ってました。
ベル教授目当てなら納得です。実に巧妙ですね。えらいぞ、ドイル!!(えらいのは脚本家です)

 磯部勉さんの声が素敵です。チェスで出会う男女というシチュエーションもナイスです。

 最後に敬意を込めてイアン・リチャードソンについて。1934年4月7日エジンバラ生まれ。
1983年にテレビシリーズでホームズやってます。
「未来世紀ブラジル」、「ダーク・シティ」、「フロム・ヘル」、「ゴーメンガースト(TVシリーズ)等々色々出てます。

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惨劇の森

「惨劇の森 The Patient’s Eyes」コナン・ドイルの事件簿 MURDER ROOMS 第2話 ☆☆☆☆☆
脚本:デビッド・ピリー(David Pirie)監督:ティム・フィウェル(Tim Fywell)撮影:クリス・シーガー 音楽:ジョン・ラン

 森の一本道を自転車で走る女性。森のはずれには首吊り用の柱。女性が後ろを振り返る。
ナズグルみたいな格好の奴が(顔が見えん)自転車で追って来る。スピードを上げる女性。

 ポーツマスの駅に降り立つドイル(チャールズ・エドワーズ Charles Edwards 声:森田順平)。
学友のターナヴァインが一緒に診療所をやらないかと誘ったのだ。診療所には「診療代は頂きません。
薬代だけ頂きます」という紙が貼ってある。
ドイルが患者を診て、薬は要らないから良いものを食べて栄養を取れとアドバイスする。すると友達が怒る。
薬代でかせいでいるのだ。

 週に一回の有料の日。ミス・ヘザー・グレイス(ケイティ・ブレイク Katie Blake 声:森永明日夏)が現れる。
彼女は時々目がかすむのだ。
そして彼女は森で自転車にのった顔が見えない人間に追いかけられる事をドイルに話す。
彼女は両親を殺人鬼イアン・コートレーに殺されており、彼女自身も当の森の中に裸足で逃げた過去があった。
そして彼女は良くイアン・コートレーの夢を見る。おかげで周りの人間には妄想と思われていた。
ドイルはヘザーが一人、森の中を自転車で行くとき、森を張る事にする。誰もいなかった。

 友達が自分の患者を獲ったとドイルを責める。ドイルは一人で診療所を開く事にする。

 ドイルは又森を張る事にする。今度はナズグル野郎が現れる。しかしドイルがちょっと目を離した隙に見失う。

 ドイルがヘザーの事を手紙に書いたのでベル博士(イアン・リチャードソン Ian Richrdson 声:勝部演之)が来る。

 ヘザーは間もなく両親の遺産を受け継ぐ予定だった。グリーンウェルと言う先生が彼女に求婚していた。

 ドイルは又森で張るが結局ナズグル野郎を見失う。夜、ドイルは森の近くの空き家の二階に人影を見る。
屋敷に入るドイル。窓辺にひるがえる布を見て、窓辺に近づく。後ろから押されて窓から落ちる。

 ヘザーが現在身を寄せている叔母夫婦の家に行くドイルとベル教授。
叔父のコレクションは電気うなぎ(多分)とかタランチュラとか蛇とか怪しい生物ばかり。
叔父の外套はあのナズグル野郎と同じものだった。

 自ら志願して例の道の見張りをやっていたターナヴァインの助手ベインズ。
そのベインズが森に生き埋めにされていた。

 ドイルとベル教授はグリーンウェルに会いに行く。
ヘザーと両親が住んでいた屋敷、イアン・コートレーが両親を殺した惨劇の屋敷に今夜来てくれれば、
ヘザーに私が必要な証拠を示すと言うグリーンウェル。
屋敷に行ったら争う声がして、二階に上がったらグリーンウェルは血を流して倒れていた。不審な影を追うドイル。
反対にやられてしまう。

 ヘザーがいなくなる。

 グリーンウェルが持っていたメモ帳にあった「一つの愛」という文。そして木に刻まれた文字。
ベル教授は森を探索する。森には資材置き場に通ずるトンネルがあった 。
ヘザーを手ひどく振ったという海軍の男ホーラー。彼がナズグル野郎だったのだ。
しかしベル教授にはまだ気になる事があった…。

 面白かったです。イギリスのドラマは私の好みです。もちろん時代の雰囲気が良く出ています。

 ヘザー役のケイティ・ブレイクはジュリエット・ビノシュ似の美人。ドイルは彼女と良い雰囲気になるのですが…。
ホームズの女嫌いのルーツはこれだと言う話なのかな。

 第一話の「ドクター・ベルの推理教室」のドイル役のロビン・レイン(Robin Laing)。ヘイゼルの瞳。赤毛。
177センチ。1976年2月16日生まれ。既婚。息子一人。その他の情報は下記のサイトで
Robin Laing - The Actor (not the folk singer)
結構ハンサムだったので、補足です。イアン・コートレー役の方も誰だか知りたいです。


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置き去りの軌跡

「置き去りの軌跡 ERASER」攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第21話 ☆☆☆☆☆
シリーズ構成&監督:神山健治 音楽:菅野よう子 制作:Production I.G 脚本:佐藤大 笑い男ロゴデザイン:Paul Nicholson 原作:士郎正宗
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 11

 手術室にいるトグサ(山寺宏一)。素子(田中敦子)達はトグサの電脳からここ16時間の記憶を抜き出す。

 トグサの記憶から今来栖の事を知った公安9課は今来栖の自宅に急行する。
しかし今来栖の自宅は凶悪犯罪専門の強制介入班マトリによって廃墟と化していた。
この様子では今来栖は自宅にいなかったのではないかという事で、
米帝のカン(?)衛星通信傍受網を使って今来栖の行方を突き止めることにする。

 笑い男のマークを顔に貼り付けられている男と話している今来栖。
効果のある村井ワクチンは認められず、厚生省が認めた効果の無い薬を飲み続けて死んでいった人々。
今来栖の村井に対する嫉妬。
そんなに正義感があるくせに、なぜ企業テロで金を奪ったのかと笑い男をせめる今来栖。
企業テロで金を奪った奴は他にいると言う笑い男。今来栖は何かを察した様子だ。
笑い男が去った後、誰かに連絡をつける今来栖。イシカワ(仲野裕)がそれをキャッチする。
しかし強制介入班のボス(?)ニイミにも今来栖の居場所の連絡が入る。

 バトー(大塚明夫)がヘリから窓を破って今来栖の部屋に入る。強制介入班も来る。
車で直接正面ドアから入る素子。アームスーツが来る。アームスーツと戦う素子。
大型の銃(名前はわからない)を車で運んで行くサイトー(大川透)達。
その横を息を切らせながら走っている帽子を深くかぶり、
ダウンコ-ト(多分…、ファッションには詳しくない)の襟を立てている男。
片腕をやられ、頭を踏みつけられる素子。その時サイトーが現れ、大型銃でアームス-ツを撃つ。
1発では仕留められなかったが、なんとか倒す。

 現れたダウンコートの男に近づく今来栖(呼ばれたのか?)。それに気づき、バトーが後を追って来る。
車にのった女に銃で撃たれる今来栖。「笑い男、それがおまえの正体か。」
帽子をとり、ジッパーを少しおろして顔を露わにする笑い男。授産施設の車椅子の青年。端正な哀しそうな顔。
バトーに「村井ワクチン接種者リスト」を渡す笑い男。笑い男が見えなくなるバトー。
笑い男に目をハッキングされたのだ。去って行く笑い男。

 「ぱちんこ PARLOUR ISHIKAWA」でフィーバーするセカンドバックアップ用の爺さん連中。
パチンコ屋はイシカワの副職か?今来栖が電話した先は与党本部。アームスーツは海自の303式。
とってもきな臭い。

 怒りまくるバトー、好感度大。今回大活躍♪アームスーツを近くから片腕で大型銃を撃ちまくる素子様。
やっぱ、カッコイイ!!

 笑い男、ご無事でこのシリーズを終える事が出来るのでしょうか?体が弱そうだけど…。心配です。

野良犬の塒
言わずもがなですが、攻殻機動隊についてはこちらのサイト。
TERRATAG
笑い男のロゴマークの作者のサイト。

 

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シティ・オブ・ゴッド

シティ・オブ・ゴッド...CIDADE DE DEUS」ブラジル2002年配給:アスミック・エース ☆☆☆☆☆
監督:フェルナンド・メイレレス(Fernando Meirelles)カチア・ルンヂ(Katia Lund)原作:パウロ・リンス(Pauro Lins)脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ(Braulio Mantovani)撮影:セザール・シャローン(Cesar Charlone)音楽:アントニオ・ピント(Antonio Pinto)エヂ・コルチス(ed Cortes)

 ナイフが研がれている。
リトル・ゼ(レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ Leandro Firmino da Hora)達はにわとりをさばいて食べようとしている。
めんどりが逃げ出し、リトル・ゼ達は追いかける。
そこにカメラを持ったブスカペ(アレシャンドロ・ロドリゲス Alexandre Rodrigues)が現れる。
にわとりを捕まえようとするブスカベ。彼の後ろに警官達が現れ銃を構えるリトル・ゼ達。
ブスカベを中心にグルグルと画面が回りながらそのまま過去のブスカベの映像になる。

 優しき三人組カベレイラ(ジョナタン・ハーゲンセン Jonathan Haagensen)、アリカーチ、マヘク。
彼らは弟分のリトル・ダイス(後のリトル・ゼ ドグラス・シルヴァ Douglas Silva)が考えたモーテル襲撃をやる。
リトル・ダイスからサツが来たと言う知らせの銃撃があり、彼らは逃走する。
彼らが行った後、三人組は一人も殺していなかったのに、モーテルにはたくさんの死体があった。
警察がしょっちゅう町に来て手入れをするようになる。
カベレイラは警察に撃たれて死に、アリカーチは神の道に入り(たぶん…)、
ブスカベの兄マヘクはリトル・ダイスに撃たれて死んだ。

 高校生になったブスカベ。彼は友達の恋人アンジェリカ(アリーセ・ブラーガ ソニア・ブラーガの姪)に夢中だった。彼女のためにマリファナを買いに行くブスカベ。そこにリトル・ゼが来る。

 モーテル襲撃事件の大量の死体はリトル・ゼの仕業だった。
彼は親友のベネ(フィリピ・ハーゲンセン Phellipe Haagensen)と一緒にのし上がり、
とうとう町一番のボスになる。
 
 ベネがアンジェリカと恋仲になる。ベネは足を洗って田舎に住むことを決意する。ベネの送別会。
ネギューニュがベネを殺す。
ネギューニュの妻をリトル・ゼの手下が殺したので、
その報復にネギューニュはリトル・ゼを殺そうとしてあやまってベネを撃ったのだ。
ネギューニュはセヌーラ(マテウス・ナシュテルゲーレ Matheus Nachtergaele)に助けを求める。
ベネが止めていたのだが、リトル・ゼはセヌーラを殺そうとしていた。

 セヌーラを襲いに行くリトル・ゼ達。
その途中であったイイ女は二枚目マネ(セウ・ジョルジSeu Jorge)の恋人だった。
リトル・ゼは前々から女にもてもてのマネが気に入らず、会う度に殴っていた(なんと実話だ)。
リトル・ゼはマネの目の前で女をレイプし、弟と叔父を殺す。マネはセヌーラの仲間になり、リトル・ゼに復讐を誓う。

 傑作!!まず、最初のメンドリ逃走劇が素晴らしい。
2羽のメンドリを使って苦労して撮ったらしいが、メンドリが車をよけるシーンは偶然らしい。うまいぞ、めんどり!!
テンポ良く、リズミカルに話が進む。
マトリックス的映像と自分達で言っていた映像表現も成功していたんじゃないかな。
笑いながら人を撃つリトル・ダイスは衝撃的。後半に出て来るがき軍団も怖い。
これは1960年代後半から70年代のお話だが、今のブラジルも治安は相当悪いらしい。
ブラジルのビーチ(リオか?)を楽しむ大人たちを集団で襲って物を奪っていくがき共の映像を最近見たし。
映画を撮っていた時点のシティ・オブ・ゴッドはボスが次々と変わっていて危ないので他の場所で撮ったんだそうだ。相当前だが、
ブラジル以外の中南米の国(コロンビアかな?)のドキュメンタリーで12歳ぐらいのお子様が「人を殺した事はある。両親は僕の稼ぎを当てにしているので危ない仕事をしている事は知っているのに何も言わない。
20歳まで生きれるとは思っていない。」と言っているのを見た事がある
。この映画を撮った監督も実情を知ってから盗みを働く子供達をひどいとは思えなくなったと言っていた。
自助努力で何とかするには相当のリーダーシップを持つ人を必要とするような気がする。
スラム以外の人たちの行動が必要だろう。

 ベネはリトル・ゼのブレーキと言われていたそうだ。リトル・ゼもベネの言う言葉には耳を傾けたらしい。
弟の秀長を亡くして、ブレーキが利かなくなった秀吉を思い出した。
マネがパーティーで強制的に服を脱がされるシーンも実話だそうだ。家も実際にメチャクチャに撃たれたらしい。
それじゃ切れるよな、誰だって。(レイプや弟の死は本当なのだろうか?)
せっかく正業に就いていて、とても好青年だったらしいから、悪の道に走ってしまった事は哀しい事だ。
最後に出てきたほんもののマネの顔は役の人より幼く若く見えた。
リトル・ゼはしもぶくれの不細工だったが、子供の時はそうでもなかった。生活が顔に出たのだろう。
でも以前リオのカーニバルについてのドキュメンタリーに出ていた貧乏な地域の顔役もあんなものだった。
金と権力があればそれなりに女をものにできると思うから、本人がコンプレックスの塊だったのだろう。

 この映画で思い出す映画は「ノー・マンズ・ランド」だ。
どちらも底には悲惨なものが横たわっているのに、明るさ、ユーモアがある。
「ノー・マンズ・ランド」は戦争映画だが、「シティ・オブ・ゴッド」の製作者達もこの映画の事を戦争映画と言っていた。情に傾くウェットな日本人には作れない映画だ。後「ボーイズ’ン・ザ・フッド」も似ている。
一歩間違うとギャングになってしまう環境というところが…。

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猟奇的連続殺人

「猟奇的連続殺人 mr.MONK and the 12th MAN」名探偵モンク MONK 第21話 ☆☆☆☆
監督:Michael Zinberg 脚本:Michael Angele

 道路(高速?)の料金所。
車に乗っている人間から名前を確かめられ、その名だと答えるといきなり手錠をかけられ、引きずられる。

 クリーニング屋の店先のベルを何度も鳴らすモンク(トニー・シャルーブ Tony Shalhoub 声:角野卓造)。
そこにはモンクはベルを鳴らすなと書いてある。いやそうに出てきた中国系の女主人。
時間どおりじゃないと苦情を言うモンク。
そしてボタンが他のボタンのようにクロスではなく並行に縫い付けられてると苦情を言う。
モンクを引っ張って行くシャローナ(ビティ・シュラム Bitty Schram 声:三鴨絵里子)。

 料金所の殺人現場に行くモンク。
シャローナに来年の市長選挙最有力候補ケニー・シェールの悪口を言うディッシャー警部補(ジェイソン・グレイ・スタンフォード Jason Gray-Stanford 声:関俊彦)。
シャローナがその悪口、彼に伝えるわと言う。シャローナはケニーと付き合っていた。あわてる警部補。
ストットルマイヤー警部(テッド・レビン Ted Levine 声:坂部文昭)はシャローナにもしもの時は力になるからと携帯の番号を教える
(確かそうだったと…)。
周り中の警官がシャローナにおべっかを使う。

 ドクター・クローガー(スタンリー・カメル Stanley Kamel 声:池田勝)と会話をしているモンク。
モンクもシャローナに復職を頼みたい気持ちを持っており、それが恥ずかしいと悩みを打ち明ける(確かそんな感じ)。

 映画館で一人で映画を見ている女性。後ろに立った人間に絞殺される。

 映画館の現場に来たモンク。料金所の犯人が使った札と、
映画館の犯人が使った札が続き番号である事に気づく。
同一犯による連続殺人らしい。

 ここ最近の殺人事件に共通するものはほとんど無い。
モンクは数人の被害者の写真に写っているカレンダーに目を付け、
そのカレンダーを出している小さな保険会社の社長を張り込む。
社長が殺される。

 11人の何の共通項も無い被害者達。あまりに綺麗にバラケ過ぎている。
彼らは6年前のある裁判の陪審員だった。

 さっそく裁判の原告に会いに行く。
しかし原告は6年前の事故の後遺症で、何度も同じ事を言ったり、かかってきていない電話にどなったりと、
どう見ても連続殺人を行える状態に無かった。
モンクは被告に会いに行く。

 相変わらず笑えるモンク。クリーニング屋からモンク節炸裂。容疑者を接見する所なんか爆笑物だ。
シャローナにおべっかを使い始める警察官達も笑える。

 ああいう困った性格だから、細かいところを覚えていたり、目を付けたりする事が出来るんだよね。
とっても説得力がある設定。

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舎利姫

「舎利姫」人魚シリーズ3夜叉の瞳より 高橋留美子☆☆☆
夜叉の瞳

 さっきまで生きていた子供が突然骨になる。それを見た旅の僧侶は思う「やつのしわざか…」

 人魚の見世物をしている老人。12歳の時に人魚の肉を食べたと言う娘が現れる。その娘が刀で腕を少し切る。
しかしその傷跡がすぐ消える。人魚の肉は飛ぶように売れる。それを見ている先ほどの僧侶。

 娘を「物の怪」と言い「成仏せいっ!」と襲う僧侶。娘を助ける湧太。
娘を父親の元に連れて行き、湧太は一晩泊まらせてもらう。寝ていたら娘に襲われ、湧太は家を出る。
僧侶に出会う。

 娘は僧侶が人魚の肝を使って反魂の秘術で蘇らせた者だった。
見世物の男はそのやり方を見て各地で反魂の術を行っているらしい。
僧侶は七日間法力を高めるから、その間娘を見張ってくれと湧太に頼む。
湧太は娘なつめと過ごすうちになつめと生きても良いかと思い始める。

 この本を見たとき「あっ!人魚シリーズだ。出てたんだ。知らなかった、クソー!」と思いながら買いました。
実は「夜叉の瞳」がるーみっくわーるどスペシャルの形で一度出て、
それから少年サンデーコミックススペシャルの形で出たんだと思ったんですね。
私、人魚シリーズの本の形も好きでしたから、できればそちらで欲しかったんです。
「夜叉の瞳」は初めから少年サンデーコミックススペシャルとして出版されたんですね。知りませんでした。

 なつめ、犬猫を殺してはガツガツ食べてます。やっぱり化け物と思いましたが、そうでもなかったです
(私もお肉、食べてるし)。
生きようと思っていたのに…。何が正しいのかはわかりませんね。

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素直な悪女

素直な悪女 et Dieu …Crea la femme」制作コロンビア フランス 1956年 ☆☆☆監督&共同脚本:ロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)制作&共同脚本:ラウール・J・レヴィ(Raoul J.Levy)撮影:アルマン・ティラール(Armand Thirard)音楽:ポール・ミスラキ(Paul Misraki)

 南仏サン・トロペーズの町。
開巻一番に出るのはジュリエット役ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)の横たわる裸体である。
この頃彼女は監督ロジェ・ヴァディムと結婚していた。
16の時に出会い、両親に彼との結婚を反対されて自殺未遂を起こしているそうだ。彼女はお金持ちの娘。
しかしこの映画のジュリエットは孤児で子供のいない夫婦に引き取られている。
といっても怠け者で男好きのする彼女を妻の方は嫌っていて、車椅子の夫は隙があると彼女を鑑賞している。

この裸体、
確か「ニュー・シネマ・パラダイス」の映画館でお子様達がいけない事をしていた時のものじゃないかな。
とがった胸、見事なくびれ、肉感的なお尻と完璧なプロポーション。おまけに顔が可愛い。
見とれない男はいないだろう。女の私でも見ちゃうし。

 そんな彼女に会いに来たのはレストラン(?)を経営している男エリック(クルト・ユルゲンス Curd Jurgens)。
もちろん彼女に気がある。モラン夫人が来たので彼女は仕事に行く。本屋の店員だ。
バスに乗るとよその街で働いているアントワーヌ(クリスチャン・マルカン Christian Marquand)がいた。
彼女は彼が好きだった。彼とダンスに行く約束をする。

 ダンスの夜。彼女はアントワーヌが彼女の事をただの遊びと思っている事を聞いてしまう。
その足でエリックのヨットに行く彼女。アントワーヌは彼女を街に連れて行くことを約束する。

 ジュリエットはモラン夫人によって家を追い出される。彼女は孤児院に戻らなければならない。
アントワーヌが乗ったバスは彼女を乗せずに行ってしまう。

 そんな彼女にアントワーヌの弟ミシェル(ジャン・ルイ・トランティニャン Jean Louis Trintignant)は結婚を申し込む。周りは反対したが二人は結婚する。


 エリックはアントワーヌの一家の土地を取得する代わりに、アントワーヌ達にドッグを任せる契約をする。
アントワーヌはそのため家に帰る。ジュリエットとアントワーヌの間に危うい空気が立ち込める。
エンジンがいかれていたボートに乗っていったジュリエットを追いかけたアントワーヌは、
海上で立ち往生していたジュリエットを助ける。
その時つい肉体関係になってしまう。

 ミシェルを大事に思うジュリエットは不安定になる。そしてミシェルは二人の事を知ってしまう。

 ブリジット・バルドー、結局この映画の相手役ジャン・ルイ・トランティニャンと結婚してしまう
。その後も数々の男と浮名を流す。
でも恋多き、自由奔放な女みたいに言われてノイローゼになって自殺未遂を起こしたそうだ。
なんかこの映画と重なる。カトリーヌ・ドヌーブ、ジェーン・フォンダと付き合ったロジェ・ヴァディムもすごいけど。

 あまりにコケティッシュで男達から誰とでも寝る女と思われてしまうジュリエット。
彼女は自分に素直なだけで、誰とでも寝るわけではない。ロジェ・ヴァディムは女を魅力的に撮るのがうまい。
バーバレラのジェーン・フォンダが実にセクシーなんだ。)

Lonely-Bigi
ブリジット・バルドーについてはこちらのサイトからの受け売りです。

 

 

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逃亡者 第11話

「逃亡者」第11話 9月26日☆☆☆☆

 警察に追い詰められる永井(江口洋介)。真犯人は郡司(別所哲也)と国枝(加藤浩次)だった。

 しかしそこに八木(近藤芳正)が現れ、郡司と国枝を逮捕しようとする。
八木と一緒に峰島(阿部寛)や尾崎カオル(水野美紀)も現れた。
藤堂ナツミ(黒川智花)の違法な移植手術の事がばれたのだ。国枝は拳銃で自殺する。

 永井は看護師長(片平なぎさ)によって匿われていた陸(鈴木宗太郎)と再会する。

 永井は淳子(戸田菜穂)の墓参りに行く。
そこで淳子の患者に出会い、その子から淳子がうさぎと喧嘩していたという話を聞く。
その頃、峰島とカオルも事件に疑問を抱いていた。

 淳子が喧嘩していた相手は淳子の父来栖慶介(原田芳雄)だった。来栖こそ事件の黒幕だった。
来栖が移植手術をしたのだ。淳子は父親を告訴しようとしていた。峰島やカオルも現れ、来栖は逮捕される。

 実の父親が娘を殺す。病院がそんなにも大事だったんでしょうか。
今の御時世、確かに良い小児科病院は貴重です。でも娘を殺すほどのものかどうかは疑問です。まあ、お話だし。

 楽しんで見てました、このドラマ。
最終回はやっと見ましたが、9話、10話を見てなかったりするいい加減なドラマ好きです。

ぱぱの背中
「逃亡者」のことならこちらのサイトかと思います。


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