« アメリカの七夜 | トップページ | 一夜橋 »

クジラの島の少女

クジラの島の少女WHALE RIDER」ニュージーランド 2003年 日本ヘラルド 1h42 ☆☆☆
監督&脚本:ニキ・カーロ(Niki Caro)原作:ウィティ・イヒマエラ(Witi Ihimaera)撮影:レオン・ナービー(Leon Narbey)音楽:リサ・ジェラール(Lisa Gerrard)

 ヒロインはパイケア(Paikea ケイシャ・キャッスル・ヒューズ Keisha Castle-hughes)。
マオリ族の族長コロ(Koro ラウィリ・パラテーン Rawiri Paratene)の孫娘だ。
パイケアの双子の弟は出産の時、母親と共に死んでしまった。母は娘にパイケアと名前を付けてくれと言い残した。パイケアはマオリの勇者の名前だ。
父ポロランギ(Porourangi クリフ・カーティス Cliff Curtis)は祖父の反対を押し切ってパイケアという名前を娘に付けた。

 しかし祖父は孫娘をそれなりに可愛がるようになる。父が帰ってきた。
父はドイツで芸術家として個展をやり、ドイツ人の彼女もいた。彼女は妊娠していた。
父親はパイケアをドイツに連れて行こうとするが、結局パイケアは残る事にする。

 祖父は後継者探しのために少年たちを集めてマオリの伝統を教える。
パイケアは女なので一緒にマオリの伝統を学びたくても学ぶ事が出来ない。叔父さんに教えてもらう。

 祖父は少年たちをボートに乗せて海に漕ぎ出し、身に着けていた首飾りを海に投げる。
その首飾りを拾ってきた者が次の族長だ。しかし誰も拾って来れなかった。
祖父は一人浜辺でご先祖様に助けを請う。パイケアも一人助けを請うたら、クジラが現れる。

 相撲の事を思って見ちゃいました。
新聞に書いていて、本当かどうか知らないけれど、小学生(?)は男女の別無く相撲の大会をやるそうで、
ある県で女子が優勝してしまいました。
でも女子は土俵に上がらせるわけにはいかないので、男子の方を代表として送ったって。

 最近のアンケートでは相撲の女人禁制に賛成の人の方が多い。
私も府知事が土俵に上がれないこと自体は全然かまわない。
でもせっかく優勝した女の子を全国大会に出せないと言うのはちょっと…。ホントかな。
それに伝統の始まりも、女は穢れているから、
神聖なる土俵には上がらせられないという事で始まったのではないかと疑っているので、
イヤな感じがするのは事実だ。
なまじ禁止されていると、嫌がらせのためだけにでも、無理苦理土俵に上がってみたくなる。
相撲は見ないから関係ないけど。

 ナウシカよりも「フィオナの海」の方を思い出しました。
共通するのは、少女、海、不思議な雰囲気、海の生物だけだけど…。私は「フィオナの海」の方が好き。

 嫁が亡くなったというのに、男の子の事しか訊かないのは確かにイヤだ。
でもお爺ちゃんがパイケアを愛しているのは確かだ。
人一倍責任感が強いだけに、伝統を頑なに守ろうとするのだろう。祖父役の人の面構えは良い。

|

« アメリカの七夜 | トップページ | 一夜橋 »

映画「か~こ」(7)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/1536250

この記事へのトラックバック一覧です: クジラの島の少女:

« アメリカの七夜 | トップページ | 一夜橋 »