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チャイナタウン

チャイナタウンChinatown」米 1974パラマウント映画=CIC配給 ☆☆☆☆☆監督:ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)脚本:ロバート・エヴァンス(ロバート・タウン(Robert Towne)撮影:ジョン・A・アロンゾ(Jhon・A・Alonzo)音楽:ジェリー・ゴールドスミス(Jerry Goldsmith)

 私立探偵ギテス(ジャック・ニコルソン Jack Nicholson)の元にミセス・モーレイと名乗る女性が夫の浮気調査を依頼する。 
 
 モーレイはダム建設の技師で、新ダムの建設地は地盤が悪くて危険だと反対していた。
モーレイは確かに若い女性と親しげにしていた。

 誰かがモーレイと若い女性との写真を新聞に載せ、
モーレイ夫人がギテスの事務所にやってきて訴えると言ってきた。
そのモーレイ夫人(フェイ・ダナウェイ Faye Dunaway)は浮気調査を依頼したモーレイ夫人とは別人だった。

 数日後モーレイは放水溝で死体となって発見され、
ほとんど水が無い川でも溺死体があったことを知り、ギデスは立ち入り禁止の貯水池に忍び込み、
ちびの白いスーツの男(ロマン・ポランスキー)に鼻を切られ、これ以上探ると今度は鼻をそぎ落とすと脅される。

 死んだモーレイの仕事部屋の壁には、
モーレイがクロス(ジョン・ヒューストン John Huston)と言う男と親しげに写っている写真が何枚もあった。
クロスはモーレイ夫人の父でモーレイの元共同経営者だった。そして…。

 フィリップ・マーロウ物(長いお別れハヤカワ・ミステリ文庫 )を彷彿とさせる雰囲気。
斜めな物言いをする主人公。上流階級。探偵と結局は親しくなる謎をはらんだ美女。
探偵を襲う暴力。不幸を背負った登場人物。
探偵とつかず離れずの警察。この手の映画としては最上級の部類でしょう。
音楽は雰囲気があって、素晴らしい。

 何と言っても驚きはアメリカ映画とは思えないアンハッピーエンド。
最後、
キャサリン(ベリンダ・パーマー Belinda Palmer)の目を覆っているクロスが悪魔のように見えたのは私だけではないはずだ。
クロス役のジョン・ヒューストンは監督として有名だが、
役者として私の印象に残っているのはロアルド・ダール原作「南から来た男」(あなたに似た人ハヤカワ・ミステリ文庫 )をドラマ化した「新ヒッチコック劇場」での役である。
あるとんでもない賭けにはまっている狂気染みた男の役だ。
このドラマ、キム・ノヴァクやメラニー・グリフィスも出ていたらしいが、全然覚えていない。

 主人公に浮気調査をしてもっらた漁師が見た顔だなと思ったら「ロッキー」(ロッキー DVDコレクターズBOXROCKY)で御馴染みのバート・ヤング(Burt Young)だった。

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