« 江戸へ帰る | トップページ | ポップ1280 »

その男ゾルバ

「その男ゾルバ」ギリシャ 1964 ☆☆☆☆☆
製作&監督:マイケル・カコヤニス 原作:ニコス・カザンツァキス 音楽:ミキス・テオドラキス

 ギリシャ人の父とイギリス人の母との間に生まれ、イギリスで育った作家のバジル(アラン・ベイツ)。
父が残した鉱山を再開しようとクレタ島に来る。
そこでゾルバ(アンソニー・クイン)という男に雇わないかと言われ、彼を雇う。ゾルバは英語を話せた。

 バジルとゾルバはマダム(リラ・ケドローヴァ)と呼ばれるフランス人の女性の家に下宿する。
ゾルバは彼女と親しくなる。

 島には一人の美しい寡婦(イレーネ・パパス)がいた。
島の男達は皆彼女を狙っていたが、彼女は全ての男達を拒絶していた。
その中でも特に炭鉱管理人の息子は彼女に夢中だった。
バジルと彼女は惹かれあい、ついに彼は彼女の家を訪れ、彼女に受け入れられる。

 彼女の家の周りには常に男達がうろついていて、彼女がバジルを家の中に入れたのは見られていた。
バジルと彼女の事を聞いた炭鉱管理人の息子は自殺し、さらなる悲劇を呼ぶ。

 ゾルバは魅力的な男だ。とってもおおざっぱだが、明るく優しく憎めない。
彼がバジルに鉱山をまかせられ、その喜びを表すために狂ったように踊るシーン。
バジルにはあのように感情をうまく表に表すことが出来ない。
(寡婦にだって、なかなかモーションがかけられなかった。)

 ゾルバが明とすれば、この島で起こる事件はすさまじいばかりに暗い。
ギリシャ悲劇のような寡婦の事件。
死に行く人の尊厳を平気で踏みにじる島人達。(妖怪黒ババァが大挙出現する)

 でもゾルバを生み出したのもクレタ島だ。そこが救われる。

 イレーネ・パパスが若くて綺麗でビックリ!!
私は彼女がおばさんかお婆さんの役をやっているのしか見たことが無い。誰だって若かった時がある。
当たり前だ。(イングリッド・バーグマンの孫達が彼女の若き日の映画を見て驚いたそうだ。綺麗だもんネ~)

 

|

« 江戸へ帰る | トップページ | ポップ1280 »

映画「す~そ」(9)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/1342172

この記事へのトラックバック一覧です: その男ゾルバ:

« 江戸へ帰る | トップページ | ポップ1280 »