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活きる

「活きる」監督:チャン・イーモウ 1994年2h11 中国 ☆☆☆☆
福貴:グオ・ヨウ 家珍:コン・リー 春生:グオ・タオ 鳳霞(成人)リュー・ティエンチー

活きる


 暗い映画は苦手だが、評判がいいので見ました。初めから引き込まれました。
福貴役のグオ・ヨウは最初、良い所の坊ちゃんで賭け事ばかりやっている駄目男なのだが、
雰囲気がそんな感じで良かった。
結局賭けで家を手放し、影絵芝居で生計を立てていくのだが、憎みきれない感じだ。
 中国にあのような影絵芝居があるとは知らなかった。面白そうだった。
 蒋介石率いる国民軍に無理やり徴兵され、右往左往するのだが、その様子も悲惨と言うより、おかしみがある。
結局、酒を飲んで寝ていたら、置き去りにされ、影絵芝居を一緒にやっていた春生と共に共産軍で、
影絵芝居をやる事になる。
 故郷に帰り、湯を配る事で生計を立てていた(こんな仕事があるなんて知らなっかた)家族と一緒になる。
 息子の有慶が事故で死に、娘の鳳霞もお産で死ぬのだが、
ここのくだりのせいで中国では上映出来なかったのではないかと思われる。
文革で医者が病院にいず、単なる看護見習いに囲まれて死んでいくからだ。
 息子はかつての友、春生(今は知事をやっている)の車のせいで亡くなるのだが、福貴はともかく、
妻の家珍は春生を許す事が出来なかった。
しかし文革で紅衛兵にせめられ、妻が自殺し、生きる意欲をなくし、せめて死ぬ前にお詫びの印として、
お金を福貴達に遺そうとする春生に、家珍は「あなたは命の借りがあるのだから、生きるのよ!」と叫ぶ。
春生はその後どうなったのだろう?
 最後、婿と孫とに囲まれて食事をする二人。ささやかな幸せ。 

 

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