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五位の光 他

後巷説百物語Kwai books五位の光 京極夏彦☆☆☆☆

 ある華族から剣之進に相談があった。幼い頃の記憶。光る女に抱かれている光っている自分。
女に土下座する男。女は自分を男に渡す。リンと鈴が鳴り、羽音が響き鷺が飛んでいった。
あの記憶は一体何だったのかと。
 「陰摩羅鬼の瑕」(陰摩羅鬼の瑕(おんもらきの...講談社ノベルス)、「狂骨の夢」(文庫版 狂骨の夢講談社文庫)と関連の有る物語。
妖怪のせいにして丸く収める又市と、全てを明らかにせざるを得ない京極堂の違いは時代の違いか。
又市も結局、禍根を残してしまっているし、京極堂も明らかにする事により、破綻させてしまう。
双方、にっちもさっちも行かない状況だから、仕方がないのだが…。又市も京極堂も優しい分、つらい立場だ。


後巷説百物語Kwai books風の神 京極夏彦☆☆☆

 由良家から百物語怪談会について相談を持ちかけられた剣之進。その事を聞いた百介はある謀を思いつく。
 「鉄鼠の檻」(文庫版 鉄鼠の檻講談社文庫)の関係者が出る話。
 私自身は大勢の緊張感が高まると何かが起こるのではないかと思うけれど、
簡単に怪異はあるとするのも問題なのだろう。百物語の最後に夢を見ると言うのは良い話だと思う。

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